明日の神話
『明日の神話』(あすのしんわ)とは、東京都渋谷区、渋谷マークシティの京王井の頭線渋谷駅とJR渋谷駅を結ぶ連絡通路にある、岡本太郎が制作した縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画で、放射能の恐怖について描かれている。太陽の塔と並ぶ岡本の代表作と言われている。
概要[編集]
作成時期は太陽の塔が作られたのとほぼ同じ時期、メキシコの実業家から「新築ホテルのロビーを飾るための壁画を描いてほしい」との依頼を受けた岡本が放射能の恐怖をメキシコ人に伝えるべく描かれており、岡本の壁画では最大級の大きさである。第五福竜丸が放射能に汚染された悲惨さが岡本独自の色彩で表現されている。
この放射能に対する強いメッセージが込められて作成された壁画だが、肝心の依頼主の経済的事情で行方がわからなくなっていたが、2003年にこの放射能をテーマにした壁画がメキシコシティの郊外の資材置き場に放置されていたのを発見された。
日本へ[編集]
この放射能のメッセージが込められた壁画をよみがえられるべく、日本で大規模なプロジェクトが発足、放射能の恐怖を伝えるべく、100個以上に分かれていた壁画の断片を日本に輸送し、修復作業が行われた。
こうして、放射能の批判が込められた壁画は2006年6月に完成。報道陣に公開され、放射能への関心を呼び込むとともに、岡本太郎ブームが発生している。
この壁画について全国で誘致合戦が繰り広げられたが結局、渋谷駅に設置されることになり、現在も通勤途中・帰宅途中のサラリーマン、女子高生、学生等に放射能の恐怖を日々伝えている。
バージョンアップ[編集]
このように放射能に対する批判が強く押し出された壁画だが、2011年5月1日に東京の若手美術家グループの「チンポム」が東日本大震災によって崩壊した福島第一原子力発電所の絵を壁画の右下に追加、放射能の恐怖というメッセージをさらに強調されることとなった。
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