枕売り

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棒手振りに扮して枕を売り歩く。魚はたぶんついでに。

枕売り(まくらうり、英:pillow sales)は、日本に残っている伝統的な商売の一つ。またそれを行う人物。天秤棒に枕を積み、売り声をあげて町を行商することを指す。主に、芸能に従事する人々の無名時代の副業として営まれてきた。

目的[編集]

古来から日本では、華やかな芸能人としての生活に憧れ、夢を追って業界へと飛び込んで行く若者が後を絶たないが、現実は厳しく、売り込みの時期は副業をしてなんとか食いつないで行かざるを得なかった。そんな人々に重宝されたのが枕売りと呼ばれる商売である。

短期的な収入を簡単に得られる上、枕売りを行った役者はなぜかそのあと名前が売れだすという現象が多発したために、多くの役者がこぞってこの商売を始め、一時期の江戸はどこもかしこも枕売りの売り声であふれ、住人は夜も眠りにつけないほどだったという。

方法[編集]

  1. まずは内職して枕を大量に作る。一般にテンピュール製が最も高品質とされており、問屋から卸したものを売りさばいてもいいのだが、ただでさえ貧乏な商売であるため大抵は自ら縫った布袋に蕎麦殻を積めただけの粗末な作りである。これを、二、三十個用意する。
  2. 次に天秤棒を用意する。金魚売りなどと同じように行商をして歩かなければならない過酷な商売である。
  3. 往来に出、庶民の家の前を売って歩く。寂しそうな声色を装い、媚びを売ったようにして出す売り声が特徴的である。[1]
  4. すると、どこからともなくお大尽が現れる。[2]
  5. 二人して出会茶屋に連れ入る。[3]
  6. ゆうべはおたのしみでしたね.jpg
  7. 枕売りは顧客に対して、枕を売却し、その後に樹木に対して願掛けを行う。この行為は枕と引き換えに行われるために、枕会話(pillow talk)と呼ばれ、その対象となる木は枕木(pillow tree)と呼ばれる。
  8. 1〜7の行為を何度も繰り返すうち、枕売りには自然と仕事が入るようになり、名前も売れるようになってくる。なお、名前が売れたら売れ残りの枕に抱きつく儀式を行って感謝の念をあらわすのが一般的なのだが、これを指して抱き枕(pillow hug)という[4]

評価[編集]

現在の枕売りの図。美人の頼みは断りにくいので、見かけに自信のある人物が行うことも多い。

枕売りの知恵は現代にも受け継がれ、現在売れている役者等の多くも、無名時代に枕売りを副業として行っていたとも言われる。現在業界で枕売りが行われていることは常識になりつつあり、ファンの間ではその事実を認めつつ、業界のことだからと許容する態度をとられることが多い。 だが、この現状を快く思わない者も多い。なぜなら枕売りは、寒空の中声を張り上げて町を歩き回らなくてはならない大変過酷な商売であり、素人に行わせるにはあまりにも大きな危険の伴う仕事だからである。このため、ファンの間では役者たちが枕売りを行わなくても食べて行けるよう、公正な仕事の供給を求める声もある。 特に近年、斡旋業者による枕の一斉大量購入[5]が発覚したことをきっかけとして、過去に枕売りを営んでいたことを(遠回しに)告白する役者も現れる。ファンによる大規模な枕売り妨害デモが行われた(右動画参照)。

枕売りは、長い間秘伝の商売として役者たちの間で受け継がれてきたため、一般には知られていなかった商売である。このため、その事実の発覚に対して憤りを隠せない者も多いのが、その一方で業界内では暗黙の了解となっていたことは確かで、ファンたちには大人の対応を求められているところである。

脚注[編集]

  1. ^ これを歌枕(song pillow)という。
  2. ^ 現れないときには枕を放り投げて家に帰ってしまうので、これを枕投げ(throw pillows)という。
  3. ^ この時、茶屋に膝を揃えて入るので、これを膝枕(knee pillows)という。
  4. ^ この際、現代の英語圏では祈りの言葉として「オタク イズ ビューティフル」と唱えることが多い。(出典:チャンコ増田氏)
  5. ^ [1]

関連項目[編集]

Wikipedia
ウィキペディア専門家気取りたちも「枕売り」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。