死靈

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死靈』(しれい)とは、埴谷雄高(はにや ゆたか)が執筆した中二病研究書である。

概要[編集]

そのタイトルからリングなどのようなホラー小説と思われがちだがれっきとした研究論文である。

タイトルはしれい。決してしりょうと読むのではない。ただしれいを変換しても死霊は絶対に出ない。

中二病の症例を分析、分類した研究論文であるが、中二病を抱えるキャラクターによる会話という形式をとっており、凡ての人に解りやすく中二病を理解させてくれる。

ただ登場人物たちが中二病について討論しているだけなのでストーリーなどほとんどないようなものである。pfui。とはいえ彼らは中二病患者同士の対話の中でその治療法を見つけたりもしているため医学書としての一面もある。

Ach、ただし、読む者の精神状態や読んでいる状況によっては中二病を理解するどころか、逆に中二病に罹患してしまう恐れがあるので注意しなければならない。

埴谷雄高の病死によって研究の完成をまたずに終わってしまったが、最終的には釈迦イエス・キリストをはじめとする歴史上の偉人達の中二病の分析も行う予定であったらしい。

影響[編集]

主人公三輪與志とその婚約者津田安壽子を取り巻く人々による中二会話なので日常ライトノベルとして読むこともできる。登場人物のかっこいい言葉は後の中二病をテーマにした作品のライトノベルやゲームアニメに多大な影響を与えた。

また特徴的な語尾でキャラづけをする、かっこいい単語の羅列にかっこいいカタカナルビ打つなども後の作品に多大な影響を与えている。

読む時間[編集]

太陽が昇っている時間は望ましくない。それも人の寝静まったような静かな時間をお勧めする。

読む時間帯を誤ると前述のように中二病に罹患する恐れがある。

登場人物[編集]

普通の人なら黒歴史確定の脳内妄想を抱える人たち。彼らのセリフを読んでいると読んでいる自分の方が恥ずかしくなってくるはずだ。

三輪家[編集]

三輪広志
三輪家家長。「一日一悪」とかアホなスローガンを唱えた結果、中二病が癒えないまま鬼籍にお入りになられた。彼の中二病はそのまま息子たちに遺伝することになる。
家でも外でも子供を作っちゃってなんかいろいろ大変なことになっている。
三輪高志
三輪家の長男。体調崩して寝たきりになった元革命家。何をどう革命しようとしてたのか謎。そもそも革命家になったのも中二病をこじらせたから。
三輪与志
三輪家次男。たぶん主人公大学生になっても絶賛中二病に罹患中。自同律がどうとか虚体がどうだとか言って一般人とは会話にならないレベル。
首猛夫
高志、與志の異母兄弟。でも本人たちは知らない。
俺SUGEEEE系の中二病患者。
「あっは」と「ぷふい」を会話にまぜてきてとにかくウザい。とにかく長々しゃべくってとにかくウザい。しかし中二病への理解は深く、独自の治療法を見つけていたりする。自殺推奨的なことを言う危険な院二病的中二病患者
矢場徹吾
首猛夫同様の異母兄弟。やっぱり本人たちは知らない。
物語当初至極まっとうな常識人として登場したのに、再登場時に黄色い救急車で病院に運ばれ「黙狂」とか呼ばれる終始黙ったままという謎の中二病に罹っていた。唯一脳内妄想を垂れ流さない人。
久しぶりにしゃべりだしたら70頁以上ぶっ続けで喋った猛者。
メイド
中二病全開で生活パターンも滅茶苦茶な高志與志兄弟の世話をするかわいそうな人々。三輪家はお金持ちらしい。

津田家[編集]

津田康造
警視総監。幼馴染で親友の息子ですら逮捕する正義の人。元中二病患者でもあり、世の中の悪人を凡て始末する新世界の神を気取っていた。現在は常識人。と思いきや首猛夫との対話で現在も中二病であることがバレてしまう。
津田安壽子
中学生、あれ?高校生だっけ?三輪与志の婚約者。一応ヒロイン。でも影が薄い。
三輪与志にべたボレであるが、婚約者の中二病発言についていけず自身も中二病に罹患したほうがいいのか悩んでる恋する乙女。
津田夫人
津田康造の。作中ほとんど唯一の常識人。でも娘に「三輪與志の中二病を治すために逆レイプしろ。」的なことを言うブッとんだ一面もある。
最近中年太りが悩み。

精神病院関係者[編集]

岸杉夫
矢場徹吾の担当をする精神科医師。しかし本人も三輪與志の会話についていけるレベルの中二病患者だった。
ねんね
本名不明。岸杉夫の患者。いい体をしているが実はロリ処女娼婦。盛り場をうろついておっさんからだけ巻き上げ、あとは怖いお兄さんにお任せするタチの悪い
神様
本名不明。ねんねの同様岸杉夫の患者。中二病ではなくて精神病患者。なんで神様かっていうと、あやとりの腕前がのび太を凌ぐ神レベルだから。

その他[編集]

黒川健吉
三輪與志の友人で半ひきこもり。高校時代は学生寮に併設された図書館に引きこもり、大学時代は小汚いアパートの屋根裏部屋に引きこもった。それでも人気のない深夜などには外出している。
三輪與志の中二病がうつっていて同様に脳内妄想が酷い。
蝙蝠が数少ない友人。
両親の残した遺産で生活するニートでもある。
李なんとか
黒川健吉のアパートの1階で金物屋を営む朝鮮人。善良な性格で黒川に食事の世話などをしてくれる。
ニャルラトホテプ
三輪高志の想いに応えて宇宙の深淵から登場。中二病の極限に達した存在。

あらすじ[編集]

ストーリーなどほとんどないようなものだ。地の分だと思ったら会話が続いていたなどザラにある。作品内での経過時間はわずかに2日間だが、中二心を熱くする展開が待ち受ける。

第一章 癲狂院にて[編集]

主な登場人物とその中二病の症例の紹介。
三輪與志と岸杉夫の対話。岸杉夫あやとりによる中二病の治療を模索。
精神病院に入院した矢場徹吾は神様とあやとりにより対話。
矢場徹吾の見舞いに来た三輪與志ら愉快な中二病患者たちのドタバタ劇の幕が上がる。

第二章 《死の理論》[編集]

三輪兄弟の祖母の納骨の日、首猛夫は津田康造氏と対話し、自分の中二病の症状と津田氏の中二病が完治していないことを告げる。
それは三輪家の墓で起こる事件の幕開けを予感させるものだった。
寝たきりの三輪高志に代わり喪主をつとめるはずの三輪與志が現れない中、首猛夫は津田夫人と対話。首猛夫津田夫人に三輪與志の中二病の症状と治療法を伝授する。

第三章 屋根裏部屋[編集]

屋根裏部屋に引きこもる黒川健吉を訪ねた首猛夫は自分たちと三輪與志の中二病について討論。
首猛夫退出後、黒川健吉を訪ねた三輪與志は黒川健吉と共通のである蝙蝠にも挨拶をする。
その蝙蝠の羽音と共に異界化した屋根裏部屋。三輪與志と黒川健吉は巻き込まれてしまった朝鮮人の李とともに異界化屋根裏からの脱出を試みる。そんな中で李の重大な秘密が暴かれる…

第四章 霧のなかで[編集]

からくも屋根裏部屋から脱出し、黒川健吉のもとから辞した三輪與志は津田康造と対話する首猛夫を発見。二人がアーン♥♥な関係かもしれないと勘繰り尾行。
尾行するその先にはに閉ざされた世界があった。そこは淫らな饗宴の世界だった。
自らの貞操を守るため三輪與志の孤独な戦いが始まる。

第五章 夢魔の世界[編集]

三輪與志は寝たきりになった兄を見舞う。
だがそこには宇宙の深淵から飛来したニャルラトホテプの姿があった。
ニャルラトホテプは名状しがたい世界の姿を語る。二人は果たしてこの夢魔を退けることができるのだろうか。

第六章 《愁いの王》[編集]

黒川健吉、首猛夫、神様、津田母娘ら五人は怪我をした渡り鳥の案内で剣と魔法の世界に召喚される。
そこは《愁いの王》が支配する世界であり、世界を征服したは更なる覇権の拡大を狙っていた。
果たして五人の運命やいかに。そして《愁いの王》の真の目的とは…

第七章 《最後の審判》[編集]

精神病院から逃走した矢場徹吾は自らを救世主と信じ込み影の影の影の王国を現出させようとしていた。
《愁いの王》の世界から帰還した首猛夫は矢場徹吾と共に世界の終末を望み、三輪兄弟と岸杉夫がそれを阻止すべく立ちはだかった。
今、矢場徹吾の口から禁断の言葉が発せられ最後の審判の時が訪れようとしている。

第八章 《月光のなかで》[編集]

亡霊宇宙の力を得たものの三輪高志は矢場徹吾の前に敗れ去った。全暗黒を覗き込み宇宙者となった矢場徹吾と創造的虚在となった三輪與志の戦いは激しさを増していく。
そして岸杉夫は中二病という名の黒歴史を埋葬すべく月光蝶を発動させた…
月光のなかで誤謬の宇宙史が終わりを告げ、新たな超宇宙史が始まる。

第九章 《虚體》論―大宇宙の夢[編集]

関連項目[編集]