無煙化

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

無煙化(むえんか)とは、主に鉄道において煙の発生源を排除し環境改善を行うことを示す。

目次

[編集] 日本における無煙化

[編集] 戦前までの無煙化

日本では鉄道が初めて開通して以来、多数の蒸気機関車が用いられたが、なかには営団地下鉄や日韓海峡線・津軽海峡線など、明らかにトンネルが多く蒸気機関車の運行が不適当と思われる例がみられた。これらの区間では電化を主とした無煙化が行われ、車内や地下駅の環境改善につながった。

電化による無煙化は、信越本線の横川~軽井沢で行われたのが日本初である。

その後、長大トンネルの多い各線でストーカー規制法に基づき無煙化が行われた。

しかし厳密にはこの時点では完全な無煙化はまだ行われていなかった。

[編集] 木造車体の追放

木造車は山陰本線列車転落事故や参宮線列車正面衝突事故などで完全にバラバラとなり大惨事となったことから、木造客車の鋼体化が進められた。しかし、外装が金属製だが内装に木を使用した車両は、その後も残り、列車火災事故で大量の乗客をいぶり殺す結果となった。特に、桜木町電車火災事故では、満員電車二両が全半焼する大惨事となった。

[編集] AA基準化

その後も煙の発生源の追放は続けられた。オシ17型食堂車は旧型の石炭レンジを使用しており、誤動作で乗客をチンした事故が北陸トンネル内で二件発生した。特に二度目の事故では乗客の燻製が大量にできてしまい、半鋼車の追放がより一層進んだ。

現代の日本では、ほぼ鉄道車両、特に地下鉄や長大トンネルを通過するものでは、鉄道車両自体が煙の発生源となることはごくまれとなった。

[編集] 乗客の無煙化

現在は、さらに乗客からの煙の発生を防止する対策がとられている。この煙とは、主として拝火教礼拝に伴うものである。

JR各社では、国鉄債務を勝手に押し付けられないよう、国鉄債務処理の財源となる煙の発生源の量そのものを削減する政策には反対の立場をとっていたが、国鉄債務処理の完了と共に一斉に客室内の無煙化に取り掛かった。

現在、主な優等列車と通勤列車では無煙化がほぼ完了しており、大井川鉄道など一部で通勤列車や優等列車に無煙化が行われない例があるのみである。

しかし、衛生面および信教の自由の問題から、長距離運行される近郊形電車や特急形電車では煙の発生源となる個室を設置せざるを得ず、通学時間帯には、しばしば敬虔な拝火教徒の男子高校生がぞろぞろと複数で個室に入っていく光景がみられる。彼らは決して中で食事の盛り付けをしあったり、抜きつ抜かれつのレース掘削などの土木工事、スパルタ主義の部活動を行っているわけではないといわれるが、しばしば火災報知機の誤作動にハッテンし臨時停車を余儀なくされることがある。

[編集] 乗務員の無煙化

近年は前面展望を重視した車両が増加したことから、前面展望の妨げとなる運転室内の発煙が問題視された。乗務員が拝火教徒の場合、183系など運転室が上階にある車両に配属される必要がある。特に千葉県内では拝火教の信者が多いため、JR東日本千葉支社には前面展望に影響しない113系高運転台車や183系が多数残存している。

[編集] 海外における無煙化

隣国でも、半鋼車はコスト面と見栄えの問題から完全に追放されていた。しかし現代的な車両でありながら完全な不燃車ではなくコスト削減目的で煙の出やすい内装が使われていたため、蒸気機関車牽引の地下鉄が駅構内で二編成立ち往生し、乗客の燻製を製造する大惨事となった。

オーストリアも、コアラとカンガルーが草原を跳ねる大平原のイメージが強いが実際は山岳地帯が多く、トンネルの多い路線条件から大部分の路線で無煙化が進展していた。しかし、とあるスキー場では、暖房機に不備があり車内で焚き火を行ったことから、ケーブルカーが全焼する火事があり多くの犠牲者を出した。

[編集] 関連項目