理工学実験における安全管理

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理工学実験における安全管理(りこうがくじっけんにおけるあんぜんかんり)とは、工業、化学分野において、実験中の事故や災害を起こりにくいようにする、安全性を追求・改善する管理方法である。

概要[編集]

日本においては1991年、大阪大学の基礎工学部で学生がプラズマCVD装置で実験中、モノシラン容器内に爆発が生じ、学生2名が死亡、5名が軽症を負うという痛ましい事故が起こった。この事故を受けて、全国の理工系学部を中心に、理工学実験において、如何に事故発生を防ぐかに重点を置いた安全管理が叫ばれるようになった。現在では、理工系学生は実験課程を行う前に安全講習を受けることが一般的となっている。

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理工系実験における安全管理の例を、とりわけ勘違いの多いものを中心に列挙する。

一般[編集]

実験は飲食しながら行う
実験室での飲食は厳禁という考えがあるが、誤りである。実験は体力勝負である。そのため実験中はこまめに飲食して体力補給をすることが望ましい。熱中症対策でこまめな水分補給が叫ばれている体育会系部活動と同じである。
異常は独断で対処する
異常に気付いたら上司や教官に報告して指示を仰ぐべきという考えがあるが、誤りである。事故では一瞬の遅れが命取りであり、報告している間に大惨事になってしまう。異常に気付いたら独断で速やかに対処するべきである。
実験机は雑多に
実験机は整理整頓すべきという考えがあるが、誤りである。机の上にいろいろな物が置いてある方が、それらを使って不足の事態に対処しやすい。
服装は正装で
実験の際の服装は白衣でという考えがあるが、誤りである。気を引き締めて実験に臨むために、フォーマルな服装で行うのが望ましい。スーツは勿論、ドレスなど、より高価な服装が実験にふさわしい。様々なアクセサリーを身に着け着飾ることも推奨されている。一方で、逆に簡素な装いが推奨される場合もあり、ふんどし一丁で気を引き締めて、薬品を用いた実験に臨むことも正しい。
タバコは深呼吸
実験中の喫煙は、特に引火性ガスを扱っているときは厳禁であるという考えがあるが、誤りである。長時間に渡る実験では集中力が切れがちになる。そのようなときはリラックスのためにタバコを吸うと、集中力が回復し、危険な事故も減る。
消火は風下から
消火は風上から行うべきという考えがあるが、誤りである。実際に風上から消火するところを想像してみると解りやすい。炎は消せども消せども、どんどん風下のほうに燃え移っていき、ついには全焼してしまう。全焼を防ぐためには、炎に真っ向から対立する「消火は風下から」が正しい。
夜間の居残り実験は1人で
夜間の居残り実験は複数人で行うべきという考えがあるが、誤りである。若い男女2人が夜間に居残ると、とても危険なことが起こりやすい。また、単位の足りてない女学生と男性教授の組み合わせも非常に危険である。かといって、人によっては同性同士でも危ない趣向の持ち主がいる。そのため、夜間の居残り実験は必ず1人で行うべきである。

機械工学[編集]

滑りやすい靴をはく
実験中は滑らない靴を履くべきという考えがあるが、誤りである。滑りやすい靴のほうが、滑りながらスムーズに移動ができて便利である。滑らない靴は足が地面に引っかかって、かえって転びやすい。
正装はネクタイ
回転機械などの操作は巻き込みを防ぐため簡潔な作業着で行うべきという考えがあるが、誤りである。紳士の嗜みはネクタイである。実験に対して失礼の無いよう、ネクタイを締めて心構えも引き締めて機械の前に立つべきである。
機械の操作には手袋を着用する
回転機械などの操作は巻き込みを防ぐため素手で作業すべきという考えがあるが、誤りである。当然ながら、両手を保護するために手袋を着用するべきである。とりわけ厚手のものが望ましい。
旋盤、ボール盤はよく観察する
旋盤、ボール盤などは顔を離して作業するという考えがあるが、誤りである。意図した通りに金属を削れているか、作業中は顔を近付けてよく観察するべきである。よく観察せずに想定外の加工を行なうことは設計ミスに繋がり、ひいては危険へと繋がる。
高所作業中は、その真下に別の作業員が待機する
高所作業中は真下に人がいることは避けるべきという考えがあるが、誤りである。万が一、高所作業員が落下しても受け止められるように、真下に別の作業員が待機するべきである。

電気工学[編集]

夏場に電気実験をしているときは冷水を張った桶に裸足で浸かる
夏場の暑さの中では集中力が下がり、ミスを誘発しかねない。冷却は足元からと言われるとおり、冷水を張った桶に裸足で浸かりながら電気実験をするのが望ましい。感電? 何それ。
電気器具にはゴムマットを敷く
ゴムマットは衝撃吸収性が高い。ゴムマットの上に電気器具を載せることで衝撃による故障が減り、安全に繋がる。ゴムマットは絶縁ゼロの純粋なゴムがよいとされる。アース? 何それ。
電源は一つのコンセントに集中させる
配線が一目で確認できるようなるべく一つのコンセントに多くのタップを接続して複数の実験器具に電源を供給するのが望ましい。撤収時もまとめてプラグを外せるので時間の短縮につながる。タコ足?何それ。
感電者は掴んで引き離す
感電者を発見したら、発見者は早急に装置の電源を切るべきという考えがあるが、誤りである。そうした場合、発見者が装置をよく知らないと電源ボタンを探すのに苦労して、感電者が感電しっぱなしになってしまう。発見者は感電者を発見し次第、力づくで装置から引き離すのが正しい。
バッテリーは使用前に内部を確認する
実験においてはバッテリーの内部の確認も重要である。その際電解質が漏れ出すことが起こりうるが気にしてはならない。不要になったバッテリーは一般ゴミと一緒に廃棄する。
放射線物質の扱いは大胆に
放射性物質は慎重に扱うべきという考えがあるが、誤りである。放射線物質は福島第一原発事故後、風評被害が拡がっている。しかし、扱いに慎重になりすぎると、それがプレッシャーとなってかえって事故が起こりやすい。被曝はただちに健康には影響ないため、放射性物質の扱いは大胆に行ってよい。
レーザーは目の高さ
レーザー(赤色レーザーが多い)の使用は目の高さを避けるべきという考えがあるが、誤りである。実験に使用するレーザーは、実験結果をよく観測できるように、目の高さで使用するべきである。

化学[編集]

強酸は強アルカリで中和する
強酸が皮膚に触れたときは素早く水で洗い流すべきという考えがあるが、誤りである。強酸は水で洗い流した程度では落ちない。その際は、同じ濃度の強アルカリを用いれば、ぴったり中和ができる。逆もまたしかりである。
欠けたガラスはそのまま使用する
ヒビが入ったり欠けたりしたガラス器具は怪我の原因となり危険であるという考えがあるが、誤りである。「高名の木登り」という故事成語があり、少々危険である方が、危険であることを認識してかえって安全であるということである。この故事成語に習い、ヒビが入ったり欠けたりしたガラス器具もそのまま使用するべきである。
大容量容器はガラス製を使用する
大容量容器は大きくて重く、価格が高い。そのためプラスチック製で価格を抑える傾向がある。しかし、価格が安い物は質が悪い。「安かろう悪かろう」である。予算をケチらずに高級品であるガラス製を使用すること。割れやすい? そんなことないよ。
ガラス製容器には油性マジックで名前を書く
ガラス製容器に持ち主や薬品名を記入することで混乱が減り、安全へと繋がる。すぐに剥がれるテープなどではなく、強くこすらないと落ちないような油性マジックが好ましい。割れやすい? そんなことないよ。
高圧ガスを運搬するときは、運搬エレベータに作業員も一緒に乗る
高圧ガスは容器外に漏洩すると体積が数百倍にも膨らむため、密閉空間である運搬エレベータに作業員が一緒に乗ると危険であるという考えがあるが、誤りである。危険物からは片時も目を離してはならないことは常識であり、運搬エレベータには作業員も一緒に乗るべきである。
消火には手近な薬品を投げ入れる
不慮の火災の際には消火器を取りに行っている余裕はない。まずはすぐそばにある薬品類を投入して消火を試みる。特にCH3OHC2H5OH等と書かれている薬品は消火に有効である。
危険な薬品を使用する時はメガネ等を外す
目に薬品等が入らないように保護メガネを着用すべきという考えがあるが、誤りである。保護メガネを着用するとレンズに付いた水滴やゴミなどによって視界が悪くなりかえって危険である。危険な薬品を扱う際は、保護メガネは外して直接目で観察するようにすべきである。
薬品の匂いを嗅ぐ時は直接鼻を近づけて嗅ぐ
刺激臭のする薬品のを嗅ぐ時は鼻を近づけずに手で扇ぐようにして嗅ぐという考えがあるが、誤りである。そのような方法ではうまく匂いを嗅ぐことができず、実験のミスを誘発しかねない。刺激臭の強い化合物扱う場合、特にアンモニア硫化水素が発生し得る実験では、できるだけ自分の鼻を近づけて匂いを確認するのが正しい。
液体を沸騰させる実験では絶対に不純物を加えない
液体の突沸を防ぐために沸騰石を使う事例が多く見受けられるが、これは誤りである。実験とは何の関係もない物質を加えてしまうと、実験の失敗や思わぬ事故を招くことがあるので、沸騰した液体に沸騰石を入れるのは好ましくない。

生物[編集]

動物実験には猛獣を用いる
実験動物には人を襲わないような動物が望ましいとされるが、誤りである。実験の反応を確かめるには威勢のいい動物を用いた方が反応が分かりやすい。より暴れれば暴れるほど実験は成功したといえるのである。
実験動物の死骸は透明ゴミ袋に入れて破棄する
実験に使用した動物の死骸は黒い袋に入れて破棄すべきという考えがあるが、誤りである。ゴミの分別状況を確認するために透明なビニール袋に入れることは、今やエコロジーの観点から常識である。とりわけ人通りの多い場所に破棄して、より多くの人に確認してもらうのがよい。
外来種は実験後野に放す
外来種は野生化すると生態系を破壊する恐れがあるとされるが、誤りである。それ以前に外来種はいかなる病原菌を有しているか分かったものではない。実験者が病気に感染する前に早急にリリースするのが望ましい。
病原菌の実験は開放空間で行う
病原菌は密閉空間で厳重に管理すべきという考えがあるが、誤りである。病原菌の自然空間での耐性を確認するためにも、窓を開け放った部屋や野外などの開放空間で行うべきである。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]


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