粗品

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このたわしは、日本工業規格に適合した粗品である。

粗品(そしな、そひん)とは、日本工業規格及び日本農林規格で定められた標準を満たす商品である。

概要[編集]

バブル絶頂期の粗品。

元々、粗品とは「粗末な品物」という意味で、なんらかのお礼として品物を渡すときにへりくだって使う言葉だった。その品物はあると便利なものであり、使用価値は高いものの安価なものであった。

しかし、1980年代になると、企業が客寄せのため明らかに高級な品物まで粗品として無料配布するようになった。この流れを受け、粗品の基準が不明瞭になることを危惧した日本工業標準調査会は粗品の工業標準を策定することにしたのである。また、これによって日本農林規格も規格を定めた。

これにより本来あるべき姿の粗品が復活した。これを一番喜んだのは、原因を作った当の企業である。元々、高級な品物を粗品として配布することは費用対効果が非効率であるとの声は多かったのだが、一度やってしまうと消費者が納得しないので続けるしかなかった。だが、粗品の規格が制定されたことで消費者も高級な商品は粗品ではないことを理解し、無料配布をやめることができたので企業は密かに胸をなでおろしたのである。

また、お中元お歳暮インフレも防がれ、家計も大助かりであった。

今日でも、消費者への手付けとして粗品が無料配布されることはあるが、それらの粗品は規格に適合したもの以外は配布されていない。なお、個人の間ではウン万円する物を粗品として渡しても特に問題ないが、できれば規格で定められた粗品を選んだほうが何かと気遣いをしなくて良い。

規格[編集]

日本工業規格[編集]

JIS S 900XX 粗品 制定 198X/XX/XX

  1. 適用範囲 この規格は、一般に粗品と呼称されている鉱工業品(以下、粗品という)について規定する。
    1. 備考1 一般に粗品と呼称される鉱工業品の定義は、お礼として贈呈される品物であり、比較的粗末な品物とする。
    2. 備考2 一般に、粗品と呼称されている食品についての規格は、日本農林規格を参照。
  2. 用語の定義 この規格で用いる主な用語の定義は、次のとおりにする。
    1. 譲渡者 粗品を購入または製造し、他者へ譲渡した者。
    2. 受領者 譲渡者から粗品を受領した者。
    3. 価格 198X年の日本円の価値で算出される値。
    4. 実用性 鉱工業品が受領者の手元に存在したとき、鉱工業品の用途どおりに必要とされた場合、使用される可能性。
  3. 種類 粗品の種類は、いかなるものによっても区分されない。粗品は粗品であり、それ以上でもそれ以下でもない
  4. 性能 粗品は、6,によって試験したとき、次の項目に適合しなければならない。
    1. 品質性能
      1. 原材料価格が500円以下であること。
      2. 縦横奥行きがそれぞれ500mm以下であること。
      3. 2000人以上の日本国籍保持者に鉱工業品を見せ、「粗品である」「粗品ではない」「その他」という選択肢の中から1つを選択させ回答とし、80%以上が「粗品である」と回答すること。
    2. 使用性能
      1. 2000人以上の日本国籍保持者を譲渡者とし、同じく2000人以上の日本国籍保持者を受領者として模擬の鉱工業品譲渡を行ったとき、
        1. 譲渡者に「この鉱工業品は相手の役に立つだろう」「この鉱工業品は相手の役に立たないだろう」「その他」という選択肢の中から1つを選択させ回答とし、「この鉱工業品は相手の役に立つだろう」という回答の割合が「この鉱工業品は相手の役に立たないだろう」という回答の割合を上回ること。
        2. 受領者に「譲渡者はこの鉱工業品が受領者の役に立つと考え譲渡した」「譲渡者はこの鉱工業品が受領者の役に立たないと考えていたが譲渡した」「その他」という選択肢の中から1つを選択させ回答とし、80%以上が「譲渡者はこの鉱工業品が受領者の役に立つと考え譲渡した」と回答すること。
      2. 2000人以上の日本国籍保持者に鉱工業品を譲渡し、「実用性がある」「実用性がない」「その他」という選択肢の中から1つを譲渡の2ヵ月後に選択させ回答とし、75%以上が「実用性がある」と回答すること。
  5. 構造及び外観 粗品は、6,によって試験したとき、次の項目に適合しなければならない。
    1. 構造
      1. 構造は、安全上欠点がないこと。
      2. 形状は均一であること。
    2. 外観 仕上げは良好で、使用上支障がある欠点や、きずなどの醜い欠点がないこと。
  6. 検査方法
    1. 形式検査 粗品は、新しく設計、改造又は生産技術条件が変更されたときに、次の検査を行わなければならない。
      1. 試料のとり方及び大きさは、最初の製造ロットからランダムに2個以上の試料をとる。
      2. 検査項目は、4,とする。
      3. 合否の判定基準は、試料のすべてが4,に適合したとき合格とする。
    2. 製品検査 粗品は、5,について検査を行う。この場合、検査は、全数検査又は合理的な抜取検査方式によって行う。
    3. 記録 検査を行ったときには、次の記録を保管しなければならない。
  7. 表示 粗品には、次の事項を表示しなければならない。
    1. 備考1,一つの鉱工業品に対し粗品としての名称と鉱工業品の名称として一般に認知されている名称がある場合、後者が優先して表示される。ただし、購入または製造した者が譲渡を目的としていれば、前者が優先されて表示してもよい。また、両方を表示してもよい。例えば、JIS S 6004 消しゴムとJIS S 900XX 粗品に適合する鉱工業品が存在する場合、その鉱工業品は消しゴムとしての表示が優先される。

関連項目[編集]

Wikipedia
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