紫色のクオリア

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紫色のクオリア(むらさきいろのクオリア, QUALIA the purple)とは、うえお久光(-ひさみつ)原作、綱島志朗(つなしま しろう)作画による、中二病満載の百合漫画、またその原作である短編小説である。

警告[編集]

本作にはグロテスクで血なまぐさい表現から、性的な描写や、百合、種々のロボット相対性理論にいたるまで、ありとあらゆる「中二病患者が喜ぶ要素」で溢れかえっています。あなたがもしアンサイクロペディアから離れて、実際に本作を閲覧しようと思った場合、心根をしっかりと持ち、自分を見失わないよう注意して読んでください。また、本作が有名だからって、あなたにとってプラスに働くとは限りません。下手をすると、取り返しのつかないに侵されてしまうでしょう。

概要[編集]

本作は2011年から2013年にかけて、月刊コミック電撃大王というラノベのタイトルかと思うぐらい長い名前の月刊誌で、およそ隔月~もしくは何ヶ月も休むなど、休みやすみで発表された作品であり、コミックスにして全三巻である。原作は、2009年電撃文庫から刊行された短編小説であるが、こちらが話題になることはない。

タイトルが非常に短く、タイトルからどんな内容かわからないといった、最近のはやりに乗り遅れた作品である。ここからもわかる通り、やや作品の描写が古めかしい。その証拠に、2009年から2013年というスマートフォンが脚光を浴びていた時代にもかかわらず、ガラケーがキーアイテムである。

主人公はガラケーと自分が同化したとなぜか思い込み、自分の意志で電話をかけることも受けることも可能になった。そんなある日、別次元に存在する自分が、自分に電話をよこした。それをきっかけに、電話越しの自分の意識や経験を交換する術を得る。こうして、主人公は多次元に存在する無数の自分を使い、最愛の相手が死ぬ運命を捻じ曲げようと奮闘する、という中二病の妄想のような物語である。

そもそも、ガラケーと同化するなんて無茶な妄想をするより、「携帯電話を通して自分へ連絡できたり、電話がかかってくればいいのではないか?」と思うかもしれない。それは正しいのだが、野暮なのかもしれない。

クオリアとは[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「クオリア」の項目を執筆しています。

本作のあらすじを書く前に、クオリアについて説明しておくと「クオリア=結局何かよくわからないもの=他人の感じ方」という意味である。

このような意味をもとに、タイトルである「紫色のクオリア」の指す意味を紐解くと、「紫色の目を持つヒロインの、その目を通して感じる世界を題材にした物語」であり、結局我々は彼女ではないので「彼女の見ている世界を想像することしかできず、完全には理解できない」のであり、故に「中二病過ぎて結局何がなんだかよくわからない」という意味である。

内容[編集]

小説全一巻、コミックス全三巻の、各巻の内容を詳細に示す。

毬井についてのエトセトラ(コミックス第一巻)[編集]

彼女が裸の理由は健全な若者をターゲットにしているからである。
主人公とヒロインの出会い
主人公である波濤学(はとう まなぶ)は、スカートを履いた男か女か見分けの付かない存在である。これは、ヒロインである毬井ゆかり(まりい ゆかり)が言うところの表現だ。ゆかりはプラモ女子であり、生粋のプラモデル好きである。それ故に、「人間とプラモデルとの見分けがつかなくなる」といった中二病すれすれの精神病を患っている。ただしそうは言っても、プラモデルと人間の違いはかろうじてだが、大きさの違い程度の差で見分けがつく。しかし、大きさくらいでは男女の差を見分けることが出来ず、背の高い、且つ、「学」という男か女かよくわからないDQNネームである学へ興味を抱き、後をつける。そして学が女であることがわかり、嬉しさのあまり出会い頭にディープキスを繰り出すなど、百合の世界を展開する。
平穏で百合な三角関係
ゆかりと学の百合百合な関係が発展するのを黙ってみていられない、ゆかりの前カノである天条七美(てんじょう ななみ)は、学に様々な精神攻撃を仕掛ける。例えば「ゆかりは人とプラモデルの違いがわからないため、自分自身が人間であるかさえも確証が持てない。だから彼女の心は、あなたと本当の意味で一つにはならない」といった言葉攻めの類。または、「彼女はジャングルジムで私の怪我を直してくれた恩人。だからあなたより私のほうが彼女にふさわしい」などのでまかせの類である。色々といざこざはあるものの、ゆかりと学と七美の三人によるある種の平穏な三角関係が続いていたが、それはいきなり急変する。
殺人鬼に狙われた主人公とヒロイン
ある日、高身長黒髪長髪はいてない系の女子高生且つ殺人鬼という、突っ込みどころ満載の名無しモブが学を誘拐した。その殺人鬼は、「人間が肉袋に見える」という。自身のその感じ方が正しいのか知りたいと思い、同じように「人間がプラモデルに見える」というゆかりに興味を抱き、おびき出すための餌として学を誘拐。そのついでに、学の左腕を一本まるまる切断した、らしい。そして殺人鬼に脅されるままゆかりは誘拐現場へ行き、流血の解放劇を繰り広げるかと思いきや、「人形を操って攻撃する」といった中二病全開の反撃で楽勝。なお、ゆかりは殺人鬼に対し、「あなたのバグを治す」などの妄言を言い放ち、頭をスパナでぶっ叩き、首や胴体をバラバラにバラすといった、殺人鬼顔負けの凶行をしている。
主人公の左手
なお学の左腕は、事件後も普通に存在する。その理由はのこぎりで切断された左腕をゆかりがガラケーで修繕したから、らしい。このように、「らしい」とつけるしか無い理由は、「左手一本とガラケーでは質量が違いすぎる」、「人体とガラケーでは構成物質が違いすぎる」、それなのに「中二病を患っているゆかりのみならず、学までもがそう主張している」からだ。とはいえ現実的に考えても、学の方も中二病を患ってしまったと見るべきである。地獄先生ぬ~べ~も、とある魔術の禁書目録も、中二病の主人公はになんか思い入れがあるようだ。

1/1,000,000,000のキス(コミックス第二巻、第三巻)[編集]

主人公も中二病を患う
殺人鬼によるトラウマのせいでゆかりや七美同様に、学も「自分の左手とガラケーが一体になった」と盲信するなどの中二病を患う。学は自分の左手に話しかけ、恋するゆかりとあたかも話しているように振る舞っていた。しかし、それを人目につかないところでのみ行ったため、第三者にその病気は知られていなかった。ゆかりの殺人鬼バラバラ事件のほとぼりが覚めた頃、学のその妄想は次の段階へと進み、「別次元の自分と電話でやりとりができる」と妄想するに至った。
中二病に欠かせない機関の存在
それをみはからったように「世界を変革し新生するための手段、そのメタファーを実現しうる才能を持った子どもたちを誘拐する組織(説明している筆者もよくわからない)」=「機関」から、「アリス・フォイル」というパツキンなのにちびっ子というペロリストが喜びそうな天才少女が送り込まれる。彼女はどんな複雑な数式も絵として感じ、としてそれを描きその答えを得られる能力を持っていた。
ヒロインの死が運命づけられた世界
そのアリスによりそそのかされ、ゆかりは機関へ合流するためアメリカへ渡る。そして、ゆかりは1年後に死亡する。その理由を探るため、学は自身の中二病的妄想をフルに使い、多次元に無限にいる別の可能性の自分を用いて、ゆかりの死因、そして機関に関する情報を調べあげることを決意する。
主人公に射す、僥倖!!!
学は気づく。無限の世界の自分には、人生を無為に過ごした自分から、世界をまたに掛けて活躍するOLである自分の存在や、世界最強の武闘家になっている自分までいることに。要は、全ての可能性の自分と連絡を取り合い、その知識や能力を共有することができると思い込んだのである。そして、無限の可能性を持った自分から、「ゆかりが生きている世界にいる自分」を探しだす作業を繰り返す。
ヒロインの死亡=変えられぬ運命
様々な自分の可能性を探す行為を繰り返す過程で、ゆかりとではなくアリスとにゃんにゃんしている自分の存在などに心奪われるものの、当初の目的である「ゆかりの死亡を阻止する」ことに全力を捧げる。そして学は気づく。自分が過去改変能力まで手にしていることに。OLとして過ごした記憶が中二病の自分に宿るのだから、それも可能なのかもしれない。ともかく学は「過去改変能力で人生をリセットし、ついでにゆかりが生きている時代へタイムスリップ」する能力を繰り返し使用する。しかしそれを嘲笑うように、ゆかりは死亡し続ける。そうしてその過程で精神を崩壊させ、アリスを殺したり、殺したアリスのかわりにやってきた人物を殺したり、心折れた自分の可能性を殺して自殺してみせたりといった、種々の「犯罪を犯してはなかったことにする行為」を繰り返していった。
中二病全開
犯罪を犯してもだめだったので、魔法少女化してみたり、自分以外の人間に憑依する能力を身につけたり、中二病の妄想の限りを尽くした。しかし、なにをやってもうまく行かなかった。しょうがないので世界そのものに自身を変革するため、アリスの持つ「どんな複雑な数式も絵として感じ、絵としてそれを描きその答えを得られる能力」を用いて、世界の構造を示す数式を解き明かす。そうして、その数式が示すものへ自分が生まれ変わる。終に、学は人間をやめて、世界そのものへと生まれ変わったのである。しかし、「人をプラモデルとして認識する」というゆかりには、世界そのものとなった学でさえプラモデルとして見えたため、あっさりと正体を突き止められてしまう。そうして、「人間じゃないあなたとは百合百合できないじゃない! 元に戻りなさい!」と諭され元の人間に戻る。
妄想の終焉
世界自身になってもゆかりを救えなかった。ので自暴自棄になった学は、自傷行為をして、左手に大怪我を負う。それによって自身の妄想の副産物である「ガラケーと一体化した左手」という中二病設定を封印した。そして、アリスと出会う頃まで巻き戻る。そもそも、これまでの物語が全て妄言であっただけなのだから、結局これまでとなにも変わりはしない。こうして、「些細な物事の選択ミスが重大な結末の違いを招くという、バタフライ効果のもと、最大限自分の信じる道を進むしかない」という当たり前な気づきに至り、中二病的妄想物語は終焉を迎える。

ストーリーの主眼を一言でまとめると[編集]

厨二病の妄想だけでは世界は好転しない。ただそれだけである。

登場人物[編集]

主人公の(右)波濤 学と厨二病に大人気の紫色の瞳を持つ毬井 ゆかり(左)
波濤 学(はとう まなぶ) - 主人公
登場当初は性別不詳。ボッサボサのミドルヘア、似合わないスカート。しかし、どう見ても胸もあり、一応である可能性も高かった。登場当初はまだ中二病は患っていない。しかし、ヒロインのゆかりと百合百合な関係を築くうちに自身の左手がガラケーと一体化したと妄想したり、そのガラケーを通して自分はのような存在になったと盲信したり、世界=自分だと思い込んだり、重度の中二病を患う。なお、百合である彼女であるが、男との関係を持った可能性もあり、いわゆるバイである可能性もあり、また目からビームを放つことができる可能性もある、と妄想している可能性もある。妄想の果てに、文字どおりの「確率的な可能性の塊」となった可能性もある。
毬井 ゆかり(まりい ゆかり) - ヒロイン
毬井星の毬井星人である。人がプラモデルに見えるという、誰得な妄言を言って周囲の人から不思議ちゃんと思われている。容姿は可愛いので、アレな言動も許されている。なお、彼女も学と同様にバイであり、本作の唯一の男性キャラのドリルに惹かれている。ゆうこりん同様に、毬井星の毬井星人を卒業し、地球地球人であり日本人であると主張し、不思議ちゃんから方向転換を図ろうとしている。
天条 七美(てんじょう ななみ)
ゆかりの前カノ。シュレディンガーの猫から哲学的ゾンビ多次元解釈コペンハーゲン解釈まで、ありとあらゆるSF的な説を、自身の中二病的な解釈で意気揚々と話す痛い女である。学へ中二病をうつした張本人である。
JK殺人鬼(名前はまだ無い) - モブ
高身長黒髪長髪はいてない系の女子高生且つ殺人鬼である。ゆかりに胴体や頭をバラバラにバラされても言葉を発しており、アンドロイドや人造人間である可能性が高い。
アリス・フォイル
金髪で茶色の瞳。ペロリスト垂涎の容姿。数式を絵として認識し、絵としてその答えを描くという才能を有している。しかし幼い頃に自身の持つ特殊な才能の弊害で、簡単な計算も絵として描いてしまい、周囲からバカにされて過ごしていた。それを機関に付け込まれ、甘言にそそのかされ機関に入信。そして「機関に属さない人間は無能ゴミだ」と思うような精神破綻を起こしたまま成長してしまう。
加則 智典(かそく とものり)
下半身に引っさげたドリルが特徴(ゆかり談)。しかし、本編での登場は二・三コマ程度であり、おまけ漫画やコラム程度にしか出てこない。

関連事項[編集]

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