結婚披露宴
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
結婚披露宴(けっこんひろうえん)とはコスプレした新郎新婦を鑑賞することを目的とした宴会である。「披露宴」「コスプレ披露宴」と呼ばれることもある。なお、コスプレなどのサブカルチャー全般に苦言を呈する識者もこの時に限っては何故か何も言わないことが多い。
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[編集] 概要
この宴会では、新郎新婦及び協力者が後述する様々な儀式やレクリエーション等を短時間で次々と行わなければならない。終了時には相当体力を消耗することから結婚疲労宴と呼ばれることもある。そのため近年では体力消耗を嫌ってこの宴会を実施しなかったり簡単に終わらせる新郎新婦が増えつつあるという。
また多くの場合結婚披露宴では招待された親族が一堂に集う。そのため親族として出席した未婚者、自宅警備員や家事手伝いは、宴会中無言のプレッシャーや露骨な結婚の催促、親族間で交わされる家庭内事情の暴露等に耐えなければならず、肩身の狭い思いをすることも少なくない。
[編集] 日本の一般的な結婚披露宴
[編集] 準備
- 会場選び
- 結婚披露宴は普通の宴会とは異なるためか、チェーン店の居酒屋や自宅で行われることはほぼ皆無である。これらで行う場合はそれぞれ、完全予約制の隠れ家か、田園調布か芦屋にある一戸建てであることが必須である。都心のタワーマンションでの開催は上層階であっても車を高いタイムズに駐車せざるを得ない場合が多いため止めておくべきである。実際に、多くの場合はチャペルと神社が付属するセレブリティなホテルかアットホームなレストランかスタイリッシュな結婚式場かプレミアムなゲストハウスで行われることが多い。
- 招待客選び
- 予算の関係で招待できる人数は限られる。そこで誰を切り捨てるかここで新郎新婦が判断する。この時今後の金銭的援助を期待して親族の多くは招待されると言われる。また恩師や会社の上司は後述するスピーチでの役目が期待されているため招待されることが多い。
[編集] 披露宴開始前
- コスプレ
- 和風の結婚披露宴の場合、新郎は慣れないサムライのコスプレをし、新婦は十二単を着て平安貴族のコスプレをする。当然ながら動きはぎこちない。一方洋風の結婚披露宴の場合、新郎はドラキュラ伯爵やホームズなどのコスプレをするが、新婦は無駄に長い引き袖のあるドレスを着てマリー・アントワネットなどのコスプレをしなければならない。当然ながら動きはぎこちない。
- 記念写真の撮影
- 新郎新婦と親族一同がひな壇に並んで写真を撮影する。後日写真は配布されるが、幾日も経たないうちに写真はタンスの奥に眠ることとなる。
- 参加料徴収
- 招待客は会場に入場する前に結婚祝と称した入場料を封筒に入れた美しい現金で支払わなければならない。なお、分割払いやクレジットカードは使用不可なので注意が必要である。WebマネーやPayPalなどもってのほか。あなたはネトゲの上司様でございますか? 入場料は招待客の立場によって異なり、親族が最も高額で5万円前後であり、上司や恩師、友人などが3万円前後が相場であるとされる。鶏、爬虫類は50円で、微生物は主催者側にばれない限り無料である。
[編集] 披露宴
- 招待客着席
- 結婚披露宴は一般的な宴会と異なり、座席は完全指定制であることが多い。招待客は入場料を支払った後に渡される座席表に従って着席しなければならない。
- 新郎新婦入場
- 開宴の挨拶
- 拍手が鳴り止み、新郎新婦が着席したところで、司会者が自らの氏名、性別、学歴、趣味、特技、好きなアイドルなどの自己紹介を行った後、開宴の挨拶を述べる。
- 新郎新婦の紹介
- その後司会者が新郎新婦の略歴、家族、その他プライバシーを赤裸々に紹介する。プロフィールビデオやスライドショー、紙芝居や高橋メソッドを用いて紹介することもある。最後に招待客へに今後の金銭的支援とその他各種支援を願う。
- 主賓のスピーチ及び乾杯の音頭
- ウェディングケーキ入刀
- 新郎新婦がウェディングケーキに入刀する儀式である。かつてこのケーキはバベルの塔を連想させるムダに巨大なハリボテが用いられていたが、現在では小ぶりなケーキとなっている。この時司会者が「写真を撮るなら今がベストタイミング。入刀は一瞬で終わるので撮影はお早めに」と招待者に煽るため、この時新郎新婦はフラッシュの嵐に耐えなければならない。以前は機械的に司会者は「新郎新婦初めての共同作業です」などと説明していたが、できちゃった婚の一般化でこの説明は省略されるようになっている。またケーキ入刀の後で新郎新婦が互いに大きめに切ったケーキを一口で食べさせ合うイベントも広まりつつあるが、これは招待客が新郎新婦の間抜けな顔を撮影出来る様に行われるサービスである。
- 食事の開始及びお色直し
- イベントが一段落すると、新郎新婦はお色直しと称するコスプレの着替えを行うために一旦退場する。招待客は食事を始める。この時出される食事は豪華なので残さず食べることが勧められているが、タッパーに入れて持ち帰ることは推奨されていない。
- 祝電披露
- キャンドルサービス
- 新郎新婦がお色直しをして再入場する際にこの儀式が行われることが多い。この儀式は各テーブルに置かれたキャンドルに新郎新婦がジッポーかチャッカマンで火を灯し、最後にウエディングキャンドルに火を灯して終わる。これはキリスト教のミサの儀式に由来するが、日本の結婚披露宴で行われるのはバレンタインデーが日本で盛大に行われるのと同様の理由である。なお近頃はキャンドルサービスに代わり、バケツリレーを範としたキャンドルリレーが行われることが多くなっている。
- 来賓の祝辞
- 新郎新婦が着席したら、結婚披露宴の祝辞が行われる。校長先生のスピーチと同様に冗長であり真剣に聞いている人は少ない。結婚披露宴の祝辞は一般的なスピーチと異なり、忌み言葉と重ね言葉と呼ばれる使用禁止用語が大量に存在する。そのため、これらの言葉を避けながらスピーチを作成するのは一般人には至難の業であり、多くの場合はテンプレート化されたスピーチを用いる。「人生には大切にしなければならない三つの袋がある」という出だしから始まる、三つの袋というスピーチが代表的である。なおこの「袋」とは「給与袋」「エチケット袋」といった生々しいものから「池袋」「コアラ」「カンガルー」など何を言いたいのかよく分からない袋までを網羅している。
- 余興
- 祝辞の合間に箸休めとして余興がある。招待者のカラオケ大会になってしまうことも少なくなく、歌も抜群に上手いとは言い切れない一面もある。
- 両親への花束贈呈及び手紙朗読など
- ここでグダグダとしていた宴会の雰囲気は一転。新郎新婦は両親へ花束を贈呈し、続いて多くの場合両親への手紙を朗読する。新婦の大半は涙を流しながら朗読するため、何を言っているのか聞き取れない場合が少なくない。多くの手紙の内容は感動的であり、この手紙を英訳してアメリカで朗読すれば全米が泣くこと間違い無しだろう。
- 閉宴の挨及び退場
- 司会者が閉宴の言葉を述べると新郎新婦が入場時と同様にBGMの流れる中退場し、出口前で招待客を待ち構える。この時招待客は新郎新婦から宴会土産の菓子がプレゼントされる。
[編集] 披露宴終了後
- 引き出物
- 招待客には引き出物と呼ばれる披露宴参加記念のプレゼントが贈られる。かつては重厚長大なものが好まれていたが、現在では軽薄短小なスイーツやカタログギフトが主流である。
- 二次会
- 飲み足りない酒豪が新郎新婦祝を口実に続ける宴会。