絶縁
絶縁(ぜつえん)とは、電子(♀)(-の性質を持つ)が、プラス思考な正極(♂)(+の性質を持つ)と二度と会えなくなることである。
概要[編集]
電子(♀)(以下電子)は、正極(♂)(以下正極)に常に惹かれている。 が、何らかの理由で正極が電子に絶縁状(主に紙に書かれるため、電気を通さない性質を持つ)をたたき付けると、電子は二度と正極に惹かれなくなる。
が、稀にヤンデレ化するとストーカーとなり、電子自身に非常に強い圧力をかけることによって、絶縁状を破り捨てて正極の下へ突撃することがある。 小規模な物ならば、秋ごろにセーターを着ていればよく見ることができると言われている。 この時、電子の突撃するスピードは一秒間に地球を七周半できるほどであるが、まあヤンデレの為せる技であろう。
警察の制止などは、この時点で意味をなさない。
一番良い方法は、電子の目を他の男に向けさせることである。より具体的に言うと、避雷針というホストクラブに電子を直行させるのである。
また、絶縁状を書く媒体の材質を高めるのも一つの手だ。絶縁テープという、絶縁することを確実に相手に示すためのテープが販売されている。
いっそ、そこまで強い思いなら受け入れてしまうのも良いかもしれない(この強い思いのみを受け入れる姿勢を、半導体ともいう)。
正しい絶縁の作法[編集]
以下、正極側に立ち説明する。
この絶縁の作法時の室温は、基本的に常温であるものと考えている。そのため、超電導などの場合は無意味である。(注:超電導時はもう諦めるしかないと言われている。)
- まず、絶縁体に「あなたと絶縁します」という主旨の文字を書き込む。この際、絶縁体には植物由来の繊維を絡ませ、薄くしたものを用いる場合が多い。
- 同じ材質の封筒に入れる。この際、厳重に絶縁テープで封をしなければならない。隙をみせると付け込まれる。ただ一言、もうあなたには干渉しませんという内容だけをシンプルに突きつける。これが、ヤンデレ化の最大の対策である。
- 切手を貼る。切手の周りもきっちりと絶縁テープで固定し、剥がれなくすること。
- 投函する。
その他の絶縁[編集]
- 親子間、親族間
- 勘当という。この時は不思議なことに、絶縁状を使わなくても絶縁できるようである。この時は子供(娘限定)が電子、親が正極となるらしい。一説によると、他の親族からの圧力で電子線という電子の暴走を曲げられるからだと言われる。によって、絶縁というよりはこれは陰極線の概念の方がより近いのではないか、という意見も持ち上がっているが、誰も気にしない。
- ヤクザの方々
- この方々は、絶縁する相手の電子を二度とまとわり付いて来ないように自分たちの世界から永久に絶縁してしまう。どうやら、それを可能としているのは義理回状と呼ばれる超強力絶縁体を使用しているためだと思われる。ここまで強力な絶縁体は、今現在発見されていない。
最後に[編集]
恐らく、これらの対応は一定の効果を収めるに過ぎないだろう。というのも、電子はヤンデレ化しやすい事は事実であり、よほどの事が無い限り正極目掛けて突っ込もうとする。そういうものなのだ。
とりあえず、閲覧しているあなた方にできる対応は、
- 秋にセーターを着ない。
- 絶縁するようなことを起こさない
これだけである。もしもあなたが電気の扱いに長けているならば、あるいはこんなのも手かも知れない。