缶切り

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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缶切り(かんきり)とは、古くから伝わる子供の遊びの一種。缶けりとは似て非なるものである。

目次

[編集] ルール

地域によって細かいルールは異なるが、基本的には下記のものがベースとなっている。

  1. メンバーの中から1人ないし複数人のを決める。
  2. 地面に小石などで円を描き、中心に缶を置く。
  3. 鬼以外のメンバーが日本刀などの刃物で缶を切る。この際、警察から銃刀法違反で逮捕されないように。また、缶切り専用の道具を使うのは邪道とされる。
  4. 鬼が溶接器具(はんだやアルゴンガス)などを用いて缶を修理する。
  5. 鬼以外のメンバーは缶が修理されるまでの間にどこかに隠れる。
  6. 鬼は缶を修理し終えて決められた位置に戻した後、隠れたメンバーを探す。見つけた場合、そのメンバーの名前を叫びながら缶に足でタッチする。見つかった者はあらかじめ決められていた監禁場所に囚われることとなる。
  7. 鬼は隠れたメンバーを探しつつも、缶を切られないように気をつけなくてはならない。まだ見つけていないメンバーに缶を切られた場合、監禁されていたメンバーは全員自由になる。当然、もう一度缶を修理するところからやり直しになる。
  8. 鬼が隠れているメンバーを全員見つけるか、あるいは見つけられずに鬼が泣き出してしまった時点で終了となる。

[編集] 一般的な禁止事項と注意事項

  1. 人を斬ってはならない。
  2. 缶を切るときは周囲に十分注意する(缶の周囲に腕や足がある場合に切るのは禁止など)。
  3. 缶を溶接する時は十分注意する(火傷・溶接保護面着用など)。
  4. 事前に帯刀許可を得ることが望ましいが、それが不可能だった場合は交番の近くに隠れてはならない。
  5. 柔らかいアルミ缶は切った後にうまく修理できない恐れがあるので、一斗缶などのように丈夫で一定以上の大きさのある缶を使うのが望ましい。
  6. 缶は空のまま使用し、砂などを詰めてはならない(刃こぼれの恐れがあるため)。
  7. 鬼は監禁しているメンバーに対して危害(さわさわ刃物でスパッ!など)を加えてはならない


[編集] 歴史

その歴史は江戸時代後期までにさかのぼる。下総国(現在の千葉県中部)の今でいう千葉市あたりにあった居合い道場に通っていた子供達の間で当時流行っていた、かくれんぼ鬼ごっこを組み合わせて考案された遊びである。[要出典]ちなみに考案者については書籍が残っていないため、名前は現在も不明となっている。複数の既存の遊びを融合させたことが逆に新鮮さを呼び、年齢を問わず瞬く間に庶民のブームとして関東地方を中心に広がっていったが、当時は缶が無かったため、藁を使っていた。発祥の地とされている居合い道場があった場所の最寄りに当たる稲毛駅では、駅前に銅像が建っている。これは総武線の各停、快速両方の車窓から確認することが出来る。

缶を使うようになったのは高度経済成長期と言われているが、真偽の程は謎である。


[編集] 備考

先述の通りかくれんぼ鬼ごっこ居合いの要素を組み合わせ、さらに独自のルールを付け足した遊びである。障害物の多い室内では危険性が高まるため、通常は屋外で行う。缶をノロノロ切っているとすぐに鬼に見つかってしまうので、鬼以外のメンバーは素早く缶を切る必要があるし、鬼は溶接がうまくないと缶の原型がとどめなくなって缶切りが成立しないので、それに関わる高等技術が必要になってくる。

また、地域や世代によってルールや呼び名が異なることも多い。代表的なものでは、缶を使わずボールを用いるルールのボール切りや、基本的なルールは通常の缶けりと同じだが、人通りの多い道で行う辻切りなどがある。

[編集] 関連項目


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