羽入
羽入(はにゅう)とは、神の啓示を受けてしまった哀れな少女による妄想の産物のストーカーである。
概要[編集]
羽入は、雛見沢村において古来より信仰されている土俗宗教の教祖にして現人神であり、17歳以下の処女に憑依することによって世に現れる。憑依された少女は人間としての名を失い、「古手羽入」「オヤシロサマ」「コトノハサマ」などの名で呼ばれ、崇め奉られることとなる。 ハィ=リューン・イェアソムール・ジェダであり、フェザリーヌ・何とか・アウアウローラでもある。
具現[編集]
羽入の概念は、古手梨花(ふるで りか)の「なにかが見える」という発言によってこの世界にもたらされたのがその始まりであり、彼女には幽霊でも見えるのか、それとも彼女が退屈のあまり生み出した暇つぶし的妄想の残滓に過ぎないのか、いずれにせよ最初は誰も気にしなかった。ところがある日、古手梨花の思念が凝縮した何かホワホワした何かが彼女の友達に憑依し、その記憶および人格一切を消去し、完全に乗っ取ってしまった。これが羽入の具現であり、その後転生を繰り返すようになる。乗り捨てられた肉体は自然消滅、つまり使い捨てにされる。
奇行[編集]
一見すると単なる美少女に見える(彼女は美少女ばかりをえり好みして憑依する)羽入には奇行癖があり、雛見沢村からさらに山奥、陸の孤島と呼ばれるXXXXXという森の廃屋でイバラを編んだ王冠を頭に戴き、(反転によるものか)真紅の髪をひるがえし、『XXXXXは魔女のメッセンジャーなの!』『うぐぅーうぐぅー』『あうあうwwwwwっうぇ』『おめでとうベアトリーチェ』などと無意味なたわごとを喚き散らしているところを、雛見沢村の住民によって目撃されている。
能力[編集]
具現した当初は単なる残留思念あるいは概念残滓でしかなかった羽入であるが、憑依と転生を繰り返す内に霊能を高め、人並みに空を飛ぶ程度の能力やパンを石ころに変える程度の能力を身につけるに至り、そして現在では156人を一瞬にしてhydeにしてしまう程度の能力を発揮するまでになったのであった。
嗜好[編集]
羽入はスイーツを好むが、梨花は嫌いであり、逆に羽入の嫌いな辛いものが梨花は大好きである。そのため、二人はいつも「今夜の晩ごはん、何にする?」で大ゲンカを繰り返し、あくまで従属的身分でしかない羽入は渋々辛いものを食べさせられることで決着となる。が、このまま引き下がっていられない羽入は、梨花にとって唯一の弱点である椎茸を食べさせ、弱体化したところをやっつけようと策を巡らすが、いつもバレて計画は失敗、4の字固めを極められて勝負ありとなる。
……なんだかんだで、楽しい日常生活を送っていたりするのであった。
召喚[編集]

普段は古手梨花の使い魔として完全に飼われている羽入であるが、新月の夜になると両者の霊能接合が弱まる瞬間があり、その再接合までの時間(具体的には夜明けまで)に限って、羽入を召喚して好きなようにアーン♥♥できると言われているが、その具体的な呪儀については古手家における門外不出の秘法とされている。が、誰からともなく聞いた話では「ベアトリーチェ、ぱんつはいてない、バルサ巫女ス」というキーワードだけは解明されており、それをどうにかする事で羽入の一時召還を実現、夜明けまでに手っ取り早くうふふして俺の嫁にすることだって出来るんじゃないだろうか、とか言われているが、それをここに書けるのであれば私が既に試している筈であり、結局のところいまだ謎のままなのである。
実写化[編集]
200X年、ひぐらしのなく頃に (実写映画)の制作にあたって「その存在が非現実的すぎるため、CGを作るのも面倒だからなかったことにする」という意見がプロダクションによって出され、そのまま羽入の存在を抜きに撮影を行う予定であったが、声なき圧倒的大多数の圧力をもって「やっぱり採用」のはこびとなったはいいが、結局実体化した幽霊を演技できる中の人などおらず、さしあたってCGで間に合わせる事となった。
関連項目[編集]
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