聖像破壊運動
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
聖像破壊運動(せいぞうはかいうんどう)は、オタクがうだつのあがらない現状から脱却するために、自らをオタクたらしめている象徴である、彼らが「聖像」と崇拝するアニメキャラのフィギュアを破却しようとする行為が、21世紀初頭に高揚して起こった運動である。オタクが自身を三次元の世界に束縛する足枷を破壊し、遺恨を絶つべく行う運動であることから遺恨残スム(イコノクラスム)とも呼ばれる。
[編集] 概要
20世紀後半以降、うだつのあがらない現実世界の自分から目を背けるため、アニメ・漫画・ゲームなどの2次元の世界に傾倒し、2次元の世界に現実逃避するオタクと呼ばれる人種が増加の一路を辿った。並行して起こった少子化問題の一因であるともされ、文部科学省は陸続する問題の解決に頭を捻った。
そんな中、啓蒙者として名高い森昭雄教授が、オタクと二次元世界を繋ぐ連結器であるフィギュアやイラスト、彼らが「イコン(聖像)」と崇拝する彫像、絵画を徹底して破却することこそが、オタクを真っ当な人間に引き戻す、もっとも適切かつ迅速な手法であると提唱。これに同調した教育者達が推進したことで聖像破壊運動が勃発した。
表面上「三次元は捨てた」などと公言しているオタクでも、心の片隅ではまっとうな社会人として生きる事を切望している。聖像を破壊する事が、社会復帰の第一歩になるかもしれない、糸口をつかめるかもしれないと、教育者達から鼓吹され、洗脳感化されたオタクのうち、一部の連中が奮起し、2005年に大規模な聖像破壊運動が起こった。彼らは秋葉原のど真ん中で「俺の嫁」を木槌やチェーンソーで破壊し、声高々にオタクからの脱却を唱えた。途中アジテーションが入ったことでさらに運動は激化し、海洋堂など、一部のフィギュアメーカーが「打ちこわし」の被害を被るまで拡大した。
これに対して、フィギュア族と呼ばれる、フィギュアをあくまでも神聖視するオタク達が真っ向から対立、秋葉原は血で血を洗う戦場となり、死者まで出る大惨事となった。この事件は俗に秋葉原宗教戦争と呼ばれたりしている。この騒擾に便乗して、PTAなどの圧力団体が文部科学省に圧力をかけ、フィギュアメーカーにフィギュアを製造を禁止させる「聖像禁止令」の発布を強要させようとしたが、Asshole太郎の妨害工作にあい頓挫した。
ところで、フィギュアを破壊したオタク達は果たしてまっとうな社会人に戻れたのかと言うと、中には社会人として更生した者もいるがそれは本の一部で、多くはうだつのあがらないオタクから結局は脱却できなかった。そもそも彼らが魅力の乏しいオタクである原因は、彼ら自身の人間的な未熟さに起因するものであり、藁人形に五寸釘を打ち付けて燃やしたところで調伏したい対象の人間は全然平気であるように、シンボルであるフィギュアを破壊したところで、本人自身が変わろうとする意思がなければ更生は出来ないのである。
[編集] 邪神モッコス騒動
本来、聖像破壊運動とは、オタクがオタクから脱却するためにフィギュアを破壊するパフォーマンスを意味するが、それとは全く別の目的、意図を以ってして「聖像破壊運動」が行われる事がある。その一つが、あまりに出来の悪いフィギュアを作成したメーカーに対する抗議行動として、その出来の悪いフィギュアを公共の場で破壊するものである。
2004年、ゼノサーガEP2に付属してきたKOS-MOSが、あまりに歪な輪郭、醜悪な作りで購買者を仰天、愕然、卒倒させたことが話題となった。激怒した購買者達はフィギュアメーカーとナムコに対する抗議として、互いに呼びかけて結集し、日本橋のど真ん中で一切に購入させられたKOS-MOSのフィギュア(通称邪神モッコス)を爆竹で爆破するというデモンストレーションを行い、センセーショナルなニュースとなった。以降、粗悪なフィギュアが造られる度、メーカーに対する抗議を意図してオタク達が結集し、街中で爆破デモンストレーションを行うのが常態化した。一種のテロリズムではないかと難色を示す専門家もいるが、一方でオタクのフィギュアに対する高い美学と熱意が窺えると興味を持たれている。