西部劇

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西部劇とは、日本の西部に位置する中国地方四国九州地方を舞台とする物語のことである。その地域ならではの地形を生かしたものや、アクションものが有名。

概要[編集]

日本の西部は、東海岸に位置する東京からは遠く、全く異なる文化であった。また、気候や風土も異なり、自然地形も瀬戸内海南西諸島など東部の地形とはかけ離れていた。そんな中でその西部に目を向けて作られた物語を総称して西部劇と呼んだ。西部の気候や風俗は東部のひとびとにとって異質であったために西部を舞台とした作品がフィクションノンフィクション問わず多数作られた。特徴としてはアクションシーンが多いことや西部ならではの地形の登場が多いことが挙げられる。

初期の西部劇[編集]

西部劇の黎明期は西部の中でも特に西の地方は未開拓だったために東部に近い地域を舞台とした作品が多いことが特徴である。

桃太郎
最古の西部劇として名高い作品。鬼ヶ島をはじめとする瀬戸内海の島々の様子や、鬼との決闘の様子が克明に描かれているため、西部劇の指針となった作品といわれている。吉備国、現在の岡山県が舞台の作品で、国民的西部劇の一つ。老若男女どの世代でも知っている話である。但し、成立時期がはっきりとしないことから西部劇という概念が生まれた後の成立かの確認が困難なため、西部劇として認めない向きもある。
土佐日記
最古のネカマ、紀貫之によるノンフィクション西部劇。西部劇黎明期のため後の西部劇で見られるようなアクションシーンは見られないが、その分四国周辺の風景について詳しく書かれている。

中期の西部劇[編集]

西部劇として一定の指針が定まるとアクションシーンを多く含む作品が増えてきた。特に集団でのアクションシーンを持つものが多い。

播磨灘物語
著名な西部劇作家司馬遼太郎による作品。主に兵庫県岡山県が舞台であるが、兵庫県が西部であるかについては異論もあり、西部劇かどうかは微妙だとも言われる。が、ここでは近畿地方も含めて西日本と総称され、集団でのアクションシーンもあることから西部劇に分類した。
九州戦国志
同じく著名な作家の海音寺潮五郎による作品。九州地方を舞台とした作品で、アクションシーンがたっぷりと含まれているのが特徴。
鳴門秘帖
同じく有名な西部劇作家吉川英治の作品。中期と後期の境目に位置する。徳島県が舞台の作品でアクションは少ないものの権謀術数についてがその代わり果たしている作品。

後期の西部劇[編集]

後期では主に気候や風土より個人個人の姿を克明に描いたものが多い。また、西部だけを舞台にしたものは少なく、他の地域も出てくることが多い。

西郷どん(せごどん)
NHKが2018年に放送している西部劇。明治維新の勲功者西郷隆盛を主人公に据えた。舞台は鹿児島県だが、途中から京都や東京に主な舞台が移るため、厳密に言えば西部劇なのは前半だけである。
花燃ゆ
こちらもNHKが放送していた西部劇。山口県が舞台だがあまり一般的でない人物が主人公のため評価はイマイチだった。
竜馬がゆく
司馬遼太郎の作品。主に高知県山口県、そして長崎を舞台とした作品。司馬遼太郎の一番の名作とする人も多い名高い作品。

現在の西部劇[編集]

現在では西部地域は特に特徴的な場所とは思われず、そこまで作家のインスピレーションを刺激しない。また、交通機関の発展はもはや西部を身近にしてしまった。今では西部の多くの都市まではほんの数時間で行け、さらに帰って来られる。このような状況ではあえて西部を舞台とする作品は少ないし、舞台が西部でなければならない理由も無い。このような諸状況から現在では西部劇の意義は失われている。

主な西部劇作家[編集]

司馬遼太郎
西部劇界の重鎮とも言える人物。舞台を作品ごとに多彩に変えており、ここで挙げた他にも坂の上の雲愛媛県を、十一人目の志士山口県の周防地方を描いている。
NHK
厳密に言えば作家ではないが、西部劇の映像に関して圧倒的な経験を誇る。西部劇以外を放送することはもちろんあるが、特に後期型の西部劇の放送に関しては右に出るものはいない。

関連項目[編集]