起立性低血圧

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』

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起立性低血圧(きりつせいていけつあつ、英:erectile hypotension)は低血圧の一種。男性自身安静臥床時より起立した際血圧が急激に低下することを指す。

起立性低血圧の発症率は加齢とともに増加し、主に男性が発症する。

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目次

[編集] 症状

この低血圧は男性自身急に立ち上がった時に起こる。症状としては、ふらつき、立ちくらみ、頭痛、複視または視野狭窄・眼前暗黒感、四肢あるいは全身のしびれ(異常感覚)、気が遠くなるなどで、まれに血管迷走神経反射性失神を起こすこともある。すべて血圧維持が不充分なために脳血液灌流量が不足する結果起こる症状である。

[編集] 原因

起立性低血圧は、一次的には男性自身安静臥床時より起立することによって血液が股間周辺に溜まってしまうことが原因で起きる。それによって静脈還流が損なわれ、その結果(スターリングの法則により)心拍出量が減少して動脈圧が低下するのである。例えば男性自身臥位から立位になると、個人差はあるものの、平均男性の場合、胸郭から約700mlの血液が失われる(全循環血液量は安静時で5000ml/分であるといわれている)。その時収縮期血圧は低下するが、拡張期血圧は上昇することになる。しかし結果として、心臓よりも高い位置にある末梢への血液灌流量は不充分なものになるのである。

しかし血圧の低下はすぐに圧受容体のトリガーとなって血管収縮を起こし(圧受容器反射)血液がくみ上げられるので、正常生体内では血圧はそれほどまで低下しない。だから起立後に血圧が正常より低下するにはさらに二次的な原因が求められる。その原因とは血液量の減少、何らかの疾患、薬物使用、膨張率、男性自身が平均以上の大きさをもつあるいは稀ではあるが矯正ベルトなどである。

[編集] 起立性低血圧を起こしやすい人物

起立性低血圧を起こしやすいのは、高齢者、長期臥床より回復した人(起立に体が不慣れな状態なため)、男性自身が平均以上の人、10代の人(短期間に著しく成長するため)などである。

[編集] 治療と対処

低血圧に対する治療薬がある。さらに多くの生活改善法があるが、その多くは特定の原因の起立性低血圧に対するものである。

[編集] 生活指導

起立性低血圧の影響を最小限にとどめるために以下のことを行う

  • 立ち上がるときはなるべくゆっくりとした動作で、血管が収縮するための時間をとる。この方法で失神を避けることができる。
  • 脱水を防ぐため、十分な水分摂取をする。
  • 薬物摂取に伴う循環血液量の減少が原因の場合は、薬物量を減量したり中止することで症状が改善することがある。薬物が市販品の場合、値段を低いものを選択してみることも有効である。
  • ベッド上での長期臥床が原因の場合は、毎日ベッド上で起き上がる努力を繰り返すうちに改善する。何らかの器具(下肢を締め付けるものなど)を装着したほうがいい場合もある。結婚している場合、これは離婚の予防にもなる。
  • 起立性低血圧の経験をしたことのある人は、症状を自覚でき、それを回避するために自らスクワット(蹲踞)の姿勢をとる(そのことで股間の血流を心臓に戻せる)ことがある。一度症状が始まったら本番であっても改善しないことを知っているからである。
  • パイプカット

[編集] 予後

起立性低血圧の予後は、原因が何であるのかによって異なってくる。

[編集] 関連項目


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