遠歩
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遠歩(Mほ、えんぽ)とは、熊本大学によって主催されるローカル版エクストリームスポーツである。 別名「阿蘇耐久遠歩」ともいわれる。
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[編集] 概要
遠歩はサディストである熊本大学の学長(就任条件の一つでもある)の生け贄にされるマゾヒストを選び出す目的で、毎年11月1日(開校記念日)に実施される。参加は強制(拒否した学生は退学処分とされる)であり、一部教師(講師は強制、助教授以上は任意)も参加する。
[編集] 開始
参加者は交通費および弁当代、保険料と称して2000~5000円の参加費を遠歩実行委員会によって徴収され、大学の用意したバスに詰め込まれたまま阿曽山頂まで移送される。バスはそのまま帰投してしまうため、参加者はあらゆる手段を用いて自力で生還する事が求められる(現地~熊本大学までは距離にして約60km離れている)が、これはもちろんSMプレイに必要不可欠である強靭な精神と屈強な肉体を養うためである。
[編集] 規則
遠歩は原則としてその帰投手段を問わないが、以下の規則を順守した上でのこととされる。
- 必ず自力で踏破すること。
- インチキが見つかったら即失格=退学とする。
- しかし、バレない限りにおいて一切を不問とする。
- ちなみに、制限時間は午前0時から日出までの約6時間とする。
- 脱落者は原則として退学処分とするが、2年分の学費を支払うことによって許される場合もある。
[編集] 果てしない行軍
道中には多数の監視者が配備され、近道等を行う脱落者(M心の無い者)の監視及び処分が行われている。深夜帯に業務を行う大型トラックが多数通過する公道をひたすら進み、下山した先には代わり映えのない景観が続く長い直線(通称喜びの道)がある。覚醒者には歓喜の行程であるが、脱落者には心を折る決定打となる。そのため、この区間のバス停には始発の到着を待つ脱落者の死体の山が築かれる。
中にはM心ではなく意地でゴールにたどり着く者もいるが、そこで待っているのは称賛ではなく、なぜか遠歩と同時に開催されている学園祭を満喫している参加免除者どもの冷笑であり、これをトドメとして参加者たちの覚醒は最終段階を迎えるのである。
[編集] ご褒美
これらの行程を踏破したものを待つのは実行委員が申し訳程度に用意したインスタントのおしるこ(紙コップ1杯、1000円)であるが、覚醒者にとってはそれでも至福の1杯となる。また、終着地では覚醒者の多様性を促すために、日出を区切りとしてゴール会場が撤去される。よって日出後にゴールした者には放置プレイというもう一つのご褒美が用意されている。覚醒者の中にはこれを至上の褒美と捉え、道中の時間調整をする者も少なくない。 これらの褒美によって、重要文化財である赤門前は早朝から大成した覚醒者の恍惚とした表情で溢れかえる為、近隣住民は逢魔が時と畏怖し区間封鎖を行う。しかし、覚醒者はこれをも褒美と捉えてやまない。
かくしてマゾヒズムに覚醒し、遠歩のリピーターとなった者は侮蔑の意を表してM歩ニストと呼ばれる。
[編集] 問題
運営は数少ないサディストで行われるが、運営過程において性質が転化し、覚醒者へと変わる者も少なくない。このため、実行委員会の媒体は短命であり、慢性的な実行委員不足が問題としてあげられる。開催危機の折、覚醒者らによって運営が試みられたが、失敗時の叱責を求める動きがあったため急遽学長直下の職員で運営された事例もある。また、昨今の不況の影響からか参加費が高騰しているが、参加者からは不満よりも感歎の声が多くあがっている。