選択式問題

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選択式問題(せんたくしきもんだい)または記号問題(きごうもんだい)とは、試験において学力の低い生徒への救済措置となっている問題である。逆に、学力の高い生徒の点数を大きく伸ばし、学力の低い生徒へ容赦なく減点を与える問題を記述問題と呼ぶ。

概要[編集]

問題文に対し、それぞれ記号に対応した回答が書いてあり、その中から正解を選択する、というものである。

四択問題であることが多く、稀に五択のなかから二つ選ぶ、といった形式のものもある。こういった形式であるため、仮に正解が全く分からなくても四択であれば25%の確率で正解出来るため、勘が鋭かったり運がついていれば高得点も望める。中には大サービスの○×問題といったものもある。

記号には主にカタカナのアイウエオが使われるが、製作者によってはイロハニホヘト…であったり、1234…であったり、ABCD…であったりもする。この項目ではアイウエオ式を前提として記述する。

馬鹿用試験でのみ使用されていると思われがちだが、医師国家試験が全て選択式問題であることを忘れてはいけない、対をなす難関試験である司法試験は記述試験で面接まであったりする難題っぷりと比べると簡単そうに思えるが、禁忌肢という地雷が仕込んであり、禁忌肢を三つ選んでしまうと他が全て正解でも不合格になるという核地雷が仕込まれていたりするあたりは難関試験の双璧をなしているっぽい。

正解率を上げるテクニック[編集]

その1 消去法[編集]

最もポピュラーな方法である。正解である1つを探すのは困難でも、不正解のものは3つもあるのだから、そのうち1つくらいは確証をもって不正解といえる物が見つかるはずである。

四択問題であれば、1つ記号を消せば正解率は25%から33%へ、2つ消せば50%まで上昇する。

もっとも勘が不調であると確率が高かろうと当たらない物であり、何より不正解だと思い問題用紙×をつけた記号が正解であると精神的ダメージが大きい。

その2 推理[編集]

問題を作る側の立場になって考えてみよう。四択問題で一番最初に回答者が目に入れるであろう「ア」等が正解であると、正解が分かる者にはすぐに次の問題に行かれてしまう。そのため、アではなく他の記号に正解を割り振る場合が多く、また、端に置きたくないという思考からかエ(四択の場合)も比較的避けられる。よってイもしくはウに正解が割り振られる確率が若干多いといえる。答えが全く分からない場合、イとウを適度に割りふり、アクセントにアとエを入れると効果的である。

三択であれば当然イを選ぶべきであり、○×問題の場合若干であるが×の傾向が多い。これは「○とみせかけて×」の内容であればどこかしら一箇所を間違いにすればいいので引っ掛けやすいが、「×とみせかけて○」の問題は全て正解の内容にしなければいけないため引っ掛け難いからである。というより、×の回答も一箇所以外は全て正解の内容というのがほとんどである。

その3 清一色[編集]

この方法は、主に選択式問題のみで構成されているテストで有効であり、厳密に言えば正解率を上げるのではなく、体力の温存を目的としたテクニックである。

方法は簡単、解答用紙全てを同じ記号で埋めてしまうのである。勘でバラバラに書いても、同じ記号を書き連ねても正解率は理論上25%なのだから、圧倒的に楽である。また、ある一つの記号が一度も使われないということはまずないため、ほぼ確実に一定以上の点数は確保できるのも強みである。欠点としては教師に与える印象が最悪ということである。また、出題で「全て同じ記号は認めない」と書かれる場合もあるので、注意が必要である。

正解率を下げる工作[編集]

救済措置という言葉からは矛盾するが、問題を出す側もある程度正答率を下げる工作をしてくる。 ここにはその一例を挙げるので、是非対策を講じて試験に臨んで欲しい。


その1 記号数の増加[編集]

当たり前であるが、記号の種類が少ないほどランダムに選んだときの正解率は高い。 つまり、ランダムに選んだ場合ア~エでは25%の正解率であるが、ア~コまで増やせば10%にまで落ち込む。 また、正解を二つにして、両方あっていなければ点数にならない完答というシステムを利用する手もある。


その2 引っ掛け問題文[編集]

正解を答えるので無く、「次の記号の中から誤っている物を選べ」という形式にすることにより、引っ掛けを狙う工作である。 ただし、最近では問題文が

問1:次のアからエの記号のうち、誤っている物を選べ。

のように要所を太字にするなどの措置が取られている事が多く、こればかりは引っかかるほうがバカである。


その3 連射[編集]

正解率を上げるための推理及び、回答者の心境を突いた工作である。 正解を、数問連続で同じ記号にすることにより、その回答に対して疑心暗鬼にし記号を変更させ間違いへ誘導するという、シンプルでありながら効果は非常に高く、また記号を散らす必要もないため問題製作も楽である。

○×問題ですら、○を10回ほど連続させればほとんどの回答者は1つか2つは×に変更してくるだろう。

欠点を挙げれば、何度も使うと見破られてしまう点があることと、清一色を利用してサボった生徒が25%の確率で満点になってしまうことである。逆に言えば、75%の確率で0点を喰らわす事も出来るのだが。 心理を突くと言う面では、アを連射するのが最も効果的である。

その4 全否定・全肯定[編集]

「選択肢のなかから正しいもの(誤っているもの)を全て選べ。」とする方法。その2と近いがこの方法でかなり正答率は下がる。また選択肢を精査してひとつも正しいものがないため「何も選択しない」ことが正解になる場合もあり、回答者の推理を掻い潜れる。

関連項目[編集]

Wikipedia
ウィキペディア専門家気取りたちも「選択式問題」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。