金糸雀
![]() ![]() ヴァイオリン以外特徴無し、自称ローゼンメイデン一の頭脳派、ピチカー党 、空気的存在。 | |
基本資料 | |
本名 | かなりあ、キム・シジャン |
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通り名 | カナ |
職業 | 第2ドール |
好物 | スプーン印の砂糖1kg入りの卵焼き |
嫌物 | カラス |
出身地 | ローゼンメイデン |
出没場所 | 日本国 |
所属 | ローゼンメイデン、ピチカー党 |
金糸雀(かなりあ、キム・シジャン、김 사작)とは、ローゼンメイデンの第2ドール。アニメ第一期では見事にハブられたが、第二期から登場。姉妹の中でもヴァイオリン以外特徴が無い作者から愛されていない可哀想な子。
様々な人物のコメント[編集]
〜 金糸雀 について、真紅
〜 金糸雀 について、雛苺
〜 金糸雀 について、翠星石
〜 金糸雀 について、水銀燈
〜 金糸雀 について、蒼星石
〜 金糸雀 について、雪華綺晶
〜 金糸雀 について、薔薇水晶
概要[編集]
自称『ローゼンメイデン一の頭脳派』。だが実態は低能派と言っても差し支えない。武器はバイオリンで、音波攻撃を得意とする。その様はまるでしずかちゃん。しかし、屋外だと音が分散してしまうため効果は薄い。しかも弦の強度が弱く、よく切れてしまう。そうなると何も出来なくなってしまう。つまり戦闘においてはヤムチャ。摩擦熱の事を『マサチューセッツ』と言い、洒落のセンスは0である。ピチカー党幹部会委員長。元日本共産党員。カナリアホ、バカナリアなどの異名をとる。
人工精霊のピチカートはヘボな主人とは正反対で高性能。おそらく金糸雀の製作過程で人工知能に異常を発見したローゼンが、彼女をサポートさせるために、他の姉妹の人工精霊よりも高性能のピチカートを与えたのだろう。
原作コミックでは8代目平成ライダーの様にクライマックスで活躍する事を好み、それ故、第一期の雪華綺晶のクーデターを免れる。第二期では『まいた世界』のジュンを補佐し、裏方で活動していたが、クライマックスになると『まかなかった世界』のジュンと共にドールズの救出と雪華綺晶の討伐を行う。
一人称は「カナ」、口癖は「楽してズルしていただきかしら!」「~かしら」だが本性を出すと「楽して卑怯して血祭りかしら」「~ぐぅあぁぁじぃぃらぁぁぁあぁああ」という奇声に変わる。
好物は「スプーン印の砂糖」(銘柄まで指定)を1㌔分まるごと入れた極悪な甘さのたまご焼き、しかし食べ続けた結果、人形の癖に重度の糖尿病を患い現在インシュリンを注射する生活をしている。
尚、稀にヴァイオリン入れにベルギー製のサブマシンガンFN-P90が入ってることがある
本人曰く既に警察に届出を出しているので所持に問題は無いとのこと。あれ?日本の銃刀法って…
目的[編集]
彼女は他の姉妹とは違い好戦的で、ローザミスティカ奪取を第一としてる。よく真紅達のローザミスティカを奪いに来るが、大体は失敗ないし返り討ちである。だが彼女は諦めることなく何度でもやって来る。
しかし、いつの間にか桜田家の一員化してしまい目的がうやむやになってしまった。
かつて翠星石と戦った際に、旧ソ連の対戦車無反動砲であるRPG-7を持ち出して、翠星石を殺害したが、それはJUMの作った翠星石人形であり、直後に背後に回りこんでいた本物の翠星石に「イーッヒッヒッヒ、案の定引っかかったですぅ」とフルボッコされている。このことについては後に、「自らも昔はムジャーヒディーンの一員として、アフガニスタンでソ連と戦ったかしら。当時もジハードを遂行する者であったためかしら」と語っている。
音楽活動[編集]
1980年代前半から音楽活動を開始。お堅いクラシック路線で活動しノビタレコードから5枚のシングルと4枚アルバムをリリースするが不調。2000年頃、「金糸雀」名義のソロ活動を一時休止。同時期に方向転換でテクノ・ポップ調のメロディーと眼鏡を掛けた「Thilolian September666(チロリアン・セプテンバー)」という別キャラクターで活動したところ、本人の思惑とは違うが一部のゴスロリちゃんとヲタク達に人気が出た。なお名前の「666」とは悪魔数学者のダミアンさんがあみ出した数式「オーメン」から拝借。現在自ら開催したはライブ「乙女(ヲトメ)達の集い」を中心に活動中。
ディスコグラフィー[編集]
金糸雀名義[編集]
シングル
- 「薔薇処女 ~ローゼンヴァージン~」(1988年)
- 「金色の草原」(1989年)
- 「神々の集い」(1992年)
- 「雛菊」(1994年)
- 「乙女の円舞曲」(1995年)
アルバム
- 「神々の宴」(1988年)
- 「水の戯れ」(1992年)
- 「古の庭園」(1995年)
- 「金糸雀LIVE!」(1997年)
- 「薔薇乙女歌曲集-金糸雀 BEST-」(2008年)
Thilolian September666名義[編集]
シングル
- 「Candy Girl」(2001年)
- 「Egg grilling Song ~たまご焼きの唄~」(2005年)
- 「Im It is lonely.」(2007年)
- 「Who are you?」(2010年)
アルバム
- 「Thilolian September666」(2008年)
- 「Brand New Infomation」(2010年)
オムニバス作品[編集]
- 「乙女(ヲトメ)達の集い 2009」
- 「乙女(ヲトメ)達の集い 2010」
威厳[編集]
一応、「ローゼンメイデン」シリーズ第2ドールで次女にあたるのだが、その威厳はまるで無し。全員に嘗められまくってる。
- 久しぶりに再会した時、全員に名前を間違えられた(カナブン、神奈川 etc…)というか存在を忘れられてた。
- 昔会っていたはずの雛苺にまで名前を間違えられる始末。その後、雛苺と同等の扱いを受ける。
- 真紅に至ってはオーベルテューレの時代から、しかも会う前に嘗めていた。
- ジュンに金沢と言われる始末。
しかし、(アニメでは)ローゼンにとっては水銀燈を作るのを止めてまで、作る価値のあるドールである。そして、原作では一人だけズルして生検閲により削除
だがちょっと待て[編集]
ローゼンは水銀燈を見捨て、他のドールを作った…(アニメ) つまり、少なくとも「金糸雀≫水銀燈」。 だがデコ。
日傘を使えば空も飛べる。戦闘能力も高い。 だがデコ。漢字では凸。
能ある鷹は爪を隠す。隠された爪が見えたとき世界は一変するだろう。でもデコ。
婁然銘伝での活躍[編集]
明代の白話小説、婁然銘伝(ろうぜんめいでん)には金糸雀(きむ・しじゃん)という天才策士が登場する。彼女は婁然の2番目の娘であり、母は高麗人。 曹狄密(そうてきみつ)に仕え、7人の姉妹たちと覇を争った。策に優れたが故、自身の才覚に溺れる一面もあったと言う。