鉈
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
鉈(なた)、および鉈類とは、世界各国に存在する大型の日常用刃物であり、その形状は文化文明によって様々であるが「片手で持てる程度の大型の刃物」という点では共通している。この項での説明では一応ナイフと鉈類は区別する、またノコギリも除外する。
「片手持ちの大型刃物」此れは鉈というものがなんらかの作業をしながら持つものであるという側面が大きい。
- (例・芝刈り、家畜解体etc)
よく鉈と小型の刀剣(脇差)などが「同類の危ないもの」と良識ぶったトーシローから混同されているが、そもそも鉈というものは日常生活で使用する大型刃物であり、別段に敵と戦う目的で作られている刀剣類とは重心も刃のつくりも違うのである。
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[編集] 鉈に関して…武器との相違点
例えば日本刀の小型版である短刀や脇差であるが、これらは憎いあん畜生をぶっ殺す為に、武士たちが平素用いた現代に残る日本国政府公認の右翼文化財である。故に剣術の使用(小太刀術)が可能な人殺しに扱い易い重さと強度と切れ味である。
が、鉈に関していうならば、木の枝を払い落とすなどの作業に使用する為にあんまりブンブンと振り回す必要性が少なく、ブンブンと振り回すには不適切な形状や重さである。(全く不可能ではないが日本刀に比べて効率が悪い)
また鉈の刃の角度であるが、砥ぎでは剃刀や日本刀とは異なりやや鈍角に研磨する為、切れ味が悪いのが常識である。
これは鋭角(30度以内)に研磨すると必然的に刃は薄くなり良質な鋼を使っていても刃こぼれし易いという馬鹿でもわかる理屈からであり、硬い枝などを次々と鉈で叩き落とす作業をする木こりさん(「もっこり」と読む、「きこり」ではない)を初めとした山仕事をする者たちにとっては切れ味よりも砥ぎ無しで使える持続力が必要という非常に合理的な理由からである。
つまりは殺人で鉈を使うなら斬殺ではなく半撲半斬殺である。
逆に剃刀や板前の柳刃包丁などは鋭利な切れ味で仕事をする為に、非常に刃を鋭角に研磨してあり、魚をさばいても間違って自分自身を切っても目に見えないレベルではあるが(心眼で見た!という報告が多数ある)刃こぼれを起すので、彼らは毎日仕事が終る時に剃刀や包丁を適切な砥石でせっせと研磨してメンテナンスをしている。故に鬼婆が夜中に包丁を研ぐのも一流のプロの仕事と云えよう。
万が一たまたま宿泊した宿で鬼婆に遭遇し、夜中にその光景を見たのならば「開運!なんでも鑑定団」の中島誠之助と同じ口調で 「いや~奥さん、いい仕事してますねー」と感心すれば「!お客さん通だねぇ」と鬼婆も安心してくれるのである。(フレンドシップ)
つまりは故に鉈がないなら包丁を使えばいいじゃない。という奴は「ホントにホントにお馬鹿さん」ということである。
[編集] 銃刀法における鉈の所持問題
前述したように鉈とは日常作業道具であり、銃刀法における刀剣類には該当せず、所持についての制限はない(各自治体の条例で定められている場合を除く)。また山仕事には欠かせない為、山林などへ入る時に腰に差す形で携帯していたとしても、銃刀法第22条に規定される「正当な理由」にあたり、なんら法に触れるものではない。仮に日本最大広域官僚暴力団桜組(別名・警察)という官憲が職務質問をしてきたならば、「これから仕事で山へ芝刈りに行きます。妻は川で洗濯をしています」と適切に答えればいいのである。
が、しかし不幸にも一緒に酒瓶を持っており酒臭い息を吐いたり、昨日見たドリフのコントを不覚にも思い出して、急に大きな声で眼を剥いて「あははははは…!!」と笑ったりすると、公務執行で不審者の任意同行という理不尽な名目で檻や取り調べ室に入る破目になる。厳重に注意されたい。
万が一そのような不幸な状況になったのであるならば、目の前の横柄で不愉快な官憲に
- 「地方公務員法で貴方は所属と氏名を市民である私に名乗る義務がある」と多少喰って掛かってから
- 「弁護士を呼んでくれ。その間は黙秘権を行使する」と言うのも一つの手段である。
その間、官憲が「お前さん本当は何かヤルつもりだったね? そうなんだろ? 言えば帰してやるからさ、素直にいいなさいよ。ねぇ」といわれても、それは税金を吸っている悪魔の囁きで冤罪への地獄道なので決して肯定してはいけない。むしろ大きな声で「嘘だ! 嘘だ!」と叫んで身の潔白を証明するべきである。
また貴方が山や林がない街中で鉈を持ち歩く事態となったときは、事情はもう少し複雑となる。法律上、正当な理由無しに刃物を携帯できない(上述の通り銃刀法第22条のほか、軽犯罪法にも触れる)ことをよく理解すること。目をギラギラさせて抜き身の鉈を手に持つのはもう論外だが、腰にブラブラ下げておくのも禁物であり、あくまで箱や鞄での運搬や最低ビニール袋で何重にもグルグル巻きの状態にしておく必要がある。取り出すのは使用直前が良い。
職務質問を受けた時は「死んだ婆さんの形見を砥ぎに出す途中です」と答えるのが無難であるが、悲惨な事件があった某巨大電気街などの桜組の人々は巡回で沢山税金を使用して無駄に神経質になっているのでやっぱりそのような地域には近づかないのが良い。
なお、正当な理由の代表的なものは以下の通りである。
- 研ぎに出すところです(研ぎに出すお店についてスラスラと答えられるようにしておくこと)
- 販売店から買った帰り道です/研いでもらって引き取った帰り道です(それなりの包装がされ、レシート等を持っている必要がある)
- 知人から譲り受けて(借りて)持って買えるところです/譲る(貸す)ために持って行く所です(相手の住所氏名くらいはスラスラと答えられる必要がある。使用目的はキャンプでの薪割りとでも言っておくのがよい)
- 親戚の家の木が大きくなりすぎて困っているので余計な枝を落としに行くところです(適切な作業着や脚立、軍手なども同時に携帯しておくのが無難。もちろん行く先について(以下略))
[編集] 様々な鉈
- 義鉈(ぎなた)
- 武蔵坊弁慶が愛用した双刀の戦闘用の鉈。それまで無名の武器であったが、弁慶が仕えた源義経の義の字をとって義鉈となった。ガンダムに登場するゲルググの「ビームナギナタ」は、設定段階では「ビームな義鉈」であったが、誤植によりナギナタとなった(設定段階では「ビームなライフル」、「ビームなサーベル」と記されていた)。
- 日鉈(ひなた)
- 第二次世界大戦において大日本帝国海軍が採用した戦闘用の鉈。あたたかな名前とは裏腹に強大で強力な武器で、戦史上重要な人物が扱うこととなった。
- 彼鉈(かなた)
- 刀身が遠方まで延びた男性用の鉈。「な」と「た」が入れ替わって刀となった。遙彼鉈(はるかかなた)が有名である。
- 愛鉈(あなた)
- 家庭用の鉈。女性が使うことが多くなった。
- 小鉈(こなた)
- 小振りの鉈。刀匠美水鏡が打った泉小鉈(いずみこなた)が有名である。
- ナタデココ(Nata de cocotte)
- フランスの屠殺用の鉈。Cocotte とはフランス語でひよこを指す。フランスでは日本から伝わった鉈が鶏の屠殺に使われるようになった。
[編集] 鉈のメンテナンス
大きな刃こぼれさえ無ければ鉈の研磨は比較的簡単であり、刃部を直接手に持ち辛い鉈の砥ぎならばガムテープを刃の一部に貼り、効率良く砥ぐ刃部個所を持てるようにする。
押える手を切らないようにしながら、粒度800番~1000番程度の中砥を5~10分程度浸けこみよく水を含ませた砥石にしてから、研ぎたい刃部に当て(斜め35~40度程度の任意の角度)腕と身体全体で押しながら角度と軸がぶれないようにゆっくり丁寧に砥いでいけばいい。
この時の心境は人其々であろうが、作家の北方謙三などは脳汁が出るらしく執筆前に家中の刃物を研ぐ奇癖があるという。
- 片面だけを砥いでいると「かえり」と呼ばれる金属のバリ(屑でできた小さな山)が発生するので、鉈を裏返して同じくらいの回数を軽く砥いで「かえり」を消すことが肝要である。
- 砥いでいる鉈が複数ある場合は一丁一丁、丁寧に研磨することを心がけつつ其々を「対象a」「対象b」などと呼称して区別すればより合理的な研磨が可能である。
- 研磨後はよく水分を乾いた布で拭き取り、機械油などを塗布しておけば錆止めとなり具合が良い。
また鉈に限らず刃物類は直接火に当てると「焼き鈍し」という現象が発生し、金属強度が鍛え上げる焼き入れ前の弱い状態になってしまうので絶対に火で炙るような形で刃物は高温に晒してはいけない。フィクションに登場する炎を纏った剣は非金属製である。
[編集] 備考
- 山仕事以外で鉈類(日用品大型刃物)他を使った有名人
- 山仕事以外で鉈類を使ったとても迷惑な有名人