開運!なんでも鑑定団
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開運!なんでも鑑定団(かいうんなんでもかんていだん)は、テレビ東京系の鑑定し出品者をショッキングにさせるバラエティ番組。放送開始は1994年4月19日。製作はTV TOKYO。
概要[編集]
様々な人が「お金が手に入るかも」と持ってきたお蔵入りのガラクタを、不動産鑑定士が鑑定し値段付けを行う。鑑定を行うのが不動産鑑定士なので、ほとんどの物には実勢価格と関係が無い値段が付けられる。不動産は妥当な値段で鑑定される。なぜこうなったかと言うと、物事を鑑定する資格で有名な国家資格は「不動産鑑定士」ぐらいしか知られていないからである。
不動産鑑定士は確かに難関資格であるが、壺や絵画の鑑定などは専門外である。オープニングテーマ曲にはビートルズの『Help!』が使われている。専門外の物を鑑定させられて困惑し思わず助けを呼びたくなる鑑定人の心情を表現している。
時には辛辣な鑑定もある。有力ベンチャー企業で知られるX社の株式が鑑定された際には「0円」紙くず同然の価値が下された。まあ、株式の鑑定は専門外だからと、出演者は笑っていたが、数日後にそのX社で不祥事が発覚、上場廃止となり、まさに紙くず同然となった。あなどれない番組である。
最近では、yahoo!オークションで買ったブランド品の鑑定依頼が絶えない。やむなく番組では「出張 なんでも鑑定団in○○」といったイベントを開催し、日本全国に出張するようになった。もちろん不動産鑑定士にブランド品の真贋が判断できる訳がなく、yahoo!知恵袋においてトラブル相談が絶えないという異常事態となる。なおyahoo!はこの事態に対して、新たに「不動産オークション」を開始させた。
開運[編集]
番組名に「開運」と付いているのは無意味なことでは無い。鑑定人の他の出演者として「開運人」と称される各種宗教から派遣された、開運関係のご祈祷を行う出演者がいる。宗教ごとに偏りがあると放送法の問題で都合が悪いので、各宗教から満遍なく開運人を採用している。オウム真理教(現:アレフ)や統一教会が担当した際には、スタジオが凍り付いた。スタッフは高野山あたりの普通のお坊さんを呼びたいと考えているが、不偏不党・偏りがあってはいけないので少数派宗教からの出演が絶えない。 しかし、創価学会と幸福の科学のみ、度重なる出演交渉にもかかわらず、頑なに出演を辞退し続けている。理由は詳らかにされていないが、公職選挙法に触れるのを懸念している為とも言われる。
そもそも、「開運!」の「!」に意味はあるのかどうか、なんでも、といっているために、鑑定されるにあたる物……失礼、「お宝」が出にくいこと、寧ろそういう哲学的、社会的な分野としての視聴者が後を絶たない。でも、視聴率は伸びない。