雁屋哲
雁屋哲(かりやてつ)とは、日本の劇画原作者兼ウィキペディアヘイターである。
概要[編集]
雁屋哲は第二次世界大戦中に北京で生まれた、両親ともに日本国籍の日本人。だがアンチからは在日中国人扱いされることが多い[要出典]。幼児期に日本へ引き揚げて来た上病弱で周囲から浮いていたが、それ故に「俺みたいな弱者を排斥する戦後の日本人は狂っている」と言う考えに至った。その上大人物を排出したことがない事で知られる[1]東京大学へ進むもねじ式に出会って人生がねじ曲がり、後に漆黒の組織として天下にその名を知らしめる電通に入社するが「会社というのは、早起きさせた上仕事をさせようとする間違った組織[2]」という事ですぐに退職してしまった。
その後は「絵は描けないが、(俺は東大卒のインテリだから)シナリオだったら出来るだろう」と劇画原作の道へ。当初は暴力要素が多く、初期の代表作「野望の王国」は国家転覆を企てるテロリストを礼賛する問題作品だった。しかし島本和彦が雁屋の原作を無視してギャグを入れたのを切っ掛けに「ギャグマンガ」というジャンルを知り、自分でもギャグ要素を入れまくるようになった。特に美味しんぼは、企業や政府をネタにしたギャグを大量に盛り込んでいる[3]。また「自分の著書を高精度の情報源として扱う」という鉄板持ちネタも手に入れた[4]。
美味しんぼヒット後は気が向いたときだけ執筆する(その後冨樫スタイルと呼ばれることになる)大御所劇画原作者として活躍していたが、ウィキペディアが日本の「知の惨状」となっているのを憂いウィキペディアヘイターとしての活動を開始(下記)。御年70を越えた現在も精力的にウィキペディアを始めとする匿名コミュニケーションを批判し続けているが、その傍らで身体を張ったギャグを披露するなどファンサービスも忘れていない。まさに日本を代表するギャグ劇画原作者である。
ウィキペディアヘイターとして[編集]
雁屋哲氏はウィキペディアだけでなく匿名コミュニケーション全般を批判しているが、中でも有名なのがウィキペディアへの攻撃であるためこう呼ばれる。氏の著書によれば、ウィキペディアには事実とはことなる記述が多いだけでなく、誰も彼も匿名なので誰も責任を取らされない。つまり、好き勝手な事ばかり書き逃げしている。そもそも個人の権利が認められている日本国で、氏素性を伏せて活動するのはおかしい。言論の自由がない中国やロシアのような独裁国家ならともかく、何故日本人が自分を偽って発言するのか―――。
そのWiki系サイトどころかインターネット文化の根本的矛盾を突いた鋭い考察は、有識者の心を捕らえて離さない。また匿名発言批判はインターネットだけではなくメディア全般に及び、事ある毎に世論を動かし続けている。なお、雁屋哲氏は自身のWebサイトについて「氏素性のはっきりした人間だけが入れる、価値ある議論の場」としている。匿名発言など最初からお呼びではないのである。 [5]
脚注[編集]
- ^ コラム「美味しんぼ塾」より。
- ^ コラム「美味しんぼ塾」より。
- ^ 企業ネタでは「食品会社に企業秘密なんか許されない」「離乳食の甘味は蜂蜜に限る」など、ちょっと知っている人が見れば失笑するようなものが多数。ただし、物を知らない層にはストレートな企業叩きや誤った知識の流布だと批判されてしまった。彼はちゃんと、わかった上でやっているのである。
- ^ これも「東京大学卒のインテリが書いた本だから正しいんだ」という偏見を皮肉ったネタである。そこで「いやいや、東京大学卒ってだけで信用できないよw」とツッコむ事を想定している。
- ^ 実は雁屋哲というのはペンネームであり、そもそも匿名制の恩恵を受けている。一連の発言もまた彼お得意の社会派ギャグなのである。真剣にかかればかかるほどネタに引っ掛かる、まさに天性のギャグ作家。
関連項目[編集]
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女将を呼べッ!なんだこの雁屋哲は!! よくもわたしの前にこんなシロモノを出したな! 今すぐ作り直せ!!ジュンサイの旬は初夏だ! (Portal:スタブ) |