馬鹿が戦車でやって来る

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馬鹿が戦車でやって来る(ばかがタンクでやってくる)とは、松竹株式会社が1964年に公開した、村会議員に畑を騙し取られた百姓の復讐映画である。

概要[編集]

馬鹿

中国共産党プロパガンダ映画を扱き下ろす目的で製作された。

監督は山田洋次。主演はハナ肇ヒロイン役は岩下志麻

山田洋次が監督した「馬鹿シリーズ」の作品の一つであるが、「戦車」と書いて無理矢理タンク」と読ませるところが実に馬鹿っぽい。

余談[編集]

ここだけの話だが、ヒロインを演じた大女優の岩下志麻は、後に極道の妻たちの主役を務めた日本一怖い女優であり、実は戦車よりも岩下志麻の方が怖いと言ったら言い過ぎだけど本当だ。怖いから岩下志麻には内緒にしておいて欲しい。

岩下志麻が「『戦車が怖い』言うたら極妻は務まらしまへん」と言ったら、戦車だって黙っちゃいない。「極妻が怖くて戦車が務まるか」と言うだろう。戦車と極妻。どちらの方が怖いかに付いて、軍事的な観点から見た場合と、心理学的な観点から見た場合とでは正反対の結論が出るに違いない。この問題に渡世のけじめを付けるため軍事評論家心理学者が「岩下志麻と戦車の言うことは、どちらの方が筋が通っているか?」という大激論をしていたら、一般人から「戦車には感情もないし、口もないだろう」と言われてしまうに違いない。こういうのを「専門馬鹿同士の馬鹿げた大激論」と言う。

日永村という村は架空の村で、日本人がイメージする通りのド田舎そのものである。村人が話す方言日本中何処にも存在しない出鱈目方言である。映画のために方言まで作り出すなんて随分凝った映画である。

日永村には床屋がある。料金は200円である。ド田舎なので客は一日に一人か二人のようである。仮に三人来ても売り上げは600円。コンビニ弁当1つ買うのがやっとであるが、日永村はコンビニなんてないので、あまり問題はない。

駐在さんは自転車にエンジンを付けたような不思議な乗り物に乗っている。あれは元祖原動機付き自転車である。バイク好きが観たら感動するか、あまりの情けなさに苦笑するか、どちらかだろう。

鳩山町の町長は、この映画の大ファンである。町長は町のホームページの中で「馬鹿が戦車でやって来る」を絶賛している。

http://www.town.hatoyama.saitama.jp/mayor/column/colum_b/clm_h201011.html

撮影[編集]

この映画に登場する戦車は実は本物の戦車ではなく雪上車砲塔を取り付けたニセ戦車である。

埼玉県鳩山町熊井で撮影された。しかし、の無い埼玉県でどうやって撮影したのかというと、大工事によって埼玉県まで海を拡張するには少かなくとも一億万円は掛かるので、海辺のシーンだけは海のある千葉県に行って撮影してきたのである。映画に登場する風景を慎重に観ると道路が未舗装であることを除けば、熊井にある宗教法人新生宣教団付近の、北側は畑と山。南側は田んぼという地形に酷似していることがわかる。熊井の田園地帯は今ではスリーデーマーチコースとなっている。熊井地区は良く言えば自然がいっぱい。悪く言えば開発が遅れているのである。鳩山町はニュータウンができて「町」に昇格したが、撮影当時には「鳩山村」と呼ばれる山と畑と田んぼばかりのド田舎であった。

鳩山ニュータウンから越生町に通じる道の途中には最初に右側に鳩山町立図書館があり、左に鳩山高校がある。その先は左に敬愛病院、右には教会があり、教会の先には駐在所がある。何と映画に出てくる駐在所は実在するのである。その駐在所から先が熊井地区である。熊井地区は、そのまま駐在所を通り過ぎ、真っ直ぐ越生方面に進むと、その道を境に右側の丘陵地帯と左側の田園地帯とに分かれている。撮影は主に、その道と、南側(左側)の田んぼの辺りで行われた。

その田んぼの中の月見橋の辺りをヒロインが歩くシーンがあるが、70過ぎても美しい岩下志摩は当時、二十代前半の若い娘であり、それだけでも感動的である。しかも、そこは田んぼの中の未舗装のド田舎道で、村人たちの格好も田舎臭さが良く出ており演出は完璧。どうして、こんな汚いド田舎道を、岩下志麻に良く似た若くて都会的な顔立ちの女優のような美しい娘が歩いているのだろうか?という強烈な違和感が印象的である。

「日永村で一番の美女は極妻になった」と言っても、多分村人は誰も信じてくれないだろう。

ストーリー[編集]

日永村は、隣町から車で二時間半、歩きだと四十分掛かる変な農村である。どうしてそうなるのか誰にも分からない。変な村だけあって村人も変人ばかりである。

主人公物置小屋からは戦車の大砲が突き出ていたが、誰もが煙突だと思って気にしていなかった。実は元少年戦車兵だった主人公軍隊(大日本帝国陸軍)から戦車を一台かっぱらってきて、自宅の物置小屋に隠していたのである。 母親は耳が遠く、弟は知恵遅れ。一家は村人から馬鹿にされ、まで騙し取られて、主人公は激怒して、スーパーチャージャー付きの黒いインターセプターじゃなかった戦車に乗って村会議員に復讐しに行く。「マッドマックスは、この映画を参考に作られたのだ」と断言はできないが、口先だけならば断言することができる。「戦国自衛隊」にも、馬鹿が戦車でやって来るからのパクリとしか思えないシーンがある。古い時代の映画だけに、後の映画に結構影響を与えているのである。

途中、主人公の乗った戦車が猟銃で撃たれるシーンがあるが、一応戦車なので猟銃なんて全く平気である。本当は雪上車だった筈だが、深く考えないことにしておこう。

駐在さんは電話で応援を要請するが「百姓が戦車を乗り回して暴れている」と言っても、県警本部では冗談だと思って誰も信じてくれないという悲劇的な喜劇である。結局、応援は来なかった。応援に警官が一人だけ来たと思ったら、それは郵便屋だった。昔は警官と郵便屋は同じような格好をしていたのである。

主人公が戦車で大暴れしているとき、主人公の弟は火の見櫓から落ちてしまう。主人公が弟を戦車に乗せて、山を突っ切って隣町の病院まで運んだために、隣町に通じるができて過疎化最前線のド田舎だった日永村は暮らし易い村になるというオチである。

動画[編集]

https://www.youtube.com/watch?v=RhkbtVe9qek

アニメ化[編集]

2012年、『ガールズ&パンツァー』というタイトルで、テレビアニメ化・リメイクがなされた。主人公を美少女にするといった原作破壊が行われた。

関連作品[編集]