駐車監視員
駐車監視員(ちゅうしゃかんしいん)とは、路駐してある車にはどんな理由があろうと違反シールを貼り付け、容赦無く罰金を徴収していくいじめっこのことである。警察に頭が上がらないような人たちばかりで構成され、適用除外車両の許可を受けた者たちから尊敬される。
概要[編集]
昨今増加しつつある路上駐車への罰金回収対策として、警察は民間の監視員に路上駐車の取り締まりを委託することにした。
路駐の取り締まりのみを目的とする彼らは冷血漢で、人間の心を持たないとまで言われる容赦無い取り締まりは、路上駐車の減少と警察の財政に大きく貢献した。
しかし、表通りの路駐は減ったとはいえ、裏通りの路駐は増えたのではないかとの意見もあり、また、彼らの行き過ぎた(ともとれる)取り締まりが非難を呼んでいる。
なお、駐車監視員一家は桜田門組の企業舎弟である。
仕事がなく性格の悪い陰険な人の好む仕事であることから、元々いじめられっ子だった様な人達が社会に対して報復しているといわれている。
報復の報復として時々サンドバックとしても利用されている。
業務内容[編集]
路上に駐車してある車にはどんな理由があろうと違反シールを張り付け、容赦無く罰金を徴収していく。また、運悪くその現場を目撃してしまった場合はその場で徴収される。基本的に警察官とは違い、拳銃の所持は認められていないが、抵抗すると電磁警棒で殴打され制圧されることも。
具体的には
- 路上駐車している車を発見する。
- ナンバーをブラックリストと照合する。
- 車に違反シールを張り付ける。
- 車の持ち主が帰り次第、罰金を徴収する。
- 持ち主が長時間に渡って戻らない場合は、ピッキングで鍵をこじ開け、それに乗って帰る。
警察官は道路にチョークで落書きをすることで知られるが、監視員はそのような幼稚かつ非生産的なことはしない。必要なものはシールと書類、罰金を持ち出すための封筒だけである。
取り締まりのケース[編集]
路上駐車は道路交通法で禁じられており、昔なら短時間の路駐は認められていたが、これも現在は法改正で認められないようになった。
よって、駐車監視員は路上駐車を見つけ次第即刻違反シールを貼り、罰金を徴収することができる。
以下は路上駐車として取り締まられるケースの例である。
- 都心のデパートで買い物するのに、駐車場は駐車料金が高いので、路上に駐車した。3時間後に戻ったら、罰金を徴収された。
- これは路駐した人に責任があります。これからはちゃんと駐車場を利用してください。
- コンビニに荷物の配送をするため、トラックを停めた。ただしそのコンビニの店舗には駐車場が無いので、停めたのは路上であった。2、3分後、荷物の受け渡しを終えて戻ったら罰金シールが張られていた。
- たとえ短時間でも、路上駐車したことには変わりありません。法律に抵触します。誰かひとり同乗者がいれば路上駐車とはみなされませんが、今回のケースはそれには当たりません。罰金3万円いただきます。(実際には荷物の積み下ろしのための停車は五分以内は"合法"である。これは教習所の教本にも載り、卒業試験にも出されるごく一般的なものであり、この場合駐車監視員を訴えれば九分九厘勝てる)
- 覆面パトカーに乗った私服の警察官2人が聞き込み調査のため路上に駐車。
例外として、
警察を主とする国の官僚、および暴力団・暴走族・貴族・華族・北の工作員
などのイチャモンをつけると大変なことになるような相手には駐車に気づかなかったことにしており、重要人物の車両は常にブラックリストで確認し、それ以外は雰囲気、または搭乗者の人相で判断する。
- ある監視員が北の将軍様の車に誤って違反シールを貼ったところ、次の日から仕事に出勤せず連絡が取れなくなったという……。
特記事項[編集]
ちなみに、違反シールを貼られたら逃げても無駄である。
違反シールを貼られて出頭しなかった場合は、違反者の元に弁明通知書と仮納付書が送られてくる(※車のナンバープレートが駐車監視員によって調べられているため)。それでも払わなかった場合は命の保証はない。
が、実はマジメに払うよりも安く済むという都市伝説も…。
不正監視員[編集]
監視員の中には駐車車両を敵対視するあまり、過激な対応をする者もいる。
- マフラーにジャガイモをごっそりつめこむ。
- 剥き出しの給油口を持つ車両の燃料タンクに角砂糖を入れる。
- 給料は歩合制であるため、駐車車両を増やすよう努めている者もいる。
- 地方放送などで駐車場のない店を担ぎ上げ、来客を増やす。
- パーキングメーターのタイマーを早める。
- 駐車場に「工事中」と書いたバリケードやコーンを置き駐車台数を減らす。
- 時間を進める。
- 取締のためと称して違法に車両を改造し、高速走行により秒単位での検挙を可能にしている。