2013年のアルビレックス新潟・第二部

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動先: 案内検索
アルビレックス新潟 > 2013年のアルビレックス新潟・第二部

2013年のアルビレックス新潟・第二部(2013ねんのあるびれっくすにいがた・だいにぶ)

世の中というものを語るにふさわしい話がある。本当に、世の中を語るのにふさわしい話がある。それは、弱いチームの戦績は笑い話でしかないにも関わらず、強いチームの戦績を見たところで、何か学術書や研究書のような単に知識を得るためのほにゃららとしか思えないという、判官贔屓というか日本人の特性というかなんというか。

で、何が言いたいかというと、2013年のアルビレックス新潟はここから先、アルビレックスファンはにやけるけれど、他チームのファンにとってはほぼ参考書のような内容になっていき、最終的には両者の温度差がとんでもないレベルになることが重々予想される。

でも、そういうときのためにアルビレックスには12月が存在し、なおかつ1月も存在する。本当に、素晴らしいネタの神様に愛されたチームだと思うと同時に、愛されすぎだという気もしなくはない。

6月[編集]

長い長い中断期間。上位チームは戦力の保持及び、7月より始まる移籍期間に恐怖を覚え、中位&下位チームはなんとしてでもチームの建て直し及び戦術理解度をアップさせなければ、夏の暑さの前にJ2への扉が開くことが分かっている1ヶ月。試合は無いけれど、試合がある月よりもチームとしての判断が大変に難しい1ヶ月。

あっとほーーーーーーっむ アルビレックスサマー・・・うっ頭がっ2013[編集]

6月2日、新潟市陸上競技場でアルビレックス主催のファン感謝祭、アルビレックスサマー・・・なんちゃらが開催される。なお、2011年の悪夢を思い出すため、正式名称の記述は控えるものとする。ちなみに、2012年については、試合スケジュールの都合及びファンからのクソ熱い思い(精一杯のやわらかい表現)が吐露されることを考慮した結果、アルビの選手が参加するイベントを行わないでファン感謝祭を開催、というわけが分からないけど、分からなくもない話になる。もっとも、一か八か、生きるか死ぬかの瀬戸際だったことはファンも選手も理解していたため、特に問題はない。

ちなみに、2012年のガンバ大阪では7月にあった2週間のリーグ中断期間にしっかりとファン感謝祭を開催している。結果論だけれど、本当に、危機感というものは大事だと思わなくもない。

もっとも、3年連続で降格するかもしれないという危機感の中で監督選手スタッフがファンと交流するなんてのもきつい話も特に無く、とりあえず降格のにほいもしなくはない12位というまずまずの順位であるならば&1ヶ月という長期の中断期間であれば、色々と問題の多いアルビレックスであってもファンとの交流イベントぐらいはいいと思うんだ。きっと。それに、田中達也選手や川又堅碁選手といった、アルビレックスでは本当に珍しい華のある選手が所属している年なんだから、こういったファンとの接触プレイを再開したほうが、色々とが持てるぢゃあないか。

というわけでサマー・・・うっが、なごやかに開催される。どこぞの川崎フロンターレのようなイベント上手、交流上手なチームと違い、こちとら新潟は選手もファンも実にまったくあっとほーむで和気藹々、なんせ、イベントの目玉が選手による屋台の売り子東日本大震災復興支援等を目的とした選手のアイテムチャリティオークションという段階で、実に新潟県民の気質に合った、合いすぎた雰囲気がかもし出される。選手のパフォーマンスなんてものは新潟ではちょーっと厳しい。けれど、そんなハデな話はないもののまったりとゆったりと選手とファンとの交流が行われ、トークショーや撮影会など、じつにまったくローカルニュースのためにあるような時間が刻々と過ぎていき、そして無事閉会。さて、次は午後から行われるアルビレックス・レディースの公式戦だーっと思ったらばしかし、最後の最後で選手によるサプライズが用意されているところが今年の新潟らしくていい、かもしれない。

ただ・・・サプライズが別の意味でもサプライズだった件については、もうちょっと選手サイドのレベルアップを期待しなければいけない。まぁ、元サンフレッチェ広島、現浦和レッズ槙野智章選手や森脇良太選手レベルの自己表現力は求めちゃいけないけれど、あれでは自己表現ではなく放送事故表現である。とちるなああああ、噛むなあああああ、投げっぱなしのまま行くなああああああ。けれど、まぁ、気にせずにYoutubeのリンクを整備する。それに、こういうぐだぐだというか、力を入れない自己表現もまた新潟という土地柄に合っている。ということにする。

秋田にかほキャンプと新潟の有名キャンプ地[編集]

6月10日から17日にかけて、アルビレックスは秋田県にかほ市にある仁賀保グリーンフィールドでキャンプを行うことが決まる。なお、それに先立ち、なぜか、どうしてだか、6月10日から15日にかけて同じ新潟県にある国内屈指のキャンプ地をJ1の他チームに取られるのが少し悲しい。いや、相当悲しい。とりあえず、第三セクター経営のため利用料が安いと言われている十日町市のリゾート施設、ベルナティオにある日本屈指のサッカー練習場「クロアチア・ピッチ」について、まず横浜・F・マリノスがミニキャンプに使用することを公式表明。するとその直後、翌16日から22日にかけてFC東京がミニキャンプを行うことをさらに表明。

山また山のさらに山の中にあるベルナティオは、隔離という点においては本当に国内屈指である分、都会のチームがけっこー利用しまくるのが面白い。なんせ、東京から遠すぎて大手マスコミですらぐっと人数が減るんだから、そういう意味でも利用価値は高い。

なお、一応、都会であるはずの新潟市に本拠を置くアルビレックスも、過去にベルナティオでキャンプを行ったことはある。確かにある。けど、今年はなぜかアルビレックスは秋田へ行く。行ってしまう。この段階ですでに心が揺れるってのに、さらには7月9日から13日にかけて、5月にU-17代表による欧州選手権を戦った強豪クロアチアのユース代表がベルナティオにキャンプに訪れ、13日から新潟で開催される第17回国際ユースサッカーの最終調整を行うなんて話が出てくるともう。大都会のチームやユースとはいえ国際的な強豪チームが率先して使う県内の施設をなんでアルビが使えないのか、と嘆きたくなる前に、色々と色々と気づいてしまうのが長年にわたって培われたファンとしての経験なわけで。そしてそれがまた悲しさを倍増させるわけで。

というのもやはり、懐の事情というものはいかんともしがたい。普段のやりくりの苦労がよーーーーく分かる分、もはや悲しくなるしかないわいな。とりあえず、仁賀保グリーンフィールドの利用規約と料金表を見るにつけ、1時間4800円で借りられるグラウンドを使う、使わざるをえないJ1チームという話が重くのしかかる。自分とこの県にあるリゾートホテルが併設された国内屈指のサッカーグラウンドを使えないサッカーチームてあーた。

実にあるびれっくすらしいですねえどちくせふ。

ちなみに、そんな懐具合豊かなチームが使いたくなるクロアチアピッチには、こりゃまた面白い逸話がある。それは2002年までさかのぼり、高原のリゾート開発などという、まさにバブル期の香りしかしない開発事業で作られることになったベルナティオ(イタリア語で美しいふるさとの意味合いを持つ)は、まさに出来る前から、赤字確定という話が噂されていた。小泉純一郎以前の超長期にわたる不況の中、リゾート施設てあーたってな話である。しかし、幸運なことに施設が出来る直前、丁度、日韓ワールドカップのキャンプ地選定とかぶったため、急遽、ベルナティオにサッカーグラウンドを併設しキャンプを誘致することが決定。急な話だったにも関わらず、十日町市は見事、ヨーロッパの強豪であるクロアチア代表の誘致に成功する。そして、新しくオープンしたベルナティオも、国内屈指のサッカーグラウンドを使用して世界的なサッカーチームがキャンプを行ったという、その後のサッカー熱の盛り上がりを考えると、リゾート施設として最高の箔付けに成功する。んで、その後、各種スポーツのキャンプ地として一定の集客を集め、アンダーとは言え、日本代表のキャンプ地として選ばれることにも成功。この間、どれぐらいの綱渡りがあったかについては想像に難くない。

で、ベルナティオはどうにかこうにかリゾート地としての体裁を整え、少なからぬ利益と十日町なるド田舎にはあるまじき集客、何よりもスポーツ施設としての知名度を獲得した幸運については、その後、十日町市周辺地域で震度6を越える大地震が3回起こったという不運で帳消しとなっている。そんなもんである。ちなみに、組み合わせ抽選直前にはクロアチアではなくポーランドのキャンプ地となる可能性もあった。

で、この話はそこで終わらない。キャンプ招致に成功した4年後、ドイツワールドカップで日本とクロアチアがグループリーグで戦うなんて話になった際、十日町は市を挙げてクロアチアの応援を行うという、義理堅いというかなんというか、まぁ、実に新潟県民でかつ雪国人によくある話を挙行。日本中から罵倒込みで注目される。結局、試合は引き分けに終わり、両国ともグループリーグで敗退するものの、日本を敵に回すレベルの義理堅さは最終的にクロアチアと十日町市の交流に発展。クロアチアピッチのクラブハウスの設立や芸術作品の紹介など、その後、10年以上にわたる交流が続けられていく。

なお、クロアチアピッチが元来、ベルナティオにあるゴルフコースの芝のための施設だった件については、本当に些細な話である。

ブルーノよ、さらば。[編集]

6月16日、無事ににかほ市で行われた短期集中キャンプも終了し、いざ反攻の7月を迎えようとしていたアルビレックスに衝撃が訪れる。いや、うん、いつかは来るとは思ってたけど、てっきり7月になってからだとばかり思っていた中、まさか6月20日に中心選手の移籍の話が来るとは思わなかった。

というわけで、6月20日の午前8時に日本イタリアがコンフェデレーションズ杯で3-4という殴り合いを終えた4時間後、午前12時に衝撃の一報が飛び込んでくる。なんと、ブルーノ・ロペス選手の所有権を持つデスポルチーボからアルビレックスへ連絡があり、ブルーノ・ロペス選手に対するヨーロッパ移籍の話があるという、大変急でかつ仕方ない話の上、けれども6月時点でのチーム事情から考えると何とか対応可能という、めっちゃシャレにならない話がやってくる。もっとも、本人にとってもいつの日かと夢見た目標であった欧州クラブチームへの移籍の話である。そういう場合に伝説のアルビレックス、ファンにしてみれば本当に本当にタマラナイ新潟がとる方針なんて決まってるじゃないですか。

Obrigado


Bruno!


Valeu!

Agradeco a voce.なお、日本語に訳すと「ありがとう、ブルーノ。(君の存在は)素晴らしかった。感謝する」ということになる。たぶん。翻訳が間違ってなければ。あわせて、より詳しく訳すとこうなる。

ちっくしょーおめでとーーーくそったれえええええぐああああああ頑張れよおおおおおお

本当に、本当に、色々と、色々と思うことの多い退団である。けれど、心の中でギリギリ何とかなる、これがもしリーグ再開後だったら、目も当てられなかったということも確かである。なお、欧州の移籍期間は7月1日からとなるため、アルビレックスを退団したブルーノ・ロペス選手は再度、デスポルチーボ所属となり、そこから欧州のクラブへと移籍することになる。とりあえず、5月に負った怪我も回復し、にかほキャンプでは大学生との練習試合で復帰をアピールするゴールを連発、こりゃあFWのレギュラー争いが熾烈になるなあ、とかなんとか考えていた中でのこの話である。しかし、チームが彼を無理に引き止めなかったことは、そのまま川又堅碁選手をチームの軸に据えることを決断した証でもあり、新潟県人はまだ何とか意識を保っていられる。実際、バリバリに活躍してた主力選手をいきなり引っこ抜かれた2010年の矢野貴章選手のときよりも傷が小さい。しかし、次が果たしてどうなるか、誰が持っていかれるかを考えると気が気じゃいられない。

なお、元からレンタル移籍であった以上、移籍金とかいう話はまったく無いことは気にすることじゃない。ぢっと手を見るだけで。そして、6月21日の早朝、新潟から去るブルーノを見送る新潟ファンと新潟日報とテレビ局のカメラ数台あわせて50人。ちゃんと笑顔で、そして感謝を込めて分かれることの出来る移籍というのは、本当に貴重だと思う。ちなみに、その話が出てきたのが20日の20時過ぎ。もうちょっと早く広報が情報を伝えてくれていたらと嘆く新潟県民も多かった。

Obrigado,Bruno.2011年と2012年の残留は、あなたの力が無ければ不可能だった。

もしかしたら、元新潟対決もあり[編集]

6月25日、新潟を退団したブルーノ・ロペス選手のヨーロッパチームへの移籍が実現する。ポルトガル1部リーグに所属し、2012年-13年シーズンを5位という好成績で終了したエストリル・プライアへの入団が正式に決定。その結果、2013年-14年シーズンに行われるUEFAヨーロッパリーグへの参戦が決定。同じく参戦が決定しているドイツVfBシュトゥットガルト酒井高徳選手とあわせて、2人の元新潟所属選手がヨーロッパを舞台に活躍、でき、たら、いい、な。

まぁ、思う分にはタダである。けれど、実は地方のクラブチームにとってはけっこーどころか相当にすごい話である。

あわせて、エストリル・プライアのホームページに書かれていたブルーノ選手の紹介文には、2012年の最終節、コンサドーレ札幌戦で獲得した2つのゴールが新潟をJ1に残留させたことがしっかりと書かれている。てゆうか、どう考えてもあの試合とあのゴールがヨーロッパのクラブチームからの興味を引いたに決まっている。とりあえず、劇的な試合をすると世界中から耳目を集めるのが、サッカーというスポーツのいいところである。が、持ってかれるほうにとってはたまったもんじゃないんだけれども。

7月[編集]

1ヶ月半近くに及ぶ中断期間の中で、けが人の復帰やら中心選手の移籍やらでなかなか濃い時間を過ごしたアルビレックス。さぁ、これから反転だ、夏場に向けて加速とか何とか言いたいのだけれども、それが言えるのはアルビ関連の経験が浅いときだけだということを、よーく新潟県民は理解している。いつもどおり、毎年のように、一つずつ積み重ねていくからこそのアルビレックス。良いも悪いもひっくるめて。

おかえり ホーム 柏レイソル[編集]

7月6日、新潟の守護神にして2年連続の残留の立役者兼、2年連続の大怪我でアルビレックスが降格しかけた原因でもあるGK東口順昭選手がビッグスワンに帰ってくる。6月のキャンプでようやく実戦練習に戻ったばかりで、まだまだ不安の残る状態であるけれども、昨年度J1最高の防御率をたたき出したGKの凱旋は、不安や心配をかきたてるアルビ関連の話題の中で珍しくほっとできる内容となっている。

が、そういう日に限って。本当に、そういう日に限って、梅雨前線が活発化し新潟市どころか新潟県や庄内県の一帯が大雨に見舞われた上、DF陣の要であるキム・クナン選手が欠場するというのがアルビレックスというものである。そんな心配は試合開始直後に当たる、めっちゃ当たる。前半8分に、田中達也選手の顔面にボールが直撃。タンカで運び出されるという、一瞬、息が止まる事態に陥る。幸い、その後、何事もなく復帰するものの、やはり脳震盪後の動きは悪く、前半25分に岡本英也選手と交代。

その後、新潟市民は神の帰還を目撃する。てゆうか、見たくは無かったんだけれど。

田中選手の交代後、前線からのプレスのレベルが1つ落ちたことから、一気に柏攻撃陣が加速。新潟ゴールに襲い掛かる。しかし、そこに立ちはだかるのが

東口神


えっと、その、泣いていいですか。うん、まぁ、なんだ。ボカスカシュート打たれる新潟も悪いんだけれどさ、だからこそ東口選手が素晴らしすぎるというのを再確認できるというのが、悲しくもうれしい。状況としてはまったく良くはないんだけれどもさ。そして、前半が終了。2012年に嫌になるほど見てきた新潟の試合を思い出す堅守っぷりである。しかし、あのときとまったく違うのが、新潟の攻撃力が昨年とは比べ物にならないぐらいアップしているという事実である。なお、DF陣も固いようでいて実はやらかしっぷりがひどい、という事実も追加で。

後半4分。スローインから三門雄大選手が上げたクロスを川又堅碁選手がドンピシャのヘッド。昨年には考えもしなかったふつくしい攻撃で柏レイソル相手に1-0のリードを奪う。しかし、喜んだのもつかの間、後半12分。懸案のアルビDF陣のたまにやらかすミスが試合を振り出しに戻してしまう。中盤でのパスミスを掻っ攫われると田中順也選手からのスルーパスの際にゴール前でのマークの受け渡しを失敗。工藤壮人選手にナイスシュート決められて1-1の振り出しに戻ってしまう。とりあえず、ナビスコ杯サガン鳥栖戦以来の、ぐはっディフェンスを、東口選手の復帰試合でやらかさんでもええやろに。

そして、いつもどおり後半開始から徐々に新潟の右サイドのスタミナと書かれた穴が大きくなってきたため、後半23分、右サイドの川口尚紀選手が藤田征也選手と交代。しかし、そうは言ってもそう簡単にアルビの守備力が上がるなんて話はなく、後、柏の売りである攻撃力を抑えられるようになるなんて話はさらにない。というわけで、後半38分に2013年のアルビレックスの宿業であるセットプレイから、★失★点★。もう1回書く。セットプレイから、失点。ぐああああああ。1-2。けれど、柏のブラジル人、クレオ選手と競り合っただけでもよしとする。マークミスぢゃないから、涙を呑んで耐える。でも、セットプレイが鬼門すぎて嫌になる。

が、今日のアルビは東口選手の復帰戦である。逆転されたまま終わったんでは、昨年度の彼の活躍に顔向けできない。というわけで、後半43分。レオ・シルバ選手からのパスを受けた田中亜土夢選手が値千金のミドルシュートを突き刺して同点。同点。2-2の同点。えっと、すいません。

・・・泣いていいでしょうか

しかし、これで終わらないのが今年のあるびれーっくす。後半49分。田中亜土夢選手からのパスをPAで受けた岡本英也選手が見事、逆転サヨナラ。3-2。最後の最後、最後の一撃ですべてを持っていく大逆転シュートをビッグスワンのゴールに突き刺して、ネットと同時にスタジアムを揺らす揺らす。あわせて、少々お待ちください。

画面がちょっと見えなくなっております

試合はそのままタイムアップ。こんな劇的すぎる勝利は記憶にない。なお、敗北については、この前の大分トリニータ戦であった。それ以外にも、たくさん、あった。なんにせよ、新潟県民にとって色々とつらいこともある世の中であるけれど、この試合を思い出せたらちょっと幸せになれるという試合が、2012年の最終節のコンサドーレ札幌戦のほか、もう1つ出来たことを心より喜ぶものである。

次の試合は7月10日、アウェイで今期絶不調のジュビロ磐田戦である。とりあえず、そういう相手に対してことごとく復調させまくった経験のあるアルビレックスであることは、新潟市民であれば誰だって知っている。

後、おかえり。

悲報[編集]

なお、こういったうっきうきどっきどきの大逆転劇に心酔した新潟市民に対し、懇切丁寧に悲報を送り届けるからこそ、ネタの神様である。しかも2つ続けるからこそ、ネタの神様、アルビレックス神である。

ほんたうにやべでぐで

というわけで悲報である。2013年、珍しく開幕直後から選手の怪我に関する話題の少なかったアルビレックスに、立て続けに痛くかつろくでもない報告がもたらされる。その内の1つは、ホーム柏レイソル戦で脳震盪を起こした田中達也選手について、Jリーグの規則に則って6日間のサッカー禁止という、普段であればそれほど問題はない、けれども過密日程で食らうと大変にろくでもない通達がなされた結果、田中選手は10日のジュビロ戦は元より、7月13日のホームFC東京戦も試合出場が難しくなる。なんせ、練習すらできないんだからたまったもんじゃない。軽く叫べる。なお、こればっかりは命に関わる可能性もあるため、練習もやっちゃいけないというのは妥当な判断である。もだえられるけど。そのため、どうしても最低でも次の出場は7月17日のアウェイ湘南ベルマーレ戦となる。

が、これはまだ軽いほうの話。柏戦の交代の段階で多くの新潟市民が覚悟していた話である。

問題なのは、柏戦で謎の試合欠場をしたキム・クナン選手についてである。試合前のスターティングオーダーにも名を連ねており、いきなりの欠場、しかもベンチ入りもない中、てっきり試合直前の練習で負傷でもしたのかしらん、とか思っていたらなんと試合前の検査で心電図に異常が見つかるってあーた。・・・あーーーた。その結果、キム・クナン選手は緊急帰国を余儀なくされ、さらにさらに、


全治、


不明。


・・・えっと、まぁ、その、なんだ。とりあえず、生きて帰って来い。とりあえず、こんなん言葉に出来るかっ。今年のアルビレックスは珍しく幸運だなあ、けが人少ないけど何とかやってけてるなあ、とか思っていた中、なんじゃこの仕打ちは。何にせよ、可能性だのなんだのをすっとばし、本当にに係わるってのは正直やめてもらいたい。が、逆に言えば早期に発見できたことを心から喜ぶものである。

けど、そんな話をいくつもいくつも乗り越えて来たからこそあるびれーっくすだ。まったくもって。とにもかくにも。というわけでアウェイジュビロ戦である。

なして同じ失点を積み重ねるかあああ アウェイジュビロ磐田[編集]

そんなわけで、口から魂吐き出せる悲劇の直後に行われる試合が、相性がけっこーどころか相当悪いジュビロ磐田戦であるところが実にアルビレックスらしい。もっとも2013年シーズンのジュビロは開幕から不調を極めており、シーズンの半分が終了した段階で、名門ジュビロが大分トリニータと最下位を争うという少しびっくりな状況になっている。

まぁ、その大分にホームで負けたのがアルビレックスなんだけれども。

しかし、2013年のジュビロの場合は2012年のアルビレックス新潟みたくゴールデンウィーク後、早々に森下仁志監督を更迭する荒療治を断行。5月19日にロンドンオリンピックのサッカー男子代表監督であった関塚隆氏を招聘しているところにチームとしての危機感が見て取れる。そして、直後の中断期間においてチームの態勢を立て直さないと降格することが分かっている状況でキャンプイン。こういった危機感を持つチームは、往々にしてしぶとい。強い弱いではなく、しぶとい。で、そんなジュビロを見るにつけ、なんでチームが迷走している中、浮上のきっかけもつかめず右往左往している時期に試合ができなかったんだーとぼやくJ1チームの関係者は多い。そしてその中に、しっかりときっかりと含まれているからこそのわれらがあるびれーっくす。しかも、明らかにチーム状態が好転し始めている中で対戦するのがあるびれつくす。

もっとも、そういうタナボタ的な幸運についてまったく期待できないからこそ新潟である。そして、ジュビロと再開を争う大分トリニータとの試合については、センターバック2人が同時に負傷する超絶な不幸が発生したことからも分かるように、幸運属性持ちの相手と戦うとなぜだかやらかすのがアルビレックスである。けど、試合が始まる前にやらかすというのはやめてほしかった。

その上で、もしももしも関塚監督の下、チーム状況が改善されたらば、ジュビロ磐田というチームには現役日本代表や元日本代表選手、さらには日本代表候補といった選手が幾人も名を連ね、普通で考えればどう考えてもこの順位にいるのがおかしいチームである。まぁ、ぶっちゃければ2012年のガンバ大阪の事例さえなかったら、後半戦、アホなプライドでつぶれてもおかしくないぐらい名誉を積み重ねすぎたチームでもある。幸い、ジュビロのフロントはガンバほどひどくはなかったことは、新潟にとっては大いなる不運である。

なお、2013年のジュビロ最大の迷走の原因は、死神と呼ばれた前田遼一選手の不振である。もっとも、その原因は確定的に明らかで、6月のリーグ中断期間においても、前田選手は日本代表の試合に出ずっぱりで、チームのキャンプにも帯同できず連携の強化に大きく出遅れたように、2012年後期から続く日本代表の重要な試合がジュビロと前田選手を大きく蝕んだことは確かである。実際、代表選手を多く抱えたことが後々、所属チームにおいて様々な悪影響を与えることは、どこぞのオリンピック代表戦で死にかけたアルビレックスからも分かるように、弱小チームをより弱く、強豪チームを骨抜きにすることは事実である。

実際、試合が始まるとその傾向は強く現れ、こりゃまた超絶な不運でレギュラーが2人も欠けた状態の新潟ですら、序盤にジュビロの連携ミスで数多くのチャンスを作り出すことになるのだから、相当に深刻は話であることは間違いない。所属選手が代表に選出されまくるというのは、ある意味、所属チームにとってはうれしいのだけれどもそうでもない微妙な話である。

というわけで前半27分、ジュビロ左サイドのPA付近で得たFKのチャンスで、田中亜土夢選手が蹴ったボールに川又堅碁選手が反応、体で押し込んでアルビレックスが先制する。0-1。これで、ザックジャパンに見込まれたらどうしようと考える新潟ファンはしかし、残念なことに、新潟の現実についてもうちょっとよく考えるべきである。ちょうどいい見本が、すぐ側にいるんだから。

しかし、アルビレックスの不運をなめちゃいけない。1点のリードで迎えた後半、いつもの負の時間がやってくる。というわけで、後半23分、左サイドを切りさいた松浦拓弥選手がPA内の金園英学選手にラストパス、見事流し込まれて同点に追いつかれる。なお、1-1になる前、ジュビロの死神前田遼一選手を押さえ込むことに成功していたアルビDF陣が、後半15分に金園選手に交代された直後からズッタズタに切り裂かれまくるんだから、本当に連携というものは恐ろしい。そして始まる東口神堪能タイム

こんちくしょう。今年もアルビレックスは東口選手を日本代表へ成長させるべく奮闘するのですかい。

あわせて、ジュビロでいうところ左サイドについて、新潟に当てはめると右サイドである。そして、後半20分過ぎである。けれど、新潟のいいところは、何度同じ間違いを繰り返せば気が済むのか、ではなく。何度同じ間違いを繰り返してもいい、その分、経験を積み重ねろということを徹底するところである。そうやって、キム・ジンス選手を一人前にした以上、川口尚紀選手に同じ道を歩ませたっていいじゃないか。

まぁ、ファンはたまったもんじゃないんだけれどもさ。で、問題はだ。さらにさらにさらにいつもの時間がやってくるってことだ

後半45分、CKからのこぼれ球を山崎亮平選手にたたっこまれて、2-1。万事休す。せっとぷれいって、難しい、ね。てゆうか、キム・クナン選手がいなくなったことがこれほど骨身にこたえるとは予想通りすぎて嫌になる。そして、改めてブルーノ・ロペス選手の献身的なディフェンスと、田中達也選手の効果的なプレスがいかに相手に驚異を与えていたかが実感できる。いまっさらながら、アルビレックスって、不運なチームだよこん畜生。

てゆうかよくよく考えてみると大分戦と寸分たがわぬまったく同じ展開じゃねえか

何このよく出来たコント。とりあえず、今年2回目となるネタの神様にダメだしである。単純な不幸だけではなく、もうちょっとひねったほうがより笑いを取れる。けれど、まあ、これで川又選手が東アジア選手権に行く可能性が少なくなったと思えば、ちょっとだけホっとできるのが、新潟県人の悲しい本質である。ちなみに、選ばれたら正直やばいなんてもんじゃない。代表選考は15日に行われる予定である。あわせて、次の試合は7月13日、ホームでFC東京戦である。

・・・代表選出おめでとう[編集]

7月11日、恐れていた事態が発生する。日本代表について恐怖していた側で、なんとそれに先駆けて行われた韓国の代表選考において、左サイドバックの不動のレギュラーであるキム・ジンス選手が初代表に選出。17日の湘南ベルマーレ戦後に代表入りするとの情報が出てくる。

ぐはッ

まずいなんてもんぢゃない。やばいなんてもんぢゃあない。タダでさえ層の薄いDF陣からレギュラーを持っていかれて過酷な日程にぶち込まれるというのは、正直、見ていて心苦しい。せめて、とりあえず、何とかして、ベンチメンバーぐらいで疲労を溜めないことを祈るしかない。

ちなみに、大宮アルディージャチョ・ヨンチョル選手も選ばれたことから、やはり新潟の育成は素晴らしいという話になるんだけれども、これで日本代表に川又堅碁選手が持っていかれたら、正直、残留争いを覚悟しなければいけなくなる。大変に、こまつた、はなし、である。

朗報[編集]

7月13日のFC東京を前に、アルビレックスに朗報がやってくる。キム・クナン選手、韓国で行われた精密検査で異常無しと判断される。本当に、ほっとする。そして、およそ1週間ぶりに聖籠町にあるアルビレックスのクラブハウスへと帰ってくる。尚、FC東京戦への出場もまったく問題はないということで、一体全体、磐田戦とはなんだったのかという複雑な思いが去来する。けどまあ、アルビレックスらしい話である。

とりあえず、おかえり

そして、同じく磐田戦を欠場した田中達也選手についても6日間のサッカー禁止=別メニューという形で調整した結果、同じくFC東京戦への出場が可能になる。もっとも、この件については磐田戦に田中選手の代役として出場した岡本英也選手への期待がかなわなかったため、という側面もある。ちと悲しいけれど。何にせよ、層の薄い薄い新潟の貴重な貴重なレギュラー2人の帰還を心から喜ぶものである。

あわせて、関東・東海紀伊半島と35度を超える猛暑が続く中、運よくアルビレックスとベガルタ仙台は頑固な前線が居座ってくれているおかげで梅雨明けを迎えずにいるため、コンディション調整という面で他のチームよりも若干優位な立場にある。もっとも、30度以下とはいっても雨また雨という状況であり、スタジアムへ向かうファンの出足のことを考えるとちょっと厳しい話であるけれど、それでも東アジア選手権前を挟んだ強行日程の中では、こういった天候の話ですら幸運は見逃せない。

まぁ、それで勝てるかどうかもまた運の世界であるけれど。

セットプレイは続くよどこまでも ホームFC東京[編集]

というわけでFC東京戦である。比較的涼しいコンディションの中で4連戦の3試合目とは言っても、選手たちの疲労が回復するわけではなく、どうしてもどうしても動きの悪くなるレギュラーが出てしまうのは致し方ない。ようは、それを見越したゲームプランを立てて望むしかない。

んが。そんな話が開始3分で消える。またもまたもまたも、セットプレイで。というわけで、開始早々のCK、東慶悟選手がけりこんで日本代表メンバーである高橋秀人がズドン。0-1。だから、全J1チームが知ってるんだって、アルビの弱点を。しかし、そういった話がさらに加速、ファンが沈黙する事態になるんだから恐ろしい。前半8分に今度はPA内でレオ・シルバ選手が長谷川アーリアジャスールを倒してしまいPKを献上。レオ・シルバ選手については、以前から疲労が蓄積された試合でやらかすケースが続いていたため、ある程度織り込まないといけない話ではあるのだけれど、それは再発を防ぐ方向に織り込むべきだった気がしなくもない。で、普通に渡邉千真選手に決められて、10分経たないうちに0-2・・・なんでしょうか、これは新手の拷問でしょうか。

・・・いいえ、セットプレイです。

しかし、リーグ再開後、待望の東口順昭選手が帰ってきてからのほうが逆にアルビの失点が増えており、確実にDF陣との連携が上手くいってないというのが少し悲しい話である。ああ、そういえばキム・クナン選手とプレイするのは今回が初めてか。実際、2012年に1試合平均1点以下の失点で抑えた東口選手が3試合で7点も失点すること事態、相当異常な話であるのに、そのうちの4点がセットプレイである。とりあえず、何かがおかしい。2012年に矢野貴章選手やブルーノ・ロペス選手が跳ね返しまくった時代が懐かしい。けれど、得点力のアップを考えれば、2013年のほうがまだ試合になっている分もどかしいもどかしい。

なお、試合はその後、新潟の天候と同じように荒れ気味になっていく。というのも、まーーーた、ビッグスワン名物、アレな審判が発生。今期2回目となるソレは、アルビレックスはもとよりFC東京にも被害を及ぼし、あわせて試合についてもメタメタにし始める。せっかくのホームでせっかくの連携がピーピー吹かれて止められるぐらいならまだしも、イエローをパカパカ提示し、明らかに審判が試合をコントロールできていないことをあからさまにビッグスワンに集った両チームのファンに見せ付ける。そらあ、試合がグダるのもしゃあないわ。

で、後半43分。渡邉千真選手のクロスをルーカス選手にたたっこまれてジ・エンド。3-0。なんていいますか、その、選手と一体となって試合をした感覚が微塵も持てなかったという点で、2013年のアルビレックス最低の試合である。希望も何もないただのサッカーを見た、という状況に陥る。アルビの弱点はまったく改善されず、むしろ悪化傾向を見せ、川又堅碁選手他アルビレックスのよい点は出がかりでとことんつぶされ、何よりも、試合のリズムをピーピーピーピー笛で止められる。実力差うんぬんではなく、選手が試合に熱を込められない試合というものをファンと一緒に体感したところで、見る方だって重くなるわな。とりあえず、今回の試合で唯一よかった点が、キム・ジンス選手がカードの累積で出られなくなっただけで、新潟の攻撃がまるでダメになるという、大変に分かりやすい話の確認しかなかった。とにもかくにも、降格のにおいがし始める惨敗である。

次の試合は7月17日、アウェイで湘南ベルマーレ戦である。そろそろ、セットプレイ恐怖症に罹患し始めた気がしなくもない。あわせて、Jリーグの夏の移籍は7月21日から始まる。とりあえず、的確な補強が望まれる。おっと、もう1つよかった点として、これで川又選手の日本代表選出がほぼ可能性がなくなったことを喜ぶと同時に、喜べなくなったことを悲しむのがアルビレックスファンの複雑な心境である。なんにせよ、ひでえものを見た。そういう日もたまにある。

ついでに、半笑いを浮かべながらちゃんと数字に残しておく。7月13日現在、降格圏内である16位に位置する湘南の勝ち点は13で、対するアルビは17である。そして、アルビが今期最低の試合をした時間、湘南はヴァンフォーレ甲府を相手に0-1で勝利。開幕から落ち込んでいたチーム状況を立て直してきている。で、そんな降格圏内のチームに2敗しているアルビレックス、という不吉な言葉をこの時点で書き込んでおかないと、後々心苦しいことになる気がするので書き込んでおく。

あわせて、選手がヘロヘロになっている状況の中、もっとも疲れている4連戦の最後におけるゲームプランを、監督以下コーチスタッフがどう組み立てているかもまた見所である。

祝、日本代表選出[編集]

7月15日、サッカー東アジア選手権(7月21日~28日)に出場する日本代表メンバーが発表され、見事、アルビレックス新潟からは1人も選出されないという当たり前の話かつけっこーありがたい話かつ、少々胸が痛む現実が襲い掛かる。そらあ、喫緊の試合であの体たらくではしょうがないけれど、2週間でリーグ戦4試合というハードスケジュールから、1週間で3試合というひっでえ日程の代表戦にチームの中心メンバーがぶっこまれた直後に、リーグの平日開催と土曜日の開催が待ち構えるという、大変に名誉かつコンディション維持が不可能かつチームバランス崩壊が確定的な日程を回避できたことは、アルビレックスのように紙のような薄さの選手層のチームにとっては本当にありがたい話である。もっとも、韓国代表としてキム・ジンス選手が選出されているのだけれど、さすがに若手メンバーかつ初選出である以上、ベンチ相当だと思われる。思いたい。思わせて。正直、ここで使い潰されるとマヂでやばいんです。

実際、7月31日にアルビレックスが対戦するセレッソ大阪は、東アジア選手権における日本代表の中心選手として注目される柿谷曜一郎選手の他、山口蛍扇原貴宏という3人の中心選手が選出されており、コンディションの面から見ても大きなチャンスであると同時に、もし選ばれていたらと思うとぞっとする。

などと書くたんびになぜか負けるのがアルビレックスの積み重ねた歴史、という気がしなくもないけれど一応書いておく。

なお、以前アルビレックスに所属していた2人の選手が日本代表に選出されている。もっとも、サンフレッチェ広島のDF千葉和彦選手と、同じくDFで柏レイソル鈴木大輔選手が日本代表に選出されたってことは、いかにアルビレックスが相手に攻められまくってDFの見せ場を提供しまくったかを証明してる気もする。けど、まぁ、新潟関係者の飛躍についてを心から喜ぶものである。あわせて、今回の選考はそのまま2014年のサッカーWCブラジル大会の最終選考を意味しており、ぜひとも活躍してもらいたいものであるけれど、いかんせんロンドン五輪の中心選手だった鈴木選手は7月に入ってから思いっきり鼻骨を骨折。千葉選手はザックジャパンの求めるガチムチなDFではなく、アビリティ(敏捷性)とパスセンスを駆使するタイプの選手であるため、さすがに今回は選考されたとしても、W杯に向けた最終選考という点では厳しい、気がする。選ばれてほしいけれども。

無論、残りの半年で爆発。1月の移籍で海外に引っこ抜かれるような選手が出てきたとしたら、2010年の矢野貴章選手のようなビックリドッキリ選考に立ち会える可能性もある。まぁ、前線からの守備が必須になるのは間違いないけれど。

連戦の終わりに アウェイ湘南ベルマーレ[編集]

7月17日、3ヶ月で勝ち点9しか取れなかったものの中断期間明け後にチームを建て直すことに成功、3試合で3失点1勝1敗1分、ヒタヒタと降格圏脱出を目論む湘南ベルマーレと、中断明けにDF陣がボロックソになって3試合で7失点、けれど1勝2敗という成績から、必死になって降格圏への急降下を押しとどめようとするのが見て取れるアルビレックスという実にまったく似たもの同士の試合が行われる。

両チームとも貧乏で選手層が薄くて選手監督スタッフが一丸となってJ1で戦っていて、強者に対する戦い方は出来ても弱者に対して足元をすくわれることが多すぎるのが欠点である。もっとも、新潟の場合はブラジル人選手のレンタルと若手の育成に活路を見出しているのに対し、J2から昇格したばかりの湘南はまず何よりもJ1に生き残ることが優先されるという状況であるため、今の1勝よりも若手の成長というアルビレックスに対し、よりアグレッシブ、攻撃的な試合運びを選ばざるをえないベルマーレとなるのは致し方ない。

けど。その。しかし。

前半22分、レオ・シルバ選手が負傷退場って。こ・ろ・す・き・か。せっかく、せっっっかく、東アジア選手権の悪夢をほぼ回避できたのに、そうくるかあああああきますかああああぐはあああああ。いや、うん、仕方ないんだけれどもさ。

しかし、幸いなことに中央のMFに関しては、新潟には本間勲元キャプテンが存在しており彼の落ち着きが中心選手の怪我というチームバランスが崩れてもおかしくない緊急事態においてを上手く作用することになる。そもそも、こういった非常事態においてチームのバランスを整えることに関してはものすっごく上手な本間選手である。どれだけ毎年毎年アルビが非常事態だったかについて考えれば、誰だってわかる。

2012年の悪夢に比べりゃ、今はJ1でプレーできるだけで幸せなのだから。

で、前半31分。湘南に訪れたビッグチャンスも、アルビが集中して守ることで見事回避。しかも、カウンターでアルビの右サイドをなぜだか逆サイドのキム・ジンス選手が駆け上がって中央にクロス、どんぴしゃで川又堅碁選手がぶち込んで0-1。やはり、バタバタしないということは重要である。試合はそのまま前半を終了。問題の後半である。

で、やはりというか何というか、後半開始早々、湘南の誇る快速フォワードキリノ選手が登場すると一気に試合は湘南ペースとなる。けれど、新潟に小さな幸せを運ぶ本間選手の落ち着きは、様々な効果を新潟に及ぼし、なんとセットプレーがアレな新潟がことごとくボールを跳ね返し、なおかつクロスバー直撃のシュートも動揺せずにしっかりと対処。何よりも後半のいつもの交代、12分の田中達也選手と岡本英也選手の交代から来るディフェンスの混乱と、そして後半20分過ぎのいつもの時間もひょうひょうと受け流すことに成功。

ほんっと、落ち着きって大切だと思う。まぁ、落ち着きで点は取れないけれど、落ち着いていれば点は取られにくいことは確かである。もっとも、この試合の前にセットプレイの練習をしまくった効果もある。

そして、後半27分、いつもならアルビレックスが失点する時間帯、田中亜土夢選手からのスルーパスに反応した川又選手が見事2点目を叩き込んで0-2。うーん、代表選出後で本当によかった。本当に残念だけれど、よかった。そして3試合で7失点という体たらくだったDF陣も奮起。見事、魔の時間帯を零封するとそのまま湘南に反撃らしい反撃をさせずに見事シャットアウト。なお、本日の東口順昭選手はスーパーセーブはしましたが特に神になるようなこともなく、最後まで東口選手のままでした。基本、神となるにはスーパーセーブの連発が条件となります。

たまには、こういう試合があったっていい。そして、ようやく勝ち点20に到達。気を抜くことなく、残留の目安となる40を目指さなければならない。次の試合は東アジア選手権を挟んだ7月31日、ホームでセレッソ大阪戦である。

ちょいと難しい話[編集]

7月23日、2011年および2012年の残留に多大な貢献を果たした菊地直哉選手がサガン鳥栖にレンタル移籍することが発表され、多くの新潟県民が複雑な想いに駆られることになる。2012年に柳下正明監督が就任して以来、実力的にJ1トップクラスのDFでありながら長らくベンチで過ごすことが増えていた菊地選手のことを思うと、本人にとってもこれはいい移籍だと思う反面、2013年シーズン絶賛DF陣が崩壊中のサガンになんちゅう贈り物をしちょりますかあああという気持ちも無きにしも非ず。これで調子を上げたら残留争いで楽ができなくなりますやん。そして何より、柳下氏も菊地選手も元ジュビロ磐田で一緒に戦った中であるため、現在の菊地選手の扱いについて、多くのアルビファンがほんとーーーーーに、思うところの多い移籍となる。

無論、2003年にジュビロで初めて監督を行った柳下氏と同年高卒で即磐田に入団した菊地選手はまさにツーと言えばカー、初監督の下、ピッチピチの若手として即座にJ1初出場を果たし、新人監督および高卒の選手としては破格である1年目での天皇杯優勝という名誉を勝ち取った仲である。もっとも、その直後に柳下監督はジュビロを退任。コンサドーレ札幌の監督に就任し、そして2007年9月、請われてジュビロのコーチに就任した際に、なぜだか、どうしてだか、そこに菊地選手がいなかった件がその後に影響を与えないわけがないのだけれども。

まぁ、菊地選手が2007年6月に未成年に対するわいせつ行為で逮捕されて、直後にジュビロを解雇、サッカー協会からの処分として1年間ほど日本でサッカーができなくなった3ヶ月後、暗黒面に落ちたジュビロを立て直すため柳下氏がコーチとして急遽ジュビロに戻ったんだけれどもさ。

正直、この件は、サッカーという名の人間関係において、逃げることも避けることもできんわな。で、その後、事件を承知の上で、菊地選手を大分トリニータが獲得。そして、2005年にレンタルで獲得していたアルビレックスもまた、菊地選手に手を差し伸べたわけで。で、そんなアルビレックスに柳下監督が着任。直後から、菊池選手の試合出場が激減していくんだから世の中は世知辛い。

まったくもって世知辛い。

なお、柳下監督は菊地選手について、菊地選手の対人スキル、特にボール奪取能力について現在のアルビレックスの戦術と合わないことを問題視。左右真ん中どこでもDFができるオールラウンドプレイヤータイプの菊地選手のプレイスタイルとは真逆、ほぼ専門職で場所固定、対人スキルのたっかいたっかい選手を積極的に試合に出場させてガンガンに育てていくんだから、まぁ、うん、言葉にできない。けれど、やはり、菊地選手の活躍が無ければド貧乏なアルビレックスのうっすいうっすい選手層では2011年と2012年を戦っていけなかったことも確かであり、そこがまた多くのファンの心をモヤモヤとさせている。特に、2012年にキム・ジンス選手が怪我をした後、左サイドバックができる選手が軒並み怪我で離脱。できる人間が菊地選手しかいなかったときのありがたさときたらもう。その後、夏の移籍で坪内秀介選手を獲得し、キム・ジンス選手が台頭するまで、彼の存在がアルビレックスを支えていたことは確かである。そして2013年。両サイドバックを若手の成長株に、センターバック2人を対人スキルに秀でた2人に、そのうえで、ミッドフィルダーにこれまた強烈な運動量およびボール奪取能力に秀でた2人を配置する柳下監督もまたすごい。結局、菊地選手のプレイスタイルが入り込める隙間を埋める形でアルビの戦術が作られ、しかも、そういう年に限って、選手がほとんど怪我をしない。たまたま怪我をしても、バックアップがちゃんとできていて、怪我の治りも早く、そして、何よりも、その戦術がしっかりと効いている

これはもう、どうしようもないし仕方ない。とりあえず、いろいろと思うところの多い移籍であるけれども、菊地選手のスキルは必ず鳥栖にとって必須になるものと思われる以上、ぜひとも、新天地における活躍を祈るものである。

祝いたかないけど祝うしかない話[編集]

7月20日に開幕したサッカー東アジアカップにおいて、新潟ファンの一縷の望みを打ち砕く事態が進行。しかも、一縷どころではなく、事態がさらに悪化するような話が急速に進行する。なんと、ベンチメンバーぐらいであってほしいというファンの願いもむなしく、なんと若干21歳のキム・ジンス選手が並み居る韓国の代表選手を押しのけて左サイドバックのスターティングメンバーに選ばれるとともに、対オーストラリア戦で大活躍。豊富なスタミナを武器に新潟仕込のディフェンスと攻撃参加、さらにはセールスポイントのロングスローで、あっという間に韓国代表のニューフェイスに祭り上げられてしまう。U-23オリンピック代表とか言う前に、A代表て。しかも来年W杯って。うわーいばんざいうれしいいなあああああ。

ぐはっ

なしてその、血の涙を流しながら成長を見守り続けた若手を、いとも簡単にぶっこ抜きされるシチュエーションに恵まれやがるんだアルビレックスは。無論、今後の代表戦で調子を落としてW杯本選には出場できない可能性だってまだ十分あるのだけれど、それだとさすがにアルビの選手育成能力に傷がつくのでやべでぼらいたい。とりあえず、酒井高徳選手に続いてアルビレックスの左サイドバックが連続して国の代表に選ばれたことを喜ぶとともに、いずれ来る別れが思いのほか早く目の前に出現したことを悲しむものである。それ以前に、7月31日のキム・ジンス選手のコンディションがどうなるか。もんのすげえええ不安になる。

そして、見事に7月28日の日本戦にも先発出場。しかも、韓国代表唯一の得点の起点になるなど、攻守にわたって活躍。今後、韓国のU-23代表とA代表の日程がアルビレックスに重く重くのしかかることが確定する。確定しやがる。

補強[編集]

7月25日、アルビレックスに朗報が舞い込んでくる。なんと、ブラジル1部リーグ(セリエA)所属するチーム、AAポンチ・プレッタの攻撃的MFホジェル・ホベルト・ドス・サントス選手、通称ホジェル・ガウショ選手、もしくはホジェル選手のレンタル移籍に関する交渉が最終局面を迎えているというニュースが一部報道機関、てゆうか、めっちゃアルビのスポンサーである新潟日報によってもたらさる。6月末のブルーノ・ロペス選手がポルトガルのチームに移籍した後、使えるブラジル人獲得に定評があるアルビレックスが夏の移籍期間に動かないわけがないという認識が、新潟ファンはもとより多くのJリーグファンの間に広まっており、その結果、一部の金持ちチームのファン、特に埼玉県のあそこがめっちゃ視線を浴びせてくる。

だから、2011年の浦和レッズなんて記事をかかれる。まぁ、レオ・シルバ選手の大活躍に際して、すでにシーズン開幕直後に移籍の話が当然のように出ているいんたーねっとでは、新潟所属選手の活躍即移籍の話までが一連の動きであるけれど、やられるほうはたまったもんじゃない。しかも、本当にやられるんだからなおさらたまったもんじゃない。

なお、ホジェル選手の武器はドリブルと豊富な運動量、さらに前線からのチェイス能力およびボール奪取能力の高さ、だと思われる。2013年のアルビレックスについては前線における点取り屋のポジションはすでに川又堅碁選手が担っており、誰もが期待するブラジル人の才能あふれるストライカーの獲得、とか言う話ではない。けれども、豊富な運動量を誇るものの、連戦の中だと粗が見えて仕方ないアルビの中盤の補強という点では十分である。もっとも、それでホジェル選手が活躍できるかどうかは、実力もそうであるけれども、である。夏の移籍は結果が即座に求められる以上、どうしても本人の資質以前に、周囲の手助けという名の運が必要になる。

とりあえず、一日でも早いホジェル選手の獲得を待ち望むものである。

いらはい[編集]

7月28日、サッカー東アジアカップの日本韓国戦で、セレッソの柿谷曜一郎選手が決勝ゴールを含む2得点の活躍。見事優勝カップを掲げると同時に新たなヒーロー誕生に日本が沸いた結果、31日のビッグスワンにおけるセレッソ大阪戦がそっくりそのまま彼の日本凱旋試合となり、久しぶりに観客動員が楽しみになった翌日の29日。ホジェル・ホベルト・ドス・サントス(登録名、ホージェル・ガウーショ)通称、ホージェル選手の獲得が新潟の広報より発表される。これでさらに動員が増えればいいんだけれども、さすがにまだ試合出場は早い気もする。

けれど、層の薄いアルビレックスの中盤に、ようやくもう1枚切れるカードが出来たことで、いろいろといろいろと考えられる話が増える。とりあえず、1週間で3連戦を消化するスケジュールにおいて、中盤の運動量抜群の2人、三門雄大選手とレオ・シルバ選手の疲労がチームの足を引っ張ったことが何度かあり、まずはそこの弱点が解消される目算が立ったことを喜ぶものである。今後、残留に向け弱点の補強という意味では大変に大きい。無論、それ以上に多くの弱点があることも確かであるけれど、それでも一歩前進である。

また、心底考えたくはないけれど、毎年恒例いつもの12月の悲劇喜劇において、アルビのビッグネーム、特に2013年にブレイクした川又堅碁選手を掻っ攫われた際の保険が出来たことも大きい。無論、わずか5ヶ月でホージェル選手が引っこ抜かれる可能性もあるけれど。むしろそれぐらい大活躍すれば必然的にアルビの上位進出なんて話もあるため、いずれ来る別れが早ければ早いほど、うれしい気持ちも無きにしも非ず。無論、ファンに愛される前だからこそ、こんな話もいえるのだけれど。

リベンジなるか ホームセレッソ大阪[編集]

7月31日、いまだに梅雨の空けない新潟で上手にコンディショニングをした、はずの新潟と、バリバリのレギュラー3人をクソ暑い韓国で行われたサッカー東アジアカップで消耗させまくったセレッソ大阪との試合。などと書けば、なんとなあくアルビが有利なような気もするけれど、実際、こういうときに限って精神的にキツイ敗北を積み重ねてきたのがアルビレックスの偽らざる歴史である。実際、2013年の開幕初戦では、新メンバーによる攻撃力のアップに中盤での鬼プレスという新生アルビを見せ付けることに成功。終始セレッソを押しっぱなしの状況の中、最後の最後で柿谷曜一郎選手に食らったループシュートの結果、いろんな意味でアルビファンがどん底に突き落とされたことは記憶に新しい。

そのため、ぜひとも開幕戦の悪夢を払拭してもらいたい試合になるのだけれども、いかんせん、基本は湿度たっぷり気温30度ギリギリという条件での試合である。そのため、まずはお互いに様子見から入ることは致し方ない。というわけで、前半は互いにノーゴールでほとんど決定期もないまま終了。けれど、明らかにセレッソの中心選手たちの動きが悪いことが目にとれることから後半に入ればよりアルビのチャンスが増えるものと思っていたところ、なんと、セレッソのレヴィー・クルピ監督・・・は前節で退席処分を食らっていたため、ルイス・ロベルト・マテルヘッドコーチが、前半だけで中心選手である南野拓実選手と扇原貴宏選手を交代。そう簡単にアルビファンの思い通りにはいかないことを教えてくれる。

もっとも、一番怖い柿谷選手を何とか抑え続ければ、基本、セレッソはアルビ特有の中盤鬼プレスに弱いってことは、開幕戦に実証している。そのため、まさにめちゃくちゃなハードスケジュールを消化してきたような今回の試合ほど、アルビの勝率が高い日は他にない。そういった期待に見事こたえたのが、後半27分の川又堅碁選手だってところがもう。ただし、ゴールではなく、アシストで。CKで三門雄大選手からニアサイドへ蹴りこまれたボールに上手くヘディングで川又選手があわせると、セレッソのGKキム・ジンヒョン選手が反応しきれず、横っ飛びで何とか弾いたものの、こぼれ球を大井健太郎選手が押し込んでアルビが先制。1-0。前後半を通じてきっついマークをつけられた中、それをかいくぐっての決定的なシーンの演出である。

うん、12月の覚悟を今やっておこう。

その後は特に目立ったチャンスもピンチもないまま、珍しく珍しく珍しく、アルビレックスが試合を上手にコントロール。むしろ、別に試合巧者でもないアルビに封じ込められる後半20分過ぎからのセレッソサイドがシャレになってない。けれど、こればっかりは仕方ない。アルビレックスも、マンチェスター・ユナイテッドと親善試合をしていたら、こんなに上手にコントロールすることはできなかった。絶対に。けど、この試合を見る限り、やらなくてよかった。クラブの収入的にはケタが違うってのは知ってるけれどもさ。

最終的に、そのまま試合は1-0で終了。アルビは見事、開幕戦のリベンジを達成する。とりあえず、セレッソサイドが柿谷選手の起用にこだわったことと、アルビサイドが柿谷選手へのボール供給元をしっかりとつぶしたことが、今回の勝利の一因である。けれど、そうやってセレッソが有望な攻撃的選手を育てていることも確かであり、同じような敗北を積み重ねることで、アルビレックスも有望な若手ディフェンス陣を育ててきたこともまた確かなことである。いろいろと思うことの多い勝利、である。

なお、この試合、韓国代表として東アジア杯に行われた親善試合で3戦連続フル出場を果たしたアルビの左SBのキム・ジンス選手はセレッソ戦でもふっつーにスタメンに名を連ねて90分間出ずっぱり。その上で、いつもどおりの走る走るスタイルでアルビの左サイドを引っ張っていた。とりあえず、全盛期の矢野貴章選手以来となる新たなスタミナお化けの誕生を心より喜ぶものである。次節は8月3日、ホームで清水エスパルス戦である。

8月[編集]

中断明けからサッカー東アジアカップを経て徐々に調子を上げてきた我らがあるびれーっくす。東口順昭選手の復帰や安定し始めたセットプレーの守備、さらには川又堅碁選手の好調の持続といった要因のほか、明らかにコンディション作りが成功しているところが夏場の上昇の原因である。で、そのコンディション作りの成功の裏には、いつまでもいつまでも空けない新潟の梅雨という話が存在し、新潟県(含会津地域)や庄内県ほか東北各地で豪雨災害が繰り返されているのだけれども、こればっかりはどうしようもない。おかげで、いつもなら夏場に調子をがっつり落とすベガルタ仙台がまったく調子を落とさず、真っ先に梅雨が明けた九州の各チームが軒並み調子を落とすのを見るにつけ、とりあえず、農業観光は別として、少なくとも、サッカーに関してはこういった状況は好ましい。

まぁ、その、別とされている農業と観光が新潟県の重要な産業だったりするわけなんですけれどもさ。

そういう話はやめてくれ[編集]

8月3日、ホームビッグスワンで行われる清水エスパルス戦の前に大変にろくでもない話が飛び込んでくる。アルビレックスのユニフォームにでかでかと名前を残す亀田製菓の業績が、めっちゃ悪化。1年で売り上げが25%も落ち込むという、昨シーズンの悪夢を思い出させる話が舞い込んでくる。無論、原因は言わずもがな。そらあ、絶賛崩壊中の韓国経済に思いっきりかかわっている以上、業績もイメージも悪化して当たり前なんだけれども、とりあえず、韓国でも屈指の大食品会社にして、世界中で食品に関する異物混入が起こりまくっている会社、農心手を切って塩撒いて呪詛を払い落とさない限りはこういった状況が続くものと思われる。

とりあえず、アルビファンにとって頭の痛い問題である。あわせて、スポンサー的にも新潟県のイメージ的にもシャレにならない話であるため、多くの人間が思いつくシャレは記載しない。

嗚呼観客動員 ホーム清水エスパルス[編集]

8月3日、夏休みの真っ盛り。本来であれば、ビッグスワンが家族連れでにぎわってもおかしくはない一戦。なの。だけ。れども。も。この8月第1週というのが、実に各地の祭り時だってところが実に悲しい話で、近場じゃ全国屈指の花火大会である長岡まつり大花火大会とかち合ってしまうため、観客動員についてはこの時点でするしかない。しかも、その翌週8月10日はビッグスワンで試合は無いけれど、新潟市の新潟まつりが県内どころか全国の皆様をお待ちしております。

夏休みの試合については、もっと日曜開催を増やしてもいい気がする。まぁ、そういった悲劇は全国どこでもあるのだけれども。

というわけで、清水エスパルス戦である。この試合は、ゲーム開始前から清水サイドで夏の選手の移籍が立て続けに行われ、中にはジェナン・ラドンチッチ選手のように、8月1日に獲得した選手が即座に試合に出場するという、腰の重いアルビとは正反対の動きが出てくる。まさか、海外から疲れてない選手を持ってくるとは。けれど、その代償として連携やらチーム戦術の浸透といった話はおざなりにならざるをえず、そういった点でアルビに有利、かもしれない戦いとなる。まぁ、こういった有利がうまいこたいかねーからアルビレックスなんだけれども。

実際、試合開始直後から、好調のアルビとピッチピチのエスパルスはバチバチとやりあい、そんな中、前半18分に好調川又堅碁選手が清水PA内でファールを受けてPKを獲得。それをなんと、今まで試合でPKを蹴ったことがない川又選手自ら志願。見事、左隅に蹴りこんでアルビが先制する。1-0。そして、川又選手、今期10得点目おめでとう。そして、新潟所属の日本人ストライカーとして初となるJ1での2桁得点達成。そしてアルビレックスもJ1通産400得点達成。いろいろと記憶にも記録にも残るゴール万歳。

しかし、その直後から試合は清水側へ傾き、ああもう、東口様は神様です状態が続く。うれしいんだけれどもうれしくない。また、川又選手が川又選手で、思わずぶるーのっと叫びたくなるプレーまでやらかしてしまうところがなんていいますやら。とりあえず、ラドンチッチ選手(192cm)がいきなり清水にフィットするてえのはどーよ。

けれど、後半に入ると徐々にアルビレックスに試合の流れが傾くことになる。とりあえず、後半開始時にスタミナに不安を抱える右SBの川口尚紀選手が藤田征也選手と交代。後半20分の悪夢を事前に抑え、そしていつもどおり後半19分に田中達也選手と岡本英也選手を交代。これはいつもどおりの交代なんだけれども、クソ暑い中での試合をコントロールするのにスタミナがいかに重要であるかを考えると、柳下正明監督は春先の状態から夏場のゲームプランを模索していたことを意味する。気がする。なんにせよ、この交代がまた当たる当たる。

後半25分、岡本英也選手からのパスを受けた田中亜土夢選手からのクロスを、エスパルスのカルフィン・ヨン・ア・ピン選手がクリアミス、直後に川又選手が押し込んで本日2得点目。2-0。まさに大当たり。けど、いくらコンディション作りに成功したとしても、アルビレックスのそれ以外の選手は普通に中2日の連戦なわけで、そんな中、どうしたってミスが出てくるのは仕方ない。後半30分、キム・クナン選手の安易なバックパスをラドンチッチ選手に掻っ攫われて2-1。やはり、獲得したばかりでピッチピチの選手は元気だなあちくしょー。そして、後半37分、次節を踏まえて川又選手を鈴木武蔵選手と交代させると、後は清水のターンである。けれど、GK東口選手を中心に、いつもどおりの堅守を見せると、後半46分。スタミナお化け、キム・ジンス選手がやってくれる。CKで珍しくショートコーナーを選択すると、田中亜土夢選手からのパスを受けたキム・ジンス選手がマイナスのクロス、PA外の岡本選手が合わせ決定的な3点目を獲得。結局、試合は先制、中押し、ダメ押しと今までのアルビらしくない試合運びを見せて3-1で快勝

で、かくばかり見事な試合運びに成功した日に限って、戦争で亡くなった人々への鎮魂の思いと震災への復興を願うと日本屈指の花火大会があるのでしょうか。アルビレックスらしい話なんだけれどもさ。

けれども、試合終了直前にキム・ジンス選手が2枚目のイエローカードで退場て。うぉい。しかも、レオ・シルバ選手も次節はイエローの累積で欠場てあーた。うれしいんだけれどもうれしいだけではなく頭が痛い3連勝である。けど、まぁ、連戦続きだったキム・ジンス選手にはいい休息である。痛いけど。次節は8月10日、中心選手を2人欠いた状態でアウェイでヴァンフォーレ甲府との一戦である。

補強第二段[編集]

8月6日、夏の移籍の第二段として、アルビレックスに新しい仲間、ではなく、相当に懐かしいメンバーが復帰する。2008年にアルビに入団した後、5年にわたって下部リーグでレンタル修行を続け、2012年にV・ファーレン長崎のJ2昇格に大きく貢献したDFフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、通称、FG 舞行龍 ジェームズ選手が長い旅路の果て、ついにアルビレックスに帰還する。これは、ニュージーランド国籍で、代表経験もあるジェームズ選手が、2013年5月に日本国籍を取得したことによる復帰である。つまり、日本在住の外国籍の選手を獲得し、5年計画で国籍を取得させ、ついでにニュージーランドの代表経験も積ませた上で、外国選手の制限に引っかからないDFを安く獲得するという、実にアルビレックスらしい気長かつ博打臭にあふれた育成方針によるものである。

なお、その5年の間に多くの選手が入れ替わり立ち代りしており、舞行龍選手が入団した前年、2007年に獲得した選手はすでに全員が移籍している。事実、アルビレックスにずっといるのが本間勲選手だけという事実からも分かるように、じつにまったくどこまでも選手の移籍が激しいからこそ、新人が活躍できるのがアルビレックスのいいところ。

実際、舞行龍選手の同期入団選手には若手でありながら活躍している選手が多く、早くからアルビのレギュラーに抜擢され大活躍、惜しまれつつも2013年1月に柏レイソルに移籍することになった鈴木大輔選手のほか、舞行龍選手と同じくレンタルで花開き、絶賛ブレイク中の川又堅碁選手。同じく2012年にレンタル移籍した湘南ベルマーレのJ1昇格に多大な貢献をした大野和成選手は2013年も引き続いてレンタルでベルマーレのJ1残留を目指し戦っているように、2008年に獲得した高校生の多くが5年後にJ1で活躍しているってえのが、実にまったくアルビのスカウティング能力の優秀さをあらわしている。

ちなみに、2009年のメンバーの豪華さはさらにとんでもなく、神様東口順昭選手にアルビ史上最高の出世頭酒井高徳選手、現キャプテンの三門雄大選手に大金を残して大宮に移籍したチョ・ヨンチョル選手と、2008年と2009年に獲得した選手の質が異常。本当に異常だってのがアルビレックスである。もっとも、その原石を磨くために、どんだけ血の涙を流したかについては想像に任せる。その、ある意味、アルビの黄金世代最後の1人がついに新潟に帰還するのだから、期待せずにはいられない。

のだけれども、残念ながら舞行龍選手は2013年早々に足の甲の骨を折る大怪我をしており、ようやく癒えたばかりという状態のため、まずは体を慣らす作業から始めないといけない。もっとも、身長185cmの舞行龍選手の加入により、アルビのセンターバックに競争が生まれることも確かであり、菊地直哉選手の移籍以降、センターバックのバックアップが足りなくて戦々恐々としていたことを思えば、チームとして実にすばらしい復帰である。

とりあえず、チームががらりと変わるレギュラーの補強も大切だけれど、チームが瓦解しないよう安くバックアップを補強するのも、とてっつもなく大事な補強である。

異常気象の中で アウェイヴァンフォーレ甲府[編集]

8月に入っても梅雨明けしないでコンディション作りがやりやすいなどという話を書いた直後の8月3日、ついにようやくやっとのことで新潟や庄内に梅雨明け宣言が出される。こらコンディション作りが難しくなるなあと思っていたらば、幸いなことにその後の1週間、雨はほとんど降らないものの、気温が35度を超える猛暑日を迎えることなく、新潟は30度~32度という状況が続くことになる。反対に、関東圏のチームのコンディションについては、もはや言葉にできない。とりあえず、こういった選手の体調云々に関わる話については、いずれ新潟もしっかり対応しないといけない。

とかなんとかゆうてたらばもう。そんなアルビがチーム発足以来、もっとも高温な状況で試合をするハメになるとは。

というわけで、8月10日、アウェイヴァンフォーレ甲府戦である。この日、試合会場となる山梨県甲府市を熱波が襲い、1894年に設置された甲府地方気象台の歴史において最も高い気温となる40.7度を観測。てゆうか、日本の気象記録で見ても、上から4番目となる暑さなんですがそれは。そらあ、ヴァンフォーレが夏場に入ってから泥沼の8連敗を喫するのも納得である。そして、こんな日に限ってものの見事に試合がぶちあたるのが実にまったく見事なほどに新潟である。おかしい。ネタの神様って、試合だけ、もしくはサッカー関連の話題だけじゃなかったんだろうか。

しかも、そんな日に限ってアルビのキーパーソンであるキム・ジンス選手とレオ・シルバ選手がカードの累積で欠場ってところがもう。

そんな形で神様に愛された試合は、こりゃまた神様のご意向で、普段よりも早い18:30にキックオフ。なお、18時の甲府盆地の気温は34度。いやー、だいぶ涼しくなりました。って、ちよつとまて。

というわけで、この試合はいかに試合開始の段階での選手のコンディションが大切であるかを感じさせる試合になる。というのも、アルビレックスが連携で甲府のDFを崩し惜しいシュートを連発するのに対し、甲府の動きがわりーわりー。一応、シュートまでは持っていけるものの、最後の精度に欠き、GK東口順昭選手の手を煩わせる必要の無い枠外にばかり飛んでいく。んが、残念なことに新潟も最後の最後で甲府のDF陣に阻まれて得点ならず。そのまま前半を終了。

この段階で、この試合が異常な状況であることが丸分かり。てゆうか、全選手かきすぎ。そのため、前半早々にヴァンフォーレが接触プレイでDFの土屋征夫を交代させたのを皮切りに、両チームともガンガンに選手を交代しまくる。もはやスタミナの切れたどころではない、熱中症の疑いのある選手を早めに交代させるという段階で、この試合の肝は、いかにして試合を壊さないかを重視するという、普段とは違う試合となる。そして、アルビも後半開始時にキム・クナン選手と村上佑介選手を交代。左足に違和感を感じての交代であるけれど、前の試合で暑さのせいで凡ミスをしたことを危ぶんでの交代、であるとも思われる。けれども、村上選手のセンターバックというのは、しょーじき意外である。まぁ、移籍直後かつ怪我明けの舞行龍選手をいきなり出すのもさすがに怖い。

そして後半9分、いつもよりもだいぶ早くに田中達也選手と岡本英也選手の交代が行われ、この試合が尋常ではないスタミナを消耗する戦いであることが立証される。そしてそれは後半20分のいつもの時間でも適用され・・・るかと思ったら、なんと反対の左サイドでスタメンを張り、試合開始早々にイエローをもらっていた藤田征也選手が両足を吊るというアクシデント。代わりフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手が移籍早々にピッチに登場することになる。で、村上選手を左サイド、舞行龍選手がCBに移動。何はともあれ、舞行龍選手、J1初出場おめでとう。そして、アルビの右サイドについては、言葉にできない。とりあえず、人生でもっとも厳しい25分になった可能性があるレベルでクッタクタ。

けれど、かくのごとき分かりやすい、とにかくもDF陣のミスを少なくして守り勝つというその思想は直後にはまる、後半25分、左サイドを駆け上がった田中亜土夢選手がクロスを上げるとどっかこーんと川又堅碁選手が頭で合わせて先制点。0-1。

けれど、よっしゃ、このままクソ暑い中、守りきって勝利だと考えてしまうのは、まだまだである。

直後の後半27分。いつもの。本当に、いつものセットプレイから失点。左サイドからのロングスローをジウシーニョ選手がそらし、最後は柏好文選手が技有りのヘディングでゴール。1-1。うーん、つまるところ、アルビの右サイドなんだよなあ。けど、まぁ、しょうがない。ちょーっとマークが甘くなってしまったところに、アルビレックスの今期の宿業が見て取れる。とりあえず、初出場の選手や久しぶりの試合出場となる選手が多いと、こういう話になっても仕方が無い。仕方なくはないのだけれども、2013年のアルビだったらばしゃーない。

そして、後半30分を過ぎると両チームとも選手がヘトヘト。特に、川口尚紀選手はこの気温でのフル出場確定は、本人にとっていい経験どころの騒ぎではない。その結果、明らかにスタミナ切れによるミスを連発。むしろ、クロスの精度から見ると熱中症レベル。しかし、それ以上に甲府の各選手の動きが悪かったところがもう・・・ね。おかげで、何とか試合はそのまま引き分けに終わり、今日の試合、一番の強敵は甲府盆地であることが判明する。まぁ、確実にアルビよりも甲府サイドに大ダメージを与えていたけれども。あわせて、今回の試合は、いかにキム・ジンス選手とレオ・シルバ選手の存在が大きかったかを証明する試合となる。が、それでもグダグダな試合で勝ち点を得られたことは大きい。

次節は8月17日にアウェイで鹿島アントラーズ戦である。

若さというもの アウェイ鹿島アントラーズ[編集]

8月17日、ここ数年来負けていないアウェイでの鹿島アントラーズ戦。などというのは新潟にとってはフラグでしかないけれど、そもそもセットプレーが強い鹿島相手に、DFの大井健太郎選手が負傷で欠場、いきなりフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手をスタメンに起用する段階でもう、なんといいますか、立てられるフラグを全部立てておきたくなるわけで。

まぁ、なんにせよ舞行龍選手、初スタメンおめでとう。

もっとも、実際の成績で見てみれば、鹿島がアルビレックスのような走りまわるスタイルのチームを苦手としている部分は否めず、この試合も、アルビレックスは格上の鹿島相手に互角の戦いを繰り広げる。

んが。それは前半までの話。後半に入ってすぐ、アルビレックスはその若さによって危機を迎えることになる。というのも、前半の段階で、アルビの誇る2枚若手サイドバック、キム・ジンス選手と川口尚紀選手が双方ともイエローカードを提示されており、そこに目をつけない鹿島なわけがない。というわけで、ガンガンにサイド攻撃を繰り返した結果、なんと後半12分に川口選手が2枚目のイエローで退場。いやーーーー、バックアップ間に合ってたやんーーーーという話はしかし、それが若さなんだから仕方ない。その結果、急遽、田中達也選手と村上佑介選手が交代せざるをえず、後はずっと鹿島のターンターンターン。ザ・バーズじゃあるまいし。しかし、そんな中で後半16分に成岡翔選手に代わって、ついにホージェル選手が登場。押されまくってる試合にいいアクセントを、与えられたらよかったんだけれども、まぁ、しゃあない。さらに後半22分、舞行龍選手が藤田征也選手と交代することで、この試合の結末をどう柳下正明監督が描いているかが明確になる。

とりあえず、アウェイで夏場でしかも1人少ない状態で鹿島相手に勝ち点1を狙うのは、別に悪いことじゃない。が。そういうときにあるびれっくすがどういうちいむであるかがよおくわかるわけで。はんたうによおくわかりすぎるわけで。

後半43分、いなくなった川口選手の隙間を狙って左サイド(アルビの右サイド)を駆け上がった前野貴徳選手がクロス、大迫勇也選手が豪快に蹴りこんで1-0・・・

おぅふっ


うんまあなんだ、1人の選手の若さのせいで、新潟ファンが鹿島の鹿島る姿でやきもきするってのは、あまりいいことじゃないと思うんだ、うん。

試合はそのまま何事もなく鹿島のコントロールのままに終了。ひたすらに未熟さとはどういうものであるかがよく分かる試合となる。けれども、これがアルビレックスの選んだ道である。むしろ、退場もそうだけれど、無失点で抑えられなかったことも大きな問題である。が、やっぱり、試合が壊れる時間帯での退場が一番悪い。なんちゅうか、2012年5月のジュビロ磐田戦を思い出す試合である。次節は8月24日にビッグスワンで川崎フロンターレ戦である。

ストライカーというもの ホーム川崎フロンターレ[編集]

8月24日、暑さのピークも過ぎて夜半過ぎや早朝に秋が感じられるこの時期は、少なくとも前2試合よりはちゃんとしたサッカーになるであろう、大事な大事な試合である。というわけで、ビッグスワンでの川崎フロンターレ戦。この試合は両チームのストライカーが試合を決定付けるという点において、ファンにとって本当に楽しいサッカー愉快なサッカーとなる。あわせてこの試合は、前の試合で欠場した大井健太郎選手が復帰したものの、前節退場処分を受けた川口尚紀選手の代わりにMFからDFにコンバートしている途中の藤田征也選手、甲府戦の怪我の状態が芳しくないキム・クナン選手の代わりに再度フィッツジェラルド舞行龍ジェームズがスタメンに名を連ねる段階で、やはりというかなんというか、アルビのDF陣の動きがちょとおかしい。てゆうか、

PA内で交されんなおいいいい

しかし、GK東口順昭選手の活躍で失点は免れたものの、相変わらず藤田選手の右サイドが叫べる。やはり、連携という点ではちょーとよろしくない状況のまま、前半23分。川崎の誇るストライカー大久保嘉人選手のきれーなミドルが新潟のゴールに突き刺さって、0-1。寄せられなかった大井選手もちょっとまずいけれど、やはり日本代表経験もあるストライカーはこういうシュートを突き刺すだけの力がある。

試合はそのまま何事もなく前半終了。アルビ選手の動きは良くもなく悪くもなく。

けれど後半。ずえんずえんシュートが打てず、多くのファンが連敗を覚悟し始めた後半20分過ぎ、いつもの交代が試合を大きく変える。後半14分、いつもの田中達也選手と岡本英也選手が交代、25分に成岡翔選手とホージェル選手が交代した直後に、アルビレックスの誇るストライカー、川又堅碁選手が爆発。後半27分、キム・ジンス選手からのクロスを岡本選手がヘディングシュート、こぼれたところを見事にごっつぁんごーーーーーる、で1-1。さらのその直後の29分、今度は岡本選手がPA内の川又選手とワンツー、途中でDFに当たるものの、これまたこぼれ玉がちょうど岡本選手の足元に転がって逆転ごーーーーーーーるで2-1。

ストライカーが活躍するゲームというのは、本当に、いいものだ。

幸いなことに、アルビDF陣も前半のようなミスは繰り返さず、そのまま川崎の大久保選手ほか攻撃陣を見事押さえ込むことに成功。試合終了間際に藤田選手がサイドバックが本職の内田潤選手と交代したけれど、舞行龍選手はそのまま90分間試合に出続け、アルビに大変ありがたい補強選手が出てきたことをファンに知らしめる。もちろん、藤田選手は、その分本当に頑張ってほしい。試合はそのまま、2-1でタイムアップ。新潟県人が軽く踊れるぐらい見事な逆転勝利である。今年はほんとーーーーーーに久しぶりに、残留争いとは関係ない位置で、選手の成長を楽しみに試合を観戦できる。なお次節は8月28日はホームビッグスワンで、アルビとはまったく逆、2012年を思い出せるレベルで絶不調のジュビロ磐田戦である。

なんといいますかその ホームジュビロ磐田[編集]

8月28日、ホームにジュビロ磐田を迎えた我らがあるびれーっくす。昨年の1-6の惨敗を思い出しつつ、さすがに今年は17位と低迷する磐田の前に、昨年のリベンジぐらいはナントカなるだろうと思っていたらばしかし。しかし。本当に、しかし。

前半9分、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、PA内でカルリーニョス選手をうおおおいレベルのタックルで足元を薙ぎ払い、いきなり相手にPKを与える段階で、もう。本当に、もう。で、それを絶賛超絶大不調中の前田遼一選手が決めて0-1・・・。どうして、アルビレックスは不調な相手を復活させることにを賭けてるんですか?書いてるほうは理解できません。

が、それぐらいで済むわけがないからこそのアルビレックス。なんせ、相性の悪さという点でジュビロと浦和レッズはもはや伝説的であるわけで。そして前半24分、アルビレックスの右サイドを破られるとオーバーラップしていたDFの宮崎智彦選手が左サイドで待ち構える前田選手にパス、そいつをすっかこーんと死神がぶちこんで、アルビの命を刈り取る0-2。もういや。やめて。どうしてアルビは下位に優しいの。

などという話を試合中に書いていたらどうなるかというと。

後半6分、成岡翔選手からのクロスをアルビの戦神川又堅碁選手がヘッドでズドン。1-2。そーーーの3分後、今度は汚名返上とばかりに後列からビルドアップした舞行龍選手からのクロスを再度川又選手があわせていきなりの動転。2-2。誤字のように見えるけれど、この段階で新潟県人の心臓は早鐘のごとく滅茶苦茶になっているため、まったく間違っていない。よっしゃ、これで今日の負けはなくなった、と思うのがいつものアルビファンである。しかし、ここ最近の好調っぷりから、もしかしたら、もしかしたら逆転もあるかもしれないと考えたごく一部、ごくごく一部の夢見がちなファンの皆さん。本日は、あなたのための試合です。

後半34分、PA内で岡本英也選手からのパスを受けたキャプテン三門雄大が、大・逆・転の3点目をゴールにたたっこんだ段階で、明日の新潟県は幸福に包まれることが決まる。その分、磐田市がどん底に落ちる気がするけれども。そして、ついに新潟県民およびアルビファンが、昨年のトラウマを克服する瞬間が訪れる。後半40分、新加入ホージェル選手がドリブルで仕掛け、相手DFを交わして決定的な4点目を獲得。4-2・・・すいません、1年前の悪夢を、今度はジュビロにお返しします。

後、すいません、喜びがひどすぎてまともな文章になってません。でも、この1試合を戦うために、3年間、地の底を這いずり回ったことを思えば、1試合ぐらいいいじゃないですか。あわせて、川又選手が今期15ゴール目を獲得。あの、マルシオ・リシャルデス選手が記録したシーズン16ゴールの更新が目前である。なお、次節は8月31日、アウェイで浦和レッズとの試合である。まぁ、今まで1度もアウェイで勝ったことのない相手であるため、今日の試合に浮かれることなく粛々と試合に臨まないといけない。

夏休み最後の試合 アウェイ浦和レッズ[編集]

8月31日、多くの小中学生が本来だったら地獄を見ているはずの一日。ただし、翌日の9月1日が日曜であるため、地獄は地獄でもまだそれほどの地獄ではない。とりあえず2012年のアルビレックス新潟並みの地獄ではない。確実にない。なんせ、夏休みの宿題は半年以上にわたって関係者を苦しめ続けないんだから。けれど、夏休みの宿題と似たような苦しみがあることも確かである。なんせ、J1昇格後、まだ1回しか勝ったことがない浦和レッズ戦は、アルビの身に降りかかったいつの日か絶対にクリアしなければならない大きな課題である。しかも、そういう試合に限って、3連戦の最終戦、走り回るアルビのチームスタイルにとってはどうしたってアラが出てくるタイミングで、最悪の相手と試合せざるをえないってところがもう。

苦しむってのは、こういうことだ。

とりあえず、夏休みの宿題が新潟の絶対的中心選手の契約切れを待ってタダで引き抜いて、そして、1度の引き抜きならまだしも、3回ほど繰り返したら、苦しむと言っていい。世の中、下には下がある。

というわけでキックオフした試合は、序盤からアルビの好調さも浦和との相性の前に影を潜めることになる。はまると一方的になる新潟のディフェンスも、連戦の疲れで後一歩が出ず、そして浦和のほうも同じく疲れから細部の調整に手間取り、結果的に前半は一進一退の攻防となる。とりあえず、8月末時点3位の相手に互角という段階で、選手の総年俸が低く無名なチームとしては大きな進歩であり、実力的には大変にうれしい。のだけれど、もうちょっと早い段階で互角になってほしかった。具体的にいうと、2011年。本当に、2011年。というわけで、前半は0-0のままに終了。問題の後半である。なんせ、新潟も浦和も後半にやけに強く、相手のDFの足が止まった時間帯に嫌な選手を投入することが戦術となっているんだから。

が、なぜだか田中達也選手と岡本英也選手を前半40分に後退するのが3連戦の3試合目のアルビレックスの現実なわけで。うん、選手層の厚さが目に沁みる。

というわけで、早々にアルビの底が見えてしまった後半。しかし試合はやはり互角のまま進む。両チームとも疲労困憊の中で最後の一線を頑強に守り続け、惜しいシュートすら打たせない。で、こういう拮抗した試合の際に一撃を与える要素が浦和に豊富にあってアルビにない。困るぐらいない。それが、悲しいかな、現実というものである。

その結果、後半17分。柏木陽介選手からのスルーパスを受けた興梠慎三選手が技ありのループシュート。開幕戦を思い出すその光景が教えてくれるもの、それがゴール前の余裕であり、余裕をもたらすナイスパスであり、なおかつ、その流れを生んだDFとの駆け引きの妙である。やはり、PA内でのひらめきがゴールをこじ開け、ひらめくための時間を華麗な個人技で作り出す。とりあえず、そんな話がアルビレックスに豊富にあったら苦労しない。

が、ないものは仕方ない。幸い、ここ2試合ほど後半に試合をひっくり返した我らがあるびれ・・・

書く必要、ないな。ほんっとうに、無いな。とりあえず、試合はそのまま拮抗したまま終了、1-0でアルビは敗北。ただし、おもっくそPKレベルのホールディングがあったんだけれどもさ。あれをスルーするかあ。けれども、どうしようもない。審判についてどうのこうのというよりも、ただ、浦和のホームだった。それだけである。ただ、それが2回あったってのはどうよ。別にええんだけれどもさ、アルビらしくって。後、今シーズン1回しかPK貰ってないのがアルビの特徴なわけだからさ。相性とかどうかすら関係ない負けでも負けは負け。泣けるなあ

次節は9月14日、ホームで大宮アルディージャを迎え撃つその前に、9月7日にサッカー天皇杯新潟経営大学との一戦が待っている。

関連項目[編集]