2014年のアルビレックス新潟・序章

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2014のアルビレックス新潟・序章

アルビレックス新潟というチームは、数年先を見越して種を撒くことに特化したチームである。

決してだの希望だの、にわかファンだの泡く銭だのといった不確定なものに過大な期待をしないチームである。無論、それらも大事であることに代わりはないのだけれど、多くの強豪チームがそういった不確定要素に振り回されて没落していった向こう側で、アルビレックスがこつこつ借金を返済しながら有望な若手の育成に力を注ぎ続けて、何よりも人間関係を大事にし続けたのは、そちらのほうがより確実な財産であったためである。そして、実にまったく小さいことからコツコツと積み上げていくのがアルビレックスで、チームの肝であるブラジル人選手とのコネクションを長年にわたって重視。帰国した元選手とのつながりから多くの選手を招聘し、彼らの住環境を大事にし、移籍する際もその後のケアまでしっかりと取り組んでいる。さらには地元のマスコミや各種企業、そして古くからのサッカー関係者との良好なパイプを築き上げ、さらには海外へも未来を見越して様々な拠点を整備。その結果、ウィンタースポーツぐらいしか取り立てて話題のなかった新潟に、通年で情報が発信できるサッカー文化が根付くことになる。

ただし、大本であるJリーグ機構とは0円移籍から秋春制、さらには2ステージ制への移行も含め常に因縁があるというのが玉に瑕だけれども、そういった逆風の中でも決して信頼を裏切るようなことをしなかったチームである。そして、有力選手の無体な引き抜きや有望選手の獲得競争などで汚名をかぶることは、なかったわけではないけれど、人としてファンとして後ろ指を指されるようなことをしていないチームであるというのが、多くのJリーグファンのアルビレックスに対する共通認識である。

で、なぜこういった話を年初しかも冒頭で行わなければいけないかというと、2014年シーズンというものが、Jリーグクラブライセンス制度によって定められた、財務基準に深く関わる年だからである。

クラブライセンス制度[編集]

2011年にJリーグ機構が導入を決めたクラブライセンス制度とは、元は健全経営の申し子みたいなドイツのブンデスリーガが最初に導入した制度で、ようはサッカーチームとしてちゃんとした基盤を備えているチーム以外はリーグに参加させないという、ある意味、当然な話を具現化したものであるのだけれど、それを2009年にAFC(アジアサッカー連盟)が導入し、ACLに出場する資格として採用することを決定したことで、一部チームに大変に大きなお金が動く日本において、いろいろと楽しい話が出てくることになる。

で、結局のところ、このライセンス制度は放漫経営がネックとなっていたJチームに大鉈を振るうことを目的として導入されることになる。

具体的に言うと、2012年から3年連続で赤字を出したチームはライセンスを剥奪されてJFLに降格の可能性があり、さらに2014年末に債務超過に陥っていたとしても一発でアウト。リーグからサヨウナラ。ついでに、選手の移籍金や給料の未払いが起こってもグッドバイという大変に厳しい制度である。分かりやすくいうと、横浜・F・マリノス&ヴィッセル神戸、そして何よりもアビスパ福岡が本当にマズイ。とてつもなくマズイ制度である。

ちなみに、2013年末の段階でマリノスの債務は16億円強。ヴィッセルは9年連続の赤字経営。アビスパの選手への給料は2013年11月に支払いが滞る寸前という状況で、他にも危ないチームはJ2にごーろごろと転がっている。もっとも、それらのチームは元から財政の規模が小さいため、栃木FCのように債務を圧迫するようなブラジル人選手を2013年の段階ですっぱりと移籍させ、2014年は若手主体で挑むことで今回のライセンス制度に引っかからないような対応ができるチームがほとんどである。できないチームについても、さすがに1年あれば何とかなる、はず。

しかし、アルビレックスについては2011年に制度が策定された以前から健全経営に徹しており、そういった世の中金じゃなんて話は対岸の火事であるのだけれども、いかんせん2011年と2012年に成績が火達磨になったのは明らかにこの制度が原因である。こんなクソ大事な時期であるにも関わらず、健全経営で選手の給料を絞ったアルビから、放漫経営のチームが多数選手を掻っ攫っていった結果である。が、それでも生き残った生き残れた悪運については、アルビレックスが異常だった。ということにする。

そして、迎える2014年である。はっきり言うと2014年のJリーグは、アホな運営をしているチームが地獄へ落ちる年である。そして常識的な経営をしてきたチームでも、風向きによっては大変に厳しくなるシーズンである。そのため、シーズン開幕前に名古屋グランパスが大幅に戦力を放出し、ベガルタ仙台もU-21の監督に就任した手倉森誠監督以下続々とレギュラーメンバーを移籍させ支出を削減。そしてあのビッグクラブ鹿島アントラーズですら、生え抜きの超有力選手である大迫勇也選手をドイツへ移籍させることで赤字の解消に努めるなど、まさに焼け野原といった雰囲気がそこにある。

そんな中、われらがあるびれーっくすは、毎年毎年無体な引き抜きを仕掛ける連中が軒並みライセンスに引っかかって健全経営を目指さないとならなくなるという僥倖の中で、珍しく、本当に珍しくも、ある程度の戦力を維持したまま新シーズンを迎えることになる。なお、そんな中でもヴィッセルとマリノスがなんら大規模な支出削減をせずに、ガンバ大阪が1億円もの大金をかけて東口順昭選手を掻っ攫っていけたのは、はっきり言えば親会社が強いから、である。

で、アビスパがとてつもなくマズイのは親会社がでかくないのに放漫経営しまくってたためである。

こういったチーム運営を、羨ましくなくもないが代わろうかと言われても断るだろう。(さだまさし、戦友会より)。

なんにせよ、砂をかんで地にはいつくばった健全経営のチームにとって、まさに2014年は格好のチャンスである。親会社が強いチームであっても、夏場に大きく情勢が動く可能性は高く、そこに付け入るチャンスがある。といいんだけれども、そういった話とアルビレックスが結びつかないのは、これまでの積み重ねのせいであり、こりゃまたどうしようもない。

けれど、2014年はアルビレックスにとって大きなチャンスであることは間違いない。なんせ、躍進した翌年に中心選手を引き抜かれなかった年なんて、それまでなかったんだから。

1月[編集]

過去に例を見ないほど順調に推移した2013年12月から14年1月にかけてのストーブリーグ。本来であれば絶叫や七転八倒があまた見られる新潟がこれまでにないほど順調な日々をすごすことになるのだから、どう考えてもフラグにしか見えない。などと書いた直後、実はチームの絶対的な守護神とキャプテンを引っこ抜かれているにも関わらず、新潟ファンのほとんどが平穏無事な日々だと考えていることに愕然とする。けれど、それも、悲しい事実であり現実である。

そして、中心選手のぶっこ抜きで空いた大穴を埋める移籍も逐次行われ、昨年と同様、戦力の補強ではなく既存の戦力と新戦力の競争を促すチーム体制が整うことになる。最終的にチームが胎動する1月16日の段階で、2014年のレギュラーメンバーとして確定しているのが、川又堅碁選手にレオ・シルバ選手、そしてキム・ジンス選手の3人しかいないという、実に素晴らしいというかというかなんというかまぁ、新潟らしい戦力の高め方である。

2013年度の不動のレギュラーメンバーである田中亜土夢選手や成岡翔選手ですら、強力な対抗馬をあてがわれ、ややもすると開幕レギュラーの座が危ぶまれるという状況であり、それはDF陣においても同様である。特に、昨年、開幕から閉幕まで常に穴が開きっぱなしだった右SBの熾烈な争いは、今年のアルビレックスの命運を決める可能性が高い。

移籍その1[編集]

というわけで、一気に。まず、1月7日に酒井宣福選手がアビスパ福岡へレンタル移籍し、早速チームとも合流。ぜひ、今年こそは酒井高徳選手の弟であるという枕詞を使用せずにすむような活躍を期待すると同時に、の名称は酒井高聖選手のものとなることも確定する。

で、その翌日の1月8日に、三門雄大キャプテンが横浜・F・マリノスに完全移籍。あべし。いや、けれど、うん、まぁ、なんだ。財政に不安を残すマリノスだからこそ、2013年で契約満了だった三門選手を取ったわけで、取らざるをえない状況になったわけで、そういったステップアップの可能性を掴み取った三門選手の作戦勝ちとも言える。無論、パスセンスが求められるマリノスでチームになれるにはけっこーどころか相当に辛そうだけれど。けれど、2014年シーズンの活躍を祈るものである。言いたいことは山ほどあるけれどもさ。

そして1月9日、ジュビロ磐田から柳下正明監督のツテで小林裕紀選手を獲得。なお、獲得には東口資金の一部が当てられた模様。これで、元ジュビロ所属で過去に柳下監督の薫陶を受けたアルビ選手は、サガン鳥栖に移籍した菊地直哉選手と2013年バリッバリのレギュラーだった大井健太郎選手、そして成岡翔選手に次いで4人目であり、なおかつ、それら全ての選手と監督も含めて、磐田のフロントやファンとギクシャクしての移籍という時点でちょとおかしいと思わざるをえない。まぁ、だいぶおかしいからこそチームが崩壊したのだけれど。無論、菊地選手の件は別にしても。なんにせよ、これでMFのレギュラー争いがとんでもないことになる。

で、その後は続々と出て行く選手の話題になってしまうのが悲しい話で、1月11日にカターレ富山にレンタル移籍をしていたキム・ヨングン選手がそのまま富山に移籍することが決定。セットプレイ時のキッカーに困る新潟であっても、基本は走って走って走り続けるチームである以上、アジア枠を争う相手がスタミナお化けキム・ジンス選手であったことが彼の一番の不運であった。けれど、2013年は富山で31試合に出場しているように、今後もよりいっそうの活躍を祈るものである。

移籍その2[編集]

1月15日、いつもとは違う形で奥山武宰士選手との契約を解除。本来であれば最後の最後まで移籍先を探すアルビレックスが単に契約満了のみを発表するというのは大変に珍しいけれど、筋肉の怪我という話もあることから、非情であるけれどチームの動きとしては特に間違ってはいない。しかし、今後の彼の動きが、アルビレックス新潟シンガポールに所属する選手に大きな影響を与えることを考えると、やはり最後の最後までしっかりと面倒を見て欲しいけれども、こればかりはどうなるか分からない。ただ、退団する際のメッセージに悲壮感がないことが幸いである。

そして同日、西村竜馬選手がJ3のアスルクラロ沼津へレンタル移籍。とりあえず川又堅碁選手を筆頭に、黒河貴矢選手やフィッツジェラルド舞行龍ジェームズのように、下部リーグへのレンタルからたたき上げてJ1レギュラーの座を奪い取った選手がいるアルビレックスというチームは、本当に若手選手に道しるべを与えることに長けている気がする。無論、それが長い長い道のりであっても。なんにせよ、西村選手の3年連続のレンタルの先に何があるかを決めるのも西村選手なわけで、どうなるかは誰も分からないけれど。

で、またさらに1月15日。なんと、Jリーグでは大変に珍しいトレードが行われ、大分トリニータからU-21代表に選出されたSB松原健選手がレンタルで移籍すると同時に、アルビレックスからCBの増田繁人選手が大分へレンタル移籍。この結果、韓国代表に定着したキム・ジンス選手のバックアップができる選手がリハビリ真っ最中の坪内秀介選手しかいなかった問題がようやく解決する。もっとも、松原選手の本職は右SBであり、そちらの競争の激化もまた新潟ファンとしては喜ばしいことである。そして、大分も2013年に崩壊したDF陣を埋めるピースが獲得でき、双方でよい結果が出たらいいな、というトレードになったことは間違いない。無論、松原選手はその崩壊したDF陣の一員であり、攻撃力は十分、でも守備はまだまだつたないということであり、それは増田選手でも同じ。ようは、今後の成長に全てがかかっている。

移籍その3[編集]

翌1月16日。左ひざ十字じん帯の大怪我と兵役との兼ね合いで懸念されていたキム・クナン選手の契約満了と他チームとの移籍交渉中であるという話がアルビレックス広報よりもたらされる。本当に、ほっとする。2013年の春、新チームのチームワークが整っていない中、クナン選手の個人技と身体能力で数々のピンチを切り抜けたことをいまさらながら感謝する。と同時に、韓国でも活躍できるよう、心から祈るものである。

そのクナン選手の抜けた穴を埋める形で、同日、身長190センチ、体重83キロのソン・ジュフン(宋株熏)選手の入団が決定する。韓国の建国大学に通うソン選手は、U-21の代表でもあり、本来であればアルビレックスよりも格上のチームに取られて当然の選手であるのだけれど、若手育成に定評のあるアルビレックスが、韓国代表のキム・ジンス選手を育てたことから、他チームのオファーを蹴ってアルビレックスに入ることを決めたという経緯が存在。その結果、2013年にクナン選手が無双を決めたセットプレイ時の跳ね返し要員が1人補充されたと同時に、大井健太郎選手と舞行龍選手の不動のレギュラーの座を脅かす存在が出てきたことを心から喜ぶものである。

そして最後に、水戸ホーリーホックにレンタルで移籍していた木暮郁哉選手が、1月16日に西村選手が移籍したアスルクラロ沼津へこれまたレンタルで移籍。とにも。かくにも。フィジカルを鍛えてくだせえ。体重62キロはやはり、やばいです。本当に、沼津の監督及びスタッフの皆さん。木暮選手を鍛えてやってください。本当に、10代でJ1に12試合も出場するほどセンスのある選手なんです、後は、後はフィジカルだけなんです。

で、この木暮選手の移籍をもってして、2014年のアルビレックスの新体制が整うことになり、柳下監督の下、総勢26名の選手と14人のスタッフで1年間戦い続けることになる。

あわせて同日に行われた2014年新体制の発表会で、新加入の小泉慶選手が自己紹介で「本田圭佑です」と発言。見事、柳下監督の苦笑を獲得する。ある意味、事故紹介であるけれども気にしない。

沼津キャンプ[編集]

1月24日、アルビレックス新潟は沼津で第一次キャンプに入る。このキャンプは2013年と同じく、まずはチーム作りのためのデータ収集がメインとなるもので、1月30日の最終日までに選手の走力や心拍数の計測、さらには精神的なスタミナの把握も重視した基礎トレーニングが始まる。

今回キャンプ地に選ばれた愛鷹広域公園多目的広場は、2013年にも新潟が一次キャンプを行った場所であり、その際に、初めてアルビレックスの選手の能力について本格的なデータ収集が行われた場所でもある。その結果、浦和レッズから移籍したばかりの田中達也選手の筋バランスの問題が発覚。怪我の予防のために、ただちに別のトレーニングメニューを組んだという逸話があり、それだけでも2012年のアルビレックスは取り組む姿勢が違うなあとファンが感じた、などという話がある。

で、それ以上にバランスを直した田中選手がすごい活躍をした点が大きい大きい。結局、一次キャンプの時点でバランスを直した結果、田中選手は1年を通してスタメンで試合に出場することになり、スペ呼ばわりされていた浦和レッズ時代では考えられないレベルで試合に貢献。これだけでもすごいのに、それ以上に、あれほど怪我に泣かされたアルビレックスが、このキャンプを経て選手のデータが集めた後、2012年とは比べ物にならないほど選手の怪我というものが激減。それがそっくりそのまま、チームの順位にも現れることになる。

無論、キム・クナン選手の全治8ヶ月という膝の怪我があったことについては、大きな課題であるけれど。

なお、今回のキャンプではデータの収集は元より、選手間の競争もまた開始されることになる。実際、2013年の沼津キャンプでは、最初のデータ収集時点で強スタミナと良コンディションを猛アピールできた三門雄大選手とキム・ジンス選手が、二次、三次キャンプを経てもまったくライバルにその座を譲らずに早々にレギュラーを確約された状況になり、実際にシーズン通してほぼ不動のスタメンとして活躍。また、試合でも90分間まったくスタミナ切れという話が出ないレベルで毎試合活躍するんだから、そらあポジションを争う他の選手達にとっては高い壁になるわなあ。でも、アルビレックスがそういうチームである以上、争うほうが準備しとかんのが悪い。

2014年シーズンのレギュラー争いは、実は2013年から始まっている。特に、右サイドバックについては2013年の春から始まっている。どうなることやら。

そして、キャンプ最終日の1月30日。選手達の疲労がピークに達した中で行われたTM(トレーニングマッチ)HondaFC戦では、2013年にJ1で猛威を振るったハイプレス&ショートカウンター戦術が遺憾なく発揮され、45分×2セットの試合を6-0で勝利。JFL所属とはいえ、難敵として知られるHondaFCに対しシーズン前の段階で無難に勝利できるのだから、13年からの上積みに相当期待できる。かもしれない。無論、これはあくまでも練習試合である。その上、旋風を巻き起こした新戦術とはいえども2年目に入れば、優秀なJ1のスカウト陣にとって穴の開いたチーズのようなものであり、更なるレベルアップと更なる連携の強化が期待できなければ中断期間前どころかリーグ開幕までに対応策が全チームにいきわたる可能性すらある。結局、現状維持のままでACL出場などという話は夢のまた夢のまた夢でしかない。無論、若いチームというものはその上が期待できる。だからこそ、あの、常に最悪を想定する新潟ファンですらそれなりの希望を保持できるのだけれど。

ま、なんのこっちゃない、レギュラー陣に怪我人が出たら即座に閉じる狭き門である。あわせて、出ないでくれと願い続けた怪我人が今年は早々に出てしまい小塚和希選手が負傷。足に裂傷を負ってTMの出場を回避することになる。どんなに細心の注意を払っても、悲劇は起こる。もちろんひげきなんてえものはあるびれつくすにとつてはいつものはなしだけれども。

なお、次のキャンプの舞台は高知県。2月2日から15日までの間、J1屈指のハードトレーニングが選手達を待ち受ける。

2月[編集]

1月後半から2月にかけ、各地からJ1チームのキャンプ情報が上がってくる中、珍しく各チームのファンから「ぐわああああ」だの「ぎやあああああ」だの、今シーズン絶望という言葉とともに聞こえる絶叫が聞こえないキャンプ序盤となっている。しかもJ2でも大きな怪我人が出たという話はなく、こういった状況がもし維持されるとしたら、日本のサッカー界にとって大きな進歩であるといえる、のだけれども、何事も例外というものがある。本当にある。しかもアルビレックスの関係者の話だと思うと悲しくなる。

というわけで、浦和から2014年シーズン最初の重傷者の情報がもたらされる。もっとも、キャンプ中の負傷ではなく、昨シーズン終盤に股関節を負傷、だましだまし試合に出場し続けた○様の怪我の詳細が判明しただけなんだけれどもさ。てか、股関節の怪我の影響で左ひざの機能不全を起こし全治6ヶ月&即手術・・・なんちゅうか、その、優勝争いをしていた以上仕方ないのかもしれないのだけれど、クラブとしてもうちょっと選手のケアの体制を何とかしたほうがいいんじゃないかと思うんだわな。無論、チーム戦略にあるどでかい穴に気づかないままシーズンインしたほうが、優勝を争う他のチームにとっては都合がいいんだろうけど。。しかも、○様の膝に古傷があるということはすでに知られているんだから、なおさら大事にせにゃならんはずだろうに。

その後、レッズでは大宮アルディージャから新加入の青木拓矢選手がキャンプ3日目にして負傷、別メニューとか言う話が出たことからも分かるように、各チームの怪我人情報だけでキャンプの質、そして選手の体調管理のレベルというものが、ある程度は把握できるってのが恐ろしい話である。とりあえず、J1の歴史の中で、数多くのチームが怪我人によって優勝を逃し、そしてJ2へ降格せざるをえない状況に追い込まれる中、いかに怪我を防ぐか、重症化しないよう予防策をとれるか、そして怪我人が出た際にチームバランスが崩壊しないよう対策をとれるかが、チーム運営の肝になる。

結局、春の段階でシーズンを通しての思想もしくは運営方針のあるチームとそうでないチームの差が顕著に現れるのが世の中てえものである。無論、アルビレックスでも小塚和希選手の裂傷の話があったり、さらにはガンバ大阪東口順昭選手の膝の状態がよくなくて別メニューとか言う情報もあるなど、マスコミやその他の外部関係者に出す必要のない軽症はそこらじゅうのチームにあるものと思われるけれど、これから先、J1が開幕するまでの1ヶ月間、各チームのフィジコおよびトレーナーの皆さんの表には出ない活躍が、選手及びチームそして関係者の未来を決める。そのため、ぜひとも、最先端のトレーニングの導入地域の病院との連携、さらには各地の大学との連携の中、医学部でも体育学科でもいいのでマスコミを介さないサッカーに関する新知識を得るための窓口の確保だけはやっといてもらいたい話である。ハードルがめちゃくちゃ高いのは知ってるけどもさ。

あわせて、例年、中心外国人選手が帰国しないとかいう話が出ていたりするけれど、そこらへんについては通訳の皆さんのご検討を祈る。

高知キャンプ[編集]

沼津の第一次キャンプで筋力や持久力といった所属選手のデータを得た直後、わずかばかりの休息を経て、即座に四国へと移動するあるびれつくすの選手達。で、そのわずかばかりの2日間で、柳下正明監督他スタッフ一同が、新潟の特徴であるハイプレス&ショートカウンター、すなわちスタミナ天国というチームカラーに沿ったキャンプのトレーニングメニューを組んで、一次キャンプの段階で頬がこけていた選手達をさらにもう一段追い込む追い込む。これによりハードな状況でのデータが収集可能となり、夏場や連戦など本当に厳しい状況におけるチーム運営に関わるもろもろが取りまとめられる。

おっと、一部訂正。頭を使ったスタミナ天国というチームカラーに沿ったトレーニングを組んでいく。

そして、この2週間が選手にとって、特にレギュラーを争う選手達にとって生命線となる。さらに、そこから一歩引いた場所にいる選手たちにとっても、シーズンを通して不意のチャンスをつかむための基礎作りという意味でとても重要になる。なお、キャンプ地となる高知市春野総合公園陸上競技場はアルビレックスが2010年から毎年キャンプを行っていて、そのたびごとに高知大学と練習試合を組むことでも知られている。で、レギュラー陣が無難に勝利しても、控えや若手中心となると苦戦。そんな話も毎年繰り返されていることでも知られている。

けれども、2014年はちょっと違う光景が訪れる。2月8日に行われた高知大学との試合は30分×4本、2チームごとに分かれるという形式で行い、アルビが7-1で快勝。しかも、レギュラー陣は4-1での勝利の中にセットプレイでの失点が含まれるの対し、控え組は無失点で3-0で勝利というほぼ互角の内容となっている。もちろん、連戦になる分、高知大学側が疲労した後半のほうが有利であるのだけれど、重要な点として、2013年とは明らかに控えのレベルが違うということと、2014年は控え組にも得点力が備わっている、かもしれない、ということである。2013年の岡本英也選手のように、途中出場でシュートをたたっこめる精度と精神力を持つ選手は、アルビレックスの戦略には必要不可欠であり、なんとしてでも確保しておかなければならない育てなければならない存在である。無論、レギュラーも控えもまだ流動しまくる状態で、ベテラン選手と若手の差も大きく、今後のキャンプでさらに変わる可能性が高い話だけれども、相手にとって脅威となる途中出場選手の数をどれぐらい確保できるかが、躍進の鍵を握る。無論、緊急事態の穴を埋めることも重要であるけれど。

あわせて、今回のTMには2月5日よりキャンプに合流したキム・ジンス選手も参加。これによってようやくアルビレックスの全ての選手が顔を合わせることになる。

そして、1次キャンプから1ヶ月、いいかげん疲労が蓄積されまくった2月12日に練習試合を組むところが実にあるびれっくつ。しかも、チームを2つに分けてAチームはファジアーノ岡山ネクストと、Bチームは大学サッカー界の強豪、関西学院大学と戦わせるんだからまぁ激しい激しい。その結果、2013年のレギュラー陣を中心にメンバーを組んだ初戦のファジアーノ岡山ネクスト戦には3-2で辛勝したものの、控え選手中心の関西大学戦は1-2で敗戦。2014年初めての敗北となる。無論、なぜ敗れたかという貴重な情報を得ることも重要な時期であるためまったく問題はない。

そしてキャンプ最終日となる2月15日、もっとも疲れた状態で高知大学およびカマタマーレ讃岐との練習試合を組むんだから実にまったくあるびれっくすすぎてもう。結果は、高知大学戦は4-0で勝利するものの、讃岐戦では1-1のドロー。夏場の連戦時に大変に参考となる選手の心の強さを測る一戦となる。と思うことにする。無論、疲労度が蓄積された際のプレーの精度については、あのレオ・シルバ選手もけっこーな度合でやらかしたなんて話があるため、データとして取り揃えておかないと後が怖い。そして、2014年はW杯イヤーであるため、選手の代表選出も考えてのデータ取得の意味もある。と思うことにする。

キム・クナン選手の移籍先が決まる[編集]

2月14日、アルビレックス広報より、2013年秋より懸念されていたキム・クナン選手の移籍先について、蔚山広域市(ウルサン)に本拠地を置く蔚山現代FCへの完全移籍が決まったというアナウンスがあり、これで2013年のアルビレックスの移籍関連情報が全て出揃うことになる。なお、蔚山現代FCは2012年にアジアチャンピオンズリーグを制覇した強豪であり、2000年から2008年にかけて金正男監督が率いていたことでも知られている。無論、同姓同名であり、韓国サッカー界の歴史に残る名監督であるのだけれども、ウィキペディアを見て思わず吹いてしまった情報である以上、隠すことなく記載するものである。

静岡キャンプ[編集]

長く苦しい高知キャンプを終えわずかばかりの休息の経てもなお、さらにさらに選手を追い込むのがキャンプの醍醐味っちゃあ醍醐味である。というわけで、2月18日、アルビレックスの第三次キャンプである静岡は清水市でのキャンプが始まるとともに、これまた例年通りとなるキャンプ日程の変更が行われ、2月18日から28日まで予定されていたスケジュールを早めに切り上げ、2月23日まで清水で練習を重ねた後、チームは開幕まで新潟での調整に入ることとなる。

とりあえず、関東圏のチームに申しわけないと思いつつ、近年にない少雪万歳。後、雪に負けるなヴァンフォーレ

そしてまったくとりあえずなんていいますかその、試合に負けるなあるびれつくす。というわけで、疲労疲労にまた疲労のアルビレックスは、清水キャンプでさらに連携を深めるため、20日に町田ゼルビア、23日に湘南ベルマーレとトレーニングマッチを行い、両試合ともふるぼっこにされっちまう。30分×4試合で組んだ町田戦の前半2セットは1-4で大敗。後半2セットは2-0で取り返すものの、トータル3-4でJ3チームに敗北するという話が襲い掛かると、次の23日の対ベルマーレ戦、こりゃまた45分4セットで組まれた試合は、1点も取ることができないまま2-0、1-0で敗退。開幕に思いっきり暗雲が立ち込める。

けど、2013年は清水エスパルスを相手に圧勝した後、開幕後に悪夢を見たのに比べれば、悪い部分が先に出ているところを良しとする。開幕後に悪い部分が発覚したなんてのよりはずいぶんとマシ。無論、新戦力がチームになじむまではどこもかしこもJチームであれば似たようなもんである。開幕後に悪いところが出たとしても、それはそれ、しょうがない。

開幕まで1週間。疲労の抜けたアルビレックスがどんなチームになるか、それは柳下監督にしか分からない。

悲報[編集]

静岡キャンプを課題山積みで終えたあるびれつくすに、新たな試練がやってくる。

誰も、降格を、予想しない。いや、うん、当たり前なんだけれども。主要なテレビ番組や雑誌などで軒並み中位に名を連ねるならまだしも、中山雅史氏の開幕予想などは2014年のアルビレックスを優勝とまで言ってのけるんだからもう。とりあえず、Jリーグは世界で一番予想が難しいリーグという話である以上、大はずれしてもさほど経歴に傷は付かない上、視聴者にとってもアルビレックスファンにとってもいいジョークとして受け入れられる絶妙な順位である。

本当に、中山選手は絶妙な位置で受ける才能を持っている。周りの人間にどう思わせるかという才能にあふれている。

ただ、その、アルビレックスの周囲に氾濫する例年にない楽観主義というものの根拠が川又堅碁選手やキム・ジンス選手のような若手選手の台頭である以上、多くの人々の予測どおり活躍したとしても、それはすなわちブラジルW杯で国の代表として選ばれることに他なく、世界の舞台で活躍したらしたで、夏の移籍でごっそり持っていかれて即終了。という話に直結している。そのため、予測できる活躍は活躍でいい話なのだけれども、世の中そんなに甘くない

でも、開幕直前に大怪我してW杯絶望の上、得点原の喪失にチームもファンも目の前が真っ暗なんていうガンバ大阪宇佐美貴史選手のような悲劇よりはだいぶマシだけれどもさ。

無論、惜しくもW杯に出場できなくても、基本、日本屈指のフォワードであり左サイドバックであることは間違いないため、そして、実にあるびらしい大変においしい年俸と実にまったく素晴らしき移籍金、さらには基本、貧乏な懐具合という話、何よりも海外への移籍に対するアルビレックスの積み重ねから、ヨーロッパへの移籍についてはもはや諦めの境地に立って考えるべきである。

とりあえず、8月に絶叫するか、それとも12月か。それが問題だ。

新キャプテン[編集]

開幕を直前に控えた2月28日、アルビレックス新潟の新キャプテンとしてDFの大井健太郎選手が任命される。無論、開幕前日になって任命されるキャプテンということはすなわち、人選に難航したか、もしくは選ぶのを忘れていたかのどちらかである。とりあえず、いろんな言葉を飲み込んで後者ということにする。もちろん、年齢と実績、監督との付き合いの長さから考えれば、29歳の大井選手はキャプテンとして文句の出ない存在である。

ただ。ちょっと。キャプテンシーという言葉に夢を見たかっただけで。

あわせて、キャプテンに求められる情報発信能力、つまり、しゃべりについては前任である三門雄大選手と同じレベルであることがシーズンオフの際のラジオなどで確認されている。そのため、よい雰囲気でチームをまとめていくのについてはまったく問題はない。けれども、選手層の薄いアルビレックスは、中心選手の離脱が即連敗につながりうるチームであり、そういった非常時に、いかにしてチームをまとめていくかが重要になるチームである。

そう思うと、元キャプテンである本間勲選手や同じくベテランの域に達した田中達也選手、黒河貴矢選手の存在が大きくなってくる。まぁ、ACL出場を目指すシーズンの開幕直前に考えるような話ではないけれど、2012年の悲劇を思えば、開幕前の期待に振り回されないようにしておかないといけない。多分、大丈夫だと思うけれども。

訂正、思いたいけれども

関連項目[編集]