2014年のアルビレックス新潟・第五部

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2014年のアルビレックス新潟・第五部

2014年の壮絶なる夏の移籍の結果、チームはほぼ半壊し、悲しいかな、2014年9月をして2015年シーズンのチーム作りの開始といわざるをえない状況がやってくる。敗北と苦悩の中から、チームの成長の芽を確認しなければやってけない日々がくる。2014年は昨年度とほぼ同じメンバーだ、やった、チームの成熟が半分で住む、などと3月に考えていたら、半年後に宿題の残りをしなければならなくなった。けど、そういった宿題から目をそらすと、J2降格への道が待っている。本当に、待っている。

9月[編集]

川又堅碁選手の移籍騒動とそれに伴う大量の選手の移籍から1ヶ月、明らかにアルビレックスの弱体化が異常進行して戦績も悪化って、むしろ良くなるわけがない。アルビレックスの根本に位置するショートカウンターの思想は鳴りを潜め、チームはまさに迷走の一途をたどるべくしてたどっている。そもそも、2015年シーズンの姿がまったく見えてこない。

まぁ、中心選手が移籍するとだいたいこうなる。

そのため、いつも通り、を吐きながら次の選手を育てなければいけないんだけれども、幸いというか不幸なことに、レンタル選手である松原健選手が次代のスターにピックアップされるところが実にまったく2014年のアルビレックス。いや、うれしいんだけれど、もしアルビレックスのフロントがちゃんとした買い取り契約を結んでなくて、育てたら育てた分、即座に収穫されたなんて話になったら、目も当てられない。その上、鈴木武蔵選手はまだ荒く、小泉慶選手は今年デビューしたばかりで若すぎるため、どうあがいても松原選手押しになるのは間違ってはいないんだけれども、小骨が喉元に引っかかる。けど、だとしても、育成を主体としてきたチームである以上、選手の成長を糧に前へ進まないといけないわけで。問題は、そういったチームの未来を示す情報量が、運が悪いと9月に決定的に不足する。むしろ、不足する可能性が高い。つまり、日本代表の試合に松原選手が出なければ、出ても活躍できなければ、活躍した選手がピックアップされ、アジア競技会で鈴木選手が活躍しなければ、活躍してもスポットライトが当たる前に敗退すれば、やはり新潟のファンが欲する次の一歩の情報が足りなくなる。

チームというものは、強くなればなるほど、ファンが必要とする情報の量が増え続ける。そこをマスメディアが埋められるうちはいいのだけれども、いかんせん、勢いが落ちたり中心選手が移籍したチームからは、メディアが離れて当然なわけで、自然とファンがやきもきするだけの情報しかこぼれてこなくなる。これは仕方ないけれども、いなくなった選手の次にメディアが生きていくための情報量を供給できる成長株が控えているチームだとその動揺は抑えられるため、そういう選手がいるアルビレックスはまだ幸運である。のだけれども、マスメディアがこれからもピックアップし続けたくなる実力のある選手にまで、果たしてアルビの若手選手たちが育っているかというと、実際の数字が全てを物語るわけで。

もっとも、数字が一定レベルを超えた瞬間に移籍の魔の手が伸びてくるのも知ってる。よーく知ってる。そのため、2014年9月は、ある程度ファンがやきもきしても仕方ない1ヶ月であるとハナっから諦めるものとする。もっとも、各種対外試合で大活躍して情報量も拡大、ファンもうっきうきになった直後のシーズンオフに、気が狂いそうになるのとどちらが幸福なのだろう。まぁ、どちらにしろ不幸なことはアルビレックスのいつもの姿である。

雨雨フレフレ ホームベガルタ仙台[編集]

9月13日、アジア競技会でU-21日本代表の、なぜだか中心選手になった、なってしまった鈴木武蔵選手を欠いてのベガルタ仙台戦inビッグスワン。なお、鈴木選手について、足は速いが判断、決断のスピードについては聞かないでほしいというのが、全国のサッカーファンに対するアルビレックスファンの正直な想いである。あわせて、この試合は、前節の欠場でファンにトラウマを与えた大井健太郎キャプテンとレオ・シルバ選手が復帰。少なくとも、あんな5-0とかいう失態はないだろうという多くのファンの想いとは裏腹に、攻撃面についてがあんな失態だろうなあというのがアルビレックスの現実であると同時に、全てのファンの想いであるところが少し悲しい。

試合はそのまま、まさにファンの想いが具現化したかのような試合となり、アルビレックスは守り、そしてゴールは入らない。いつものという言葉を使いたくないけれど、使わざるをえないくらいいつもの光景が繰り返される。

さらに、この試合で先発に復帰した成岡翔選手が、なんていいますか、その、前半7分に左ひざを負傷して急遽、田中達也選手と交代。アルビレックスにおける最強のFWが、いきなりいなくなってしまったんですが。後、一番悲しいのが、本来であれば叫ぶレベルで悲しいはずなのに、アルビレックスの不運に慣れすぎてこの程度では心が動かなくなったという事実が深く悲しい。

そんな試合は、いつもどうり前半を0-0で折り返すと、急激に強くなった雨の中で始まる後半。2013年だと、相手のスタミナ切れからアルビの無双モードが始まるのだけれども、2014年は逆にアルビレックスのほーがスタミナ不足を露にするんだから実に困る。もっとも、基本、残留争いとかいう話が付きまとうチームは後半のスタミナ面に不安が残るからこそ、残留を争っているという話が多いため、前半にアルビを押していたベガルタも後半15分過ぎから徐々にペースダウン。アルビレックスの惜しいシュートが続くことになる。本当に続くことになる。

えーっ、とくてんですか?徳利って天ぷらになりますか?

・・・イカ徳利なら可能か。というわけで、バッシャバシャの大雨の中、後半29分に田中達也選手に代って岡本英也選手が投入され、よーやく、2013年のアルビレックスで無双した交代が再現される。その結果、イカでも瀬戸物でもいいんでとにかく天ぷらにしてくださいという想いが見事に当たるんだから、実にまったくアルビレックス。後半32分、ゴール前絶好の位置で田中亜土夢選手がファールをもらうと、FKを見事レオ・シルバ選手が叩き込んで1-0。なんでしょう。セットプレイでアルビが得点するという光景が信じられない光景にしか思えない事実が信じられない。後は、2013年のアルビレックスの再現である、再現であるといわせてください、再現させてくださいというファンの想いと15分間が、雨雨雨のビッグスワンに選手と一緒に駆け巡る。その結果、2013年を思い出すような見事なプレイで、最後の力を振り絞るベガルタの攻撃も上手くうまーく受け流すことに成功。GK守田達弥選手のビッグセーブもさることながら、1-0で浮つかない姿勢が一番うれしい勝利である。

もっとも、この勝利に喜ぶ前にこれから先のスケジュールに気を引き締めないといけないのもあるびれっくす。次節は9月20日にアウェイでサンフレッチェ広島と、さらに23日にはホームで浦和レッズと、そして27日にはアウェイで名古屋グランパスと、ここまで相性の悪い相手との3連戦という時点で気が重いなんてもんじゃない。とりあえず、引き分けでもよしとする相手がここまで連なるのはやべでぼらいだい。けど、まぁ、実にまったくあるびれっくすだから仕方ない。

アジア競技会開幕[編集]

9月19日に開幕する2014年アジア競技大会韓国仁川広域市)に先駆けて、9月14日に始まったサッカーの予選。アルビレックスの鈴木武蔵選手は予選第1試合の対クウェート戦で見事2ゴールを上げて勝利に貢献すると同時に、日本全国のサッカーファンとそうでない人々からの視線も集めることになる。とりあえず、アジア予選後のそれなりの観客増員が見込めるという点においてはうれしい話であるものの、いかんせん次の相手が優勝候補のイラクという時点で少々心が重くなる。実際、9月17日に行われた予選第2戦では、大方の想像通りに鈴木選手他日本のアンダー代表選手らをイラクのガチメンツが上手にいなすどころの騒ぎではない。実際、イラクの国民的英雄であり、A代表のキャップも120を数えるユニス・マフムード選手がオーバーエイジ枠で参戦しているほか、イラクのメッシとも呼ばれるフマム・タリク選手や俊足と強烈なFKからアジアのロベルト・カルロスの異名を持つアリ・アドナン選手などまさにオールスター。

そんな中で、アルビレックスファンの期待を一身に背負ったすずきせんしゅがかつやくするよーーーなこーーーーけいを思い浮かべるようでは、まだまだ修行が足りない。幾度どなくDF陣の裏を狙うものの、そもそもパス自体が出てこない上、イラクの攻撃がとんでもないと来たもんだ。なに、あの、ロベカル。サイドバックなのに、ゴール前に飛び込んで得点するは、FKをぶっさすわ、結局、日本も中島翔哉選手が1点を返すものの前評判通りに3-1で完敗。鈴木選手の見せ場は結局訪れないまま終わることになる。ちなみに、この話には続きがあり、このまま予選を2位で突破することになると、決勝ラウンド2回戦で韓国と当たることになる可能性が高い。ということはつまり、懐かしきキム・ジンス選手とも戦う可能性が高い、という話である。

あわせて、9月6日および9日に行われた日本代表戦について、事前にハビエル・アギーレ監督が「できれば全員を見たいと思っている」と言ったにも関わらず、やはりというかなんというか松原健選手は力不足であり、試合に出れないままアルビレックスファンは最後までテレビ画面を見続けることになるものの、10月10日に行われるビッグスワンでの対ジャマイカ戦では、確実に観客を集めるためにしゅつじょーすんだろーなーと、うれしいんだけれどもよくよく考えるとあまりよろしくない予想を立てているのがアルビレックスファン。せめて、勝ち取ってもらいたいのだけれども、相手が、さすがに。ねぇ。よくも悪くもそんなところでネタを提供する松原選手がアルビレックスらしいというかなんというか。ちなみに、10月14日にはシンガポールブラジル戦が行われることになっており、せっかくなので実に困ったアルビレックスファンは、ブラジル相手に活躍する松原選手、という書くだけで笑える文章を用意するものである。

喪章の似合うとき アウェイサンフレッチェ広島[編集]

9月20日のサンフレッチェ広島戦を前に、アルビレックスに激震が走る。なんと、松原健選手の親族にご不幸があり直前の代表合宿でもチームを離れていた影響から、調整不足ということでこの試合ベンチスタート。代わりに川口尚紀選手が出場することになる。この時点ですらかなり大きな話であるのだけれど、さらに現実はその上を行くんだから恐ろしい。この試合、田中亜土夢選手がカードの累積で出場停止、ポイントゲッター成岡翔選手も怪我と、まさにガンバ大阪戦並みに中心選手が欠けた陣容となっており、田中選手の代わりに小泉慶選手がスタメンに名を連ねるという時点で、10代の選手が2人もスタメンという、アルビレックスじゃなければ非常事態宣言が出てもおかしくない状況になる。で、そんなときに限って4-4-2が大好き、カモ、バッチコイというサンフレッチェと森保一監督を相手にするってんだからもう。そのため、柳下正明監督はこれまでにない決断として、アルビレックスのフォーメーションを4-4-2から3-4-3に変更、得点力不足と選手の欠場の2つの大穴を一気に埋めようとする。そして、ついにようやく2人目のシルバことラファエル・シルバ選手がベンチ入りし、ホージェル選手以来となるドリブルを武器にするブラジル人選手が秘密のベールを脱ぐ、かもしれない。

なおポジションの変更については本来右サイドバックの川口選手は一列前の右サイドハーフへと上がり、大野和成選手と大井健太郎キャプテン、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手の3バックとなっている。そして左サイドハーフには小泉慶選手、真ん中には問答無用のレオ・シルバ選手と小林裕紀選手、そしてフォワードとして岡本英也選手、指宿洋史選手、山本康裕選手という陣容になる。

で、前半23分にディフェンディングチャンピオンの一撃を食らうのが実にまったくアルビレックス。悲しいかな、川口選手の右サイドを高萩洋次郎のスルーパスから柏好文選手に突破され、そのままPA内に進入されると、最後は青山敏弘選手に決められて1-0。まぁ、新システムというものはこういうものだという話であると同時に、ここから引いてくる相手にどう立ち向かうかが、今後の焦点となる。こういうとき、指宿選手の存在感が高まればありがたいのだけれども、いかんせん、セットプレイ能力に難のあるアルビレックスにとっては、長身FWという至高の存在ですら戦術に組み込めない時点でやばい。セットプレイ練習をしない伝説を作った浦和レッズが失点の多さからACLを逃したなんていう2013年の話を思い出すレベルでまずい。っで、そんなアルビレックスの弱点を知る森保監督は、しっかりとセットプレイでアルビレックスの攻撃に対応。その結果、前半の時点でシステムに合っている選手とそうでない選手の差が激しい激しい。仕方ないけれども、プレー中に消えた選手が幾人もいた件については、今後の反省としなければいけない。

そんな後半開始直後、もはや儀式として惜しいチャンスを作るものの、いつだってそんな思いとは裏腹にありきたりの悲しいふんじゃららという形で、どこぞの日本の歌謡曲みたいに点が入らないときたもんだ。まぁ、新潟ファンの思いを乗せた歌詞なんていえば、ド演歌レベルになるのだけれどもさ。

だとしても、昭和枯れすゝきだけは思い出さないくださいお願いします。

で、んで、そんで、後半18分に追加点を取られるのもあるびれっくす。いつものように右サイドから崩されると、一度は森崎浩司選手が放ったシュートを寸でのところでGKの守田達弥選手がブロックするものの、こぼれたところを石原直樹選手が押し込んで2-0、まぁ、あれだ。なぜ広島が2連覇できたか分かる試合だなあと。で、なしてあるびは弱いんだかもよおおおおおおおおおおく分かるなと。向こうは戦略が一貫してどう戦うか分かって試合をしているのに、あるびれっくすはその試合のやり方を模索してるんだから勝てる試合は偶然に頼るしかないわいな。しょーがないんだけれどもさ。後、DF陣がしっかりしてるからできる話なんだけれどもさ。その後、ついにというか遅きに失したというか、ラファエル・シルバ選手が投入されるものの、2連覇中の相手が引いて守る時点で、そう簡単にはいかないわいな。けれど、ちゃんとボールを保持し、前を向けることが確認できただけでも大きな収穫である。

試合はそのまま2-0で広島が勝利。とにもかくにも、新システムを導入した後で試合で消えている選手が2人以上いたら試合にならないことがよく分かる試合となる。そして、それが10代の2人ではない時点で、もうちょっと試合に臨むメンタル面を何とかしてほしい。とにもかくにも、2013年後期の試合をもう1度。幸い、次節までには松原選手のコンディションも戻り、欠場した田中選手も復帰するため、それなりに2013年を思い出させる布陣であるのだけれども、いかんせん、相手がJリーグで一番嫌な相手で顔も見たくない相手だってところが実にあれだわな。とにもかくにも、次の試合は9月23日、ホームで浦和レッズ戦である。今シーズン、首位を独走中の相手に果たして、試合になるかどうか。それがまず問題である。

毎度毎度負ける試合の前に[編集]

9月23日。とりあえず、すでに試合結果は出ているのだけれども、今後のアルビレックスに関わる大事な話から始める。というのも、名古屋グランパスに移籍した川又堅碁選手の件と鈴木武蔵選手の件についていろいろとチェックしておかないと、やっばいなんてもんじゃない。現状は現状として、すでに来シーズンに関する布石を始めないといけない時期になっているため、浦和レッズ戦を奇貨として深層に切り込まないと、同じ間違いを繰り返す危険性が高い。

というのも、8月に新潟県民を地獄に落とした川又選手の移籍の結果は、グランパスにとってまさに大成功で、川又選手はゴールアシスト共に量産、あっという間に名古屋ファンにとって神様仏様川又様レベルでチームに無くてはならない存在にまで上り詰める。そして、わずか1ヶ月でグランパスの順位も一気に上り調子になって残留争いから抜け出すことに成功。ただ、どう見ても、2013年のアルビレックスの光景だよなあと泣きたくなるレベルで、川又選手の活躍、特に得点シーンがそっくりときたもんだ。結局、カウンター&優秀なクロッサー&考えさせる暇を与えない攻撃にマークを散らせる相棒という、まさに川又選手を輝かせるために必須な条件がそこにあり、あった結果の話である。実際、移籍して花開くことが分かる陣容の中に移籍すれば花開くという、大変素晴らしい例がそこにありましたとさ。えぇ、翻って、あるびれっくす。あるびれっくす。あああるびれっくす。

移籍すれば花閉じることが分かっている移籍がそこにありました

えっとですね。とりあえずですね。浦和レッズとアルビレックスの大きな違いがそこにありまして、浦和は、チームを自分に合わせることでチームに利益も悪影響ももたらす人間が大挙してやってくるというイメージに対し、アルビレックスは自分をチームに合わせることで、実力はともかく、チームに悪影響を与えない人間ばかりがやってくる。

としか思えないわけで。

で、浦和レッズは俺が俺がの個人技に長けると同時に、チーム内に不和が生じたら一気に瓦解するもろさを持つのとは別、アルビレックスはあなたがあなたがというスタンスで全員が走り回って、1人のスタープレイヤーを支えることで一気に上り詰めることのできるチームを維持し続けている。けれども、この方式はスターがいなくなったら暗闇の中をさまよい続ける危険性があり、どちらがいいとは決していえない。無論、レッズは莫大な資金と放漫な経営で無理も無駄も多いけれど、それなりの結果を残しているのに対し、アルビは経営規模に比べて信じがたいレベルで安くJ1に残留できる態勢を整えたにも関わらず、タイトルとは無縁である。結局、スター選手がいなくなるとチームも光らなくなるというバクチは、スターを光らせる選手にも一定の水準を求めないと厳しいのだけれども、アルビレックスの悲しい財政は、その一定の水準、すなわちスターを輝かせることのできるレベルの選手を維持できないときたもんだ。

2013年にあれほど輝いた川又選手の調子を2014年に壊滅させたのは、ひとえにアルビレックスの移籍のせいである。その結果、2014年のアルビレックスは、スターもしくはスター候補生がいるにも関わらず、スターのいない戦術を取らざるをえず、チーム全体があなたがあなたがあなたがという、一歩身を引いた試合しかできなくなる。もっとも、東口順昭選手からの速攻とキム・ジンス選手のクロスのない川又堅碁選手を一体全体どうやって光らせればいいんだろう。実際、Jリーグ屈指のクロスへの反応を持つ以外は、足元のヘタな日本人FWでしかなく、優秀なクロッサーを封じられた結果、2014年の前期、川又選手はほぼ無意味な存在と化していた。で、まったく同じように、川又選手以後のアルビレックスでも、優秀な鈴木武蔵選手の裏抜けを支えるスルーパスの出し手もスルーパスを出すためのキープすらできる中盤の選手が存在せず、さらには日本人屈指のポストプレイヤーである指宿洋史選手がいくらボールを納めても、そこから打開できる個人技を持つ選手がいない。

なお、浦和にはいる。いっぱい、いる。

結局、こういった極端なギャップの結果、チームが弱体化したという話を掘り下げておかないと、2014年シーズンの残りの試合が無意味になってしまう。いかにして、光る才能を持つ選手を光らせる選手を育てていくか。特に、マルシオ・リシャルデス選手なみに中盤でボールを保持できてなおかつスルーパスも出せる選手さえいれば、確実に伸びる鈴木選手のようなコマをどう生かすかを考えてチーム作りをしていかないといけない。

あわせて、あなたがあなたがというチーム作りの結果、アルビレックスのチームとしての判断力と決断力の遅さはJ1屈指である。せめて、私も協力しますのであなたもお願いしますレベルでプレイの幅が広がれば、ワンツーパスや個人技、さらには個人技のケアぐらいは自然に出るのだろうけれども。

守備に動けて攻撃で止まる ホーム浦和レッズ[編集]

9月23日、秋分の日に行われた浦和レッズ戦は、2戦連続して3バックという、改めて新潟の攻撃力を何とかしようという涙ぐましい努力のあとがにじむ試合となる。けれど、相手に考える余裕を与える攻撃しかできないアルビレックスが得点するにはどうしたって偶然が必要になるのだけれども、そういった偶然を伴うプレーができるチームかというと決してそうではないわけで。決して。実際、4-4-2の際に指宿洋史選手がほぼ必然的にハイボールを処理、けっこーな確率でボールをキープするという話の後に、偶然でもいいから誰か走りこんでるとか、偶然でも誰かがノーマークでいるとかいう話は、アルビレックスの守備的意識の結果、ほぼ必然的に存在しないこととなり、なぜだか守備の際に相手選手のマークのつきやすい位置に選手がいるという話が攻撃の際に相当な重荷になる。逆に、ボールを取られた瞬間の全選手のイメージの共有力たるや、J1屈指どころの騒ぎじゃねえ。おかげで、とにもかくにも、J1残留に関してのみは安心していられるのだけれども、まったく試合に爽快感だの高揚だのファンと喜びを共有できる空気が存在しやがらない。

とりあえず、改めて新潟県民の打たれ強さが身に沁みる。後、イタリアの国民がウノゼロ、すなわち1-0の試合を至高と考える理由がよく分かった。マゾだからだ

というわけで、不慣れな3バックでも、基本やることは変わらないアルビレックス。ボールをもたれたら速攻でつぶす。愚直なまでにハイプレスを続けるその守備的意識の高さはJ1屈指であるのだけれども、逆にゴールシーンに関するイメージの共有、すなわちいいクロスを上げるだのいいスルーパスに反応とかいう話のほか、セットプレイ時のマークの外し方、FKの際にゴール前に飛び込む姿なんぞがまーるで出てこないからこそ、実にまったくアルビレックス。てゆうか、チャンスの際にもう1人いてくれというシーンが多すぎる。そんなアルビレックスにはさらに不幸が続き、アジア競技会のために次代の中心選手である鈴木武蔵選手が欠けてしまい、指宿選手を1トップに据えた3-6-1というこりゃまた初めてのフォーメーションになるものの、その結果、すんません。何かが出来る選手が少なすぎです。

結局、ゴール前に飛び込む選手をイメージできればPA内にドリブルだってできるし、確実にあわせてくるキッカーさえいればセットプレイでスクリーンすることも簡単になるのだけれども、残念ながらアルビレックスのチーム内でもっともゴール前でイメージの共有が可能だった成岡翔選手については、怪我の回復が思わしくなく、逆に不在であることがチーム全般に悪影響を与えるという話になる。その結果、柳下正明監督の意図する攻撃なぞできるわけがない状況となる。とりあえず、惜しいシーンはいくらでも存在する。けれどもそれは、結果的に惜しくなっただけであって、ゴールに入れるためのプロセスがつたなすぎるから、GKが取りやすいシュートを惜しいなどと形容しているに過ぎない話の多いこと多いこと。少なくとも、アルビレックスだって基本DF陣がシュートコースを限定し、GKの正面に打たせるような守備をしている中で相手に惜しいシュートを連発させて、失点を極力少なくしている中で、なぜ相手がそんな守備をしないと思えるのやら。そこにうまーくはめられただけの話を惜しいなどと言ってはいけない。

というわけで、浦和レッズの惜しくないシュートを参考にしなければいけない。何と言ってもレッズはサンフレッチェ広島とともに3-6-1で勝てているチームであり、さらにいうならどちらのちーむもあるびれっくすのてんてきである。

前半22分。アルビの左サイドの裏のスペースを上手く突いて関根貴大選手にロングボールが渡ると、ラストパスをゴール前に飛び込んできた興梠慎三選手が見事に決めて浦和が先制。0-1、まぁ、あれだ。新潟の選手にこういったプレイのイメージを共有してくださいといっても、そんなプレイやったことのない選手ばかりすぎるわけで。もちろん、かわま・・・いや、言うまい。しかし、前半はそのまま終わる。少なくとも、失点したシーン以外、守備面は浦和レッズを圧倒。けれど、それは浦和にも言えるってところが問題だわな。

で、問題の後半開始直後の5分、ポジションチェンジでマークをひっぺがして左サイドでドフリーとなっていたDF森脇良太選手に、こりゃまたドンピシャリのロングパスが渡った結果、長躯疾走でPA内に進入、フェイントで1人かわした直後にシュートで0-2って、もうなんですかええ。めっちゃアルビレックスの選手全員があわてていることを見越しているからこそ、フェイントが決まってシュートも決まるっていうイメージを、どうやっても浦和レッズのDF陣に当てはめることができないんですがええ。まぁ、でなけりゃJリーグ単独首位なわけはないわな。結局、このゴールをきっかけに試合はいつもどおり膠着。アルビレックスはいつもどおり。言葉にする価値がないほど手のひらで踊らされ、浦和もいつもどおり偶発的なゴールを極力抑えるプレイに徹する徹する。で、こういうイメージだけはファンも選手も関係者も全員共有できるってのもまた悲しい話である。んで、試合はそのまま終了。0-2という相性以前に、アルビレックスの重い課題ばかりが心に残る試合になる。

けれど、まぁ、だからこそ、あるびの足りない話を再確認するにはとてもいい試合であると同時に、いい加減、2015年の話を今から始めるにはこの2試合で負けた経験をどう活かすかである。少なくとも、絶対的両サイドバックがいなくなったアルビレックスに2013年の再現は不可能であるならば、3バックという図式は間違いではない。けれども、浦和のような守備意識や広島のような攻撃という話を突き詰めずに、今いる人間を試すだけ新潟スタイルの模索だけという話では、むしろ2014年に降格の危険すらある。2015年についてはいわずもがな。とりあえず、次節、9月27日のアウェイ名古屋グランパス戦、考える時間を与えない名古屋の攻撃陣、てゆうか2013年のアルビレックスの攻撃の前に、果たして結果が出せるかどうかが鍵である。

やあどうもお久しぶりです アウェイ名古屋グランパス[編集]

9月27日、矢野貴章選手および川又堅碁選手と2人の元アルビレックスのキープレイヤー、だった2人と対峙する試合。ということはすなわち、名古屋グランパスにとってのキープレイヤー2人の動きやら性格やら弱点やら何やらについて、大変に詳細な情報をアルビレックスの各選手たちが共有している試合であることを意味する。これは、今まで聖籠町でやってきた紅白戦の積み重ねであり、何よりも移籍被害者である新潟にときたま訪れるチャンスの1つである。もっとも、あの2人の弱点というものは相当に知れ渡っているのだけれど。しかし、こういった少しでも有利な状況が生まれることを喜ぶと同時に、逆にアルビレックスに所属する選手たちが以前に所属していたチームについて調べると、調べてしまうと逆の意味で悲しくなってしまう。いや、J2所属チームが悪いわけではないんだけれどもね。

アルビ生え抜きの選手を除くと、この試合のスタメン全員、前の所属チームがJ2もしくは2部に属するチームってどうよ。しかも、欧州帰りの指宿洋史選手やラファエル・シルバ選手、レオ・シルバ選手ですら、トップリーグちゃうかった件について、とにもかくにも、世の中はそういうものである。としかいえない。ベンチを含めても、元浦和レッズ田中達也選手と元鹿島アントラーズ岡本英也選手しかいないときたもんだ。

なんとなくせめてライセンス制度の獲得に成功したんだから来年ぐらいはJ1チームの選手を獲得してもいいと思うんだけれども、まぁ、チーム方針だから仕方ないか。

そんな形で元J1チーム所属選手だらけの名古屋と、元J2上がりの選手だらけのアルビレックスが戦う試合は、珍しく、本当に珍しく、ゴールの枠内にボールが飛ぶ試合となる。もちろん、そういうときに限って名古屋のGK楢崎正剛選手が大活躍さ!あったりまえじゃねえか。けれども、この試合でスタメンを勝ち取ったラファエル・シルバ選手もそれに負けず劣らず活躍。数々の惜しいシュートを連発する以上に、前線でのキープ力が某鈴木武蔵選手と段違いであったため、アルビレックスにようやく出掛かりの早い攻撃が戻ってくる。パスの出し手が受け手の性能を考えなくてもいい攻撃が戻ってくると同時に、そもそも名古屋のDF陣がちょいとアレ。無論、矢野選手のがんばりがあってこそ無得点という話であるけれども、だとしてもやっぱりアルビレックスに出掛かりを与えている時点でアレ。

というわけで、前半をいつもどおりの0-0で折り返すと後半開始早々、名古屋の西野朗監督が動き、守備的MFで元コロンビア代表のダニルソン選手を投入。しかし、ようやく前を向いて相手の陣形が整う前に攻撃することを覚えた、もしくは思い出したアルビレックスの攻撃陣が執拗に名古屋DFに襲い掛かると、ついにというかようやくというか後半14分。右サイドから松原健選手のクロスに田中マルクス闘莉王選手がふれてコースが変わるものの、そこに反応した指宿洋史選手がシュート、見事ゴールを揺らして0-1、均衡を破ることに成功する。

ちなみに、この得点の前、セットプレイではない普通の攻撃での得点が思い出せなくて泣きたくなった。なお、しっかりと調べて8月16日ベガルタ仙台戦における鈴木選手の得点以来だと分かった瞬間、別の意味で泣けた。

しかし、この時間帯での得点はアルビレックスのいつもの後半とはちょっと違う上、そもそも、鬼門中の鬼門、浦和レッズ戦に次ぐ敗北率を誇るアウェイ名古屋戦である。一瞬の隙を突かれるだの、勝ってるほうの自滅だのといった話がなければ、9年間も勝てないなんて話はないわけで。そんな話を思い描く中、後半34分に松原選手に替えて川口尚紀選手が投入された結果、いろんな思いを心に描く新潟ファンの多いこと多いこと。でもあえて口には出さない。だから、後半35分に名古屋の中心選手であるレアンドロ・ドミンゲス選手にイエローカードが出されてもさほど心を動かさない新潟ファン。で、直後の後半37分に2枚目のイエローで退場。

・・・何か聞こえてきますが錯覚です。あえて耳をふさぐからこそ、静かに世の中を渡っていけるってものです。えぇ。

とにもかくにも、相手の自滅という話はアルビレックスの試合では本当に久しぶりであると同時に、ああ川又劇場ああ矢野シアターという言葉をそこはかとなく思い出すのが新潟ファンの感想である。心をこめての感想である。とりあえず、この試合、アルビレックスのDF陣がどれぐらい川又選手の長所をつぶしたかについては、ご想像にお任せします。けれど、もちろんというか当然というか後半40分から名古屋のパワープレイが始まる始まる闘莉王選手が前線に顔を出す顔を出す。けれど、反パワープレイに定評と実績のあるアルビレックスの守備陣は、いくつか危険な場面を迎えるもののクロスバーに救われーの審判の笛に救われーのと、まさにギリギリのところで名古屋の攻撃をいなし続け、そのまま試合はタイムアップ。0-1で、およそ9年ぶりとなるアウェイ名古屋戦での勝利を獲得する。

3連敗を覚悟した日程で1勝できたことを喜ぶと同時に、次の試合が10月5日、ホームに強敵川崎フロンターレに迎えるってところが実にまったくアルビレックスの不運属性炸裂である。けれど、勝ち点34で11位という成績はアルビレックスの歴史に残る夏の悲劇を思えば上々であり、何より残留の目標である勝ち点40はもうすぐである。

アジア競技大会 対韓国戦[編集]

というわけで、9月28日に行われた2014年アジア競技大会の男子サッカー、日本韓国戦。0-0の均衡のまま後半43分に川崎フロンターレ大島僚太選手がイ・ジョンホ選手を倒してしまってPKを献上。なお、審判の判定についてはなんら疑問をはさむどころの話ではない、むしろ何とちくるってんじゃあレベルの反則である。で、そのままチャン・ヒョンス選手に決められてそのまま日本は敗退。

なお、日本のエースだった鈴木武蔵選手は、残念ながらそのプレイスタイルを知り尽くした元同僚のキム・ジンス選手の存在により、見事に活躍を封印され後半47分に無念の交代となる。なお、鈴木選手は大会通産5得点を記録、本来であれば活躍した、という形容される内容であるものの、いかんせん、いつもの話ながらいいところの悪いところの差が極端で、イラク戦でも韓国戦でも、結局はDFの能力が高いチーム相手だと期待に沿うことができなった。もっとも、この結果については、すいも甘いもかみ分けたアルビレックスファンどころか多くのサッカーファンにとっても十分に想定内の内容である。これから始まるリオデジャネイロオリンピックの予選への対応や、極力、選手の怪我を避けるようなプレイの選択、何よりも完全敵地の大ブーイングの中での試合経験というものは、今後の代表の試合で必ず役に立つ。と思いたい。あわせて、10月5日の川崎戦が、鈴木選手&大島選手の復帰試合になる可能性が高く、営業面で見ればけっこーおいしい試合である。

そして、日本戦から4日後の10月2日に行われた第17回アジア競技大会の男子サッカー決勝に進出した韓国は、北朝鮮を相手に延長後半15分にイム・チャンウ選手の劇的なゴールで勝利。その結果、見事キム・ジンス選手は兵役の免除を獲得することに成功。あわせて、Jリーグのサガン鳥栖で活躍するキム・ミンヒョク選手やチェ・ソングン選手、モンテディオ山形に所属するイ・ジュヨン選手、さらにV・ファーレン長崎イ・ヨンジェ選手他が晴れて自由の身となる。

あわせて、大会の詳細について簡単に説明すると、あれはスポーツ大会ではない。絶対に、ない。

10月[編集]

夏の移籍の喧騒からようやく一息つき、粛々と来シーズンに向けた備えを考えなければいけない10月。無論、残留争いが激烈を極める中で、決して気を抜いてはいけない、抜いたら2012年のヴィッセル神戸のような最終節大逆転でJ2に降格とかいう悲劇に見舞われかねないのが新潟というチームである。そもそも、DF能力がJリーグトップクラスだというのに、後半戦に入ってからというものまったく引き分けという話がなくなってしまっており、計算できる勝ち点というものが実にまったく少なくなってしまった中で、ぎりぎりの1-0の勝利を積み重ね続けるんだから心臓に悪い。ちなみに、3月1日の開幕戦以降、リーグ戦で新潟が2点差以上で勝ったのは、3月19日のアウェイ徳島ヴォルティス戦しかない。

けれど、悲しいことにFWの中心選手がいなくなってしまった中で、この成績はまだマシなのである。セレッソ大阪のように、中心選手である柿谷曜一朗選手がW杯後に欧州移籍した結果、攻撃面で支えていたDF面が一気に悪化、一気に戦績も悪化してJ2降格の可能性が日に日に高くなっていくなどという話よりも、少なくともDF面の破綻を防いで攻撃陣の成長を歯を食いしばって見守るほうが、爽快感はないけれども破綻しない可能性が高い。後は、ようやく目処がついた指宿洋史選手にラファエル・ダ・シルバ選手、そして鈴木武蔵選手がどうなるかである。

このばかちんがああああ ホーム川崎フロンターレ[編集]

10月5日、台風の接近に伴い全国的に大荒れの天気が迫る中、ギリギリ小康状態を保ってのホーム川崎フロンターレ戦は、開始直前に大事件が発生。なんと、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手が練習に遅刻。罰則のため先発メンバーどころかベンチ入りすらならないという、実にまったく柳下正明監督らしい非情な采配が振るわれた結果、小泉慶選手が左SBとして先発、CBを大野和成選手と大井健太郎キャプテンが担うことになる。あわせて、新潟の強力DFの中心選手であった舞行龍選手の突然の休場はしっかりときっかりと広報を通じてファンに通達された結果、実にまったく武田鉄矢のセリフが似合うどころの騒ぎではない。

もちろん、情報の管理に定評のあるアルビレックスのフロントであるため、もしかしたら、裏の話がほにゃららで、来年度の契約うんぬんでもめたせいで試合出場ふんだららという可能性もあるけれども、こればっかりは神に祈るしかない。少なくとも、移籍金がないとアルビレックスは立ち行かないのだから。

そんな緊急事態の中で始まった川崎戦はしかし、予想に反してフロンターレの強力FW陣を大ゴマを欠いたアルビレックスDF陣ががっちり受け止め、前半から危ういピンチを何度も迎えるものの、しっかりと最後の最後でゴールを許さずGK守田達弥選手のファインセーブがチームを救い続ける。そして、前節にようやく化けてエンジンがかかったFW陣がしっかりと機能。特にラファエル・シルバ選手のハイプレスが異常なほど利きまくり、もちろんレオ・シルバ選手もいつもどおりに刈り取り、結果、4位につけている川崎を新潟が上手にコントロール。

そして前半38分、FKのチャンスからレオ・シルバ選手が芸術的ゴールを叩き込んで1-0、強豪川崎が毛嫌いする魔境ビッグスワンの恐ろしさが、また今年も具現化する。しかし、試合はそのまま前半を終了。いつもどおり押し捲ってもいつもどおりゴールから外れていくボールを前に、多くのファンがいつもどおり1-0で勝てればいいな、後は大久保義人選手や中村憲剛選手といったフロンターレの強力な攻撃陣をどう跳ね返すか、いなすかが焦点だろうと思っていた矢先、信じがたい光景を新潟ファンは目の当たりにする。

後半20分、山本康裕選手がドリブル突破から一気にPA付近に侵入すると、そのまま左足を一閃。見事ゴールに突き刺さって2-0、新潟にとっておよそ6ヵ月半ぶりとなるリーグ戦2点差という奇跡を、雨の中、ビッグスワンに集まった17000人の観客は目撃する。なお、日曜の夜7時、台風が直撃する寸前の雨の中という状態では観客数2万切りも仕方ないけれども、少々さびしい。

が。んがっ。そういう試合のときに限ってろくでもない話をするからこその新潟であるわけで。後半41分、小林裕紀選手のFKをラファエル・シルバ選手が頭で合わせると、あれほど、信じがたいほど、ろくでもないほど、嫌われ続けた新潟のゴールが、ついに、ついに、ついに、3点目を吐き出すことに成功。とりあえず、何があったかは不明であるものの、一選手が遅刻して欠場した結果、チームが大勝するという話は、少なくとも遅刻した選手にとってはいい話ではない。なお、リーグ戦3点差という話は、アルビレックスにとっては奇跡以上の何かであるため、強調する必要はない。後、一選手の自己管理のミスの結果、そういう試合になる、なってしまった以上、そらあ、こんバカちんが、と言われても仕方ない。あわせて、アルビレックスがJ1で対戦相手に3点差をつけたなんていう試合は、2012年のホーム名古屋グランパス戦における5-0とかいう試合以来になるところが恐ろしい。

試合はそのままうっきうきのわっくわくのまま、川崎のチャンスらしいチャンスもないまま、どっきどきなどという話が皆無のまま順調に勝利。てゆうか、なに・あの・ハイ・プレ・ス。春のキャンプで一番汗を流したチームが秋に相手チームを圧倒できるという話は、2013年でも心底味わったけれど、まさか夏場に1度、どん底を経た上で2014年にも繰り返されるとは。まぁ、遅きに失した気もするけれど、それでも、この時期に降格を気にしないでいいチーム状況で試合が出来る。それだけで十分な話である。なお、次の試合まで2週間ほど空くため、舞行龍選手による遅刻による失態と、それに伴うチームの爆発とかいうもろもろに関する挽回は可能である。てゆうか、そうしないとやっばいなんてもんぢゃねえ。

次節は10月18日、ホームでヴァンフォーレ甲府との試合であると同時に、残留圏内である勝ち点40のかかった大事な一戦である。

2015年シーズンの始まり[編集]

すっかりと秋も深まった10月11日。2015年シーズンの始まりを告げる、新規加入選手に関する情報の第一弾がアルビレックス広報からもたらされる。新潟市出身で元アルビレックスユース所属、国士舘大学FWとして活躍している平松宗選手との新規加入が内定、仮契約が結ばれることになり、2015年のアルビレックスが早くもスタートする。なお、12月の絶叫もといいつもの話については、予定しておりましたキム・ジンス選手および川又堅碁選手の両名とも前倒しで済ませているため、青田買い鈴木武蔵選手、超高額移籍でレオ・シルバ選手、松原健選手の出戻りなどが懸念されているものの、それぞれ移籍の可能性が低いかもしくは覚悟がすでに完了している話ばかりであるため、悪夢悪夢の2014年夏に比べればどうってことはない。多分ない。きっとない。

あわせて、東口順昭選手、三門雄大元キャプテン以来の大卒選手となる平松選手の獲得については、某大宮アルディージャの某泉澤仁選手のように、新潟ユース出身で大学で活躍した選手を横から掻っ攫われた結果、見事J1でブレイクとかいう悲劇を繰り返さないためにがんばったという説に賛成である。

なお、公表された平松選手のデータによると、身長183cm体重76kg、ポストプレーと高さを活かしたヘディングが武器のセンターフォワードという話であるけれども、それはすなわち、同ポジションに思いっきりでかく長く厚い壁がそびえていることを意味する。とりあえず、新進気鋭のブラジル人に日本人で最も高身長のセンターフォワード、さらにはU-21代表の主力選手と、強烈なライバルが3人ほどそろっているという大変に厳しい状況である。のだけれどもの、実は2人だけである。実際、3つの壁となるには2014年シーズンで大変によく身に沁みた鈴木選手の得点力不足が解消されるかどうか、具体的にはそれやったらどうなるかを考えてないプレーが解消されるかどうかが鍵となる。けれども、基本、アルビレックスのいいところはチームのプレイスタイルに合うまで選手を我慢して使い続けるところにあると同時に、合った瞬間即試合に出られるという点に尽きる。そのため、小泉慶選手のように入団直後からガッツガツ当たりにいけて人よりも前に出られる高卒ルーキーがいきなり本間勲元キャプテンを押しのけてベンチ入りとかいう話が2年連続で繰り返されることも十分に可能である。

ただし、そのためには90分間ぶっ通しで前線からハイプレスを行い&ショートカウンターでダッシュを繰り返し、ポゼッションサッカーにも対応した上で、得点を決めるという人外の動きが求められるけれども、そんな新潟のプレイスタイルに沿った動きは平松選手以外のほかの大卒選手もまずできないわけで、そういう無理くりな話を一歩ずつクリアしていけるかどうかである。けれど、もし1つでも春先のキャンプまでにクリアできていたらば、高い高い壁である3人から十分にその座を奪い取ることが可能である、のだけれども、いかんせん、新潟のプレイスタイルがJ1でも屈指のはーーーーどわーーーーーーくである以上、無理な期待はしない。できない。けど、これから大学卒業までどういう計画性を持って行動するかが、半年後、もしくはそれから先の将来を決めることになる。もっとも、んな話はどこの高卒、及び大卒の選手でも同じであるけれど。

チャンスの目というもの ホームヴァンフォーレ甲府戦[編集]

10月18日、秋晴れのビッグスワンに大勢の観客を集め、ついでに地方局でTV放送なんてしちまって、まさにスポーツの秋、サッカー観戦日和、絶好のコンディションの中でアルビレックスの3連勝とかいう話を全て、何もかも、見事に、ことごとくぶち壊すような試合をやってのけるからこそのアルビレックス。

なお、基本的に甲府の戦術が引いて守ってカウンターという話で、アルビレックスがとにもかくにもハイプレス&ショートカウンターという話である以上、かみ合わないことこの上ない試合が予想されたものの、ここまでかみ合わないとは思わなかったレベルでかみ合わなかったというのも珍しい。なお、アルビレックスもヴァンフォーレも、守備陣のがんばりは光った。本当に。まったくもって。レオ・シルバ選手の芸術的な刈り取りを堪能するには、本当に素晴らしい試合だった。だのに、なぜ、歯を食いしばり、こういった話になるかというと、ひとえに両チームの攻撃陣と審判の笛に原因が存在する。

とりあえず、もうちょっと考えて試合をしてくれ。とりあえず、ホームゲームでシュート1本しか打てない時点で、この試合はアルビの攻撃陣が甲府の守備戦術にはめられたどころの騒ぎではないのと、元から貧弱だった甲府の攻撃陣が、アルビレックスのリーグ屈指の守備陣に跳ね返されいなされまくったのと、その上でなお、審判が順調なゲームの推移を邪魔をした、しまくったという、実にまったく新潟県人の精神的にくる0-0の引き分けである。というわけで、まったくもって、両チームの守備陣と甲府の攻撃陣は問題ない。特にない。けど、アルビレックスの攻撃陣の組み立ての意識のなさが余りにもひどすぎ。やばすぎ。

あわせて、この試合は川崎戦で大活躍を見せたラファエル・シルバ選手が急遽試合に出場できないという話になった代り、先発を果たした鈴木武蔵選手が、深くは語らないもののあべしであり、かつひでぶだったうえ、まったくもってたわば。つまり、鈴木選手からボールを奪うことがとれだけ簡単かを、J1チームの多くのDFが理解してるんだなあレベルで、アレ。正直、ヘタクソはヘタクソで仕方ないのだけれど、考えないヘタクソを見せ付けられても困る。結局、チームとして試合を組み立てるどころの騒ぎではないまま、同じ光景が繰り返され、同じ光景が繰り返され、同じ光景が繰り返される。そこから分かる話は、とりあえず、アルビレックスはチームとして絶好の位置でのファールを狙った仕掛けをせず、PA付近でのスローインを狙わず、コーナーキックはいつも空気。たとえ惜しい場面があったにせよ、一片たりとも、攻撃陣にセットプレイの機会からの試合の組み立てという話がない。ない。ない。ないまま、考えずに試合をすると、シュート1本で完封されるなんて話になり、一足早い寒い冬をファンに見せ付けることになる。

まぁ、年中真冬だという気もするけれど、結局、一瞬の判断力が求められるフォワードの動きと、チームとしての判断力が求められるフォワードの動きは違うという話である。シュートを1本しか打てないまま試合をが終わるというのは、普通の崩しからのゴール以外のルートをまったく、全然、とにもかくにも、考えていなかった、想像だにしていなかったという話であり、どんだけ攻撃の手段が無いのか、という話でもある。まぁ、だからこそ、シーズンの得点力がひっでえことになり、相対的に守備力が異常に増すわけだけれども。

そうせにゃ、死ぬる。

なお、この話を突き詰めるとキム・ジンス選手のロングスローとサイドからの仕掛けによるコーナーキックの獲得、さらには、果敢な攻撃参加といったチャンスの目の作成能力がいかにすごかったかという話になり、そこから相手の致命的なミスや味方のスーパープレイで平凡なチャンスを得点に結びつけたことも多々あるわけで、決して、シュート数1での勝ち点1という話は、無碍にしていい話ではない。とりあえず、この試合は、いかにキム・ジンス選手がすごかったかがよく分かる試合にしかならなかった。この試合は、FW陣とその他の選手の攻撃的な試合の組み立て力のなさばかり目立つこととなる。もっとも、もっと大局的な視点で言うと、勝ち点1でも残留につながる時期になるため、んなひっでえ試合でも、実は間違ってはいない。間違ってはいないのだけれど、ひでえものである。次の試合は10月22日、アウェイで清水エスパルスとの一戦である。

まぎれというもの アウェイ清水エスパルス[編集]

10月22日、中3日でのアウェイ清水戦は、秋雨前線の直撃する中で19時試合開始という、まさにすぐ側まで迫った冬の匂いのする中での試合となり、アルビレックスの攻撃陣もまた、いつものように寒い得点力を見せ付ける、そんな試合となる。

なお、対する清水エスパルスは7月に4シーズンに渡って指揮を取り続けたアフシン・ゴトビ監督を成績不振で解任。あの戦力でよくもまあという、チームの立て直し名人は2014年シーズンも健在で、春先に不信を極めたものの、直後から徐々に戦力を整えていき、今年もまたかーという、話になっていた中、なぜそこできる。もちろん、戦績の不信は大きな理由であるけれども、そこから立て直した実績についてはJリーグ屈指であり、アルビレックス並みに育てては取られを繰り返したチームが曲がりなりにも降格しなかったのは、彼の手腕が大きかったにも関わらず。

もっとも、チームに変革を求める気持ちも分かるけれども。

しかし、その結果として、見事なレベルでチーム力も戦績も悪化し残留争いの波に飲み込まれてしまい、アルビ戦を前に残り6試合で勝ち点28の16位、しかも6勝3分8敗で中位を維持していたゴトビ監督の解任後は2勝1分8敗という急降下。そんな中で、3年間1度も敗北も引き分けもないまま、清水にだけは勝つというアルビレックスが相手になるのだからまぁ、大変である。なお、あの2012年でも普通にホーム&アウェイで勝利しているんだから、相性というものは恐ろしい。

んが、そんなフラグだからこそ、即座に折れる。むしろ、折れろ。というわけで、試合開始直後、前半12分にMF大前元紀選手のCKをDFの平岡康裕選手がコースを変えて、最後は石毛秀樹選手がズドン。1-0、いきなりのビハインドで試合がスタートすると、こりゃまたまったくもってもう。アルビレックスのくおうぐえきずいんてえものはもう。いや、正確に言うと、某S選手はもう。なお、名前のほうをイニシャルにするのはやめる。心からやめる。けれども、ある意味、アルビファンの心情というか性質をよく理解したイニシャルをもつ某選手のプレイの結果、アルビレックスの攻撃というものは、大変に相手に理解されやすく対応されやすいものとなり、その結果、意外性というものが存在しない攻撃となるため、テンプレどーり動けば何とかなる、なってしまうという話につながる。そのため、相手のミスが少なくなると同時に、相手の攻撃の芽を摘むのもまたテンプレどーりになるという側面があり、大変に失点を防ぐのに効果的ではあるものの、見てるほうがワクワクという感情を放棄せざるをえなくなる。また、セットプレイについても相手がテンプレどうりに動けばPKなどという話は皆無となるほか、CKなどの動きについてもテンプレが支配。そのため、PA内の混乱というまぎれに対応しきれないで、コースを変えられたり、もしくは変えたりした直後の失点及び得点はあるものの、数限りない駆け引きの中で一発でズドン、とかいう話がいつの間にかアルビレックスから消えた件については、つまり、そういう話である。

まぁ、ショートコーナーやトリックプレイなどが出来るようなチームではない、まったくないことも確かだけれど、そういった引き出しがあり、なおかつそれなりの制度をそろえると、けっこー相手DF陣の判断力のキャパを奪えるのだけれども、まぁ、しょうがない。

そんな素直なアルビレックスが、1点リードされたまま迎えた後半27分。やっぱり、まぎれって大切だよね、後、まぎれに対応できる心構えはもっと大切だよね、というプレーで得点するんだから、世の中というものは。というわけで、田中亜土夢選手が蹴ったCKは一度こぼれ球になるものの、そこを拾った小林裕紀選手からのクロスを大井健太郎キャプテンが頭で押し込んで見事同点、1-1。こういったCKからのこぼれ球や、競り合いでそれたボールなどにDFが得点できるのはいいことだ。もっとも、そういう機会をFWが演出できればさらによく、むしろ、FWはそういったまぎれを起こせるプレーやまぎれに対応したプレーをせな、せっかくの相手PA内に選手がわんさかという得点機会をみすみす逃すことにつながるわけで。てゆうか、めっちゃつながってるわけで。結局、得点を求められる人間は得点機会をまず作り出さないといけない。某S選手の弱点はここにある。

けれどもしかし。そんなアルビレックスにいつもの話がやってくる。まぎれの中でも最たるまぎれがやってくる。

後半45分、誰がどう見てもアルビレックスのCK、と思ったらなぜだか清水のゴールキックになって、えぇっ!という話になって選手もファンも一瞬、気持ちが切れた直後に、ドリブルで仕掛けた村田和哉選手がPA内で上げたクロスを、ノヴァコビッチ選手がズドン。2-1。

・・・


はぁっ?


とりあえず、こんなまぎれを予想できるわけはないんだけれども、こういった誤審が世界中のサッカーに与えた影響の大きさたるやもう、それはそれは。とりあえず、当たり前の話ながら、こんなまぎれに対応できたら八百長を疑われるため、少なくとも、誤審で得点機会を得る可能性を考えてのプレーはしないほうがいい。人として。けど、まぁ、とりあえず、誤審で失点しないことを常時考えてのプレーは重要になる。本当に。心から。まったくもって。

なお、この試合の主審は家本政明氏。これまで、多くのJ1チームのファンから蛇蝎のごとく嫌われた審判による被害が、ついに新潟にまで及ぶこととなった件については、言葉にできない。もっとも、偶然だろうけれどもさ。結局、試合はそのままタイムアップ。アルビレックスは誤審で勝ち点を失い、清水はギリギリのところで勝ち点3を得た結果、順位は残留圏内の15位にまで上昇。なお、残留を争う15位のヴァンフォーレ甲府が引き分けて16位に落ちた他、17位のセレッソ大阪も勝った結果、16位と15位の境である降格ラインが勝ち点30にまで引き上げられ、さらに17位と16位の境も勝ち点29にまでアップ。その結果、2012年の悪夢の残留争いと同じレベルのすさまじい消耗戦が今後1ヶ月の間に繰り返されることもまた確定する。ちなみに、残り5試合で勝ち点38、11位のアルビレックスもまた危険水位の中にいるため、後1勝、さらには1つの引き分けがこれから先、とてつもないほど重要になってくる。あわせて、2012年にヴィッセル神戸が降格したのは自分たちが安全圏にいると錯覚した結果である。そのため、決して安心してはいけない。絶対に安心してはいけない。

次節は10月26日にアウェイでサガン鳥栖との1戦である。

残留 アウェイサガン鳥栖[編集]

10月26日、毎度毎度のハードワーク&ハードコンタクト合戦で知られているアルビVsサガン鳥栖戦。この試合、鳥栖はかすかに優勝の望みを残しているにも関わらず、中心選手である藤田直之選手をカードの累積で欠いた状態で、J1でもハードワークという点でなら鳥栖とタメをはるアルビと戦うことになるのだから大変である。しかも、8月にカリスマ監督だったユン・ジョンファン氏が電撃的に退任して以降、徐々にメンタル面でも戦績面でも落ちていった中、決して強豪とはいえないけれど、めっちゃ疲れるアルビレックスとの試合という時点で、本当に大変である。

その上で、アルビレックス&柳下正明監督にとって勝手知ったるどころではないDF菊地直哉選手がサガンの不動のスタメンを張っている段階で、こりゃまたアルビレックス有利という話がほぼ確定という試合となる。なぜなら、菊地選手が活躍していたあの時代、ブルーノ・ロペス選手や矢野貴章選手が味方ゴール前で無双していたということはつまり、アルビレックスDF陣の高さに対する不安があったという話で、そんな中、寄せの判断とパスワークが売りだった菊地選手は対人スキル特化型の柳下監督の就任後に必然的にスタメンから外れていくことになる。そして、そんな菊地選手に対してアルビレックスは鈴木武蔵選手と指宿洋史選手という強フィジカルが売りのFW2人を用意しました、という時点で珍しく試合前の時点でアルビレックスが精神的に一歩優位に立てる試合となる。

けれども前半。そんな話とは関係ない鳥栖の攻撃陣が新潟の早い寄せを掻い潜って新潟ゴールに迫る迫る。やはり、キーマンである藤田選手の欠場が痛いどころの騒ぎではないものの、鳥栖のレジェンド豊田陽平選手を筆頭に、その攻撃力は健在。けれども、いくつか決定的なシーンが訪れるもGK守田達弥選手らの好守に阻まれると、後は大体新潟のターン。もっとも、新潟も新潟で最後の精度を欠いてしまい、佐渡へ佐渡へとではなく、枠外へ枠外へとボールが流れる。けど、いつもの話。しかし、相手の弱点にフィットした布陣というものはやはり強力で、前半42分に田中亜土夢選手から決定的なパスが指宿洋史選手へと渡り、見事ゴールネットを揺らすことに成功し前節の清水エスパルス戦の不運はなんだったのかと考えたくなるほど、あっけなく新潟が先制、1-0。

で、問題の後半。アルビレックスではなく、鳥栖にとって大問題となった後半。藤田選手の欠場がこれでもかこれでもかと響くレベルで、アルビDF陣に絡め取られる鳥栖の攻撃を、修正できる指揮官がいない。コマもいない。特にレオ・シルバ選手のような反則外人を相手にそのままの試合運びを行うようでは、稲を刈り取るようにボールを刈り取られても仕方が無い。結果、鳥栖の攻撃はほぼ沈黙。逆に、後半21分にいつもの交代で鈴木選手の代わりに田中達也選手が久しぶりにピッチに立つと、某鈴木選手との違いを見せ付けるかのごとき、味方を上手に使っての攻撃が鳥栖のゴールを脅かす。で、後半27分。鳥栖PA内でボールをキープした指宿選手からのラストパスを見事に流し込んで0-2。とりあえず、あの動きができるかできないかで、某鈴木選手のこれからが決まる。気がする。後、相当な高確率で、無理だろうなあ、という気もする。

試合はそのまま特に動きもなくピンチらしいピンチもないまま0-2でアルビレックスの勝利。とりあえず、この勝利でアルビレックスは勝ち点を41に伸ばすと同時に、残留争いから見事に脱出。これからの試合は、2015年に向けた試金石となる。次節は11月2日にホームで鹿島アントラーズ戦である。

関連項目[編集]