2015年のアルビレックス新潟・序章

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2015年のアルビレックス新潟・序章

最低最悪の瞬間とは、いっつも、安心と信頼の皮をかぶってやってくる。苦労に苦労してお金をかき集めて2014年の戦力を維持したアルビレックスに、襲い掛かる数々の不幸。それは、中心選手の怪我というどうしようもないもののほか、サッカー協会の制度改革、さらには放映権料の支払い方法の変更といった、ぱっと見ても、余り影響のないような形でやってくる。

ソレが、一瞬にしてアルビレックスに牙をむくまで、あと少し。

2015年1月[編集]

実にまったく無風状態なまま平穏な冬を過ごすあるびれーっくす。しかし、その裏では着々と2015年に向けたスクラップもビルドも始まっており、悲喜こもごもな冬は今年もやはりやってくる。

しーゆーねくすとすてーじ みすたーあるびれっくす[編集]

2015年1月5日、本間勲元アルビレックスキャプテンが栃木SCに完全移籍。けれど、アルビレックスの歴史の生き証人である本間選手の離脱については2014年の時点でほぼ決まっており、後は発表を待つだけだったということであるものの、やはりさびしいものはさびしいわけで。けれども、若手選手がベンチからレギュラーへと這い上がり、キャプテンを任された後、ついにはレジェンドと呼ばれるまでになる一連の成長の軌跡は、アルビレックスの次代を担う選手にとって本当にありがたい道しるべである。と同時に、レギュラー争いに敗れてベンチへ下がり、30代を越えるとともに若手とのポジション争いにも敗北、ベンチ入りすら難しくなっていくという、これまた非情な現実をベテラン選手に伝える際にも、やはり道しるべとなるわけで。

そして、出場機会を求めてレンタル移籍、そして移籍先でレギュラーを獲得した後、次の移籍シーズンで完全移籍。最高ではないけれど、見事ではある。一サッカー選手として、こういった引き際とあらがいができることをその後の選手に見せてくれたおかげで、これから先、アルビレックスのベテラン選手に対する姿勢が明確になる。これは、レジェンドと呼ばれた選手をどうするかという、多くのチームが悩む問題に対する1つの答えでもある。

まぁ、本間選手にレジェンドという言葉は似合わないことは認める。けれども、まぁ、アルビレックスにとって初めてとなるレジェンドだろう、多分。

松原選手、アルビレックスに完全移籍・他[編集]

そんな少しさびしい話があった1月5日、今度は逆にアルビレックスの明日を担う選手の動向について本決まりになるというのも世の中である。というわけで、事前の契約がどうなっていたかは不明なものの、まったく他のチームの影すら見せない状態で大分トリニータから松原健選手を完全移籍で獲得、移籍金については不明なものの、育成金込みで3000万円以下?という話であるものと思われる。と同時に、12月末に大分への移籍が決まった岡本英也選手とのバーターに近い形であり、ほぼ両チームのファンにとっても納得に近い形での移籍である。

改めて、大分ファン及びトリニータの関係者のご決断に感謝すると同時に、フロントグッジョブ。マジでグッジョブ。もっとも、事前に報道機関が動かない、動かそうとすらしない時点で、ある程度契約でガッチガチだった可能性が高かったため、動向についてはさほど気に病む必要はなかったけれども、やはりグッジョブであることには間違いない。

あわせて、翌1月6日に鹿島アントラーズから左SB前野貴德選手の移籍が決定。なお、正式な名前は前野貴德で、徳の字に一本棒が入るのだけれども、ここはウィキペディア準拠で貴徳表記とする。なお、前野選手はアルビレックスが欲してやまなかった利き足が左足のサイドバックであると同時に、攻撃して当然、クロスを上げれて当然の鹿島スタイルを身に付けての移籍であるため、よーやく、アルビレックスにおける両サイドの穴というか層の薄さが埋まったものと、思いたいどころの騒ぎではない思わせてくださいお願いします。

と同時に、イロイロとレンタル移籍に関する情報も出てくる出てくる。

まず、酒井宣福選手がアビスパ福岡へのレンタル移籍延長。これは、勝手知ったる新潟のフロント陣が2人も加入した以上、ほぼ予測どおりであり、なおかつ同じく顔なじみの監督の下に送り出されていたレノファ山口小塚和希選手もまた1年延長。そして、西村竜馬選手もJFLのアスルクラロ沼津でもう1年修行することになる。いや、マジで3選手とも、この1年が勝負だと思わないとやっばいなんてもんじゃない。なぜなら、2014年に同じくアスルクラロ沼津にレンタルされていた木暮郁哉選手は、結局、帰還かなわずにアルビレックス新潟シンガポールへと旅立ったことを思えば、ある意味、これまた1つの道筋が生まれたという話でもあるわけで。無論、勃興著しい東南アジアへの移籍はある意味チャンスでもあるのだけれど、あえて言う。それは都落ちでもある、と。

ある意味、シンガポール関係者からぶっ殺されそうな話だけれども、これもまた非情な現実である。

鈴木武蔵選手、ドイツ・フランクフルトでの練習に参加[編集]

レジェンドの移籍と日本代表に選出された選手の完全移籍、さらにその上で、まったく同じ1月5日に驚愕のニュースが飛び込んでくるのも新潟という生き物の特徴である。けれども、鈴木武蔵選手がドイツのブンデスリーガに所属するアイントラハト・フランクフルトで行われたトライアルに参加、場合によっては移籍もあるかも?とかいう、普通であれば衝撃的なニュースが、なぜだか訓練された新潟県人にとっては笑い話であるところが実に困る。

なお、そのニュースを知った際の新潟ファンの反応が実に素晴らしく、へーだの、ほーだの、ふーんだのと、まったく心を動かさない動かさない。一応は、U-21の日本代表におけるストライカーという、ある意味、海外のクラブやマスメディアが食指を動かしてもおかしくはない鈴木選手であるものの、実際は、あくまでも同年代における他の選手よりも強いフィジカルを持つという利点のみだよなあ、という感想が新潟ファンの反応の根幹にある。そこからさらにとんでもないレベルでパワーとスピードとテクニックを身につければ、確実に世界的な選手になるのだけれども、残念ながら、テクニック、が。この最後の一言が全てである。

そのため、2013年にポーランドのクラブに同じくトライアルで参加した田中亜土夢選手がフィジカルの面で涙を呑んだのと同じく、鈴木選手が海外でのクラブに挑戦するにはまだまだ早いとファンは考えており、その上でオリンピック予選でチームから離れる期間がめちゃくちゃ多い2015年に、基本、渋ちんでリスクを嫌うドイツのチームが鈴木選手に手を出すわけがない。そんな判断が一瞬で行われるのも、長年、移籍でぢごくを見てきた新潟ファンによくある光景である。

もちろん、青田買いの好きなチームが買い取る可能性もあるけれども、いかんせん、そういったチームが鈴木選手に期待する最終形がコートジボアール代表のディディエ・ドログバ選手やトーゴ代表のエマニュエル・アデバヨール選手のような、速くて強くてケガをしないでなおかつチームの戦術にフィットして得点も取れるようなバケモノという時点で厳しいなんてもんじゃない。なおかつ、2000年代以降のヨーロッパサッカーが、そういう選手になりそうな素材を世界中から集めてはポイ捨てしまくったせいで、サッカーの移籍が人身売買だの奴隷貿易だのと揶揄されて国際問題にまで発展したなどという話もある以上、日本屈指のフィジカル面での才能を持つ鈴木選手についても、簡単な青田買いはほぼ不可能と言える。

そのため、今回の鈴木選手のトライアル参加については、ほぼ移籍はなしで、よくてレンタル。多分、2016年のオリンピック後の移籍を目指しての計画作りといったものと思われる。と同時に、中学高校からサッカーをはじめたような、つたない技術でサッカー脳がまだまだ未熟な選手であっても、わずか3年で海外移籍が見える位置にまで育成するというアルビレックスが、いい意味で信じられない。無論、本格的に見えるかどうかは、鈴木選手の今後2年が鍵となる。きっと。多分。オリンピックで活躍できれば、なんとか。ファーストタッチの技術を今以上に磨ければ、どうにか。

山崎亮平選手、新潟へ完全移籍・他[編集]

ニュースリリース多すぎのため、さくさくと。

まず、1月7日に2人のサイドバックがチームを離れることになる。2012年の奇跡の残留の立役者、いぶし銀坪内秀介選手が2013年にレンタルしていたジュビロ磐田へ完全移籍するとともに、イ・ミョンジェ選手がレンタル元である蔚山現代へと帰ることになり、その結果、新潟の左サイドバックの本職が前野貴徳選手ただ1人という状況になると同時に、川口尚紀選手や小泉慶選手といった、本職が別のポジションでも試合経験を積ませたい若手連中との間にちょうどいいレベルのポジション争いが出来上がる。

しかし、これがFW陣となるとまさに激烈な状況となる。まぁ、そうしないと2014年のあの得点力不足のことを思えば、たとえ魂をすりきらしても競わせないといけない。

というわけで、これまた1月7日、ある意味、新潟の生命線である柳下人脈がまたしても発揮されることになり、ジュビロ磐田より山崎亮平選手を完全移籍で獲得。ということはつまり、アルビレックスのFWは専門職である4人(田中達也選手、指宿洋史選手、鈴木武蔵選手、ラファエル・シルバ選手)以外にも、兼業でFWも可能な成岡翔選手に山崎選手が入ったことから、2つのポジションに6人が集まるという、もはや言葉に出来ないレベルの壮絶な争いが待っている。もちろん、田中達也選手は基本、1時間が限界であり、鈴木選手がオリンピックでチームから長期間離脱することがほぼ確定、そしてラファエル選手に成岡選手のケガの多さを思えば、スタメン2人にベンチ2人という体制はまぁ、妥当である。

そして、こりゃまたMFについても激烈な争いが繰り広げられることが確定。2013年の夏にジュビロからレンタルで移籍してきた山本康裕選手のレンタルが延長されることが決まり、絶対的な存在であるレオ・シルバ選手以外の3つのポジションを、小林裕紀選手に田中亜土夢選手、成岡選手に山崎選手、そして山本選手に加藤大選手、小泉選手の7人で争うという時点で、まぁ、とんでもない。

その上で、これから先、春のキャンプのじごくの猛練習が待っているわけで。けど、まぁ、とりあえずは、アルビレックスの戦術の基本であるハードワークの基本となるスタミナ面と脳みそのスタミナ面が、開幕戦のスタメンの鍵を握るものと思われる。

あわせて、小林選手に守田達弥選手、ソン・ジュフン選手との契約を更新、着々と2015年のアルビレックスが整えられていく。

選手間の競争こそが弱小チームの生きる道[編集]

1月8日、毎年恒例であるアルビのびっくり移籍が今年も発動される。というわけで、GK渡辺泰広選手が徳島ヴォルティスにレンタル移籍すると同時に、徳島から同じくGKの川浪吾郎選手を完全移籍で獲得。って、どう見ても選手同士のトレードであると同時に、身長192cmという長身GKの獲得ということはつまり、守護神としてレオ・シルバ選手と同じくほぼ開幕スタメンが確定していた守田達弥選手に対して、レギュラー争いをけしかけたという側面と同時に、

・・・絶対に守田選手が移籍した後の保険込みだよなあ

という、悲しくも仕方ない判断を下すのが、訓練された新潟ファンの悲しい常識である。特に、2015年1月の時点で2015年の12月を考えると、これがまあ、2014年の凪が信じられないレベルでの嵐が予想され、それに伴う形で、とんでもないほど、それこそJチームはもとより海外のチームにとっても美味しい若手選手ばかりとなっている、可能性もある、きっと、もしかしたら、けどほぼ確実という状態のため、もしもの高額移籍に備えて準備しておくのはまったく間違いではない。

あわせて、川浪選手については、安心と質に定評のある柏レイソルの下部組織出身の23歳で、2010年にレイソルでJリーグデビューした後、主にレンタルでJ2チームで修行。2014年に徳島へ完全移籍した後は、公式戦6試合に出場している。その大きな特徴は、守田選手に負けず劣らずの長身からくる空中戦の強さであり、できれば、正確なパントキックやDF陣への的確なコーチング、適切なポジショニングに1対1への強さ、さらにはPKストップの才能に全選手を叱咤激励するような闘争心、その上で安易にPA内にこもらずにルーズボールへも飛び出していく決断力、もちろん、人並みはずれた反応やハンドボール選手と見まがうばかりのキャッチング能力は当然として、相手のシュートコースを消す判断力、さらには足元の技術あればなおよく、速いリスタートにおける精度の高いスローインもできうれば。まぁ、冗談はさておき、そのうちの3つぐらいあればいいかなーと思いたい。全部あったらノイアーだ。

それに対して、ヴォルティスへレンタルで旅立つ渡辺選手については、身長が181cmとGKの中では小柄な上、2回肩の大怪我をしていることから、とにもかくにも、コミュニケーション能力を高めてほしいという話が一番最初に来る。元メキシコ代表のGKであるホルヘ・カンポス選手が168cmという小柄な身長で国のトップに駆け上がった背景には、単純なGK能力とは別の力が働いている。と思うので。実際、黒川貴矢選手が普段のトレーニングを通してどれだけアルビレックスの堅守を支えているかを思えば、人柄とコミュニケーション能力というものはチームの底上げに直結するわいな。

なお、同じく1月8日に川口尚紀選手の契約が更新され、アルビレックスの守備陣の態勢はほぼ整うこととなる。

空を越えてららら海のかなた[編集]

1月12日、鈴木武蔵選手がフランクフルトでのトライアルから帰国し、今回は残念ながら移籍はかなわなかったけど、将来のためにいろいろと経験を得て本人にとって有益になったはず、だの、さぁ酒井高徳選手の出る代表戦だぁ、だの、2015年のシーズンのメンバーがほぼそろったなー、だのと思った直後に、とんでもない爆弾が爆発するのがあるびれっくすのもつ宿命というか運命というか。

というわけで、さすが天下のネタチーム。新潟県出身で地元選手として初めて10番を背負ってファンからも子供達からも絶大な人気を誇っていた選手会長田中亜土夢選手が、なんと海外への移籍を理由にアルビレックスと2015年シーズンの契約を結ばないことを決断。つまるところ、

退・団


・・・なんだろう。昨日まで当たり前だったアルビレックスの田中亜土夢選手が、本日、チームからいなくなってしまったんですが。後、無性にブルーハーツを聞きたくなるんですが。それも、1000のバイオリンではなくて、1001のバイオリンが聞きたくなるんですが。もちろん、0円移籍な上、とんでもないほどチームにとってダメージが大きいんですけれども、それでもなお、心からがんばれというからこその新潟県人というか、訓練されたアルビファンというかなんというか。実際、田中選手の27歳という年齢は海外への移籍についてギリギリであると同時に、ほぼラストチャンスでありそれが分かっているからこそ、叫ばないし歯を食いしばるし涙も必死で我慢する。

・・・誰だ、今年の冬は平穏だなあなどといったやろうはおれだ。後、時期的にみて欧州リーグへの移籍がかなりギリギリに近く、もしかしたら、アルビレックスのツテをたどって東南アジアやスペインか、などという話もあるけれども、こればかりは運である。そして、田中選手がこれまで積み上げた実績が、どう判断されるか、である。

あわせて、今回の退団については、田中選手が契約していた県内における広告の期限が1月11日までとなっていたため、契約が切れる12日になっての発表となったと思われるため、だからこそ山本康裕選手のレンタル延長がとってつもなく大きいなんてもんじゃない。けれども、その結果、またしても紅白戦が厳しいまで選手の数がぎりぎりになったことも確かであり、再度、補強の話をしないとまっずいなんてもんじゃない。なしてその、いきなり冬の嵐が来るんだか。しかも、動員に影響するのが確実なレベルの大嵐が。

禍福はあざなえる縄のごとく[編集]

1月13日、田中亜土夢選手退団の激震がようやく収まる中で、粛々とアルビレックスの2015年の体制が整えられていく。まず、ラファエル・シルバ選手の契約更新が発表されると同時に、各種スポーツ新聞からは田中選手の退団に伴う補強は厳しいという文字が躍ることになり、開幕直後から人数的にギリギリとかいう困った話が現実のものとなる。

けれど、それはトップチームと一緒にプレーするユース選手の育成につながるだろうそうだろうと信じるものである、ということにする。

しかし、そんな苦境の中であっても、いきなり2015年のアルビレックスのJ1残留がほぼ確定するからこその新潟である。というわけで、神様仏様レオ・シルバ選手様の契約更新が発表された結果、後はどうやってJ1屈指の反則外国人選手を基点にして戦術及び戦略を積み上げていけばいいかを考えるという、ファンにとってもチームにとっても最高の作業が開始される。

しかし、ここで声を大にして言わなければいけない話がある。それは、残留という話はレオ・シルバ選手がフルシーズン怪我もなく順調にすごすという仮定のもとでの話であり、実際は様々な不測の事態を想定しないといけないほか、某川又堅碁選手のように、2015年のシーズン途中移籍を考えて、心の準備と覚悟と何よりもチーム全体でのしっかりとした対応を計画しとかないといけないという、実に当たり前かつ妥当な判断である。というのも、2015年のサッカースケジュールの中に、1つだけ特殊な項目があり、2015年7月にスペインFCバルセロナが日本に遠征することがすでに2014年の時点で決定しており、Jリーグから選抜された選手と親善試合を行うという話が流れた瞬間、気の早い新潟ファンがレオ・シルバ選手の活躍とそれに伴う高額な欧州への移籍がやってきたらどうしようと考えるのだから、まぁ、その、なんだ。鬼が笑うのも仕方ない。

けれども、バルセロナという存在は世界サッカーシーンにおけるもっとも有力な宣伝媒体である以上、その判断は間違ってはいない。確実に出場選手は目を付けられ、活躍すれば即座に動くチームがあって当然である。その上で、もう1つ実に困った話が進行しており、Jリーグ屈指の外国人選手であるレオ・シルバ選手を浦和レッズガンバ大阪からの強奪から守ったのが、およそ5億円と呼ばれる移籍金であったのだけれども、それはあくまでもJリーグについてであり、日本国内についての金額である。実際、悪鬼羅刹の蠢く欧州のサッカーリーグでは、正直なところ5億円という数字は円高の時点でもはした金のようなもの。それが円安が進行している2015年では、四大リーグにおけるトップチームはもとより、中位チームですら手を上げることが可能な数字となっている。そのため、円安の進み具合によってはバルセロナとのフレンドリーマッチ以前に6月の時点で覚悟をしないといけない

もちろん、全ては机上の空論であり、実際はどうなるか誰も分からない。しかし、中心選手の突然の移籍でチームが瓦解寸前に陥るなんて話を2年連続で繰り返してはいけないということはつまり、準備できる春先から、そういった悪夢に対する心がけをしとかんとシャレにならないという話である。実際、そういった中心選手の移籍に対する対応を間違った結果、場当たり的な補強に終始、戦術の熟成を怠り続けた2014年のセレッソ大阪はJ2へと転落し、見事、事実を書くだけで笑うしかなくなるという某新潟みたいな話になる

まぁ、よくある話である。常時最悪を想定する訓練された新潟ファンは、こういった安心の裏にある落とし穴を知っている。と同時に、田中選手移籍の結果、加藤大選手他若手有力選手のジャンプアップの可能性が高まったことについても、やはり、理解している。

新潟の移籍の歴史に新たな一ページが[編集]

1月17日、2015年シーズンのアルビレックスが始動する。その第一歩として、まず聖籠町にあるクラブハウスで新ユニフォームのお披露目と新加入選手のお披露目、さらには柳下正明監督による2015年シーズンの抱負が述べられる。とりあえず、何か1つのタイトルをとってのACLというその抱負については、2015年が前期後期の2つに分かれるため、ある程度は可能性のあるものとなっている、のだけれども、いかんせん、移籍がががががが。という、毎年恒例の話は置いておくとして、毎年恒例の新潟総鎮守である神明宮での必勝祈願を行い、その後に行われたアルビレックス新潟後援会が開催する激励会では1700人の観衆の前で、これまた毎年恒例である鈴木武蔵選手による一発芸が披露され、2015年はインド人の踊りと称したふしぎなおどりが炸裂。新潟ファンからMPを奪い取ることに成功。今後も、相手のMPが少ない場合に限り大きな武器になっていくと思われる。

で、何が一番おっそろしいって、その3日後に、新潟市内に住む一般人との入籍を発表。おめでとう。後、こころから、お・ち・つ・い・て・く・れ。

そんなめでたいニュースがあった20日。新潟の歴史に残る実にまったくとんでもない移籍が実現することとなるんだからもう。しかも、2015年のストーブリーグでもっとも高名な選手がアルビレックスへと移籍が内定するってんだから。しかし、予定調和のごとく、東京を中心としたメディアが動かないんだけれども、どう考えても、元ブラジル代表、いわゆる元セレソンの選手が日本にやってきたってえことはつまり、どこぞのディエゴ・フォルラン選手のような大きなニュースになってしかるべき、特に、目だった選手の移籍がほっとんどないような2015年の春の時点では、一番の移籍の目玉になってしかるべきニュースである。にも関わらず、メディアは総じてアジアカップばっか取り上げやがる。

まぁ、よくある電通のスタイルである。やつらは自分とこの関係者が儲かる話しか取り上げないよう、メディアに強制してやがる。多分。と同時に、電通が意図して取り上げさせないからこそ、どんだけシャレにならん選手が日本にやってきたか、という話にもなり、むしろシーズン開始前にメディア対応でいらん精神的なプレッシャーを与えられるよりは、粛々と静々と最初にやるべきことを積み上げていくことが大事である。そのため、電通が無視しようが各種スポーツ新聞が速攻で消し去ろうがまったく問題ではない。

というわけで、改めて、1月21日。元ブラジル代表でサンパウロFCに所属していたブルーノ・コルテス・バルボサ選手、通称コルテース選手(27歳)の新潟移籍が発表される。なお、コルテース選手のポジションは専門職としての左サイドバックおよび左サイドハーフも融通できるという、いわゆる田中亜土夢選手の退団で空いた穴および前野貴徳選手が埋めた穴の2つ対応しており、その結果、どんだけえっぐい選手間の競争が始まったかと思うと笑うしかなくなるなんてえレベルではない。

とりあえず、2014年シーズン、松原健選手との右SBのポジション争いに敗れた後、苦労に苦労してシーズン終了間際ようやく左SBのスタメンを確保した川口尚紀選手は泣いていい。けど、世界レベルのSBの技術に触れる機会であるから気にしない。実際、2011年には国内組からの抜擢とはいえ、ブラジル代表としてアルゼンチンと対戦、ロナウジーニョ選手やネイマール選手らとともにプレーすると同時に、普通に活躍。果敢なドリブルと正確なクロスとカットインからの強烈なシュート、そして終盤まで落ちないスピードを武器にリオネル・メッシ選手もいたアルゼンチン代表との試合に完勝する原動力となっている。すんません、川口選手ほか、松原選手、サイドバックをやった結果、クロスがへったくそなことがばれた小泉慶選手にも触れて欲しい技術の持ち主であります。

しかし、コルテース選手は残念なことに2013年に行ったポルトガルの名チームSLベンフィカへのレンタル移籍に失敗。戦術理解に苦しんだ結果、半年後に、ブラジルへ戻されることになり、その後、急激にパフォーマンスを落としてしまい、セレソンで見せたようなプレイには程遠いままレンタルで下位チームに出されることとなる。で、そんなところに、田中選手の移籍で急遽空いたサイドハーフの穴への対応を迫られて、なおかつ左サイドバックがいつまでも弱点だったアルビレックスがレンタルを申し込んだところ、保有元であるサンパウロFCが快諾。2015年のJリーグで最高のビッグネームが新潟にやってくることになる。

そらもう、ファンは大騒ぎ。

なお、今回の移籍について、コルテース選手がサンパウロFCからレンタルで移籍していたクリシューマECに、実は2014年まで新潟で活躍していたホージェル・ガウーショ選手がいたという時点で、お察しのとおり。嗚呼恐るべきアルビレックスのブラジル人ネットワーク。あわせて、サンパウロFCてあーた。ブラジルでも屈指の大名門クラブですがなあーた。地方クラブからコツコツと選手を獲得し続け、育て上げ、たとえ失敗しても真摯に対応し続けた結果、ついにアルビレックスは名門クラブとも交渉できる実績を積み上げたことがことのほか喜ばしい。と同時に、レンタル移籍でどれだけかかったかを思うと、考えないほうがいい、気もしなくはない。けど、2014年のセレッソ大阪よりはちゃんとした対応である。

高知キャンプ・他[編集]

コルテース選手の移籍の後、好天続きで雪の無い新潟での練習を再開したあるびれーっくす。とりあえず、暖冬バンザイ。しかし、そんなことはゆーても、急いで南下を考えないと、いずれまた寒波がやってくるのが世の中である。というわけで、いつもの。そう、いつもの高知キャンプが1月26日より始まることとなり、地獄と形容されるサガン鳥栖の朝日山のトレーニングと並び証されるアルビレックスのキャンプが開始される。といっても、単純に、スタミナの計測と精神的なスタミナの計測、さらには筋力の測定が行われ、各選手にあったトレーニングが割り振られるというごく一般的なスタイルのトレーニングなんだけれども、どうしてだかトゥッコフィジカルコーチが鬼軍曹と呼ばれるようになる。自然と。

とりあえず、新潟の選手誰もが恐れるトレーニングとして、「1000mを規定時間内に走り続ける」という、書くだけだったら簡単なメニューがあり、選手たちを目標タイムごとに4つのグループに分けて、延々と走らせるというトレーニングが、なぜだかJ1屈指のハードトレーニングと呼ばれている。事実、1月28日に行われたそれは、8本。最も設定タイムの早いチームが3分20秒というキチガイペースに設定されている上、1km走を延々と延々と延々と走った後に、ゲーム形式のトレーニングを行うところが実にまったくあるびれつくす。もちろん、このタイムについていける選手はアルビレックスであってもごくわずかである。けれど、2013年から14年におけるスタミナお化けとして有名だった三門雄大元キャプテンとキム・ジンス選手が、その後順調にステップアップしていったことを考えると、こういったトレーニングからも分かることがたくさんあると同時に、同じ異名を今度は小林裕紀選手と平松宗選手がその座を勝ち取ることになるのだから、積み重ねていく歴史というものは大事である。

そんな書くだけなら楽しい高知キャンプの只中、アルビレックスに関係するかもしれない地元新潟の大きなニュースが1つ。それも、アルビレックスの大本であるNSGグループのほうに関係する動きであるため、一応書いておく。

なんと、神社出身で神主の資格を持つ社長が率いるNSGグループのおかげで、まったくもって創価学会&電通から無視されることはなはだしい新潟県に、なんと秋元康のプロデュースするAKB48の5組目となる姉妹グループが誕生することが決定。新潟市を拠点にNGT48として2015年10月1日に新しく建設される「NGT48劇場」で定期的に活動すると大々的にぶち上げた瞬間、新潟の若者の喜ぶこと喜ぶこと。もちろん、そんな話の裏には、社長が神主のNSGグループが苦労に苦労して作り上げた専門学校大学の町である新潟市に集まった若者のサイフを狙っての活動が開始されるという意味があり、アルビレックスの動員にも影響を与える可能性も少々。もちろん、その動きには抵抗も見られるからこその新潟県で、即座に地元で地道に活動してきたNegiccoファンが不安を表明すると同時に、彼女達と関係の深い三条市の市長が今回の姉妹グループ設立を批難するという時点でどうなることやら。

なお、基本、終わりが見え始めたとされるAKB商法の上、冬の新潟で定期興行を行おうとする段階で、成功率は半々を下回っている。そのため、いずれ県民性込みで新潟県が無体な批判を受ける可能性が高く、ものすっごく心配になるんだけれども、まぁ、宗教戦争というものはこういう無理を承知で行われるため、どうすることもできやしない。

祝・初敗北[編集]

1月31日、これまた恒例である高知大学との練習試合。この試合は、基本的にフィジカルトレーニングでぼろっぼろになった選手達を実戦に放り込むだけではなく、各選手ごとに疲労した中での動き及び判断力、さらには体が動かない中でのゲームメイク能力など、今後のシーズンにおける選手起用に直結する大事なデータを得るための試合であるため、勝敗についてはさほど問題ではない。

まぁ、負けちまったわけだけれども、さほど問題ではない。

問題は、前半戦に出てきた主力メンバーが、動けない中で連携を駆使して先制点を奪ったのに対し、後半に出てきた控えメンバーの動きと連携がちぐはぐで、その結果、ミドルシュート×2で逆転されてしまい、J1チームが大学生に敗北という、あまりよろしくない結末を招いてしまったことである。しかも、ラファエル・シルバ選手にいたっては後半の控えメンバーにも選ばれずに1人でランニングする時点でもう。これは、前述の1000m走の最中にめまいのため脱落、居残りで走らされた結果、アルビレックスの生命線であるスタミナ面に関する不安から、まずは試合よりもスタミナという話を重視したものである。と同時に、ケガでなくて調整失敗で1人脱落かああああという、少々かなしい話である。無論、これから1ヶ月の間、十分に挽回できるためさほど気にすることはないのだけれども。

2月[編集]

アジアカップでの惨敗の直後、一斉に始まった日本代表批判及びサッカー協会批判を冷静に眺められる立場のアルビレックス。そらあ、2014年12月にサッカー協会の先を読む力が腐れていることに気づかされた身としては、いずれこうなるという話がこうなったということである。そして、2月に入るとスペインの裁判所がハビエル・アギーレ監督に対する八百長及びマネーロンダリングに関する問題の告発を受理したことから、もはや完璧なレベルでの日本サッカー協会の血の刷新が開始されようとしている。とりあえずああなってはいけないということを強く心に念ずる2月である、と同時に、常に最悪を考えて行動しないと日本代表みたいになる&日本サッカー協会みたいになるということを今のうちから肝に銘じておかないといけない。実際、2014年は開幕試合で川又堅碁選手がいなくなったように、中心選手の怪我という要素にどれぐらい対応できるか、そして、連戦の中でターンオーバーを行う際にどれぐらいチームの質を保てるかを、日本代表を反面教師として考えていかないといけないわけだわな。具体的に言うと、2013年の本間勲元キャプテンのように、レオ・シルバ選手が欠場した際に、ちゃんと穴をふさぐプレイでチームに貢献できるよう、チームとして準備しとかんとシャレにならんのと同時に、毎年恒例となっているGWの連戦の際、中心選手出ずっぱりで試合が停滞しまくるなんて話を、どうにかして回避できるよう、キャンプ中から計画立てておかないといけない。

高知キャンプの続き[編集]

地獄の高知キャンプも順調に消化しつつある中、ポコポコと小さなニュースが出てくる。まず、2月2日に前野貴徳選手が風邪で離脱。一時はインフルエンザだったらどうしようという話もあったものの、幸い、二三日の休養で練習に合流。もちろん病み上がりのため、軽めの練習からになる。そして、2月6日には鈴木武蔵選手と松原健選手が2016年のリオデジャネイロオリンピックに向けたU-22代表のシンガポール遠征メンバーに選出されるとともに、2月11日から15日にかけてのキャンプ離脱も決定。まぁ、予定通り。ただし、2月11日は高知キャンプ最終日で、ファジアーノ岡山とのPSM(プレシーズンマッチ)が予定されており、実質、休みなしの状態で遠征に参加という話になる。でも、まぁ、GWの連戦に比べればマシ。というのも、4月19日からナビスコ杯込みで7連戦、チームの人数が少ない新潟にとっては、全員フル稼働を想定して、何としてでもレオ・シルバ選手を途中交代でもいいから休ませられるような態勢を整えて望まないと、2014年のような引き分け地獄や、もしくは毎年恒例の敗因・疲労という光景が繰り返されかねない。

けど、前半だけで3-0という一方的な試合にするアルビレックスなんてものは、天皇杯ぐらいでしか見たことがない。後、後半15分過ぎに2点差以上で勝っている試合もほとんど記憶にないという時点で、レオ・シルバ選手のほぼ7連戦出ずっぱりが目に見えるようで悲しい。ほんっとに、2015年こそは攻撃陣の奮起を期待したい。

そのため、キャンプ中だからこそ、あえて疲労の中でのゲーム構築、GW7連戦の中、5連戦目あたりを想定することを大切にしないといけない。というわけで、2月7日、地元高知のクラブチームアイゴッソ高知との練習試合30分×4セットである。この試合、アルビレックスは前回の高知大学との一戦の反省を活かして、疲労困憊ならば疲労したなりの、体は動かなくても頭を動かしてのゲームを心がけてアイゴッソの攻撃をシャットアウト。FW陣も4セット全てに得点というソツの無い攻撃を見せて7-0と勝利。とりあえず、2015年の初勝利である。ただし、途中で成岡翔選手が軽く痛めて途中交代しており、順調すぎて怖いとかいう話はない、まったくない。

あわせて、このキャンプにはアルビレックスユースから期待の若手が5人ほど参加しており、トップチームと同じメニューを消化、練習試合にも参加しており、普通に得点していたりする。人数が少ない分、次の有望株にチャンスと経験を与えられるのは、ある意味、怪我の巧妙である。願わくば、このキャンプの経験を次の一歩の糧にしてもらいたいのと同時に、積極性というか若手じゃねえよ絶対、というレベルの小泉慶選手のふてぶてしさと遠慮の無さ、すなわち人間関係の構築の早さを見習ってもらい、たい、のだけれども、どう考えてもたっかい山だよなあ。しょっぱなに本田圭佑だからなあ。けれども、相手にわかってもらう、イメージを焼き付けるという話においては、本田圭佑もインド人の踊りも同じようなものであり、大変に便利なコミュニケーションツール、ではある。

田中亜土夢選手、フィンランドHJKヘルシンキへ移籍[編集]

2月10日、待ちに待ったというか、ついにようやくというか1月に契約を解除した田中亜土夢選手のヨーロッパへの移籍問題がついに解決されることになり、懸案だったアルビレックスバルセロナとかシンガポール、プノンペンという話ではない、本当にヨーロッパへの移籍が実現する。それも、フィンランドのサッカーリーグであるヴェイッカウスリーガを6連覇中のヘルシンギン・ヤルカパッロクルビミカ・レヘスコオ監督、ソレラスタジアム)、通称HJKヘルシンキへの移籍が決定した結果、新潟ファンに絶妙な早口言葉の問題が提示されたことになる。また、雪の厳しいフィンランドのヴェイッカウスリーグは4月から10月までの開催となっており、プレシーズンに開催されるフィンランドリーグ・カップを戦いつつ2ヶ月間、言葉や生活様式、さらにはチームへ順応する時間を持てることは幸運であると同時に、すでに早口言葉だのクイズだのという言葉でしか言い表せないフィンランド語を覚えるには、2ヶ月で足りるわけがないという思いもチラ・ホラ・と。

あわせて、ヘルシンギン・ヤルカパッロクルビの簡単な説明をすると、ヘルシンキのヤルカパッロのクラブという意味で、ヤルカパッロとはフットボールのことである。そして、ヴェイッカウスとはフィンランドの国営賭博代理店であるヴェイッカウスの運営するリーグということで、その内訳はトップリーグが12と少ない分、以前のJ2のような3回総当り制を導入。半年で33戦、その合い間にフィンランド・カップおよびUEFAの主催する欧州リーグを戦うという時点で、高密度な試合スケジュールすぎて、本当に以前のJ2である。

しかし、残念な話として、フィンランドのサッカー人気は年に半年もの休みがあることからも分かるとおり、ウィンタースポーツに押され気味どころではなく完敗という状況で、特にアイスホッケーにかなうスポーツはフィンランドには存在しないレベルである。他にも、ペサパッロと呼ばれる、サッカー場でもできる野球が独自スポーツとして発展していたり、いわずもがなのスキー競技、さらにはモータースポーツにおけるフィンランド勢のすさまじさについては、枚挙に暇がないレベルである。なんせ、人口530万人の国に一体何人F1ドライバーがいるのやらというレベルである以上、半年休業が義務付けられたヤルカパッロの肩身の狭さもある意味ではしょうがない仕方ない。

なお、北欧のクラブチームの特徴として、そのスタジアムの小ささというか収容人数の少なさというか、5000人以下の収容者数のスタジアムがザラという時点で、経営についてはJ2どころかJ3規模という話になると同時に、ソレラスタジアムも収容者数10000人という時点で、田中選手の給料もある程度逆算できるけどしない。まぁ、新潟ととんとんかもしくはふんだららといったところかと。そして、北欧のサッカーリーグではその強烈に長い冬の間、どうやって選手の試合感を維持するかという大きな問題があり、スウェーデンの英雄ヘンリク・ラーション選手のように、春は自国リーグで活躍し冬はマンチェスター・ユナイテッドに3ヶ月間という短期でレンタル移籍することで試合感を維持したという話があるように、国家の英雄であってもレンタルを行うような話が存在している。もちろん、それ以上の選手となれば即座に1年中サッカーをやってる国へ移籍することが常識となっている。ズラタン・イブラヒモビッチ選手などはその典型でる。そんな北欧のサッカーシーンと同じような話は新潟とも関係しており、アルビレックス新潟レディースのティファニー・マッカーティ選手はアメリカの女子サッカーリーグであるナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグがこれまた4月から9月までというスケジュールだったため、こりゃまた試合感の維持のために日本へとやってきたという話が存在。そのため、10月以降の田中選手の動向についてもチェックの必要があると同時に、最悪、そのころに帰ってくる可能性もあることを考慮しないといけない。残念ながら、近くなったとはいえども欧州はまだまだ遠い存在である。

とりあえず、今後の田中選手の活躍を祈ると同時に、アルビレックスの特色であるハードワークが果たしてフィンランドで通用するかどうかもまた大変に興味深く、通用しなかったらしなかったで、どうなるかもまた興味深いところがちょと悲しい。

祝・二敗目 PSMファジアーノ岡山[編集]

2月11日、高知キャンプの最後を飾るPSMファジアーノ岡山戦が行われる。それも練習試合と一緒に。ちなみに、PSMと練習試合の違いは、PSMはカードの累積がそのままリーグ戦につながるため、ヘタにレッドなどをもらうとリーグ初戦に出られなくなるというぐらいに真剣にやってください、という試合である。という話は置いといて、まず午前に両チームのリザーブメンバー同士で練習試合を行い、アルビレックスの現時点でのレギュラーとサブメンバーが判断されることになる。といっても、疲労の濃い田中達也選手や成岡翔選手といった30代の選手のほか、若手メンバーおよびユース選手が名を連ねるという、まさに妥当な判断でメンバーが分かれているんだけれども、そうでない大野和成選手やソン・ジュフン選手、指宿洋史選手については、この時点でレギュラー争いで一歩後退という状況である。まぁ、DFラインの大井健太郎キャプテンとフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手は分厚い壁であるため大野選手とソン選手はリザーブ入りは仕方ないのだけれども、すでに戦術の1つとして認識されている指宿選手がリザーブに回されるというのはさすがに問題である。もっとも、長身かつ体もまだ完成していない指宿選手はこういったフィジカル系、スタミナ重視のキャンプで一番割を食う立場であり、疲労の度合いもハンパないものとなるため、体調面で見れば一歩後退も致し方ない。実際、午前中の試合は特に見せ場もないまま0-0のまま終了。

で、問題は午後に行われたレギュラーメンバーによる試合なわけで。

この試合、当たり前の話ながら、アルビレックスのレギュラー陣の動きは最悪に近く、試合開始早々の10分過ぎに大井健太郎キャプテンが痛恨のトラップミス、相手への絶妙なパスとなったところを岡山のMF染矢一樹選手にいきなり決められて0-1。うぉぅい。この段階で、嫌な予感しかしない。そして、その予感が当たるどころの騒ぎではない。この試合、アルビレックスの疲労困憊と新チームによる連携不足が鍵になることは分かりきっていたものの、ここまで鍵になりすぎることはさすがに予想がつかなかった上、元鹿島アントラーズ岩政大樹選手に統率されたファジアーノDFを崩すアイデアが若干不足気味。後、チームとしても疲れている際のプレーの引き出しが少なすぎ。

そんなこんなで後半を迎えると、その傾向はより強くなる。むしろ、不足だのというより、枯渇気味のままファジアーノのDFのよさが身に沁みる時間がすぎていく。残念なことに、こういう状況の中、テンポを変えたり、セットプレーを狙ったりするようなチームだった記憶はここ数年まったく存在しない。そういったPA付近でファールや精度の高いコーナーで攻められるようなら、相手チームが恐がるような動きがいろいろと出てくるのだけれど、さすがにマルシオ・リシャルデス選手のような存在は滅多にいない。けれども、そうはいってもJ1チームである。コルテース選手が決定的なクロスを上げて鈴木武蔵選手がチャンスに絡み、なおかつ、レオ・シルバ選手が積極的に決定期を演出するものの、なぜだかどうしてだか、ファジアーノのGK椎名一馬選手が大当たり。まぁ、なぜそれを止めるというビッグセーブを連発されるからこそのアルビレックス。まぁ、モーションが大きすぎて打たれると分かっているシュートが多すぎという話でもある。結局、試合はそのまま0-1でファジアーノに敗北。もちろん、選手のコンディションやチームワークを考えれば、許容できる敗戦ではある。けれど、今年もまた引いて守るチームを崩すとっかかりが無いことが不安になる。

あわせて、この敗北で疲労困憊した際の選手の特徴がよく分かったという側面があり、4月からの連戦の際における選手起用に影響を与える可能性がある。むしろ、与えてくださいお願いします。

清水キャンプ始まる[編集]

2月15日、静岡県清水市清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)での第二次キャンプが始まり、朝一で新潟駅から清水市へと向かったアルビレックスの面々を待ち構えるのは、清水市長を初めとした関係者による歓迎セレモニー。こちらは天国。しかし、公式の行事が終わり、早速合宿所へと移動した面々を待ち構えていたのが、こりゃまた地獄の歓迎式典inいつものアルビレックス。というわけで、新幹線による長躯移動もなんのその、午後の練習では早速グラウンドの角にコーンが置かれ、こちらでもフィジカルコーチであるトゥッコ氏のいつもの歓迎式典inJ-STEP、別名コーン地獄が開催される。なお、コーンとは陸上競技や工事現場でよく見られる三角錐の形をした目印である。

幸い、シンガポールでのU-22の練習試合を行った鈴木武蔵選手と松原健選手、高知キャンプで軽く足を痛めた酒井高聖選手が別メニューになった以外、タイム設定がおかしいと評判のアルビキャンプメニューで脱落した選手はおらず、キャンプ初日、選手達は黙々と300mのスプリントとその後のランニング、さらに息を整えるためのランニングを繰り返すことで、選手達は自分のスタミナの強化と、スタミナ配分はもとより、オフ時における疲労回復のための生活習慣作りがどれだけ大事であるかを体に叩き込んでいく。

とりあえず、若い選手と30代以降の選手がスタミナ面及びフィジカル面で対等であるのは、他のチームよりも有利であることは確かである。テクニックについては利くな。基本、サガン鳥栖とアルビが切り開いた、安い選手だらけでも運動量でJ1でも戦えるチーム作りの根本には、どうしたってシーズン開幕前の積み重ねが必要になるため、他のチームに比べて連携やセットプレーの精度が低くなるのも仕方ない。けれども、さすがに毎年毎年セットプレーでやられる光景が多すぎであるため、2015年こそは、もちょっと何とかしてほしいという話も少々。いや、中々。心の底では多々。

なお、そんなチームに対し「今週の初めぐらいしか負荷のかかるトレーニングはできない」と、暗に翌日のコーンについても言及する柳下正明監督はさすがである。けれども、世界にはフェリックス・マガトバイエルン・ミュンヘン監督のように、軍隊と揶揄されるようなハードトレーニングの神様みたいな存在もいるため、あれに比べりゃまーだまだという話である。なお、逆にマガトの話をするレベルでのハードトレーニングだというのも相当な話なのだけれども。

2月18日、そんなハードトレーニングを象徴するような出来事が練習試合で発生。なんと、静岡産業大学との試合(30分×4セット)で前半2セットに出場したチームが0-1で静岡産業大学に敗北。とにかく、連携がぼろっぼろの中、頼みのレオ・シルバ選手が最終ラインで相手のハイプレスによってボールを奪われての失点という見るに堪えない光景が繰り広げられる。よし分かった。もうちょっと、疲労した状況における味方の動きの再チェックが必要だとわかったことは重要だけども、なるべく開幕までの間にミツカッタミスのハナシアイヲシテホシイヤネ。その後、メンバーを全員入れ替えた後半2セットは、アルビレックスが15点取って快勝したわけだけれども、さすがに問題である。けど、その問題を見つけることが早めにできたことはありがたい。と思うことにする。

イベントバンザイ[編集]

2月19日、アルビレックス新潟と松本山雅ヴァンフォーレ甲府清水エスパルスの4チームが合同で、「2015中部日本横断シリーズ」の開幕を宣言する。これは、2014年に松本がJ1に昇格した結果、新潟、長野、山梨、静岡という日本海から太平洋に抜けるルート上にある4つの県にJ1チームが誕生したことから企画・発案されたもので、ただでさえライバルチームも近くのJ1チームも少ないアルビレックスにとっては大変にありがたい話であると同時に、このチームがそろって集客数減が命にかかわるチームだということもまた楽しい話である。なおかつ順位予想でも降格圏ギリギリという話ばっかの4チーム、すなわち、動けるときに動かないと死ぬことを知ってる4チームだからこそ、こぞって連携、地域の特産品や観光のPRをメインにした仲間内で行う対戦・交流という話は重要となる。

なお、この中の1チームでもJ1で10位以内に入れれば涙できることについては気にしない。また、J1の順位とは違い、あくまでもこの4チームによるリーグ戦の成績がシリーズの勝ち負けにつながるため、正直なところ、どこが優勝するかまったく予想がつかないという意味では、大変に実力伯仲の世界であるといえる。

いまそこで、どんぐりの背比べと思った君。うん、多分、それで正解。そして、来年も継続して行えるかどうかの可能性については、気にしないものとする。松本がやばいことは確かであるけれども、その他の3チームも負けず劣らずやばい。

練習試合 対川崎フロンターレ[編集]

2月21日、春にメインスタンドの改修が終了する川崎フロンターレのホーム、等々力陸上競技場で2015年初となるJ1チームとの練習試合に招待されたアルビレックス。この試合、J1でもけっこー上位、しかもシーズン前にも関わらずけっこーガチでできる形式(45分×4本)での試合ということで、1セット目と2セット目はユース選手込みでの控え選手同士の試合、後半2セットを両チームのガチスタメンが戦うことになる。その結果、まず、1セット目でアルビレックスが爆発。5-0という圧倒的な点差をつけるものの、続く2セット目にユース選手を投入したところ、とんでもないほどざっくざく切り裂かれることとなり、あっという間に5-5の同点に追いつかれてしまう。

けど、まぁ、ユース選手とJ1控え選手の間に立つ壁の大きさを思えば、両チームとも5失点という話はまったく問題はない、むしろ、昨年と違う、前半から全力でプレーするスタイルを試した結果の5得点とキャンプ疲れこみでの5失点は、相対的に見ればアルビレックスにとっていい経験となる。もっとも、リーグ戦やカップ戦で同じ動きしたら即干されるレベルの短時間における連続した失点である。シーズン前にこういったプレイをしてはいけないことを経験するのはいいことだけれども、うぉいぃい、といわないといけない話である。

そして、両チームの選手が全員交代して始まる肝心の3セット目と4セット目。この試合は、フロンターレもアルビレックスも現時点でのレギュラーを取り揃えてのほぼ最終チェックであり、川崎は元日本代表の中村憲剛選手を中心に2年連続得点王の大久保嘉人選手や小林悠選手といった代表組に恐怖のブラジル人レナト選手、さらにはセレッソ大阪より移籍した杉本健勇選手といった攻撃力のある選手がずらりと並ぶところに、アルビのベストイレブン、レオ・シルバ選手を初めとするアルビレックスの全員守備の高スタミナ&ハイプレス集団が攻めかかるという、実に見事な試合が展開されることとなる。

幸い、清水キャンプでの調整もバッチリでレオ・シルバ選手を中心としたアルビレックスのDF陣の固さは2015年でも健在、前半20分まではJ1屈指の攻撃陣である川崎FW陣に押されるものの、守護神守田達弥選手が最後の最後をしっかりとゴールを守り、いつもどおりの堅守でのチーム編成が上々であることを印象付ける。そして、一瞬のスキをついてラファエル・シルバ選手からのスルーパスを田中達也選手が上手に押し込んで、フルメンバーでの試合ではアルビレックスが一歩リードする。けれども、基本、1点差などというものは、川崎の攻撃陣にとっては誤差の範囲内であり、その後はアルビレックスのDF陣を苦しめる苦しめる。レオ・シルバ選手のボール奪取の際にできるギャップをついた動きや、新加入のコルテース選手との連携がうまくいってない部分を突かれたりと、後半に入ってからは強烈なシュートが立て続けにアルビレックスのゴールポストを振るわせるものの、幸い、守田選手がスーパーセーブを連発。さらに、練習試合にも関わらず時間稼ぎをする新潟というものは、ある意味、大変に珍しい光景であるけれど、強敵である川崎相手であれば、勝利にこだわる姿勢はまったく問題はない。結局、試合はそのままタイムアップ。実質1-0、合計で6-5でアルビレックスは勝利するとともに、残り2週間となったキャンプにおける最後の課題を手にすることとなる。

とりあえず、例年毎年ほとんどいつもの光景として壊滅的という枕詞が大変似合ったアルビレックスのFW陣が、2015年は裏抜け、高さ、瞬発力に味方のクロスへの対応といった。得点の匂いを感じさせるところまで成長した上で、キャンプ中盤の試合で十分動けていることは朗報である。また、そういう攻撃のきっかけが中盤との連携から始まっていることも大きく、さらには、昨年の夏以降、レオ・シルバ選手のフリーキックがある程度、相手チームへの脅威となっておりゴール正面における相手DFの当たりなどがようやく緩和されることで、FW陣の動きもまた2014年のような硬直化は避けられるものと思われる。本当に、相手DFごとに対応できる選手がそろったFW陣なんだけれども、も、も、後ははははは、引かれれれれた相手をどうやって崩すか、である。毎年のことながら、気が重い。なんにせよ、3月7日の開幕戦、アウェイサガン鳥栖戦まで後2週間である。

なんて素敵なネタチーム[編集]

2月23日、本当であれば、別段項目立ててまで書くようなネタではない話であっても、なぜだかどうしてだか実にまったくアルビレックスというのが、骨の髄からのネタチームというものである。

というわけで、Jリーグを全試合放送するスカパー!の2015年版のテレビCMがオンエアされることになり、このたび、各チームごとに1分間の映像と煽り文句、さらには2014年の心に残る光景を編集してCMにするという方式が取られたものの、その中で、全J1、J2チームをあわせて40チームある中で、まったくアルビレックスが悪いわけではないのに見事に綺麗にふつくしいまでにあるびれつくすになるのが世の中というものである。ということにする。とりあえず、CMについて簡単に解説すると、最初の1秒に「ココロ動く、未来へ。」という言葉と、スカパーの文字が出た後に、それぞれのチームのイメージにあわせた煽り文句や昨年度のゴールなどが流されるというテンプレートに沿って、チームごとの印象に残るシーンが画面に映し出されるのだけれども、アルビレックス新潟編と題されたそれはレオ・シルバ選手や田中達也選手のゴールシーンや、弾かれても外しても何度も何度もシュートを打つというイメージが繰り返されることで、実に新潟ファンの気持ちと新潟の目標にあった編集がなされていて、最後の「Goal!」という言葉が最高の煽り文句、メッセージとなっているのだけれども、残念ながら、それは、あることに気づかなかった人にのみ与えられるイメージで、あの瞬間に気づいてはいけないものに気づいてしまった人は、どうしても、シーズン開幕前に改めてアルビレックスの不運を嘆かなければいけなくなってしまう。

というのも、CMの最初の1秒に出てくるスカパー!の文字の後、2秒目からは画面にデカデカとアルビレックスのエンブレムとオレンジ色に染まったスタジアムが出てくるのだけれども、その片隅、画面端、右下のところにある言葉が、

(C)1996


S-PULSE


CO,LTD.


・・・まぁ、なんだ。大好きだよ、うん、こういうネタチームって、うん。なお清水エスパルスのCMと入れ違っていた、とかいう話は特になく、ちゃんと向こうは向こうでしっかりとS-PULSEの文字があるので、単純にスカパーが間違っただけである。けど、まあ、あれだ。訴えたら勝てる。けど、まぁ、最高のネタをありがとうございますという言葉を残してはいけないのだろうけれども、大変おいしいネタです。本当にありがとうございます。

というおいしい話はさすがに2日目でちゃんと修正されるものの、さらに追加シナリオが発売されるからこそのアルビレツクス。2月25日に発表された第3回Jリーグマスコット総選挙の結果発表においてもなんてステキなネタチームの勢いは止まることなく、40人のマスコットの中で、22位という絶妙なポジションに滑り込んだアルビレックスのマスコットアルビくんは、見事に、上手に、素晴らしいほどに、Jリーグの公式のツイッターにおいて写真を間違えられるという栄光を獲得。あろうことか、アルビくんの長男であるアー君の写真を公式ツイッターに掲載される時点で、とりあえず、訓練された新潟ファンは、今年もまたJリーグが始まるという思いを強くする。すなわち、ネタの神様が降りてくる時期になることを覚悟するものである。

(ネタ的に見ても)充実の清水キャンプ[編集]

そんなこんなで実に充実の清水キャンプの最中の2月25日、J1チームとしては珍しい、完全非公開の練習試合が行われる。試合相手は多分、湘南ベルマーレかと。そして、試合経過についてはまったくの霧の中であり、噂話程度では負けたような雰囲気が漂っているのだけれども、いかんせん、ハードトレーニングの真っ只中での試合であるため問題はない。けれども、やっぱり。詳細は不明。そんな実に奇妙な試合が行われた背景には、2014年のシーズン開幕前に有力チームのスカウトがアルビレックスのストライカーである川又堅碁選手を徹底的に分析した結果、開幕直後にドン引き&背後霊マンマークという必勝法を見つけ出し、あっという間に全チームを通じての川又&アルビ殺しが浸透したという悲劇があったためである。練習試合を公開しすぎて、シーズン開幕直後にチームが崩壊の危機にいたることを思えば、このように全てが謎のままという練習試合も、ある意味。ごく当然の行為である。とりあえず、このような悲劇を踏まえ、2015年は開幕のFW陣がまったく分からない、それでいてほとんどの前目の選手に一長一短な特徴があるという、相手にとってみれば相当嫌な体制で開幕を迎えることになる。

と、いいのだけれども。

そんな清水キャンプも最終日を迎えた2月28日。キャンプの最終日に行われた京都サンガとの練習試合、45分×4セット、の前にアルビレックスとは関係ないけれども、なぜだか2月27日に清水へとバス移動をしていた京都サンガのチャーターバスが東名阪道で接触事故を起こしてしまい、あわやリーグ開幕前にチーム崩壊の危機、とかいう話が発生。幸い、高速道路に立ち往生とかいう話で済み、代替バスで清水へと到着ということになったものの、いろんな意味で血の気が引く話である。けれども、アルビレックスのせいではない。絶対ない。と思いたいけど、ネタチームとしては書かざるをえない。

というわけで、非公開で行われたこの練習試合。詳細は不明なものの、6-5で見事アルビレックスは敗北。けれども、湘南戦から中2日、その上、前半2セットが3-1、後半2セットが2-5となっており、さらに後半の得点者を見ると、京都サンガのユース選手も含まれているという状況であるため、川崎フロンターレ戦とは逆の形、前半は主力メンバー、後半はユース選手を交えた控え同士の戦いであったものと思われる。そのため、後半に守備が崩壊して5失点で大逆転負けとかいう話になっても、それほど問題ではない。無論、ユースを交えた際の守備意識の構築について、後半に出場した選手個々人、もしくはメンバー同士でしっかりと見つめなおしてもらいたいという話もあるものの、まずは効果的に京都のDFを切り裂いたアルビレックスの攻撃陣の仕上がりがいいという話のほか、けっこーな疲労の中、中2日での試合をしっかりと形にできたことは、4月から5月にかけての連戦で大きな財産となる。何より、怪我人らしい怪我人が出なかった。これが大きい。

実際、2014年に三冠を獲得したガンバ大阪は、シーズン開始直前にチームの要である今野泰幸選手をケガで欠いた結果、ACLの初戦、ホームで敗北という厳しいスタートになっており、とにもかくにも、アルビレックスのようなハードトレーニングが信条のチームで怪我人を出さないことがどれだけ大切かが、24人というギリギリの人数になればなるほど身に沁みる。また、場合によってはシーズン開幕後もある意味アルビレックス特有の特殊スキルである仏のあるびれつくすを遺憾なく発揮しする可能性を思うと、本当に怖くなる。特に、2014年の開幕直後のように、湘南ベルマーレで中心選手が怪我をしたらば、即座に控えだった藤田征也選手をレンタルで送り出したなんて話になった結果、ベルマーレはJ2の歴史に残る連勝記録を打ち立てた上、藤田選手も帰ってこなかった&快く送り出したとかいう話は、さすがに2年連続だと心苦しい。いや、あるびれつくすらしい話なんだけれども。

なんにせよ3月7日のJ1開幕、アウェイでの対サガン鳥栖戦までもうすぐである。

関連項目[編集]