2015年のアルビレックス新潟・第一部

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2015年のアルビレックス新潟・第一部

この記事は、アルビレックス新潟のもろもろを記載するだけのページのページである。だのになぜ、まるで安っぽいテレビドラマのように不運や不幸ばかり襲い掛かってくるのかは、誰にも分からない。

3月[編集]

順調な仕上がりの中、清水キャンプから聖籠町アルビレッジへと帰ってきたあるびれーっくす。残りの1週間、キャンプの疲労を回復させながら、3月7日のアウェイサガン鳥栖戦へ向けた戦術の確認を行うと同時に、まったく開幕のスタメンが分からない状況における最後のレギュラー争いという、ある意味、シーズン開始直前の最後の戦いが始まっている。しかも、この戦いは開幕後も延々と続けられる可能性が高い。それぐらい、個々の選手のレベルが上がったことを喜ぶと同時に、いきなりの鳥栖戦という、ある意味、最もJ1でバチバチ当たりにくる相手を柳下正明監督がどういった布陣で迎え撃つかもまた見ものである。

そんな中、とりあえず、清水キャンプ終了時点でほぼレギュラー確定と言える選手は6人。GKの守田達弥選手にDF陣が4人、CBの大井健太郎キャプテンにフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、右SBの松原健選手に左SBコルテース選手、そしてMFレオ・シルバ選手である。もっとも、連携不足を危惧してコルテース選手のスタメンは代る可能性があるものの、とりあえずJ1屈指のDFラインと反則外国人を有しているという点で、大崩れはしない陣容である。問題は、とにもかくにもひしゃでも金でも銀でも桂馬でも香車でもいいから、点を取ってくださいお願いしますという攻撃陣である。

あわせて、熟成された戦術においては、歩ですらも相手に突き刺さるため、今年こそはセットプレイを守備面でも攻撃面でも何とかかんとかという思いがふんとにもう。

開幕、の前に[編集]

3月7日、アルビレックスの2015年シーズンの開幕を告げる笛が佐賀県鳥栖市のベストアメニティスタジアムに鳴り響く前に、ちょっと見事なサプライズ。というわけで、アルビレックスの開幕スタメンにいきなり新人である平松宗選手と小泉慶選手が名を連ね、松原健選手がベンチという時点でびっくりどころの騒ぎじゃねえ。しかも右SBに小泉選手、右MFに平松選手という時点で、柳下正明監督がチャレンジャーすぎる。もちろん、このびっくりどっきりな起用について、様々な憶測が飛び交うものの、とりあえず花粉症じゃない選手、という話が一番納得がいった件については秘密であると同時に、あわててPM2.5についても調べてみると、幸い、3月7日については、若干、九州に飛来しているものの、日本には届いていない状況である。

まぁ、その九州に飛来しているところが佐賀県の隣の長崎県というのが問題なんだけれども。そして、飛来予想によるとそのまま東へと流れてきてるんだけれども。ちなみに、本間勲元キャプテンが春先にあまり動けなかったのは、実はごにょごにょという話もあれだけれども、やはり、花粉症もしくは中華粉症は怖いなあとしか。

そんな、外で活動するスポーツ選手としてある意味死活問題である環境を跳ね除けて、見事アルビレックスの開幕スタメンを勝ち取ったメンバーを紹介すると、まず、GKは守護神守田達弥選手、CBが大井健太郎キャプテンにフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手、左SBがコルテース選手、右SBが小泉選手、そしてMFが左から山本康裕選手、小林裕紀選手、神様レオ・シルバ選手、平松宗選手となっており、そして肝心要のFWについては、田中達也選手とラファエル・シルバ選手となり、指宿洋史選手と山崎亮平選手がベンチ、鈴木武蔵選手についてはふんだらら。

もっとも、松原選手及び鈴木選手は3月いっぱい、ほぼオリンピック予選の合宿と練習試合に出ずっぱりになるため、そういう意味でふんだららと小泉選手の抜擢が行われた可能性も高い。幸い、相手の鳥栖では、日本随一のクロスを持っていた安田理大選手がヴィッセル神戸に引き抜かれたため、左サイドからの攻撃力が低下しており、多分、まぁ、なんとかなる。はず。きっと。フラグっぽいけれど。

問題は、基本、試合が荒くなる傾向になる鳥栖戦で、中心選手が怪我をしたらどうしようという話でもある。これもフラグっぽいけど。

開幕は何が起きても アウェイサガン鳥栖[編集]

3月7日午後2時、日本全国で一斉にサッカーが始まる笛が鳴り響くということはつまり、アルビレックスに不幸がやってくる合図でもある。そう、最初は笑顔で。次に顔を引きつらせる形で。というわけで、試合開始から大方の予想通りにバチバチやりあうアルビレックスとサガン鳥栖。しかし、こうなると分かっていた試合であるため、審判も基本的にはスルー、その後、前半5分過ぎから徐々にアルビレックスの動きがスムーズになり、中盤でのパス回しも効果的に行われるようになると13分、山本康裕選手のスルーパスに反応したラファエル・シルバ選手が綺麗に裏に抜け出してそのままドリブルで突破、ファーストシュートが得点に結びついて幸先よくアルビレックスが先制、0-1。

なお、この得点で新潟の2015年の未来が明るいなどと思うぐらいではまだまだである。むしろ、何かが起こるに違いないと身構えてこその新潟ファンである。

そしてそれがまた当たるんだ、これが。前半20分、右サイドの攻防、すなわち鳥栖にとっては左サイドでフィッツジェラルド舞行龍ジェームズが負傷。担架で退場。開幕戦では2年連続。なんで悪い予測が当たるかって?新潟ファンなら当然でしょう。そして、急遽大野和成選手が投入されたものの、前半26分に、新潟PAでの競り合いで、丹羽竜平選手からのボールを谷口博之選手がヘッドで折り返し、そこを鳥栖の豊田陽平選手が押し込もうとしたところを後ろから大野選手が押し倒してしまい、もちろんイエロー、むしろレッドでなくて良かったレベル。で、もちろんPK。ぐふぉっ。で、豊田選手にぶち込まれて1-1。その後、互いの当たりの強さがアダとなって選手もヒートアップ、普段はなだめ役にまわるレオ・シルバ選手も豊田選手に突っかかるなど、まぁ荒れる荒れる。そんな中、鳥栖は集中的に大野選手を狙いレオ・シルバ選手の頭を越えるボールを放り込み続ける放り込み続ける。うん、分かってたけど、心臓に悪いどころの騒ぎじゃねえ。しかし、前半は何とか堪えて1-1のまま終了。

で、問題の後半。

毎年毎年クソ問題となるのセットプレイがやってくるんだ。後半6分、長距離フリーキックを池田圭選手に合わせられて鳥栖が逆転。2-1。それも豊田選手にマークが集まった隙を突かれて失点なわけで、まぁ、あれだ。いい加減、不運に際しての気落ちが長いのは弱点である。まぁ、そこで叱咤できる選手が少ないから仕方ない。

その後の試合はもー、荒れる荒れる。後半15分にいつもの田中選手に代えて山崎亮平選手が投入されると鳥栖のDFが、こりゃまたいつもの新潟殺しのドン引きへと移行。嫌な予感しかしない。そして始まる新潟の攻撃に関する引き出しの少なさの展示会展覧会。いや、知ってたけどさ。レオ・シルバ選手をつぶされると前線にチャンスが供給されないのはどうしようもない。けれども、2015年の新潟にはまだ奥の手がある。というわけで、後半30分に指宿洋史選手を投入。高い。もんのすごく、高い。すると、それまで安定していたサガンDF陣が一気に混乱。本当に、奥の手と引き出しが多いということは重要である。実際、セットプレイ時に相手をひきつけるだけで十分、チャンスは多くなる。しかし、いかんせん、そういうときに限ってアルビレックスのセットプレイの精度が重い重い。結局、指宿選手の投入がチャンスを作ったことは確かであるけれども、残念ながら試合はそのまま終了。アルビレックスはいつもすぎる不運を味わいつつ、1-2で敗北。しかも、いきなり中心選手が負傷した上での敗北である。

なお、すさまじい不運はこの日、中継が行われたNHKでも発揮されており、試合終了前にも関わらず、最後の最後で新潟県では中継を中断。ラストプレーが中継されないという悲劇に見舞われる。まぁ、あれだ。すげえや。まだ足りないな。とってつもねえや。次節はホーム開幕戦、清水エスパルスとの試合であるけれど、とにもかくにも、本間勲選手レベルで悲劇に強く異常事態に冷静なメンタルを持つことが望まれる。なお、試合後、舞行龍選手は松葉杖で会場を後にしており、柳下監督が言うには内側側副靱帯の損傷の可能性があるとのこと。

というわけで、分かりやすい結論が出てくる。

さらば、


前期優勝


いや、むしろ、場合によっては、いきなりレオ・シルバ選手が負傷だなんて話になったら、3月の時点で降格を危惧しないといけない事態でもある。

春は名のみの ホーム清水エスパルス[編集]

3月14日、天気予報にばっちり雪マークが残り、その上ぽつぽつ雨も当たるという曇り空の中でのホーム開幕戦。そこかしこに雪の塊が残る中、いやー、2014年の最終節を思い出すなあと笑いつつ、微妙な客足に軽く目頭を押さえたくなる2015年の始まりである。まぁ、その、アルビレックスファンの年齢層の高さとこの寒い天候を思えば、同日に開催されるにいがた酒の陣を選ぶこともやぶさかではないわいな。なんせ、サガン鳥栖戦で負傷したフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手が全治1ヶ月、試合も逆転負けという時点ですでに気分は冬の延長が確定しているアルビレックスファンである。その上、柳下正明監督が鳥栖戦に引き続いてFWの平松宗選手がMFの位置に、ボランチの小泉慶選手の右SBに配置する時点で、風が状況が体感気温を下げまくるサゲまくる。てっきりケガを避ける意味で、鳥栖戦のみのオーダーかと思っていたらばこそ平気だった急造右サイドコンビが、再度先発という話になると、いや、ほら、うん、新潟ファンが絶叫するのも仕方ない。

確かに、本職である右SB松原健選手とFWの鈴木武蔵選手は水曜日にオリンピック代表としてミャンマーとの練習試合にスタメンで出場して活躍、9-0という圧勝の立役者となったため試合及び移動による疲労を考えれば、この試合はベンチとかいう話もしょうがないけれどもさ。いや、その、だとしても、それぞれのポジションの専門職である小林大加藤大選手や川口尚紀選手をなぜスタメンに出さない、エスパルスは鳥栖戦と違ってケガの心配をしなくてもいい相手でしょうに。という不満がそこかしこで表れる現れる。ちなみに、今回の謎起用に関する1つの可能性として、この時期すでに海外からのオファーが届き影で交渉しているせいで、松原、鈴木両選手の起用を手控えざるをえないとかいう話もありうる。けれど、さすがにそれはまだ気が早い。でも、そうだとしたら、かなりの高額おふぁーであるため、まぁ、この采配もしょうがない。けれど、実際問題として、ファンにしてみりゃたまったもんではない。

その上で、試合もまた寒いとくればもう。

えっとですね、セットプレイって日本語でしょうか?いいえ、イタリア語です。なら、得点できなくても仕方ないですねあっはっは。そうですね、ははははは。というわけで、この試合、新潟は合計で12本のCKを得るものの、まったく得点には結びつかず、押し気味に試合を進めてはセットプレイで笑いを取るという光景が繰り返される。こりゃあれか。新潟のセットプレイというものは、自分たちのチャンスをつぶす儀式か何かか、と愚痴りたくなるレベルである。

その結果、新潟市出身の作家、坂口安吾の言う「ふるさとは語ることなし」という言葉がよく似合う試合になる。すなわち、0-0のままドロー。観客もホーム開幕戦にも関わらず、20000人を切るお寒い状態である。なお、懸案だった右サイドの守備についてはとりあえず無失点で抑えたものの、攻撃面、特にクロスという点については、存在しないレベルである。と同時に、田中亜土夢選手の穴が動員面で見ればとんでもなく大きいことも再確認され、しかも、本人がフィンランドでめっちゃ活躍してる分、なおさらである。こらあれだ。スタートダッシュに失敗したことは確定したので、春先は態勢を立て直すためにもうちょっと時間がかかると覚悟したほうがいい。後、セットプレイについては、2015年シーズンも二度と立ち上がれない可能性が高いため、ファンの心の中で寝かせておくべきである。

なお、次の試合は3月18日にアウェイでナビスコ杯FC東京戦である。あわせて、J1次節は3月22日、ホームで2014年12月に行えなかった柏レイソル戦との再戦である。ちなみに、鈴木大輔選手は絶好調である。そのため、ナビスコ杯FC東京戦においてターンオーバーをを行わずにレギュラー陣の疲労を蓄積させた上でレイソル戦に望むとしたら、いろんな意味でやばい。シーズンがめっちゃやばい気がする。

あわせて、今節出場のなかった松原選手と、後半47分から出場した鈴木選手は、そのままJ3におけるU-22選抜に召集され、3月15日に行われる対相模原FC戦に出場とかいう話になっており、シーズンを通して新潟で休ませても世間は休ませてくれないことが確定する。そのため、国際大会に出場した若手有望選手をちゃんと休ませることでコンディションと商品価値を維持し、敗北を積み重ねても売却の際の利益を高めてきた新潟のスタイルが、まったく2015年では通用しないことになる。これは由々しき事態である。けど、だからこそ、急造の右サイドという話でもある。ちなみに、小泉選手が代表に召集される可能性も高いため、また、再度、いろいろといじくらなければならない可能性も高いけれど、今後、松原選手と鈴木選手が休める状況をいかに作るかを考えないと厳しいことになる。

瞬間、魂抜けて ナビスコ杯アウェイFC東京[編集]

3月18日、アルビレックスの層の厚さを証明する、かもしれない2015年のカップ戦初戦が東京は調布市の味の素スタジアムで行われ、ナビスコ杯FC東京戦に加藤大選手他指宿洋史選手、山崎亮平選手に成岡翔選手、川口尚紀選手、そして前野貴徳選手がスタメンに名を連ねる。あわせて、懸案されていたレオ・シルバ選手もやはりというかいつもどおりというか、スタメンで出場。とりあえず、週末に行われるホーム柏レイソル戦、ACLで疲労した相手にターンオーバー気味で有利に戦おうとかいう姿勢をはなっから拒否し、またしてもガチンコで戦おうとするアルビレックスのいぢらしさに少々泣きたくなる。

しかし、試合は開始早々に大きく動き、前半2分、川口選手からの低いクロスに山本康裕選手が合わせて得点。0-1、ということで、もう2点取れば、レオ・シルバ選手を休ませることも可能になる。まぁ、言うだけならただである。しかし、残念なことにその後、試合は膠着。アルビレックスの新メンバー同士の連携が微妙に合わず、合ってもゴールポストに嫌われるなど、いつもの風景が目の前に広がっていく。けれど、1点取っている以上、このまま試合をクローズできれば2015年の初勝利となるわけで、その後は一進一退の攻防、とは微妙にすれ違う状況のまま前半を終了。だとすると、後半の選手交代で綺麗にシャットアウトできればいいなあ、とか思ってたらば、後半19分、先に選手交代したFC東京にきれいに崩されて、石川直宏選手にドリブル突破からの見事なミドルを決められて1-1。まさに、機先を制されるとはこのことだ。しかし、その後に行われたいつものFW陣の交代で、指宿選手からラファエル・シルバ選手への交代が行われると、アルビレックスの攻撃も活性化。次々とチャンスを作り出すものの。

後半33分、ワケノワカラナイPKがニイガタヲオソウ。FC東京のDF徳永悠平選手カラノロングパスヲPA内デ林容平選手トセッタ大井健太郎キャプテンニイエローカード。アレデPKッテドウイウコトデスカ?2012ネンノホームベガルタ仙台戦ノPKトオナジ、空中デセッテアイテガタオレタラPKッテアータ。モチロン、ソノママ林選手ニキメラレテ2-1、泣ケルナア。シカモ、ソノ直後FC東京ノ森重真人選手ガガッツリユニフォームヲツカムノハスルーッテアータ。

試合はそのまま、一瞬で魂の抜けた新潟に反撃の機会が訪れないまま、2-1でFC東京の勝利。まぁ、正直、一瞬でサッカーに対する信頼が欠ける試合の中で、反撃とかいう話を出そうとしても難しい。2015年のアルビレックス、未だ勝てず。次の試合は3月22日、ホームで柏レイソル戦である。

3人目[編集]

3月20日、筋金入りのアルビレックスふぁんであれば、今年度の傾向というものがだいたい把握できる事件が勃発。なんと、3月16日よりU-22韓国代表の試合のためチームを離れていた控えのCBソン・ジュフン選手が、練習試合で味方ゴールキーパーと交錯、顔面にパンチングを食らって顎を骨折した結果、

全治


1ヶ月


・・・久しぶりだなあ。このネタ。後、5人しかいないCBの中で、キャンプ中に足を痛めて離脱した酒井高聖選手に開幕戦で負傷したフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ、そしてソン・ジュフン選手がいなくなるってどうよ。残るCBが大井健太郎キャプテンと大野和成選手しかいない状況が、普通、リーグ開幕して2週間で発生するかあ?。もっとも、酒井選手のケガはほぼ完治、舞行龍選手も4月中には復帰するため、大黒柱のGKが全治8ヶ月、ぶふぉっ、とかいう話を2年連続で食らうレベルではないものの、どうしたって次節の柏レイソル戦と28日のナビスコ杯ホームサンフレッチェ広島戦への影響は避けられないわけで、そういいう意味でも実に心苦しい。

てゆうか、毎年毎年この広島とレイソルについて、アルビレックスから幸運を受け取りまくりすぎて嫌になる。てゆうか、この2チームと対戦する際のアルビレックスの不幸っぷりがひどすぎる。けど、まぁ、だからこそおいしいことは認めざるをえないのだけれども。

あわせて、ソン・ジュフン選手の負傷については、もともと代表戦への出場のため3月末まではチームから離れることになっており、喫緊のチーム運営にはさほど大きな影響はなかったりする。けれど、どうしても復帰予定の4月半ばまで控え選手と練習試合のやりくりが難しくなるのはいかんともしがたい。

斎藤宏太選手を2種登録[編集]

3月20日、暗くなる怪我のニュースが続く中で、ようやくほっとできるニュースが1つ飛び込んでくる。なんと、アルビレックスが春季キャンプに帯同させたユース選手の1人である斎藤宏太選手が晴れてトップチーム入りすることが決まり、2種登録選手としてアルビレックスの新メンバーに名を連ねることになる。なお、2種登録選手とは、高校のサッカー部に所属しつつJリーグの公式戦への出場を可能にすることで、才能ある若手を早めに確保、所属先を明確にして、いきなり青田刈りでぶん捕られないようにするために必須となるシステムである。あわせて、2月13日にもGKの阿部航斗選手が2種登録されており、2015年シーズンはユース選手を昇格させることで人数減の穴埋めを行う姿勢が今回の昇格で再確認されたといえる。

そのため、今回の斎藤選手の昇格についても、本人の実力もさることながら、トップチームのメンバーがいきなり怪我で3人、代表で2人も欠けたらば、こういった対応をせざるをえないのもしょうがないという話である。けれども、そんな微妙な非常事態であってもチャンスはチャンス、アルビレックスのエンジンである若手の成長にもう1つピースが加わったことを喜ぶと同時に、改めて、今年一杯、怪我人の動向がチームの鍵を握ることも覚悟しないといけない。そのため、もし、斎藤選手がベンチ入り、もしくはカップ戦出場、さらにはリーグ戦にも出場とかいう話になったとしたら、実は斎藤選手がリオネル・メッシばりのドリブルのテクを持っていて、フランク・リベリーなみに強烈な存在感を発揮する、とかいう話以外の場合、かなりチームとして追い詰められているということになる。具体的には、2011年のアルビレックス新潟。所属選手の3人に1人が怪我で試合に出れなかったという、近年まれに見る野戦病院っぷりを繰り返してはいけない。

そういうときに限って、近年まれに見るハードなスケジュールな件については、どうしようもない。まぁ、だからこそ、早めの2種登録という話である。

なお、斎藤選手はモンテディオ山形のジュニアユース出身の17歳で、山形ユースの中でも屈指の才能と言われていたにも関わらず、3年前、J1に挑戦するという志を胸にアルビレックスの門を叩いたという経緯が存在。ありがたいやら送り出してくださった山形の皆さんに申し訳ないやら。後、心を込めて2012年に残留したことがこういったきっかけを生んだという話がとんでもなく重く、逆に言うと、あの年、最終節で奇跡の残留を果たさなかったら、確実にそんな話はなかった。そして、アルビレックスには松原健選手も小泉慶選手もいなかった可能性が高く、石にかじりついてでもJ1に残留することがいかに大切かが身に沁みる。もっとも、あの日、あの最終節のとき新潟にいたメンバーで、2015年に残っているのが大井健太郎キャプテンと鈴木武蔵選手、そして黒河貴矢選手にシーズン途中で2種登録を果たした川口尚紀選手の4人しかいない時点で、別の意味でも目に沁みる。

凪のち暴風雨 ホーム柏レイソル[編集]

3月22日、春の陽気に誘われる絶好のサッカー日和の中、得点力だけがとにかく真冬なアルビレックス。なお、気象庁による試合前の黄砂及びそれに伴うPM2.5の予測によると、新潟及び北陸は飛散量やや少なめで済んでいるものの、大阪以西は真っ黄色。花粉症の選手達のご冥福を祈るレベルとなっている中、アルビレックスの天敵のチームカラーもまた黄色。というわけで、涙を流さざるをえない鈴木大輔選手がいる柏レイソルと戦うのだから、実にまったくあるびれっくす。とにかく、当たりの強いことで知られるアルビレックス&アジアのクラブチームをガチで跳ね返すだけでもすごいってのに、2015年になってから未だに無敗とくれば、逆にありがたい気にもなるのが、強いチームに強いアルビレックスの特徴である。とにもかくにも、デンカビッグスワンの歓声を支えにさえすれば、アルビレックスであってもACL出場チームと互角の戦いに持ち込める。

なお、3ヶ月前のJ1最終節の悲劇を思えば、試合ができるだけでも幸運であり、なおかつ、23日にはしっかりきっかりと雪マークがついていて、その上暴風雪までオマケされるのがアルビレックス。どうにもこうにも、こういった幸福が似合わないアルビレックスにさらにオマケが加わって、レイソルはスタメン及びベンチメンバーからも、怖い怖いSTのレアンドロ選手をターンオーバーで休ませることを決断。代わりにクリスティアーノ選手を投入してくれたことで、CBがぎりぎりのアルビレックスにとって、相当ありがたい話になる。とりあえず、攻撃力86の選手が76の選手に代るだけでも神に感謝したくなる。もっとも、だとしても柏の攻撃力が怖いことにも代わりはない。変わるわけがない。

というわけで前半。試合開始直後からアルビレックスのチャンスが続くものの、基本アルビレックスのチャンスとは相手チームのDFの練習である。ミスさえしなければ、失点しない。なんせ、数少ないチャンスから決定的なチャンスを作り出すアイデアが不足しているため、実に対応しやすいことこの上ない。そのため、AクラスのDF陣でなくても得点に結びつくきっかけを切り続けることで無失点に抑えられるのが、悲しいかな、アルビレックスの現実である。もっとも、対するレイソルもまた、要所要所でカウンターを仕掛けるものの、アルビレックスの固い固い守りに阻まれる。そんな攻防の中、珍しく前半30分過ぎにアルビレックスの決定的なチャンスをコルテース選手が演出するものの、後ろからのタックルがノーファールだったりすることもまたよくあるよくある。気にしない。そのため、柏のような当たりの強いチームを相手にするときは、PA内での冷静な判断力とボールキープ力が改めてアルビレックスの攻撃陣に求められるんだけれども、どうしても一長一短にならざるをえないのが、貧乏というものである。

しかし、そんな話が一転するのが後半。てゆうか、なんっじゃ、そりゃ。

というわけで、まず後半5分、レイソルの右MF武富孝介選手がアルビレックスのロングパスに反応、即座に大野和成選手とコルテースに選手に挟まれるものの、見事なテクニックで2人の間にボールを通してPA内へ進入、そしてGKの守田達弥選手を引き付けた上で、ラストパスをクリスティアーノ選手に渡して、後は上手に流し込むだけ。0-1。けれども、この時点でこれから起こる惨劇を予測する人間は誰もいなかった。

続く後半10分、綺麗に抜けたラファエル・シルバ選手からの一連の攻撃で、最後、茨田陽生選手の足がラファエル選手にもろにかかってPA内で倒され、今度こそPK獲得。このチャンスをレオ・シルバ選手が決めて1-1の同点に追いつくと、一気に柏のDFが冷静さを失い、続く後半14分、今度はラファエル・シルバ選手のスルーパスに前線で張っていた山本康裕選手が反応、完璧に柏DF陣を裏を突いて2-1と逆転。さらにさらに、後半24分、中盤からのカウンターで柏DFの最終ラインの間をスルスルとラファエル・シルバ選手がもぐりこむと、小泉慶選手がこりゃまた完璧なタイミングでスルーパス、鈴木大輔選手が懸命に足を伸ばすものの、無常にもその足に当たるかたちで3-1。けれども、そんな試合はアルビレックスに似合わないとばかりに柏も反撃、後半26分にDF輪湖直樹選手のシュートが綺麗にアルビレックスのゴールにぶっささって3-2、しかし、そんな柏の勢いが後半36分に柏MF茨田陽生選手の2枚目のイエロー、それも文句も言えない形での退場で衰えることとなり、後は、アルビレックスのいつもの光景としての相手のパワープレイをいなす作業が始まることとなる。

試合はそのまま3-2でアルビレックスの勝利。2015年初の白星を祝うと同時に、おかしいな。前半の時点で試合の趨勢を見極めて文章量を確保したつもりなのに、たった30分で情報量がパンクするか普通。でも、めちゃくちゃ好きだよ、こういう予定調和をぶっ壊す試合ってのは。というわけで、昔懐かしき鈴木大輔選手に一矢報いつつ、PKが敵にしろ味方にしろDF陣に与える影響の大きさに驚愕しつつ、次の3月28日のナビスコ杯までサッカーを楽しむのが新潟ファンの特権である。相手は、戦績的に見ては大嫌いなんだけども、チーム運営的にも選手の育成についても大変に参考になるサンフレッチェ広島との一戦inデンカビッグスワンである。ということはDF千葉和彦選手&森保一監督との、いつもすぎる因縁の対決、ただしアルビがあんまり勝てない、である。あわせて、リーグ戦は4月4日、アウェイで川崎フロンターレ戦となっている。

祝、川又選手、日本代表に召集(泣)[編集]

3月22日、この日行われたJ1第3節で、1つのアクシデントが発生。モンテディオ山形川崎フロンターレが対戦し、1-0でモンテディオがジャイアントキリングを起こしたその試合、なんと川崎のFWで日本代表にも選ばれていた小林悠選手がハムストリング(ももの裏)を痛めて負傷退場。その結果、混乱した川崎の攻撃陣が無得点に抑えられたその影で、3月27日に行われる日本代表とチュニジアとの一戦に小林選手が出られないことも確定。そのため、急遽代表メンバーの追加招集が行われることとなり、事前に決定していたバックアップメンバーの中から見事、名古屋グランパス川又堅碁選手が、初めてとなる日本代表に選ばれることとなる。と同時に、翌23日から行われる日本代表の合宿にも参加することになり、喜びのコメントを広報を通じてメディアに発信する。

泣けるなあ。うれしいんだけども、むなしいなあ。

なお、川又選手のほか、今回の日本代表には、元アルビレックスの選手が続々と参加しており、スタメンがほぼ確定のSB酒井高徳選手に、代表初キャップも十分にありえるGK東口順昭選手、そしてバックアップメンバーとして千葉和彦選手と鈴木大輔選手が名を連ねる時点で、アルビレックスの選手育成能力の素晴らしさが誇らしく思えると同時に、だ・か・ら・こ・そ、こういうネタに直結するのがひどく悲しい。

あるびれくすのげんえきせんしゅがそこにいないというじじつがねたになるのがまことにかなしい。

あわせて、こういった悲劇に直結する2015年の夏及び冬の移籍については、翌年のリオデジャネイロオリンピックが絡むため、代表戦でけっこうな数の公式戦に出られないことを考えれば、アルビレックスのピチピチの若手選手に対する高額の移籍とかいう話は手控えられる可能性が高い。ただし、翌2016年にどれほどの悲劇が起こるかをか考えれば考えるほど気が重くなる。無論、2015年からは代理人制度が変わり、悪意ある移籍は難しくなったにも関わらず、どうしても何かろくでもないことが起こる気がしてならない。いや、確実に起こる。

そして3月27日に行われた対チュニジア戦で、なんとスタメンで初出場を果たした川又選手。その躍動っぷりは、まさに全盛期に新潟時代を思わせるものと同時に、足元の技術やら緩急のきかない動きについても、やっぱり新潟時代。うぉいくぉら名古屋、という話もしたいけれども、まぁ、当分治らないということはアルビレックスファンどころか新潟県民のほとんどが理解している。けれども、ゴールポストを叩く惜しいヘディングやチームメイトである永井謙佑選手との連携、さらには前線からの積極的な守備など、見せ場も作った川又選手が、今後、ロシアW杯に向けてさらに代表選出される、であろうことは確実、なはずな状況を喜ぶと同時になんであのとき怪我をした。心から、心から思えるからこそあるびれつくす。

アルビレックス新潟、タダ券の配布を停止[編集]

そんな川又選手の活躍があった3月27日に、もう1つの大きな動きがアルビレックスの経営陣から発表される。それは、大量のタダ券をばらまくことでビッグスワンをオレンジ色に染めると同時に相手チームへの強烈なプレッシャーを与えて、なおかつ、各種グッズや出店への利益を増加させた、いわゆるタダ券戦略を2015年度より転換。とりあえず、ばら撒かないことを決めるという大きな一歩を踏み出した、のだけれども、そらあ、確実に観客動員数が2万人を切りますわなあ。開幕戦にも関わらず。という話にもなる。

もちろん、この動きにはアルビレックスにも周辺の話にも裏がある。とりあえずアルビレックスにとっては、J1昇格から10年を経て、タダ券をばら撒くことで新潟の人間にスポーツの試合を見せる習慣をつけるという第一目標はすでに果たされたと見るのが1つ。新潟のスポーツの中心にアルビレックスが存在するという図式が出来上がり、県内の小中学生が年に1回はビッグスワンに行きたいと願うような環境、文化が整った以上、いつかはタダ券からの脱却を果たさないといけないわけで。

具体的に言うと、主に駐車場の問題でってところが2つ。

そして、それ以上に大きいのは、2014年の最終節の際に語られたスカパー!の契約に関する問題である。ようは、2015年はファンがどれぐらいスカパーと多く契約してくれたかでJリーグの配分金を優遇しますよーという当たり前の話であるのだけれども、いかんせん、タダ券との相性がわっりーのなんの。そらそうだ。理由を書く必要すらないレベルで、そらそうだ。この3つ目の理由がとにかく大きい。

ま、わっかりやすく言うと、いい加減タダ券のばら撒きで成功を収めた収めすぎた新潟に対する、配当金制度を介した兵糧攻めという話が正しいのだけれど、スカパーにとっての死活問題である以上、気持ちは分かる。そのため、新潟ファンもこの動きは至極納得しており、2014年に比べて毎試合ほぼ2000人の観客の減少を覚悟しなければいけない。もちろん、2012年並に負けが込んだら、それ以上の。

けれど、これは新潟にとってもバクチであるため、一応はタダ券をばら撒かない場合のデータの取得が終了したり、スカパーやもしくは新潟県内の自治体関係者との話し合い、さらには各種イベントで配られたタダ券という話も含めて、復活する可能性は十二分にある。ようは、こういった機会を設けてどうなるかを確認することも重要で、一歩踏み出すこともまた重要。そして、歩き続けるか、もしくは戻るかもまた、試行錯誤を行わないといけないという話である。

乗り越えたい壁 ナビスコ杯ホームサンフレッチェ広島[編集]

3月28日、代表戦の関係で土曜日に開催されることになったナビスコ杯inビッグスワン。相手は新潟をカモにしているサンフレッチェ広島。もっとも、それには大きなわけがある。ありすぎる。というのも、基本、ドン引きに弱い崩せない点取れないアルビレックスに対して、広島の多彩な攻撃陣はたとえ引いて守っても一瞬の隙をついて得点、そこでさらにアルビレックスが前がかりになったところをカウンターで追加点。あべし。というのが一連の新潟広島戦の光景であり、その上、ホームとアウェイで戦い方を平気で替えてくるんだからもう。しかも、1シーズンを通して戦略を立てるため、試合によっては勝利にこだわらないリアリストな一面を有し、それをファンも支持。

そらああああああ、ACLをハナっから捨てて、リーグ戦に集中することで2連覇成し遂げるよなあー、うん。うらやまし。

しかし、それは2014年までの引き出しの少ないアルビレックス攻撃陣の話。2015年は、多種多彩な才能を取り揃えて、広島のDF陣をお迎えしますという態勢が整えられており、さらに広島は守備の要のDF水本裕貴選手、攻撃の要MF青山敏弘選手を代表に送り出していることから、どうしても防戦一方になってしまうものの、残念ながらこれもいつもの光景である。ほんと、かてえんだ、あそこのDFは。

というわけで、前半はさして語ることもないままに0-0のまま終了。

問題は、広島のDF陣の足が止まる、と思いたい後半からである。実際、この試合のサンフレッチェ森保一監督の意思は明確で、後半17分に怖い怖い佐藤寿人選手を皆川佑介選手と変える時点で、無理をしないという意識が透けて見える見える。もちろん、アルビレックスも負けじといつもの田中達也選手と山崎亮平選手の交代を行い、よりプレッシャーをかけ続けるものの、やはり、固い。硬すぎる。ほんと、守備に徹する広島とセットプレイをほぼ放棄しているアルビレックスの相性は、相当に悪い。連携だけだと、アルビレックスの成長途中のFW陣では到底崩しきれない。まぁ、だからこそ、世の中にはセットプレイというものがあるのだけれども、それは世の中の話である。新潟ではない。

けれど、まぁ、だからこそアルビレックス攻撃陣のさらなるレベルアップにつながる試合、とも言える。試合はそのまま0-0で終了。とりあえずは、2014年よりは広島の守備陣を苦しめた。問題は、向こうが引き分け上等勝ったらもうけ、負けなかったらそれでいい、という明確な意思の元で完璧に試合を遂行したのに対して、アルビレックスの引き出しが若干足りず、1試合を通してのゲームの組み立てのアイデアもまたちょっと足りなかった。けど、まぁ、出来たばかりのチームとしては上々といえる。

次の試合は4月4日、アウェイで川崎フロンターレ戦である。

アルビレックス新潟プノンペン、トップチームの活動を停止[編集]

3月31日、増殖の続くアルビレックス新潟の海外活動の中で、久しぶりに活動を停止するところが出てくる。というわけで、カンボジアプノンペンにて活動を続けていたアルビレックス新潟プノンペンは、2015年3月末日をもってトップチームの活動を停止、引き続きサッカースクール及び子供達へのサッカークリニックの活動は行うとするものの、今後の活動は不透明ということになる。

まぁ、現地の日本企業の進出も含めて、ちょいと早すぎたという話である。また、基本、ブラックマネーが飛び交う東南アジアのプロスポーツの中で、アルビレックスのチームが2つもあると、別の意味でも怖くなる怖くなる。実際、2013年7月にシンガポールを本拠地とした国際的な八百長集団が摘発された際に、日本のクラブチームの名前も取りざたされたことがあり、はい、すいません、どう考えてもうちらです、などと思わず身構えてしまいたくなるようなニュースもあった中では、さすがにアルビレックス新潟シンガポールのように選手全員日本人なので無実とかいう裏技を使うには、ちょいとプノンペンでは厳しいわけで。

そのため、2013年10月に活動を開始して即2015年に停止するという話は、本来であれば何かのスキャンダルに身構えないといけない話なのだけれども、まぁ、内情はよく分からない、という話にするものである。あわせて、今回の活動停止により総合スポーツクラブアルビレックス新潟としては、2003年に活動を開始し2005年にリーグ移転とともに提携を解除したアメリカバスケット独立リーグのロングビーチ・ジャム・アルビレックス(現、ベーカーズフィールド・ジャム)以来2つ目となる所属チームの活動停止となる。

U-22代表、五輪一時予選突破[編集]

同じく3月31日、リオデジャネイロ五輪への予選を兼ねたU-23アジア選手権予選がマレーシアで行われ、見事に鈴木武蔵選手と松原健選手の所属するU-22日本代表は3連勝の上、3試合全てに完封した状態で一次予選を突破、五輪最終予選を兼ねるカタールでのU-23アジア選手権への出場を確定する。のだけれども、あまり、うれしく、ない。むしろうーーーーーーん、と頭を抱えてしまいたくなるのは、この試合、とにもかくにも鈴木武蔵選手の動きが悪く、格下のマレーシアを相手に1-0という勝利もさることながら、5日間で3試合を戦う超強行軍もさることながら、なぜそこで鈴木選手推しを決めたテレビ局という大変に頭の痛い話があるためである。しかも、この試合は直前の豪雨のためピッチコンディションが最悪に近く、鈴木選手のスピードが殺されると同時に、日本代表の有する華麗なパスワークも見事に封殺、しかもマレーシアが常時ドン引きな上、こういうときに限って、鈴木選手が1トップ。とりあえず、足元の技術の無さについて、改めてテレビを通じて新潟で流行りの拷問(2時間コース)が全国のお茶の間に流される。

まぁ、あれだ。慣れろ。新潟県民は、慣れた。あわせて、今回の強行軍の結果、さすがに中3日で4月4日の川崎フロンターレ戦への鈴木選手の出場は難しくなったものの、松原選手はターンオーバーで普通にこの試合には出ていないため、帰国後、小泉慶選手が開幕からスタメンを張る右SBについて、柳下正明監督の難しい判断が待たれる。あわせて、いくら温度も湿度も日本とは別世界の中で3連戦とはいっても、あのマレーシア戦の動きでは鈴木選手の帰国後にリーグでスタメンとかいう話は到底無理であり、だからこそ、何としてでも活躍せにゃならんという話だったのだけれども。けれども。まぁ、4月半ばから始まる地獄の連戦での巻き返しが期待される。

さらにもう1つ、とてつもなく悲しい話が存在し、同日に行われたA代表の親善試合に見事酒井高徳選手がスタメンで出場、ウズベキスタンとの試合で、十分な活躍を見せると同時に、見事途中出場を果たした川又堅碁選手が、試合終了間際に代表初ゴールを獲得。5-1という大勝で新生ハリルホジッチジャパンにおける有力FWに名乗りを挙げた30分後に、すずきむさしせんしゅの試合が全国になまちゅうけい・・・。とりあえず、すずきせんしゅをおしていたアナウンサーが絶句する足元の技術の無さをせかいじゅうのさっかあふぁんに見せ付けましたが、何か?こーはん終了間際に見事裏抜けに成功、角度は厳しいけれどほぼ相手GKと1対1の状況で放ったシュートがゴールラインとほぼ平行に飛んでいきましたが、何か?

そらあ、アナウンサーも絶句するわな。なお、訓練されたアルビレックスファンは大爆笑だった模様。なお、あれはシュートではなくクロスだった可能性もあるものの、味方が誰1人いない状況でのクロスだとしたら、あまりにも視野が狭すぎの上、味方との連携が皆無すぎるため、お願いだからシュートであってほしい。でないと、予選突破が厳しすぎる。というわけで、あのシュートはどろどろのピッチの中、テクニックがアレな鈴木選手が狭い角度でのシュートなどという高等技術を見せつけようとした結果の光景である、ということにする。でないと2016年1月のカタール最終予選が重過ぎる。

いろんな意味で頭が痛い話だけれども。

関連項目[編集]