2015年のアルビレックス新潟・第五部

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2015年のアルビレックス新潟・第五部

心理学の話をする。人間は、現実から目をそらせようとすればするほど、多弁になる。というわけで、以降の文章は駄文ばかりの上、鬼のような長文と化している。逆に、長文で無駄な話ばかりでも何でも、チームが破綻せず降格を避けることができるのなら、ロシア文学越えを達成してもそれほど気にしない。そして、その結果として記事の体裁がおかしくなることも気にしない。

というわけで、この記事は各項目ごとに余りにも長文になりすぎた結果、9月を途中ではしょる。無論、いらん項目を削ればいいだけの話であるけれど、こういったクッソみてえな足掻きと醜態が大事であるため、正々堂々、次の第六部に投げる。

8月[編集]

2012年を思い出す悪夢と地獄の2ヶ月をようやく抜け出した、気がしなくもないあるびれーっくす。もちろん、残留争いの真っ只中で次の試合がほぼ敗北が確定の浦和レッズ戦である以上は気が抜けないどころの騒ぎではないのだけれども。なお、ほぼ、ということはつまり勝てる可能性も存在する、と考えるのは自由だけれども、そこは引き分けの可能性だと思うくらい出ないと、後3ヶ月が長い。長すぎる。

しかし、常変の中での最善を目指し続けるのがサッカーである、サッカーでもある以上は、ここな悪夢を乗り越えた先にこそ、違う姿が、ある、と、思いたい。あわせて、新潟の地獄の春のキャンプで培った他チームとは違う強スタミナ集団が、真価を発揮する、と、思いたい真夏の到来である。2013年の後半戦に一歩でも二歩でも近づけたら、とりあえずは残留争いといかいう話にはならない、はず、だと思いたい。思わせてくださいお願いします。

悲劇のサマーフェスタ[編集]

8月1日、ぎりぎりで間に合った感のあるアルビレックスのサマーフェスタ2015。しかし、このイベントが開催される直前の7月31日に、1つの悲劇がアルビレックスを襲う。なんと、社員旅行の直前に宴会部長が急な法事で旅行を欠席するという、分かりやすく言うと、鈴木武蔵選手がJ3に参加しているJリーグ・U-22のメンバーに選出されてしまい、サマーフェスタへの出場中止が決定。あの、日本中のサッカーファンを驚愕させた脅威の女装や、さらには足の速さの10倍以上、ネタに走るスピード、加速能力が違うとされたあの才能が、まーさか前日になって封印されるとは。もっとも、同じメンバーに川口尚紀選手や小泉慶選手といったJ1でもバリッバリのメンバーがそろうだけあって、ある意味、試合相手のブラウブリッツ秋田にとっても不幸である。

けれど、その8月1日に行われた試合で両者ともベンチスタート。その上で、先発した鈴木選手は不発。0-0の引き分け。その上、ノーシュート&ノーチャンス。やはり、宴会部長といえども、法事で笑わせるようなことはしないようである。ただ、ちょっと、いろんな意味で、あるびれっくすのふあんが泣いている。心から泣いているだけで。結局、世の中の宴会部長がなぜ出世しないかの答えがそこにある。自分だけの力、個の能力だけで笑わせる感覚は大事だけれど、世の中には相手の笑いを光らせたり、スターの邪魔をしないよう自分の才能をコントロールするような空気の読み方もまた必須な才能なのだから。

その上で、法事という緊急事態にそれまでのイメージをぶっ壊してでも、1人の常識人として立ち振る舞うということができるか。あわせて、なんでサッカーの話のはずなのに、三木のり平の笑いのテクニックと森繁久弥のワキ役としての座を持たせる凄みの話になったのかは不明である。

しかし、世の中には。本当に世の中には、恐ろしい才能が隠れている。というわけで、急遽、法事で出られなくなった部長の代わりに、昨年に入社したばかりの新入社員、ただし超エリートの血族である酒井高聖選手が、試合よりも先に宴会芸で覚醒。

せっかくなので、2013年に川又堅碁選手に使った後、今年、いつの日か加藤大選手に使ってやろうとてぐすね引いて準備していたメッセージを、テンプレート:大を使用して書き込むものである。心をこめて、書き込むものである。

覚醒。


まぁ、新潟の宴会芸の血脈は延々と受け継がれていることがことのほか喜ばしいとともに、サッカー選手はもとより、人として自己PRは大事であるという話と、事故PR寸前すぎて泣きたくなるほど笑った笑った。ある意味、あるびれつくすの未来は安泰であると同時に、まさか、いや、まさか、この件がその後、あのとんでもない事態を引き起こすとは。世の中は実に実にむつかしい。

宴会部長、水戸支部へ出向 [編集]

そんな悲劇のあった2日後の8月3日。新潟に激震が走る。

鈴木武蔵選手、水戸ホーリーホックへレンタル移籍。

・・・なお、あるびれつくすふぁんの誰も驚かないのが驚きであると同時に、誰も悲しまないのが悲しい。いや、むしろ、本人にとってもチームにとっても喜ばしいと感じることが喜ばしいという話であると同時に、心から、サマーフェスタでの一発芸がみたかつた。逆に言うと、本社内でも肩身が狭かった宴会部長に、心機一転のチャンスが訪れたと見ることも可能であり、一番の問題である水戸のファン感謝デーは…1月に終わっている。

次のネタが見られるのは、半年後になりそうであると同時に、おっかしいなあ。鈴木選手のプレーが見たいという話が一番に来るはずなんだけどなあ。まぁ、笑いに走るというのはこういうことである。あわせて、水戸支部の皆様が鈴木宴会部長の特徴を欲してやまないという話が総務に伝わっているため、彼の特徴をお話しますと、才能という意味では、ジミー大西です。ただ、コントロールできない。心から。本当に、心から。

そのため、ジミーちゃんと同じく、お膳立てが重要になります。基本、カウンターしか使えません。ディフェンダーを背負うとバタバタします、ではなく1対1で正対してもバタバタします。その上、横で張り付かれて併走されてもバタバタします。ただし、才能は超をつけてもいいです。とりあえず、FC東京の森繁ならぬ森重真人選手なみに併走する相手を手でコントロールできれば、審判、観客にブーイングされても、自分の芸風をつらぬけば、化けます。が、基本はどうしてもジミーちゃん。悲しいぐらいにジミーちゃん。笑いの利点が3、番組が破壊される恐れ7の時点でもう。逆に言うと、才能だけでJ1でゴールを上げられるというだけで、実はすさまじいのだけれども、本人は気づいていません。

ですので、水戸の未来を託すには、厳しいですが戦術がはまれば化ける可能性もあります。2013年の秋、ほぼ無敵だったアルビレックスの戦術の中には、確かに鈴木選手の存在がありました。問題は、そこから一歩も動いてないというところなんですがね。マジで。なんにせよ、急な法事で、宴会部長も個の力だけではなく、周囲の環境もまた大事であることを悟ってくれると信じたいという話と、リメンバー0711。あの悪夢の大逆転負けは、鈴木選手のディフェンス能力という「相手を見ること」、「次のプレーを読むこと」が必須の能力が無かったところから始まった。まぁ、さすがにあれだけの失敗の後は、終盤の投入についてもだいぶマシになったけれどもだとしても、ふつーはあれだけの失敗はしないわけで。

あわせて、水戸ファンの皆さんに朗報です。時間をかけてじっくりと、鈴木選手に関するもろもろを、心をこめて、恨みも少々、期待はもっと少々、あわせて笑いの才能への嫉妬こみこみでお送りします。

鈴木武蔵川又化計画[編集]

というわけで、大変に分かりやすい鈴木武蔵選手の使い方の説明と、やってはいけない起用方法についてを水戸ホーリーホックファンの皆さんにこっそりと教えるものである。なお、サッカー脳という点については、やってはいけない起用方法のトップ3に入るため、象は空を飛ばないレベルで現実的な話から始めないといけない。つまり、テレビを筆頭としたメディアで過度に持ち上げたような話は、嘘です。幻想です。ファンタジーです。ディズニーです。実際やったらアンサイクロペディアの格好の標的です。というわけで、大変に分かりやすい鈴木選手の起用方法として、クロスに飛び込ませるという話があります。これは、初速が遅いスピードスターである鈴木選手の利点を生かす意味では実に理に適ったものであるのですが、その、まぁ、なんといいますか、ええ。元新潟の川又堅碁選手がブレイクしたきっかけであるキム・ジンス&田中亜土夢選手からのクロスを相手DFを引きずりながらも合わせて相手ゴールに流し込むという話の丸パクリ。多少、動きが悪くてもDFからの圧を受けない状況を用意すれば何とかなるという、それまでの日本人FWでは珍しいスタイルがはまった2013年の秋。アルビレックスの歴史に残る成功例を再現するぐらいしか、鈴木選手を活躍させる目が思いつかない時点でアレですが、逆に川又選手レベルで速くてフィジカルがある鈴木選手でなければ不可能という話なわけでして。

もっとも、川又選手はその動き、ヘッドでも足元でもワンタッチでクロスをゴールに流し込むテクニックでJリーグに旋風を巻き起こしたことは記憶に新しいのですが、なして鈴木選手がそれをしない、それが出来なかったかというと、実は鈴木選手はダイビングヘッド出来ない病に感染しており、相手DFと空中で正面衝突することをなるたけ避けるというあまりよくない病状が出ていて、むしろ相手DFのほうがよっぽど鈴木選手との競り合い、それもスピードをつけてジャンプして185cm75キロの人間がボールに向かって飛び込んでくる恐怖を味わっているのに、なぜだか本人はそのことに気づいていません。その結果、競り合いの中で泥臭さを全面に押し出した183cm75キロの川又スタイルを最も間近で見たにも関わらず、結果、J1ではクロスへの飛び込み、跳ね飛ばしてでもボールに反応するなんて話がいつまでもいつまでも実践できてなかったりします。

ま、このまま実践できなけりゃ死にます。

そのため、鈴木選手と同じく川又選手も、当初は初速が遅い中でDFの圧を受けながらまともな動きができなかったのを、自前のスピードでもつれながらも、圧を受けない状態にしてからクロスへの反応してボールを流し込む技術を徹底的に磨くことでJ1で23得点しながら得点王になれないという、実に泣きたくなる大覚醒を果たしたように、鈴木選手もまた、川又選手以上のフィジカル持ちとして、相手DFを空中で吹っ飛ばすことに躊躇しなくなったら、化ける可能性が、多々、あると、思いたい。と同時に、本人の怪我の多さもまた、そのプレイスタイルに影響を与えているという話もチラ・ホラと。そらあ、スポーツ選手としては怪我をしないさせないという話は重要であるけれど、J1という世界は相手に怪我をさせても屁とも思わないDFが跳梁跋扈していて、勝てば官軍負ければ賊軍が常識となっている。そのため、鈴木選手も2012年の川又選手と同じく、まずはJ2で精神から変える必要がある。もちろん、常に最悪を想定するアルビレックスでは、怪我の多い鈴木選手がいきなり膝や尺骨などを負傷。長期入院、退院後に解雇寸前、ぎりぎりのところで拾われて、J3のチームへ、とかいう話もしっかりと書き残すものである。常に最悪を想定するからこそのあるびれーっくすふぁんである。

それぐらい、追い詰められていると同時に、個人の覚悟・練習での積み重ね・試合での実践という、すぐにでもやれるできる可能である変化を、ありがたい先達が残してくれているのも、鈴木選手の持つ幸運属性である、可能性もある。これからいきなり負傷とかいう笑い話でもないかぎり。

宴会部長、早速広告塔に[編集]

8月7日、U-22日本代表のストライカーである鈴木武蔵選手もとい、毎年毎年アルビレックスのサマーフェスタで観客の爆笑を獲得した宴会部長S氏をレンタルで獲得した水戸ホーリーホックは、早速、彼の一番の才能である、広告塔としての起用を始め、なんといいますか、その「助太刀いたす」と銘打って、8月15日に行われるホームカマタマーレ讃岐戦で鈴木選手の特製グッズを販売するほか、ムサシチケットとして634円という超大特価のチケットまで販売。とてもぢゃないけれども、悲観主義及びペシミズム全開のあるびれつくすでは不可能なバクチに打って出る暴挙に驚くと同時に、悶絶したくなる新潟県民アンド鈴木選手のファンの多いこと多いこと。とにもかくにも、水戸ファンの皆さんに心を込めて言わないといけないことは、足元の技術を期待すると死ぬという現実と、とにもかくにも、相手DFを引っぺがすシチュエーション作りをお願いしますという、土下座に近い、むしろ土寝座レベルでのお願いである。

ちなみに、先日のモンテディオ山形戦のラスト1分、加藤大選手がカウンターで切り裂いてあげたクロスで、DFを引っぺがしながら走りこんだ鈴木選手が流し込んだというゴール及び、2013年の33節に横浜F・マリノスを地獄に叩き落したこりゃまたラスト1分で相手DFがパワープレーですっかすかになってドフリーの状態の中で流し込んだゴールぐらいでないと、明確なシチュエーションというものが出てこないのが困った話である。

なお、足元の技術を見せようとした結果、自分のフェイントで自分がこけたいつかのサンフレッチェ広島戦や、最終盤に同点の状態で投入されたってのに、相手DFとの1対1の状況でなーんもすることができずにそのまま端へ追いやられていった、ついこの前のガンバ大阪戦など、新潟ファンの心に突き刺さったトゲ、もとい、ヤリの話であれば、ソラで数えて軽く10個は言えますが、言わないことにします。とにもかくにも、シチュエーションを。

あわせて、なして、川又堅碁選手に続いて、同じような選手起用についての懇願を2年連続で8月に言わなけりゃならんのかは不明である。ただ、川又選手と違い、鈴木選手は基本Jリーグ屈指の宴会部長であるため、メディアの持ち上げで調子を崩すといった話はないと思われるので、使用上の注意と用法を守れば、チームの運営に貢献するはず。多分。きっと。足元さえ考えなければ。本人の心構えが変われば。後、川又流の泥臭い体をぶつけ合うスタイルに目覚めれば。遠いなあ。

ラファエル・ハットン選手を獲得[編集]

8月7日、宴会部長の出張ワンマンショーが確定したその裏でこっそりと補強を行うからこそのあるびれーっくす。というわけで、ブラジルの1部リーグに所属するAAポンチ・プレッタからFWのラファエル・ロジェリオ・ダ・シルバ(RAFAEL Rogerio da Silva)、通称ラファエル・ハットン(RAFAEL Ratao)選手19歳をC契約で獲得。その結果、アルビレックスとしては2010年に同じくC契約で移籍して来たファグネル選手のケース以来となる、ブラジル人4人体制が確立する。これは、本来であればJリーグの外国人契約枠は3つ、そこにアジア枠、在日枠、Jリーグ提携枠が1つずつであるものの、そこにC契約の選手、すなわち年俸480万円未満で19歳以下の選手を1名まで登録できるというシステムに則ったものである。もちろん、試合出場については3人までとなっており、分かりやすく言うと、肉離れで長期離脱中のラファエル・シルバ選手の穴を埋めるための緊急補強である。某S氏の可能性もある。なお、某S氏については、ラファエル選手の穴を埋められなかった結果の水戸支部出向である。あわせて、C契約の解除条件である一定期間の試合出場を果たしてA契約に移行したとしても、シーズン中であれば外国人枠をオーバーしても問題ではない。

なお、ハットン選手の基本ステータスは177cm、82kg。ドリブルで抜いていくプレーが得意であり、若手らしく荒削りではあるものの随所に光る部分がある、という話であるけれど、1部リーグで抜擢されて即座に得点した直後、一気に対策されて低迷。二部へレンタルされた後は三部にまでレンタルされた時点で、そらあ安いという話であると同時に、うん、まぁ、あれだ。コルテース選手を復活させたアルビレックスの我慢強さが基準となる選手っぽいな、と。ワケあり選手を大事に育成して羽ばたかせるチームとしては、日本屈指な気がするけれども、その分、敗北の積み重ねっぷりもまたハンパないのも新潟である。あわせて、簡単な今後のルートを今のうちから予測すると、夏の移籍を当てる確率が低い新潟の前例に則り、まず新潟の夏の蒸し暑さでコンディションを崩して練習には参加するものの試合出場はベンチかもしくはベンチ外から。そして秋の天皇杯からお試しが始まり、そのままリーグ戦でもベンチ入りするもののそのままシーズンを終え、成長の後が見受けられないという理由でそのまま退団。もしくは、翌年から枠を確保するために他のチームへレンタル移籍。

書いていて、泣きたくなるぐらいにアルビレックスの夏の外国人移籍選手はこのパターンばかりであるのがつらい。もちろん、ハットン選手が化ける可能性だってある。ただ、もう、その可能性という言葉を書くのが非常に重いだけの話である。それに、指宿洋史選手と山崎亮平選手のツートップがようやく動き始めた中、ラファエル・シルバ選手ももうすぐ戻ってくる。そのため、宴会部長がいなくなったこのわずかな期間にどれだけ、という話を考えるだに、うーーーーん。まぁ、それでも秋の連戦を前に新選手の確保に動いたことは朗報である。

いつもの ホーム浦和レッズ[編集]

8月12日、7月29日の時点でほぼ結果が分かっているホーム浦和戦inビッグスワン。とりあえず、特定選手のイエローをコントロールすることで特定チームを優位にしているに違いない、出なけりゃ、あんなプレーであんなカードは出ないという考えが延々と2週間も頭をよぎり続けてのレオ・シルバ選手のいない状態でのアルビレックスの天敵浦和レッズ戦。なんにせよ、相変わらずうざい選手の多い浦和レッズとの試合は勝っても負けても引き分けても腹立たしいなんて話になる上、あるびれっくすはとにもかくにも勝てないときたもんだ。

具体的に言う。森脇良太

あわせて、普段よりも文章の知的レベル及び心のブレーキを1つ落とした状態での執筆にするのは、そこに槙野智章が加わるからである。そらあ、彼らがいなくなったらサンフレッチェ広島はどんなに勝利を重ねてどんなに非情な試合コントロールを繰り返しても対戦相手は恨みを溜めないよなあ、という話になると同時に、この2人に関する恨みだけは、多分、日本中どこのチームにも負けていないからこそのあるびれーっくす。なんにせよ、彼らの試合コントロール力というか、痛がるそぶりに審判への無意味かつイエローをもらわない程度の抗議、そして自陣内での競り合いでファールをもらうプレーやどうでもいいところで相手を削るプレーなどなど、マリーシアと呼ばれるプレーの数々はあるびれつくすの実に素直なプレーと比べれば比べるほど、試合をコントロールするという意識の勉強になる。と同時に、どれっぐらい、腹が立つかは聞くな。

本当に、聞くな。

そんな、考えるだに嫌な記憶しか思い浮かばない浦和戦。この試合、アルビレックスの勝機はいかに浦和の3バックからの組み立てに対して、守備的意識に関する汚名を雪辱する機会を与えられたMFの小林悠紀選手が、レオ・シルバ選手並の予測力を持って中盤を支配するかであったわけだけれども、えぇ、うん。とりあえず、前半12分。いつものうっぜえ浦和の世界が始まる前に、アルビレックスが先制。山本康裕選手のシュートがバーを弾いたところを山崎亮平選手が押し込んで1-0。

この段階で、アルビレックスに大事な心構えが、クソうっぜえ連中をガン無視することと、審判を彼らから守ることの2つであるのだけれども、それができないからこそのあるびれーっくす。どこぞの東アジア杯のように、他国の選手のように、クソうぜえDFが何ほざいても「アホか」の一言で淡々と試合を進行させていけば、そこからアルビレックスペースに持ち込めるというにもかかわらず、基本、浦和戦というものはその、いつだって、浦和ペース。そらそうだ。1つのプレーで選手の視線を集める人間が2人もいる。さらに、大変に悲しいことに、審判もまた、彼らを見る。注目する。どこぞのイルマトフ審判のように、選手に流されないで試合をコントロールするような審判が日本にいたらと心から思うけれども、残念なことに今回の審判は2012年のアウェイベガルタ仙台戦で、PA内におけるベガルタDF角田誠選手によるブルーノ・ロペス選手に対するあからさますぎるファールを無視した村上伸次という時点で、もう、あれ。

そんなとき、レオ・シルバ選手の存在感が、どれだけ彼らのうざさをかき消すやら。けど、小林選手の存在感の無さったら。とりあえず、アピール力って大事だってことは、就職活動だけの話ではないわいな。結局、審判のイライラを溜める2選手の存在をどうにも出来ない以上、前半26分に梅崎司選手の突破から、ズラタン・イブラヒモビッチ、ではなくズラタン・リュビヤンキッチのほうのズラタン選手に同点ゴールを叩き込まれてからの試合運びが、どうしようもないぐらいにイエローが飛び交うことになるのは事前に予測できていた。そして、両チーム3枚ずつ、合計6枚のカードが乱れ飛んだ時点で、ビッグスワン、特にオレンジ色の部分が1つになる。

やつらがうざすぎるという想いで1つになる。

こうなる時点で、ほぼ試合は浦和ペース。そらそうだ。DFがFWとの競り合いでシミュレーションで倒れても、笛を吹く審判なんざいないんだから。そして、倒れやすいところを狙って体を入れることが上手いんだから。そして、どんだけサッカーというスポーツで腕を使うのやら。ま、後半31分。梅崎選手の弾丸ミドルがアルビレックスのゴールに突き刺さった時点で勝負あり。またしても、またしても、浦和が嫌いになる試合である。大嫌いになる試合である。スポーツマンシップとかいう言葉が、どっかに行ったまま、順調に試合は終了。1-2でいつものように浦和が勝利。

とりあえず、知的レベルを感情よりに1つか2つほど動かさないと書けない試合であると同時に、アルビレックスの順位については、最下位モンテディオ山形川崎フロンターレに引き分けた以外、残留を争う松本山雅FC清水エスパルスともに敗北したため15位のまま。ただし、ベガルタが勝った時点で、勝ち点差4で離れているヴァンフォーレ甲府が14位となり、8月中に何とか追いつきたいアルビレックスには厳しい状況となっている。あわせて、次の試合が8月16日のアウェイ清水エスパルス戦となっており、またしても、天下分け目の一戦がやってくることとなる。

引き出しの多さ アウェイ清水エスパルス[編集]

8月16日、本来であれば安牌でありアルビレックスにとってもお得意様であるはずの最下位清水エスパルス戦。しかし、だからこそしぶとく、なおかつ解決するための引き出しを多数保持しているのが清水というチームの怖いところである。ちなみに、毎試合毎試合「磐田みたいになっていいのか」とこっそりつぶやくだけで、なぜだかエスパルスがとてつもない力を発揮するのが積み重ねられたサッカー文化というものである。と同時に、エスパルスファンがエスパルスに向けてそんなことを言ったら、非国民どころの騒ぎではない、気もするので、水と油の使い方については十分に注意しなければいけない。

そんな、しぶとい諦めないチームとの試合。早速、エスパルスは培った経験とやらを駆使してアルビレックスのパスワークを封じることに成功するのだからおっそろしい。なんと、グラウンドの水まきというごく普通の管理行為について、2011年の浦和レッズのように全面シャバシャバになるほど水をまいて某マルシオ・リシャルデス選手のセットプレーをボロボロにしたのではなく、ピッチの片方のサイドのみシャバシャバにすることでボールの転がり方を変えてアルビレックスの中盤を混乱させるのだから恐ろしい。そのため、試合の入りからアルビレックスのパスワークはズタズタ。パスミスをカットしての清水のカウンターが何度もアルビレックスのゴールを脅かすものの、幸いというかなんというか、2015年の清水の最大の弱点がアルビレックスに先制点をもたらすんだからもう。というわけで、前半16分。アルビレックスのCKのチャンスでキッカーの加藤大選手の蹴ったカーブボールを指宿洋史選手がバックヘッドでそらすと、そのままボールはネットを揺らして0-1、てゆうか、あるびれっくすふあんとしてが絶対に言ってはいけない言葉であるけれども、清水のセットプレー弱すぎ。あるびれつくすふあんが言うのもなんだけど。本当に、なんだけど。けれども、パスワークが上手くいかないアルビレックスを清水が押し捲るという構図は変わることなく、徐々に最下位チームの圧がアルビレックスを混乱させていく。てゆうか、3週間も休むとさすがにレオ・シルバ選手も若干動きが悪く、攻撃面において足を引っ張るのがちょと悲しい。

というわけで前半43分。左サイドからのふんわりクロスにGK守田達弥選手が反応、軽くジャンプしてキャッチしようとしたところ、清水のMFミッチェル・デューク選手が勢いをつけて守田選手の伸ばした手よりも高くジャンプ、ヘディングで無人のゴール前にボールを返すと、そこに走りこんだ枝村匠馬選手を大野和成選手がたまらず横からチャージしてしまいPK。これは、妥当。てゆうか、こういうシーンでPKを取らなかった鹿島戦における家本政明氏がおかしいだけ。心底おかしいだけ。ちゃんとイエローも提示され、そのまま大前元紀選手に決められて1-1。とりあえず、ああいう展開である以上、こういう結果になってもおかしくはない。しかして、後半。夏場の連戦ということで徐々に両チームの足が止まり始める中、両チームの監督の選手交代の妙がこの試合の鍵を握る、のだけれども、ともに決定的なチャンスを作るもののGKの好セーブが続く続く。逆に押され気味の新潟にとっては、あの一瞬、あのふんわりクロスの対応以外の守田選手のプレーが素晴らしいだけに身悶えたくなる。そのまま、両チームともに精も魂も尽き果てるかのように試合終了。1-1、アルビレックスにとっては最低限の結果であると同時に、対応力が最下位のチームじゃない清水のおっそろしさがよく分かる試合となる。これでもし、もしも、清水のDF陣がまともに機能したらというのはなしですよ、おとっつぁん。なんにせよ、セットプレーの分かる、教えることのできるコーチや監督というものがいかに貴重であるかが、アルビとエスパルスの今年を見ればよーく分かる。ほんとに。まったく。とてつもなく。

次の試合は8月22日、ホームでサンフレッチェ広島戦である。コンディション及びチーム環境としてはベストの状態で挑める試合である、のだけれども、そういうときに限って、強豪とぶち当たるからこそのあるびれーっくす。最も、ここ2戦連敗している広島が、チーム状況を戻せなかったらばあるびれっくすにもチャンスがある。と思う。きっと。信じたい。マジで。

これは苦行ですか?いいえ、アルビレックスです ホームサンフレッチェ広島[編集]

8月22日、選手のコンディション及び環境、さらには対戦相手の調子も含めてけっこー有利であるはずのサンフレッチェ広島戦。ただし、相手は硬軟自在で基本4-4-2殺しで来る上、新潟の特徴という特徴を知り尽くした森保一監督である以上、どーせセットプレーで失点した後で前掛かりになったところをカウンターという未来まで想像できるのがアルビレックスファンという生き物である。

・・・

(中略)、


当り


すいません。ちょっとだけ泣かせてください。っかしいなあ。なしてこう、最悪のパターンというか、相当可能性が高い敗北パターンを事前にピックアップして書いておいただけなのに、自分で自分の予想が刺さるかなあ。というわけで、後半15分、塩谷司選手のビルドアップで、アルビDF陣が一瞬だけ混乱。そこをついてのシュートがキレーにアルビレックスゴールに突き刺さって0-1。なお、アルビレックスにとって最悪なことは、この失点の直前、後半8分に小泉慶選手が負傷。小林悠紀選手に交代した結果、あるびれつくすのしゅびりよくがおちたことがわかつたあとになつて、ほんたうにしつてんしたという話である。あわせて、なしてJ1でアシストランキングに顔を出している加藤大選手を後半開始早々に成岡翔選手と代えたかも不明である。とりあえず、なんでスタミナオバケとして知られ、J1でも屈指の走行距離を誇る上、出場時間に対するアシストの数が特に異常すぎることで知られる加藤選手が、なぜだか、ここ数試合途中交代し続けるかについては、柳下正明監督にしか分からない。普通、強スタミナ選手のプレーが光るのは、後半の終了間際、それもモンテディオ山形戦のような最後の最後でのロングカウンターといった場面だという気がするのだけれども、なぜだか、アシストランキングでトップに2差の選手が、後半開始早々にいなくなるのが2015年のあるびれーっくす。

わけ、わか、らん。

というわけで、後半40分。森崎和幸選手がズドン。0-2。結果?聞くな。言いたくない。0-2。それも、自滅による敗北。あわせて、正直に言います。この試合は、監督の采配という点でいうとコールドゲームです。森保監督が次の試合のことも考えて、夏場のスタミナ面ということを鑑みて中心選手である佐藤寿人を下げるという話と、スタミナという点で夏場に最も活躍が期待できる選手であるはずの加藤選手を後半開始早々に交代させる時点で、ワケガワカラン。という話である。もしかしたら加藤選手の怪我やもしくは体調不良など、何かしら裏の事情も考えられるものの、いかんせん、加藤選手の交代直後に小泉選手が負傷、守備力でも無難に追える成岡選手は加藤選手の代わりに出ていたため、結果、守備意識に難のある小林選手を起用せざるをえなくなり、直後に失点するというのは、数あるパターンのうち、最悪を想定していないどこぞのサッカー協会どころの騒ぎではなく、ファンの心的ダメージの大きい采配ミスである。大規模災害時は常に最悪とそれ以上の最悪を考えて覚悟を決めてほしいってのに、なして場当たり的な対応をするんだべか。

んだんだ

あわせて、選手の動きについては、ほぼ想像通りであり惜しいチャンスに惜しいチャンス、惜しいチャンスを作り続けてシュート数では広島を圧倒。つまり、泣けるという話である。心から、泣けるという話である。そらあ、広島ファンから強いチームだったといわれるわなあ。あるびてえ生き物は、そういう弱いチームなんだから。チャンス8に対して得点2。セットプレーの機会でも得点シーンが1、失点は9というチームは、強いチームとしては存在できるけれど、試合に勝てるチームじゃないわいな。結局、チームの根本的な思想が大穴の開いたバケツでは若手の成長という水を入れても入れてもどんどんどんどん抜けていく。このチームは何かがおかしい。けれど、それが何かをチーム関係者が把握していない。まぁ、ぶっちゃければ、チーム全体で罹患しているレオ・シルバ選手依存症のせいだけれども。本当に、彼への期待が高すぎるせいで、チームの成長が遅れていくせいであるけれども。彼に頼る選手はいても彼に頼られる選手はいない。そして、彼がミスをカバーしても彼のミスをカバーする選手がすくなすぎる。こんなとんでもない弱点は、とてもとても外部に向けて漏らすことはできない。最高の選手への対策こそ、そのチームを崩すきっかけになるなんて話は絶対に秘密である。

心を込めて言うけれど。本当に、心を込めて言うけれど

なお、レオ・シルバ依存症とは反対に、他のアルビレックスが罹患している深刻な病の1つである柳下監督の選手起用病については声を大にして言わないといけない。マサルと読んでも可。なんせ、理由がよく分からない。突発的なアシストランキング上位の選手の交代の結果、突発的な怪我で試合が壊れるというのは、監督の采配がよくないという話である。その他の病理の1つが言うんだから間違いない。

というわけで、よくもわるくも規定どおりの敗戦であり仕切りなおしである。こういうとき、クソむかつく選手がいない広島というチームは素晴らしいと思う。浦和レッズはもちろん最悪。けれど、ようやく、天敵ばかりのホーム戦も終わる。繰り返すけれど、仕切り直しである。次の試合は8月29日にアウェイでのベガルタ仙台戦。とりあえず、対戦成績や最近の試合内容など、弱小チーム対戦相手に持つ期待は、そのまま深刻な病気に直結し、降格という死への近道となる。病名は、「いつものパターン」という。そのため、ただ粛々と現実を見据えるばかりである。生も死も、扉の外では何も出来ないことが多い。ことのほか、多い。

U-22代表への召集、当日になって辞退って、うぉい[編集]

8月23日、本当にろくでもないニュースが飛び込んでくる。なんと、心に来る敗戦続きのせいで映像や試合記録をチェックする気力も残っていないことがばれる。広島戦の結果だけ見て塩谷司選手のゴールということでどーせいつものセットプレーだと思ってやさぐれて記事にしたらば、思いっきりオーバーラップからの得点でした。しかも、そのことに気づいたのが1日後。というわけで、そんな今までで最低最悪の記事のミス話はおいておくとして、8月23日から26日にかけて京都で行われるU-22日本代表への選手の選出についての話を少々。

サンフレッチェ広島戦で負傷した小泉慶選手がそこから外れるのは当然として、急遽、川口尚紀選手も怪我が発覚。U-22代表の合宿を辞退することとなり、アルビレックスからは水戸ホーリーホックへレンタル移籍した鈴木武蔵選手のみキャンプ召集という話になる。あわせて、右SBが誰もいなくなる。正確に言うと、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手は右SBも可能であるものの、後はユース所属の長谷川巧選手しかいない。

どないすんねん。

しかし、ということはつまり、若手選手にとっての大チャンスである、という話と、仮に舞行龍選手や長谷川選手を差し置いて、他のユーティリティプレイヤーが化ける機会を得たという話でもある。実際、アルビレックスの右サイドは、三門雄大元キャプテンや小泉選手といった、どこのポジションでも可能な選手が切磋琢磨する機会を得たという話と同時に、長く、長く、長く待ち望んだ松原健選手の復帰が鍵を握る、かもしれないという話でもある。とりあえず、こういった危機についての対応が、これから先、降格の危機にあるチームには大事になっていく。

もちろん、アルビレックスが対応に大失敗してそのままJ2に直行する可能性も高い。あわせて、広島戦についての加藤選手の交代については、前半の時点でボールがよく見えなくなったと自己申告したことによる模様。もちろん、次の試合に出場できるかは微妙であると同時に、なして新潟だけこんなことになるんだろうか、そんな思いを3年ぶりに抱くものである。知ってるけど。

連鎖するから新潟なのか新潟だから連鎖するのか[編集]

全力で横道にそれる。8月24日に放送された伊集院光 深夜の馬鹿力で、日本各地のバッティングセンターを携帯自転車で巡ることを趣味としている伊集院光氏が新潟県を訪れるという話が放送され、これがもう、実になんと言うか、その、不幸の連鎖という笑いの王道を地で行く話となっていると同時に、その王道を見事に体現しているのがあるびれーっくす。そらあ、伊達に尽きぬネタの泉呼ばわりはしませんわ。というわけで、8月28日に小泉慶選手の怪我の詳細が発表され、疲労骨折により全治三ヶ月で今シーズンがパアになっただの、元ヴェルディユースに所属していて、現在慶應義塾大学のサッカー部、正式名称を「慶応大学ソッカー部」に所属するMF端山豪選手の来期アルビレックス入団が内定しただの、さらには、先に入団が内定していた元アルビレックスユースで筑波大学サッカー部の早川史哉選手とともに特別指定選手に登録、秋からの試合出場が可能になるだのといった立て続けな話が、実は世間一般では笑いを伴うということを教えてくれる。

あわせて、この放送内で語られている8月20日以降の新潟の天気については、ほぼ脚色なし、事実である。それぐらい、ろくでもない天候であったと同時に、秋口に再度新潟県を訪れるという話をした伊集院氏について、2015年の7月26日から9月13日にかけて行われる大地の芸術祭がらみで、普通の放送人は決して取り上げない素晴らしいネタが取りそろっているところに気づいた、かもしれない。とりあえず、新潟は連鎖する。よくも悪くも。

不幸の連鎖回避術 アウェイベガルタ仙台[編集]

8月29日、いろいろなことが多すぎた翌日のアウェイベガルタ仙台戦。早速、端山豪選手がベンチ入りするとともに、小泉慶選手の穴を埋めるため、主に右サイドで爆走を続けていた加藤大選手をボランチへ移動させると同時に空いた右サイドへは佐藤優平選手が入ることとなる。あわせて、なぜか足の違和感が回復した川口尚紀選手がスタメンに名を連ねることになるんだけれども気にしない。どこぞの浦和レッズでは東アジア杯で代表に召集されたものの、怪我で休んだはずの柏木陽介選手が、大会が終わった直後に見事に回復、精度の高いセットプレーが大嫌いなアルビレックスファンを心底嘆かせたというついこの間の話があるため、信頼されていないサッカー協会にはつき物のよくあるケースである。

なお、協会が審判の質の問題にちゃんと取り組んでいたら勝ち点という意味でここまで追い詰められることは無かった。本当に、こんな話にはならなかった。

というわけで試合である。この試合、ついにというかようやくというかやっというかなんというか、柳下正明監督はアウェイでの勝ち点奪取にこだわるという、2012年を思い出す現実的な選択をした結果、ビルドアップが大好きすなわち後ろの穴に攻撃されるケースが多発すぎの両サイドバックの攻撃参加を自重させると同時に、ベガルタの攻撃陣からの圧を中盤で吸収、最終ラインでしっかりといなすいなす。その結果、前半の時点でベガルタから押されまくるものの、最終ラインでしっかりと防御。逆にカウンターを狙うという、前半に得点のにほいがあまりしない戦術をしてくれたおかげで、前半は0-0で終了。けれど、0-0上等あわよくば0-1、相手が疲れてから勝負という話はカウンターを警戒するベガルタの守備陣にとっては大きなプレッシャーであり、その結果、試合を壊すレベルで混乱するのだから世の中は恐ろしい。

ちゅうわけで、後半14分。クリアボールからのカウンターの場面、ベガルタDF上本大海選手と競り合いで山崎亮平選手が一歩抜け出してボールに触ろうとした瞬間、上本選手がユニフォームに手をかけずに首に手をかけて後ろに引き倒してしまい、一発レッド。さすがに首はやばいて首は。というわけで、相手守備陣の混乱から一気に有利となったアルビレーックスであったものの、そこからが厳しい厳しい。そらそうだ、1人退場した時点でベガルタは引き分け狙いでカウンターで一発という、まさにアルビレックスが今までやってきた戦術に移行。逆にアルビは数的優位の中で圧をもってベガルタゴールをこじ開けるという、まったく逆の立場に立たされるものの、そこで点を取れるような圧を出せるんなら世の中は苦労しない。結果、日本代表に選出されたGK六反勇治選手の元で必死に守るベガルタゴールを攻めあぐねるシーンが続くことになる。

んだけれども、最後の最後。あるびれつくすふぁんが忌み嫌うあのセットプレーで試合が決着するのだからおとろしい。というわけで、攻めあぐね続けた新潟は後半49分、CKが一度跳ね返された後のこぼれ球を再び放り込むと、指宿洋史選手がキープ、PA内でのドリブル、シュートがDFに当たってこぼれたのが、なんとドフリーの山本康裕の目の前。ということで、最後の最後のワンチャンスを見事にゴールに叩き込んで0-1、直後にタイムアップ。

言葉?できるか。

というわけで、勝ち点21で15位のあるびれつくすは勝ち点26で14位のベガルタに勝ち点差2にまで詰めると同時に、見事下位集団からの抜け出しに成功。もしくは、ベガルタを下位集団に引き込むことに成功。やはり、度重なる不幸から逃れるには、誰かを巻き込むに限る。誰かを巻き込むに限る。次の試合は9月2日、ナビスコ杯決勝トーナメント浦和レッズ戦である。なお、リーグ戦は9月12日のホーム横浜F・マリノス戦まで待たないといけない。

9月の途中まで[編集]

本来であれば夏場から発揮されるはずの、地獄の春キャンプでの走りこみによるスタミナ増が、なぜだか、全然発揮されなかった2015年の8月。無論、浦和レッズやサンフレッチェ広島といった相性最悪の相手がいたせいでもあるけれど、清水エスパルスを突き放せず、10人のベガルタ仙台に危うくドローに持ち込まれかけたように、むしろ、開幕から半年かけてもなお、アルビレックスについてはレオ・シルバ選手を中心とした戦術の再構築を行っているのが現状である。レオ・シルバ選手が何から何までやるチームから、レオ・シルバ選手が何から何までやらせるチームへの変貌を遂げるには、まだまだ時間がかかる。

秋の日や アホアピールで 浦和が負ける ナビスコ杯ホーム浦和レッズ[編集]

9月2日、代表に主力選手をガッツリ取られてスッカスカの浦和レッズに対し、なぜだか、はなっから勝てる気がしないアルビレックスファンばかりなナビスコ杯準々決勝ファーストレグ。そらそうだ。9年間勝ててないというのはそういうことだ。しかし、浦和はこの試合の前に行われた横浜F・マリノスとのリーグ戦で4-0の大敗を喫しており、その上でレギュラー3名、GKの西川周作選手、FWの興梠慎三選手、同じくFWのズラタン選手を抜かれてるんだから、これが新潟相手でなかったら若干どころではないほどの悲劇である。新潟相手でなかったら。けれど、新潟相手であっても、守備面で大きな不安を抱えての試合となる。というのも、上記3名に本来であれば付随すべき選手である、多くの新潟ファンおよび多くのサッカーファンが心から嫌いな、大っきらいな浦和のDF槙野智章選手が、この試合の直前、日本代表に選出された直後に太ももを負傷。代表から離脱するものの、なぜだか、ナビスコなら出るなどという話になる時点で新潟がなめられているどころの騒ぎではない。けれども、さすがに浦和のミハイロ・ペトロビッチ監督は今後のことも考えて槙野選手をベンチ外に送るものの、その結果、とんでもない浦和の弱点が露出することになる。

それは、いつもの浦和の審判コントロール、もといゲームコントロール術が破綻した瞬間である。

というわけで、前半。この試合は詳細に語る。心から語る。レッズファンの皆さんは諦めてください。というわけで、試合開始直後から、アルビレックスの中盤と浦和の中盤がかっきりとはまり、両チームともシュートにすら持っていけないまま時間だけがただ経過。見てて面白くもなんともない光景が続くことになるものの、この試合、審判のファールに対する浦和の抗議が緩かったことが、その後の悲劇、アルビレックスにとっては快哉したくなるほどの喜劇につながる。というわけで、粛々と進み進んでいく試合の中、前半ロスタイムの47分。センターラインやや手前でレオ・シルバ選手がファールをもらうと、浦和の選手がまたぞろ厳しい判定であることをアピール、しているところを後ろから大井健太郎キャプテンが速いリスタートで前線にボールを放り込むと、審判へのアピールで一瞬気が削がれた浦和DF陣の背後に綺麗に抜けた山崎亮平選手が見事なトラップで足元に納め、そのままシュートを突き刺してアルビレックスが先制、1-0。

うざいアピールって審判の判断力も殺すけど、味方DFの集中力も殺すことが判明すると同時に、心から笑った笑った。すっとした。槙野選手がいないということはつまり、そういうことである。というわけで、抗議とアピールで相手の時間と集中力をそぐと同時に、劇団浦和、別名を接触プレーでわざと倒れた後、相手からスポーツマンシップという名の甘えをもらってちゃっかり時間を稼ぐ技術は、そのまま自分達の集中力だって切るわけだ。その結果、早いリスタートでバタバタになり、倒れてるのをガン無視されボールを出すようアピールしても相手にされないで大ピンチ、という話は、これから先、心から、本当に心から全てのチームにおいて、浦和レッズ戦の際に参考にすべき話である。あわせて、そういうプレーに徹したほうが審判もちゃんとしたジャッジを続けることができるわけだから。

そして、望外な先制からさらにアルビレックスに試合が動くことになる。後半5分、加藤大選手のロングシュートを浦和のGK大谷幸輝選手が弾くと、直後のCKで、加藤選手からファーに蹴りこまれたボールを山本康裕選手が折り返し、大井キャプテンがさらに競ったところを、ドフリーになったフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手が押し込んで2-0。

きれーに、計算されたせっとぷれえの動きであったことがまず驚愕であると同時に、浦和のバタバタディフェンスが実にまったく驚きであると同時に、わーいンヶ月前のあるびれっくすだー、わーい。という実感が沸く沸く。やはり、精神的支柱というものが失われたらこういう話になってもしょうがない仕方ない。それも、代表に選出されたGK西川周作選手と槙野選手への依存が強ければ強いほど、浦和のこれからが心配になる。

もちろん、浦和の今後とかいう話以上に、その他の4人の選手がいない、帰ってこない9月6日に行われるナビスコ杯のセカンドレグが待ち遠しくて仕方がないというのもまた、あるびれつくすふぁんの偽らざる思いである。んで、そんな思いがさらに強くなったのが後半11分。

アルビレックス右サイドから舞行龍選手が前線へフィードを送ると、槙野選手と同じぐらいうざいことで知られている森脇良太選手とのマッチアップに勝利した山崎選手が、ファーストタッチ一発でボールを後ろの空いたスペースへ送り、体は反転させ、ジャンプして競ってきた森脇選手を置き去りにしてPA内に突進。そこに反応してPAに進入した加藤大選手にクロス、それを加藤選手がなんとスルー、大谷選手が思いっきり釣られると、その後ろに走りこんでいた指宿洋史選手が見事に流し込んで3-0。この時点で、多くの新潟県民の脳汁がやばいことになったと同時に、不満、不安、愚痴、ストレスなどの負の感情からくる一体感をエネルギーにしている某ナントカペディアで、ひっさしぶりにエネルギーが枯渇。逆に、あふれんばかりの喜びの感情の制御が追いつかず、関連動画および試合に関する書き込みをチェックするため、正々堂々途中まで書いた文章を放り出したことは秘密である。

しかして、3-0という点差がついたこの試合。浦和レッズとしては、4日後のホームでの試合に向けてこのまま失点を抑えるという話もありえたものの、浦和のミシャ監督は後半17分に一気に3選手を交代。両サイドのWBである平川忠亮選手と橋本和選手を宇賀神友弥選手、関根貴大選手に交代させると、ワントップに据えた李忠成選手に代えて高木俊幸選手を投入。試合を一気に0に戻すレベルで再構築を図る。けれど、運動量の多いポジションに動ける選手を投入することで、普段の浦和を再現しようとしたものの、基本、前掛かりとなって劣勢を挽回しようとしたチームほど、おもっくそ新潟の生き様であるショートカウンターの餌食になるんだから恐ろしい。その前に、柳下正明監督は後半21分、加藤大選手に代えて大野和成選手を投入し、レオ・シルバ選手がいなかった時期に取り入れたなんちゃって3バックに移行。なお、今回はなんちゃってではなく、純粋に浦和の両サイドからWBがビルドアップするのを両SBが防ぐためのフォーメーションチェンジであり、この時点でほぼ浦和は終了。攻め手がほぼ潰えると同時に、後はもう、新潟の新潟による新潟のための20分となる。

後半30分、接触プレーで浦和の選手が倒れると同時に、一気に新潟がカウンター。劇団を視聴、もとい倒れた選手を見ているのがレッズの選手のみという中で、指宿選手と山崎選手がワンツーで浦和陣内に切り込むと、最後は森脇選手をフェイントで交わしてシュート、見事にゴールに突き刺さって4-0。その直後に、残留争いを勝ち残る一手としてようやくというかついにというかなんというか、山崎選手と交代でラファエル・シルバ選手が2ヶ月ぶりに復帰。どんだけ、新潟ファンの心をゆるがせるんだかもう。で、直後の後半32分。こりゃまた森脇選手とのマッチアップでラファエル選手が森脇選手を交わそうとしたところを、森脇選手ががっちりと肩を掴むマリーシアを行う。もちろん反則であり、審判が笛を吹く寸前、カードが出るか出ないかという微妙な時間でも、やられたらプレーが乱れるこの行為には、もちろん浦和の培った審判コントロール術の1つであり、それだけやる価値はあるプレーである。反則だけど。けれど、そういったあからさますぎて判断しづらい反則に対し、ラファエル選手がとった手段が、実にまったくとんでもない。

森脇選手の顔面にエルボー。無論、偶然であり、そもそも肩を掴まれている以上、外そうとして手を振りほどこうとして当たっただけであるのだろうけれども、もちろんイエロー。森脇選手が掴んでなかったらレッドカードもありえる行為であり、その結果、森脇選手がノーカード。いやー困った困った。ただし、どれぐらいの新潟ファンが、サムズアップをしたかについては、考えないであげてください。手をグーにして、親指を立てながら、グッジョブと心の中でつぶやいたことについても、特に考えないでやってください。けど、まぁ、うん、なんだ、そうされても仕方ないことをし続けた以上そうされても仕方ない

その上で、後半37分。もはや精神的に死に掛けている浦和の選手をあざ笑うかのように、指宿選手とラファエル選手がコンビプレーでDFを翻弄。空いたスペースに単騎でラファエル選手が抜け出すと、そのまま永田充選手と併走しながら最後の最後でスピードで引きちぎってシュート。見事に突き刺さって5-0。まぁ、あれだ。人間、喜びすぎると無感情になりかけるなあと。後、9年間勝ててないってのは、こういう弊害をもたらすんだなあと。こんな喜び、普通に喜べるような人生を送るには、ちょとばかし、新潟が2003年にJ1に昇格してから、新潟県に大規模災害が発生しすぎた気がしなくはない。あわせて、2012年の最終節には及ばないものの、2012年のホーム名古屋グランパス戦における5-0の勝利に並ぶ、新潟県民の記憶に残る試合になったことは間違いない。あと9年は無理でも、あと5年はこの試合を思い出すことでやっていける。ちなみに、2012年の最終節のホームコンサドーレ札幌戦と、その前のアウェイベガルタ仙台戦はアルビファンにとって一生ものである。

というわけで、ファーストレグの時点でほぼ壊れたこの試合、アルビレックスとしては9年間の思いを乗せる意味で、最後の最後で、さらに死体蹴りを行うのだからまったくもって。というわけで、後半40分。山本康裕選手と交代で、特別指定選手であるMF端山豪選手がJ1のピッチに初めて立つと同時に、J1ファーストステージ優勝チームに対して、心を込めて1週間前に入団したばかりのド新人を投入するというなめたマネをしくさるこの喜びについて、ひとえに、槙野、森脇、そして柏木陽介選手という三人がいなかったらば、スポーツマンシップおよび相手ファンの心情のことを考えて、やらないほうがよい交代である。けれども、いたんだからしょーがねえ。むしろ、その3人のうちの2人がいた以上、絶対にやるべきという話である。しかも、その投入された新人選手がもう、J1の名だたる選手を相手にテクニックを見せ付ける見せ付ける。普通、新人選手が残り5分で試合に入ってシュートするかあ?フェイントで交わすかあ?というわけで、ナビスコ杯のセカンドレグがとてつもなく楽しみになる。と同時に、試合はそのまま5-0でタイムアップ。けれど、4-0からの5-0という、レッズの選手陣の精神状態が不安になる2連続の大敗を、どうやって3連続にするかを考えないといけないのがサッカーというものである。と同時に、アルビレックスの歴史に残る大勝であるため、9月6日に行われる浦和との第二戦、及び9月9日にホームで行われるサッカー天皇杯2回戦、ブラウブリッツ秋田との試合は、おもっくそ2016年を意識したメンバーで戦える。

具体的に言うと、レオ・シルバ選手を休ませられると同時に、レオ・シルバ選手以上に疲労が心配な川口尚紀選手を休ませることができる。もちろん、柳下監督の考えしだいであるけれど、過密日程の中で12日のホーム横浜F・マリノス戦を迎えるという話が相当楽になったことは、本当に朗報である。もっとも、天皇杯にはすでに大学チームで出場した端山選手および早川史哉選手の出場は不可能であり、同じくすでにマリノスでナビスコ杯に出場した上でレンタル元との試合ができない佐藤優平選手については、天皇杯でどれだけ動けるかが勝負である。もちろん、夏場から出ずっぱりの指宿選手、山崎選手の座を脅かすにはラファエル選手のこれからの試合での結果次第であると同時に、こういうところで選手の競争ができるからこその新潟である、はず。多分。けど、病後のレオ・シルバ選手を出ずっぱりにすることは、いろんな意味でやめてほしい。

アルビレックス初代監督、フランツ・バルコム氏死去[編集]

9月3日、アルビレックスの歴史の初めの一歩を記したオランダ人監督の訃報が、海の向こうからもたらされる。その人は、元読売クラブ(現東京ヴェルディ1969)の監督で、Jリーグが誕生した当時のヴェルディ川崎のヘッドコーチとして1993年のリーグ制覇に貢献。さらに、そこから見たことも聞いたこともない、新潟なんぞというサッカー不毛の地に存在した新潟イレブンという弱小チームに指導者として招かれると、その縁で、なんと1996年にプロチームとして誕生することになったアルビレオ新潟FCの初代監督に就任。元ヴェルディのヘッドコーチなどというそんなビッグネームが就任してくださるんだから、当時の新潟県民が驚くこと驚くこと。あのヴェルディのヘッドコーチが? しかもオランダ人がなして新潟に? と思った県民が多かった。さらにそこから順調に北信越リーグを連覇した結果、99年に新設されることになったJ2への参入を特例で認可されたのは、どう考えても氏の功績によるものであり、その後のJ1昇格まで続く原動力である。あわせて、その間に商標登録の問題でアルビレオ新潟がアルビレックス新潟に代わり、そして98年1月に行われた全国地域サッカー決勝でも見事に勝ち抜いて、ついに現在のJ2に当たるJFLに昇格。そして、そのままチームを元ジェフ市原監督だった永井良和氏に引き渡したことで、新潟日報に細々と記載されていた弱小チームのそれなりの快進撃が止まったと思った人間は多かった。

そんなことはなかった。まったく、なかった。そのオランダ人のまいた種から、本当に日本のスポーツシーンが代わり、サッカー不毛の地に日本屈指の人気スポーツチーム(当時)が出来上がったことは、ある意味、偶然である。けれど、決して、小さくはない偶然である。

2015年9月2日、アルビレックス新潟初代監督であるフランツ・ファン・バルコム氏が前立腺がんのため逝く。享年74歳。なお、氏の訃報を受けてアルビレックスでは6日に行われる浦和レッズ戦と9日の秋田ブラウブリッツ戦にて喪章を付けて望む旨が広報より発表されている。

楽しい惨敗ゆかいな大敗 ナビスコ杯アウェイ浦和レッズ[編集]

9月6日、鼻歌でも歌って軽く踊りながらでも楽しめる浦和レッズ戦。そらあーた、5点差という話はまさにそういう話であり、しかも、実に困ったことに柳下正明監督がファーストレグのメンバーを入れ替えずに、そのままセカンドレグのスタメンに起用する時点で、選手の疲労が本当に心配になるけれど、6-0で負ける気はしない。けど、9月9日のサッカー天皇杯でどんなメンバーになるか本当に心配になる。そして、12日の横浜・F・マリノス戦しかり。けれども、目の前の試合については、対浦和戦のトラウマを払拭確定だの、逆に浦和にトラウマを植えつけようだの、様々な思惑が出てはいるのだけれども、むあったくもって負ける気はしない。たとえハットトリックを食らっても、審判の誤審があっても、どうせまたセットプレーで失点するに違いないなど、ここぞとばかり負の記憶兼精神的な防護壁を嫌がらせのごとく打ち立てておいても、笑ってられる。これは、本当に稀有な話である。

というわけで、4-0までは笑っていられる試合。けれど、普通は勝てるに決まってると考えるんだろうけれど、という話を今思い出した時点で、どんだけ今まで精神が重傷であったかという話になるけれども気にしない。前半、いつもどおり前の試合のとおり両チームの動きはかっちりとはまり、中盤でつぶしつぶされるという光景が続くことになる。ただし、この日、埼玉県秋雨前線が通過しており、時折土砂降りとなる中で重いピッチコンディションと肌にまとわりつくユニフォームが選手の気力と体力を削っていく中、最初に浦和サイドからミスが頻発、アルビレックスが嵩にかかって攻め立てる。が、決めきれない。アウェイゴールのルール上、1点でも決めれば浦和の選手もファンも心が折れることが分かっているのに、大井健太郎キャプテンのシュートはバーにはばまれ、川口尚紀選手のシュートも前の試合で地獄を見たGK大谷幸輝選手が見事に弾くと、山崎亮平選手のドフリーで後は流し込むだけで入るはずのシュートが、ゴールのお空へ飛んでいく。いやー、うん、いつもすぎる負け試合の光景である。けど、まぁ、いいや。無失点で前半を終了したし。

しかし、そこから一気に崩れるからこそのあるびれーっくす。って、あったり前である。5連戦のちょうど3連戦目という状況で、大雨の中でスタミナを失い、1万5千人もの浦和ファンのコールの中で気力を削られる。いつもの、本当にいつもの気力が最初になえてアホな失点をして敗れるパターンである。ただ、この試合の特殊な点として、それをまったく気にしないでいい、その状況を見越して対応できるという話があるからこそ、笑ってられるられる。というわけで、後半10分。浦和のCKのチャンスから、MF柏木陽介選手の蹴った低い弾道のボールをキャプテンのMF阿部勇樹選手がヒールでコースを変えると、そのままゴール左隅に飛び込むループシュートになるという超美技が飛び出して1-0。思わず拍手どころの騒ぎではないけれど、さういえば、川又堅碁選手がこういった足元のボールの弾道をそらすテクをもっていたなあと妙に懐かしむのがあるびれつくすふぁんである。その直後、柳下監督は小林悠紀選手に代えて大野和成選手を投入。

後はもう、決死の思いで攻め立てる浦和の攻撃をびくびくしながら楽しむ光景が続くことになる。その直後の後半13分、左サイドを長躯オーバーラップした宇賀神友弥選手のクロスを李忠成選手が流し込んで2-0、いやもう心臓にわっるいわっるい。けれど、浦和の攻撃の芽を摘むためのフォーメーションにちゃんと入れ替えているため、怖いけれども対応できるんなら、6-0で負けるのは難しいと分かっている分かっている。けれども、そんな新潟ファンが一気に凍える話が後半23分に発生。阿部選手の突破を、PA直前にこりゃまた直前に山崎選手と交代で入った成岡翔選手が後ろから倒してしまい、そこでPKの判定。けど、リプレイで見るとどう見てもPA直前。というわけで、決定期を邪魔するという意味でレッドカード相当のプレーだったにも関わらず、ノーカードだったんだけれども、なぜかFKがPKに化けるという、たんのしい誤審が発生。いや、うん、まぁ、その、なんだ。新潟と浦和との試合だから、そういう契約でもあるんだろう多分。もちろん、阿部選手に決められて3-0、わーどうしよう。こまつたな(棒)。後25分で3点取られたら負けちゃうなー(棒)。その後も立て続けに浦和が攻め立てる攻め立てる。強烈なシュートが何度も守田達弥選手の手元に飛び、対する新潟はほぼ攻め手がないまま全員がDFに専念という、まさにフルボッコ。なんだけれども、逆に誤審で失点してから、新潟の選手全員が異常に冷静になっており、残った2点差を最後まで最後まで失わないで優位に時計を進めるという形で浦和と浦和ファンの精神を攻撃していく。特に、後半30分に指宿選手と交代で入ったラファエル・シルバ選手は、コーナーフラッグ付近でボールキープボールキープ、相手に取られそうになっても、しっかり相手に当ててスローインを勝ち取り、見ている浦和ファンの子供が確実に新潟が嫌いになるプレーを全員がしっかりと行い続ける。

安心してくれ。新潟ファンの子供達は、もっと浦和が嫌いになるプレーをまざまざと見てきたから。

そういうわけで、長い長すぎる残り25分が1分ずつ30秒ずつ削れていく。こういうとき、ファーストレグで5点もの大勝をしたことが本当に意味のあることだったと実感できる。たとえ、3-0で惨敗したとしても、別に気にすることなく時間稼ぎを行い、誤審で混乱することもなく、セットプレーで美技を見せ付けられても、動揺する必要もないわけで。試合はそのまま3-0で新潟の惨敗。実に心地いい惨敗。ちゃんとしたゲームプランに則り、選手の怪我もなく、天皇杯で出場が濃厚な選手の途中出場も果たした上で、唯一やってはいけない6-0という大逆転劇をしっかりと回避。無論、本来であればファーストレグ並みの大勝利で浦和に逆トラウマを植えつけられれば最高だったわけだけれども、んな単純な勝利はテレビで連呼するだけでいい。淡々とやるべきことを積み重ねてこその勝利であり、チーム方針である。なんにせよ、ナビスコ杯ベスト4進出の結果、2000万円の賞金が、ビンボーでカツカツなあるびれつくすの懐に入ることは朗報である。あわせて、ナビスコ杯準決勝の相手はガンバ大阪であるわけだけれども、なぜだか、どうしてだか、10月7日、11日に行われる準決勝の裏で、8日に日本代表のシリア戦、13日にイラン戦が組まれており、当然のことながら、アルビは2戦続けて怖い怖いGKである東口順昭選手及びFWの宇佐美貴史選手、そして右SBの米倉恒貴選手が抜けた状態の相手と試合を行うことになる。なお、心から、追加召集でもう1人、とか思わなくもないけれど、よくよく考えてみると、それは日本代表の危機である。あわせて、あるびれつくすの日本代表選手が復帰する可能性もあるので、今回はそれでOKとする。

次の試合は9月9日、ホームでブラウブリッツ秋田との試合である。なお、9月6日にJ3の首位を独走するレノファ山口を破っての試合となるため、決して気を抜いてはいけない相手である。けど、絶対にターンオーバーはしないといけない相手でもある。残留のために。何より、2016年に向けての積み重ねのために。などと書いてもまぁ、全ては柳下監督の考え一つなわけだけれども。

ターンオーバー 天皇杯2回戦ホーム秋田ブラウブリッツ[編集]

9月9日、台風が日本を直撃した日に行われるサッカー天皇杯2回戦。柳下正明監督はナビスコ杯アウェイ浦和レッズ戦から一気にスタメン全員をターンオーバーすることを決断。その結果、アルビレックスで公式戦に初出場する選手及び2015年初スタメン選手だらけになり、めんどくさいのでスタメン及びベンチメンバー全員を記載する。まず、30代を迎えた選手からキャプテンとしてMF成岡翔選手が先発。そこに2015年初スタメンのGK黒河貴矢選手、怪我明けのFW田中達也選手の3人がチームの重きを担うとともに、リーグ戦スタメンを狙うサブメンバーからはCB大野和成選手に左SB前野貴徳選手、そしてMF佐藤優平選手にFWのラファエル・シルバ選手がこの試合の鍵を握る。さらに、若手選手として右MFの平松宗選手のほか、ついに新潟の誇る酒井家三兄弟の末弟であるCB酒井高聖選手が公式戦初出場。そして、若手選手も若手選手、それこそ2種登録のユース選手からは右SBの長谷川巧選手16歳と左MFの宮崎幾笑選手17歳がこりゃまた公式戦初出場を果たすこととなり、秋田ブラウブリッツのファンからその年齢が驚かれる驚かれる。なお、長谷川選手については、それまで酒井高徳選手のもっていたアルビレックスの公式戦最年少出場記録17歳を大幅に更新。あわせて、ベンチメンバーとして第三GKの川浪吾郎選手、FWラファエル・ハットン選手、2種登録の斎藤宏太選手18歳のほか、12日の横浜F・マリノス戦に向けて絶対にベンチから出したくない加藤大選手、小林悠紀選手、川口尚紀選手が登録されている。

つまり、公式戦における試合勘のある選手がほっとんどいない。スタメンでは成岡キャプテンと大野選手、佐藤選手、そして怪我明けでだいぶ調子の出てきたラファエル選手ぐらいしかいない。けれども、秋田ブラウブリッツのスタイルについては、9月6日に行われたJ3レノファ山口戦から察するに、大嫌いな、繰り返すけれど、大嫌いな、心底嫌いな絶対に天皇杯で当たりたくない強スタミナ、強運動量、強セットプレー、強い当たり大歓迎という、どこかで見たような、セットプレイの成功率以外、北陸のとあるオレンジ色のチームにそっくりなスタイルではなく、連携を重視しテクニックで相手を崩し、若手選手の育成でやっていこうという、その、まぁ、刈り取り命、ショートカウンターこそ人生というアルビレックスが大好きなタイプのチームである。

そのため、試合は前半から佐藤選手の刈り取りを中心に、前線の田中選手、ラファエル選手の個人技で崩す展開の中、ところどころで秋田の連携がアルビレックスの若手選手を襲うという一進一退の攻防となる。とりあえず、なして高聖選手が酒井家の最終兵器と呼ばれるかが分かった。最終ラインで無謀なタックルをして新潟ファンの精神を攻撃するからだ。ただし、ちゃんとGK黒河選手のDF陣へのコーチングが利いているため、思った以上にピンチもない。ただし、チャンスもない。こりゃあ、連戦の上、雨で重いピッチで秋田の選手のスタミナが切れる後半勝負かなあと思っていたらばしかし、前半36分。黒河選手の前線へのフィードに対し、秋田のDF陣が一瞬だけ混乱。そこをスルスルと抜けたラファエル選手が持ち込んでシュート、見事にネットを揺らして1-0。この1点で楽になる。本当に、楽になる。そして、前半はそのまま佐藤選手が中盤で秋田の連携を切って切って切りまくって終了。

とりあえず、鬼スタミナでかつ強運動量、その上、レオ・シルバ選手を側で見て、一番プレイスタイルが似ている選手が、2013年にJ1を席巻したプレーを秋田相手に披露する。ただし、運動量と追い込むスピードはまだまだ本家レオ・シルバ選手に及ばないけれど、連携で崩す相手に、あのスタイルは本当に効く。その上で、公式戦初出場を果たした新潟の若手選手もまた、体をぶつけることをいとわない。そのため、この試合はアルビレックスが反則にならない体のぶつけ方、ボールの奪い方をチームの思想の1つとして徹底していることがよーく分かる試合になる。そして、後半も基本的には、中盤でぶつかる、佐藤選手が寄せる、パスが乱れる、その後を囲んで奪い取るというシーンが続くこととなり、たまにアルビレックスの最終ラインにこぼれたボールについても、大野選手他、センターバックとキーパーで上手に対応。ただし、一部例外あり。その結果、ただでさえ連戦で厳しい秋田のパスワークをチーム全体でズタズタにしていく。そして後半5分。右サイドで佐藤選手からのパスをフリーで受けた長谷川選手のクロスを、田中選手がダイビングヘッドで当てて2-0、ユース選手がゴールに絡むという、若手育成がチームのエンジンであるアルビレックスにとって最高のゴールが決まると、さらに後半11分にはラファエル選手の強引なドリブルからのシュートを、秋田のGK松本拓也選手がすんでのところで弾いたところを、トップスピードで走りこんだ田中選手が押し込んで3-0、試合を決定付ける。

その後は、後半17分に宮崎選手に代えて斎藤選手を投入。さらには30分に田中選手に代えてハットン選手を投入するなど、まさに新規選手を試すだけ試す試合となり、その上で、佐藤選手がおっそろしく使えることもまた分かる試合となる。無論、レオ・シルバ選手の代わりとしてはまだまだであるけれど、レオ・シルバ選手を休ませられる選手として、本当にチームにとって重要な存在となる。そして後半41分。佐藤選手のアシストから斎藤選手が公式戦初ゴールを決めて4-0。とりあえず、2012年まで彼を育てたモンテディオ山形の関係者の皆さんに感謝の意を表するとともに、改めて、J1に残留することの意味を深く心に刻むものである。

試合はそのまま4-0でアルビレックスの勝利。てゆうか、戦術佐藤の勝利。改めて言う。これがJ1トップレベルの美しい連携に10年にわたって苦しめられた貧乏チームの行き着いたスタイルである。寄せて当ててこかして囲んで奪う。そのために、いろんな夢を捨てなければならなかった。本当に、捨てなければならなかった。あわせて、次の試合は12日にホームで横浜F・マリノス戦である。あわせて、天皇杯3回戦は1ヵ月後の10月14日にホームで徳島ヴォルティスを相手に行われる。

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