2015年のアルビレックス新潟・第六部

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2015年のアルビレックス新潟・第六部

毎年毎年こんなくそくっだらねえ駄文を書き連ね続けていくと、分からずとも分かってしまう話がいくつかある。とりあえず、伊集院光のラジオの口調がどれだけ文章に活かしやすいかという話のほか、Yahooのスポーツニュースにおけるアルビレックスの記事の扱いの少なさや、更新の遅さ、何よりそのうっすい内容を見るにつけ、なしてアンサイクロペディアのほうが質がいいんだろうかという話になる。なってしまう。まぁ、その理由が嬉々としてアンサイクロペディアでFIFA電通のスキャンダル、さらにはまったく盛り上がりを見せないNGT48といった駄文の部分にあるわけだけれど、こればっかりはしょうがねえしょうがねえ。つまり、誰も拾おうとしないほぼ無関係なネタを無理やりに関係するとして大々的に掲げるからこそ、価値が生まれ、興味が生まれ、クソみたいな残留争いを、ほんの少しばかり休む余裕ができるわけで。曰く、電通は貧乏神だのFIFAスキャンダルに巻き込まれることが確定だの、鄭夢準と一緒に地獄へ落ちろといった話の裏には、そういう話を出来ない既存のマスメディアとそういう話を欲する人間の知的好奇心、さらには、夢も希望もない残留争いから逃れたい書く側の心境が存在する。

あわせて、2007年から向こう8年間続く日本サッカー協会とのマーケティング契約が2016年1月1日で切れたけど、更新できたかどうかといった、どっかの誰かが隠したくて隠したくて仕方がない情報を大笑いしながらアンサイクロペディアでネタにするんだから、そらあ、アルビが情報産業から嫌われるのも仕方ないかもしれない。

けれど、ご安心ください。そういうとてつもなく大事な情報を隠されたほうとしては、隠す側が死ぬほど嫌いであると同時に、そういった情報を記載することで、バカ笑いを簡単に発生させることが出来る。そういった、知的好奇心を満たす空気というものほど、どうでもいい一地方チームの残留争いでも民主党政権の大スキャンダルでも何でも、時間稼ぎに有効利用できる。だったら、心を込めて利用する。そして、そのやり方を模倣する。まぁ、だからこそ、アルビレックスに深く関わる新潟日報のスキャンダルもまた盛大にネタにせざるをえなくなる。と同時に、なぜだか、各種マスメディアが新潟日報を攻撃しまくるというシーンにもぶち当たるわけだけれども、こればっかりはしょうがない。

で、なしてこんな話をするかというと、残留争いが佳境に入れば入るほど、とにかくとんでもなくとてつもなく、駄文だらけ、いらぬ情報だらけになるためである。心を込めて、だらけになるためである。なら、電通やFIFA、鄭夢準を心を込めて攻撃するのも仕方ない。

9月[編集]

んぐおうえいいいぶっへ ホーム横浜F・マリノス[編集]

9月12日、喜びに満ち溢れたカップ戦から、再度現実に引き戻しての横浜F・マリノス戦。ここまでリーグ戦4連勝という絶好調マリノスを相手に、天皇杯でのターンオーバーが大成功、チーム全体の意気も高いままベストメンバーで望むアルビレックスという構図のこの試合は、まず何よりもセットプレーが怖い怖いマリノスを相手に、いかにファールを少なくするかを焦点に、という話はほかのチームの場合である。そもそも、基本、当たりの強いアルビレックスとしては、中村俊輔選手のセットプレーを怖がる前に、審判の感情をちゃんと考えないとまっずいなんてもんじゃないってのは、どこぞの浦和レッズ戦で心の底まで思い知っただろうに。

今のうちに言っておく。この試合はアルビのほうが悪い。とりあえず、本当にまったくもって自分及びチーム全体の感情もそうだけれど、審判の感情のコントロールをちゃんと学びましょうという試合になるのは、若干の不運もあるけれど、やはりあるびれつくすの心構えがよくない、という話になる。

前半、セットプレーで一発をもつマリノスと中盤での刈り取り&ショートカウンターを狙うアルビレックスの試合は、大方の予想通りにまずは中盤でガチバトル。で、直後に分かったのは、これがまた、マリノスの選手もマリノスの戦術もまた、ファールをもらうのがうめーんだなあ。けれど、そういったファールのもらい方をするチームであるならば、それに合わせて審判の笛の傾向をもうちょっと考えておくべき。だったにも関わらず、残念なことに、アルビレックスがそういうチームだったことはない。まったくない。とにかくない。その結果、奥の深いキープ、得意な足ではなく、相手選手側から離れた足元でボールをコントロールするマリノスに対して、アルビレックスの選手の足が届かないときたもんだ。ボール、もしくはボールごと足を刈り、さらには、足が足だけに直接当たるときたもんだ。結果、新潟ファンが見ても納得のイエロー、もしくは、思わずため息をつきたくなるファールが連発されることになる。幸い、怖い怖いPA手前での中村選手がFKで叩き込みやすい場所でのファールはほぼ避けられたものの、んまああ、中盤の刈り取りの質がまずいやばいまずいやばい。前半36分に刈り取り名人であるレオ・シルバ選手がイエローをもらった時点で普段と違うことを把握しなければまずかったのに、結局最後までそのまま。これは、明らかにアルビサイドのミスである。しかも、その直後に別の場所でゲームが壊れる音が聞こえるのだからもう。前半41分、相手選手との交錯でコルテース選手が負傷、急遽、前野貴徳選手が入る時点で、このゲームの崩壊はすでに始まっていた。

そんなことがまったく分からないまま迎えた前半ロスタイムの48分、右サイドの川口尚紀選手がファールをもらうと、加藤大選手のFKを大井健太郎キャプテンが頭で合わせると、一度はGK飯倉大樹選手の手が弾くもののボールは無常にゴールに飛んでアルビレックスが先制、1-0。その直後に前半終了。で、まさか、ホームチームが1点リードという素晴らしい状況から、45分の間に試合とファンの心が壊れるなんてオチは、あるびでなかったら普通は思わないし存在しない。けど、まぁ、あるびだし。

そして始まる後半。徐々にマリノスの笛以上に、審判の笛がアルビレックスに襲い掛かってくる。そらそうだ。連戦で選手が疲れてるせいで、体を当てる際に相手を転ばさない上手な当て方が出来ない上、これがまた、マリノスの選手の体幹がつええのなんの。怖い怖いエヒメッシ齋藤学選手はもとより、U-21ブラジル代表で10番を背負ったこともあるアデミウソン選手がボールを持つと、ファールか、もしくはファール寸前の当たりでないと止められないときたもんだ。そのため、今回の試合の主審である飯田淳平氏についてはアルビレックスにとって取られたファールのダメージ以上に、マリノスが取られなかったファールのありがたさのほうが大きい。けれど、だとしてもそれ以上にアルビレックスのダメージ、別名、審判への心証が後半から徐々に心の堤防を越えていくこととなる。てゆうか、前半11分に加藤選手がイエローもらった3分後、同じく加藤選手がボールをロスト、取り返そうとして、審判の目の前で思いっきり手を使って小林祐三選手の突破を妨害、もちろん、即座にイエロー。即座にレッドカード。

3分で、イエロー2枚。で、レッドカード。・・・

ばかあ。


なお、アンサイクロペディアのシステムとして、文字を大きくしたり小さくしたりする機能を使う際に使用する記号、{{}}の中に「大|ばかあ。」という言葉を入れることで大きな文字を表示している。そのため、これほど書いていてシステムと気分が一致した瞬間はない。とりあえず3分で黄紙2枚という時点で、審判の心情なんざどこぞののソーラーパネル設置工事と同じで、安易に心証を削ったせいで、大きく害した主審の感情が堤防を越えて一気に決壊するのはごく当然な話。強烈な当たりが持ち味のアルビレックスのスタイルは、こういった考えないプレーが出てしまうと、一気に崩壊していく。もっとも、アルビレックスのプレイスタイルてえものはそれしかないんだけれどもさ。しかも、審判の心に雨を降らせてるのも無理なファールを連発するあるびれつくすなんですが。けれど、そんなギリギリなふちまで水位が上がっても、そう簡単には決壊しない。実際、審判は試合を壊さないのが普通である。そうでない審判は当然いる。けれど、その普通のジャッジでも1人の選手の散漫なプレーのせいで一気にレッド、一気に試合が崩壊というのもまた当たり前の話であると同時に、味方からバックファイアを食らったファンも関係者もたまったもんじゃない。というわけで、1人少なくなったアルビレックスは、急遽、山崎亮平選手に代えて端山豪選手を投入、4-4-1で試合に臨むものの、もう後は後はひでえひでえ。主審及びマリノス関係者に申し訳ないレベルで、引き出しにそれしか入ってない強引なディフェンスでゴールを守るものの、そこはそれ、現在4連勝中のマリノスなわけで、後半19分、斎藤選手の突破からPAでの攻防を経てこぼれたボールを受けたアデミウソン選手が、えっぐいシュートをたたっこんで1-1。なお、アルビレックスファンの心には、「大|ばかあ。」の言葉が鳴り響く鳴り響く。

しかし、試合はまだ30分も残っている。というわけで、後は、19日に行われるアウェイヴィッセル神戸戦に向けて、ぐわらぐわらと崩れ去るあるびれつくすを見守るだけのシーンとなる。後半24分、イエローの累積がリーチだった川口選手が、斎藤選手とのマッチアップの中でついにイエローをもらって次節出場停止。そして、後半26分に柳下正明監督は怖い怖い、別の意味で怖い小林悠紀選手に代えて成岡翔選手を投入。穴をふさいで勝ち点1をもぎ取るという意思を明確なものにするんだけども、後は、うん、その、なんだ。心折れるわ。幸い、後半33分にマリノスのエリク・モンバエルツ監督は中村選手に代えてこりゃまた体幹が強くてドリブルで仕掛けられる仲川輝人選手を投入、ズタボロのアルビに止めを刺そうと動いたものの、逆にセットプレーが怖くなくなった結果、あるびれつくすの刈り取りはその強さを維持。それをスルーする審判に申し訳ないレベルで、荒いプレーでぎりぎりのところでの失点を防ぎ続けたのだけれども、残念というかなんというか、最後の最後で天罰がやってくる。試合のほぼラスト、どうってことのないプレーで後半48分にレオ・シルバ選手が2枚目のイエローをもらって、すなわちレッドカード。すなわち次節出場停止。んぐおうえいいいぶっへ。多分、もっとひどい喚き声が多くの新潟県民の心にこだました。そらあ、試合後に柳下監督が審判の質について言及するのもしょうがない仕方ない。実際、マリノスには一枚もイエローが出されておらず、アルビに負けず劣らず手を使ったプレーもあったことから、選手と監督とファンの気持ちは分かる。けれど、やっぱり、この試合のジャッジはホームのアルビレックス寄りだっといえる。やはり、斎藤選手やアデミウソン選手といった体をぶつけてもバランスを崩さない選手を押さえ込むのに、審判の心証を維持しないで、最後まで試合を壊さないジャッジを期待するのは無謀すぎる。

とりあえず、試合はそのまま1-1でドロー。ビッグスワンをブーイングが包み込むものの、違う視点で言えば絶好調マリノス相手に2人退場した試合での勝ち点1は重要である。下位3チームのうち、16位の松本山雅と17位の清水エスパルスが引き分けたことから、降格圏までの勝ち点差は4のままであるため、離せなかったことはやはり厳しいものの、詰められなかったことは相当に大きい。その上、それでも勝ち点を26まで引き上げたアルビレックスは、次節、勝利した上で、14位のヴァンフォーレ甲府が敗北すれば14位に浮上できる。本当に、たとえ9人であったとしても、勝ち点1は重要である。あわせて、荒いプレーというものは見てる子供たちの心証もがっつり削ることを考えないといけない。ハードなプレーと荒いプレーというものは違う、少なくとも、ハードなプレーはちゃんと状況を考えてできる。けれど、一部の選手に自分とボール以外を考えずにプレーされると、チームがいろいろと大変になっていく。

とりあえず、次の試合、左SBのコルテース選手に左MF加藤選手、右SBの川口選手にボランチのレオ・シルバ選手というキープレイヤーがどこまでもいないという、悪夢どころの騒ぎではない悪夢の試合である。一応、左SBは前野選手、ボランチは佐藤優平選手、左MFは端山選手まではいいとして、右サイドバックは、天皇杯で活躍したユース登録の長谷川巧選手か、もしくは端山選手と同じく大学生の早川史哉選手、そして本職ではないCBフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手を起用するしかない。どれもこれも、一長一短、ではなく、短い。確実に、短い。けど、まだ、フォーメーションを組めるだけマシである。繰り返すけれども、次の試合は9月19日にアウェイでヴィッセル神戸戦である。

チャレンジが出来る環境を アウェイヴィッセル神戸[編集]

9月19日、アルビレックスファンが半ば諦めつつ、心ひそかに新戦力の台頭を期待するアウェイヴィッセル神戸戦。というのも、この試合のメンバーは天皇杯で活躍した佐藤優平選手にラファエル・シルバ選手、前野貴徳選手がスタメンに名を連ね、さらには夏に新加入したCBイム・ユファン選手が初出場。右SBにフィッツジェラルド舞行龍ジェームズが入ることで、確実にいつもと違う新潟になる。なんにせよ、こういうチャレンジというものはカップ戦か、レギュラーが4人もいなくなる悲劇の後でなければ楽しむことはできない。

というわけで、柳下正明監督はアルビレックスのいつものスタイルであり、ある意味もろ刃の剣である戦術を、この試合では手控えることをまず選択。すなわち、両サイドバックのビルドアップを抑え、ラファエル・シルバ選手の個人技及び指宿洋史選手の高さを生かしての崩しを狙うことで、両サイドからの崩し=こちらのチャンスという、アルビレックスの対戦相手は誰でも知っていた穴をまずつぶす。もちろん、そんな話は、攻撃力のないアルビレックスにとっては自殺行為に近いものの、しかしながら、そういった残留のために引き分け上等といういつもと違う姿勢が相手に与える混乱もまた馬鹿にならないものがある。あった。実際、いつものようなアルビによるサイドからのビルドアップに対抗するため、空いたスペースを有効に使うため導入した4バックが、神戸の守備に混乱を生む。特に、ポストプレイヤーとしても指宿選手を1対1でとめるには中々に難しく、ラファエル選手のスピードもまた神戸のゴールを脅かすこととなり、その結果、ネルシーニョ監督は速めに動くことを決断。個人技とガタイのよさで十分に中央を崩せるアルビレックスの2人のFWを前に、前半の時点で4バックから3バックへ変更する。それも、FWの石津大介選手に代えてCB北本久仁衛選手を投入するんだからとんでもない。しかし、中央で3対2の状況を作ることで試合を均等に戻し、なおかつ、FWを1人減らしてでもサイドからの積極的なビルドアップで試合の形勢を逆転することに成功する。実際、こういったチャレンジはある意味、アルビレックスのスタメンが4枚欠けでなければ出来ないビックリな交代である。だからこそ、ネルシーニョ監督はJリーグ屈指の名監督と言われているのだけれども、残念ながら、今回はその監督としての本能が悪い方向へ向かう。

その前振りとなるのは、前半37分。イム・ユファン選手がなんとアルビレックスのユニフォームを着て初出場した試合でいきなり負傷、大野和成選手と交代する時点で、アルビレックスがアルビレックスらしすぎて嫌になる。幸い、軽症だったものの、即戦力として獲得した選手が怪我がちというのは、余り気分がいいものではない。けれど、その2分後の前半39分に今度は神戸のFW渡邉千真選手が負傷。ペドロ・ジュニオール選手と交代しなければならなくなった時点で、ネルシーニョ監督の試合の組み立てが壊れていく。やはり、いつもとは違う戦術、いつもとは異なる選手、何より、初出場の選手の負傷という、勝負師の本能を掻きたてるオマケが多すぎると、普通の対応が難しくなっていく。実際、前半だけで神戸のカードは残り1枚。この1枚のカードがこの試合の命運を決めることになるのだから恐ろしい。

というわけで、後半。動く仕掛けることで勝ち取った栄誉そのままに、ネルシーニョ監督も神戸も、積極的に仕掛けることで状況を打開する。というわけで、後半15分、MF森岡亮太選手が独特なリズムでのドリブルから、虚を突くようなシュートを放つと、見事にアルビレックスゴールに突き刺さって1-0。即座にネルシーニョ監督が動き、なんとFWのレアンドロ選手を交代、MFの増山朝陽選手を投入することで試合をシャットアップしようとした直後の後半17分に今度は柳下監督が動き、ラファエル選手に代えて指宿選手の相棒である山崎亮平選手を投入、指宿選手のポストプレーを引き出す動きがより一層活発になると、後半19分に前野選手からの前線へのロングボールに反応した指宿選手が、相手のオフサイドトラップをぎりぎりかいくぐってそのままシュート。見事ゴールに突き刺さって1-1、こういうときに、動く監督の弊害が次の一手に出てしまう。柳下監督は、そこからさらに追い討ちとして後半29分に端山豪選手に代えて成岡翔選手を投入、一番きつい、一番疲労がたまる時間帯にピッチピチの判断力をピッチに投入するのはいい戦術である。拮抗した試合展開において、一番疲れた時間帯に選手を落ち着かせられるベテランというものの存在感は大きい。その積み重ねが出たのが後半40分。山崎選手とのワンツーで山本康裕選手が神戸DF陣をかいくぐると、そのままシュートを突き刺してあるびれっくすが逆転。1-2という、試合前の半笑いの覚悟決めの残留のライバルの相手の勝利を祈る心地などといった様々な感情が一瞬で吹っ飛ぶと同時に、何としてでも、このままの点差で守りきって守りきって守りきってくれという思いが一気にわきあがると、そんな思いに佐藤選手が見事に答える答えるときたもんだ。

なお、この試合の時点でレンタル移籍である佐藤選手及び山本選手を、どうやって借りパクすれば、もとい正式に移籍させればいいかを真剣に考え始めた新潟ファンは多い。とんでもなく多い。無論、ナビスコ杯かもしくは天皇杯で賞金を獲得すれば、何とかなる、かもしれないけれども、まずは目の前の試合である。

けれども、残り時間5分の中で神戸にとっては不運、アルビレックスにとっては幸いなことに、怖い怖いネルシーニョ監督の手札は無くなりフォーメーションについても、1点差のまま、もしくは同点のまま逃げ切ろうという状況のままで、残り5分で効果を発揮する怖い選手は1欠け2欠けしており、そもそも、この試合の交代が全てFWだった時点で、まさかあそこからアルビにひっくり返されるとは思っていない状況だった。そしてひっくり返されても何とかなる、というメンバーではなかった。試合はそのまま、何箇所か危ない場面はあったものの、サイドを崩されない新潟は本当に固く濃く珍しいまま試合は終了。1-2という逆転勝利で、アルビレックスは勝ち点3を積み上げて29とする。と同時に、何と、ヴァンフォーレ甲府鹿島アントラーズに敗北したため、得失点差で14位に浮上。降格圏からも勝ち点差7と広げた上、勝った神戸の勝ち点が32ときたもんだ。いろいろと夢の広がる勝利である。もちろん、現実は悲しくも厳しいことだらけだけれど、それでも、こういった望外な勝利もたまにある。

次の試合は、9月26日にホームで川崎フロンターレ戦である。そして、アルビレックスの2016年におけるレギュラー争いのゴングが盛大に鳴り響く鳴り響く。

残留争い残り1 ホーム川崎フロンターレ[編集]

9月27日、残り6試合となった2015年のJリーグの残留争いについての情勢がほぼ決する、かもしれない大事な試合。というのも、夜7時にこの試合の始まる前の段階で最下位であるモンテディオ山形ベガルタ仙台と引き分けて勝ち点21に浮上。そして17位清水エスパルスサンフレッチェ広島に破れて同じく勝ち点21の上、最下位に転落。さらに、アルビレックスの試合の30分前に始まった勝ち点24で追いすがる松本山雅FCも開始早々にFC東京相手に失点という時点で、とりあえず、下位2チームの降格がほぼ確定。もちろん、2012年のどっかのチームのようにいきなり連勝して新潟との勝ち点差8をひっくり返す可能性もあるものの、基本、チームが壊れているからこそこの位置にいるわけで、そんなチーム状況の中で残り5試合で3連勝という話には、どうしても奇跡が必要である。

もちろん、こういった下位チームの敗北について、新潟に何か良くないことが起こるんじゃないだろうかと考えておくからこその新潟ファンである。

筋金入りの新潟ファンは、常に最悪を想定する。しかも、相手は5位川崎フロンターレ。それも、先週に名古屋グランパスを相手に6得点、しかも怖い怖い大久保嘉人選手がハットトリックした状況でやってくる時点で、もうすでに心は2012年の悪夢の再来。その上、勝ち点29でアルビレックスと並んでいたヴァンフォーレ甲府サガン鳥栖相手にウノゼロで勝利しており、今度はアルビレックスが逆転されるに違いない、という思いを強くしておかないと、もしものときに怖い。あわせて、この新潟というチームが本当にいつもいつももしものときだらけな件については、そういうものとして諦めるほかない。あわせて、この試合の前に加藤大選手が負傷、試合に出られないという話がすでにあったものの、この程度で心が動かされるようならまだまだ新潟ファンとしてはビギナーである。というのも、この試合の開始直後にいきなり、その、もしものときがやってくるからこそのあるびれーっくす。前半6分。加藤選手と同じく、怪我で出場が危ぶまれていた前野貴徳選手からのパスを受けた山本康裕選手がそのままドリブルで持ち込んでフロンターレDF武岡優斗選手を交わしてシュート、そのボールがさらにDF小宮山尊信選手に当たってコースが変わり、そのままゴール。1-0。

ふぁっ?

この時点で、川崎に2点取られて逆転されるところまでを思い描けるかはテクニックである。後、こういった幸運は何かしらの不幸をつれてくると思わないと、イロイロ怖い。ほんたうにこわい。しかし、そういった話は不幸もクソもなく、川崎の強力オフェンス陣といった形でずんずんぱらぱらとアルビレックスゴールにやってくる。実に心に来る来る。幸い、復帰したレオ・シルバ選手を中心にアルビDFが後一歩のところでしっかりと防いでそのまま前半は1-0のまま終了。じゃあ、後半に不幸がやってくると身構えられるかどうかは個人差であるけれど、見事にその個人差が。もしものときが。分かりやすく言うと、クソド不幸がアルビレックスにもたらされるからこそのあるびーれくす。後半18分。これまた怖い中村憲剛選手がピッチ中央付近からロングボールを入れると、そこに反応した小林悠選手が見事に裏に抜け出してシュート、ゴールに突き刺さって1-1の同点、ただし、オフサイドだったけどももちろん認められて1-1。

・・・なっ。


ただし、こういった不運にはもちろん幸運がつき物であり、その直後に残留を争う松本山雅がFC東京に1-0で敗北、たとえ新潟が敗れても勝ち点差5のままという幸運がもたらされた時点で、嫌な予感しかしない。後半28分、大島僚太選手のスルーパスに反応したエウシーニョ選手からの折り返しを、今度は文句もクソもなく小林選手が押し込んで1-2。こらあれだ。世の中には幸せに弱いなどといううわっついた精神が最終的にどうなるかという話と、逆転された後どう動けるかが今後の課題てえことだわな。

なんにせよ、早い段階で先制できた試合に弱すぎ。どうも、このチームは不幸を呼び込む体質である、幸せを信用しないという深い病にかかっている可能性が高い。早い段階で得点を取ると、精神的に浮つくせいかどうかは不明なものの、選手間の攻守の切り替えのスイッチのタイミングがずれるずれる。もちろん、川崎のようなイケイケドンドンなチームだったら、次の得点、次の得点と動けるのだろうけれど、いかんせん新潟じゃあなあ。というわけで、いろいろ悲しい話として、新潟の根深き弱点の1つに、望外な幸福及び、それを想定していないチームの精神というものが存在する。気がしてならない。あわせて、怪我人が多すぎて逆転された後にもう一手打てる選手が残っていなかったという、いつもの弱点もまた厳しい話である。試合はそのまま1-2で川崎が逆転勝利。毎度毎度、新潟の弱点を攻めてくるチームである。けれど、正直なところ、運不運は別として審判のミスを突いてくる相手にどう対応すればいいかまったく分からないし、WAKARITAKUMONAI。

次の試合は10月3日にアウェイでヴァンフォーレ甲府戦であると同時に、7日11日とナビスコ杯準決勝ガンバ大阪戦連戦が待っていて、そして10月14日に天皇杯3回戦である徳島ヴォルティス戦、で、とてつもない試合になる可能性の高い10月17日、休養タップリのホーム松本山雅戦までの半月間で、アルビレックスの天国と地獄が決まる。なお、松本は10月3日に清水戦、17日のアルビレックス戦に連勝すると降格圏を脱出する可能性がある。つまり、アルビレックスがあべしっとなるわけで、その覚悟を今のうちからやっておかないと、いろいろと追い詰められる危険性がある。ナビスコ杯に勝つという幸福に耐えられなかったら危ない。書いてて悲しくなったけど、危ない。

10月[編集]

おかしいな。調子が良ければ3000バイトで済む試合の話が、降格の危機にあるだけで7000だの9000だのとまぁ、すさまじいネタ具合である。何がいけなかったのだろうかと思う以上に、そもそも、何が良かったのかがよく分からない1年という時点でまずいまずいまずい。もちろん、選手の成長という財産は得たものの、チームの崩壊を止めることができなかった。

おかしい。何がいけなかったのだろうって、まぁ、選手の怪我に対する姿勢と審判との戦いを決定的に間違った1年であることは確実である。さて、泣いても笑っても残り2ヶ月である。

しょっぱい三日月の夜 アウェイヴァンフォーレ甲府[編集]

10月3日のアウェイヴァンフォーレ甲府戦を迎えるに当たり、久しぶりにアルビレックスに朗報が舞い込んでくる。右ひざの大怪我で長く戦列を離れていた松原健選手がついにようやく全体練習に参加できるまでに回復。後は試合勘を取り戻すだけ、というわけで天皇杯からの復帰が見込まれているものの、いろいろな意味で遅きに失した気もするし、ギリギリで間に合ったという気もする。けれども、うれしい話であることは間違いない。あわせて、10月7日のナビスコ杯準決勝ガンバ大阪戦の前に、10月8日に行われるW杯予選、シリア対日本の代表メンバーが発表され、日本代表にガンバからGK東口順昭選手、FW宇佐美貴史選手、右SB米倉恒貴選手、CB丹羽大輝選手が選ばれ、その結果、10月7日のナビスコ杯inビッグスワンがとってつもなく有利になる。あわせて、アウェイでのシリア戦の後、13日にこれまたアウェイでイラン戦が組まれており、これで決勝に行かなければいつ行くんだと考えたくなる幸運である。

なお、こういった幸運の影響で、日程がきつきつになるのはガンバもそうだけれども新潟もまた厳しいため、10月17日のホーム松本山雅FC戦がきついことを覚悟するのもまた新潟ファンである。もちろん、天皇杯3回戦はもう1度ユースメンバーが先発した上で、勝とうが負けようがレギュラー陣の回復に当てないことには、やっばいなんてもんじゃない。

というわけで、アウェイでのヴァンフォーレ甲府戦である。この試合の直前に行われた、松本山雅対清水エスパルスの試合は、新潟ファンの祈りもむなしく、1-0で松本が勝利。勝ち点を27まで伸ばし、新潟との勝ち点差が2に縮まることとなり、清水のJ2落ちはほぼ確定。なお、モンテディオ山形湘南ベルマーレに勝利しているため、最下位の可能性すら高い。むしろ、勝ち点を24にまで伸ばした山形のことを考えると、甲府戦は新潟にとって何としてでも勝ち点が欲しい試合になる。そのため、この試合は急遽、というか必然的に最低でもドローで山雅との勝ち点差を3、山形との差を6にしておくことが求められることとなり、困ったことに、同じような考えを勝ち点32の甲府サイドも抱いていた。というわけで、両チームとも終始決定的なミスをしない姿勢を維持。つまり、ミスをしないレベルの仕掛けで、相手ゴールに迫るものの、惜しいところでクリア、もしくは枠外というシーンが繰り返されることとなる上、ファンもその姿勢を攻めない、攻めるわけがない。結果、悲しいことにセットプレーの弱いアルビが甲府のCKで心臓を止めそうになったシーンがあったものの、基本的には両チームが無理をせず、負担を残さぬまま試合がたんたんと進んでいく。

これを、塩試合という。けれども、残念なことに、両チームの姿勢は間違ってはいないのである。無論、勝利が最高ではあるのだけれども、両チームとも最低最悪である敗北を免れようとするならば、こういう試合になっても当然なわけで。最終的に、試合は0-0のドロー。甲府は勝ち点を33に伸ばし、一気に11位まで上昇。アルビレックスは勝ち点30のまま15位を堅持。そして、新潟の得失点差が-15、16位の山雅の得失点差が-20であることから、17日の試合で3点差で敗北しない限りは勝ち点で並ばれても15位を維持できるという、実に悲しくも正しい勝ち点1を獲得する。と同時に、勝ち点32の中にベガルタ仙台サガン鳥栖ヴィッセル神戸の3チームが存在しているため、松本戦に勝てば甲府を含めた4チームを抜いて中位に躍り出ることも可能というのが恐ろしい。なお、当たり前な話として、これらのチームにもしっかりと降格の危機が訪れている。残り4試合でアルビレックスの対戦相手が、山雅、名古屋グランパス、湘南、柏レイソルという下位チームが主体なのに対して、一番厳しいヴィッセルはナビスコで鹿島アントラーズ戦、リーグで横浜・F・マリノス戦及び浦和レッズ戦を残しており、その上で、残留に狂ったようになっている松本や山形とも試合を残すという、相当に厳しい状況になっている。

無論、どこのチームも厳しいことには代わりがないけれど首吊り用のロープは新潟にだけかかっているわけではない。とりあえずは、10月7日のナビスコ杯ガンバ大阪戦である。

めっちゃくちゃ。めっちゃくちゃ。めっちゃくちゃ ナビスコ杯ホームガンバ大阪[編集]

10月7日、アルビレックスの最大の弱点である、相手の不運すなわち中心選手の大量の離脱が確定している試合。しかも、ガンバ大阪長谷川健太監督はそこからさらに一歩踏み込んで、ナビスコ杯準決勝をターンオーバーで挑むことを選択。なんと、代表に選出されなかった中心選手であるMF遠藤保仁選手にDF今野泰幸選手、さらにはFWのパトリック選手をベンチ外として後はもう、控え選手をぶっこむぶっこむ。MF倉田秋選手と同じくMF大森晃太郎選手、左SB藤春廣輝選手以外は全て控え選手という時点で、何か良くないことが起こるのではないかと思うのがアルビレックスファンである。

まぁ、良くないどころの騒ぎじゃなかったことは認める。

試合は、開始早々から控えメンバー中心のガンバとフルメンバーのアルビレックスががっぷり四つの状態で推移。向こうの選手層の厚さもそうだけれど、しっかりと藤春選手という優秀なクロッサーを残すことでチームとして武器を1つ示す長谷川監督の意図に対し、アルビレックスの柳下正明監督も攻撃力重視の川口尚紀選手ではなく、守備力重視でフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手を右SBにすることで対応。相手の攻撃の芽をつぶしアウェイゴールを防ぐ陣形をもって、攻撃は山崎亮平選手と指宿洋史選手の個人技と高さと連携を軸に、まずはレオ・シルバ選手を中心とした守備の圧力で怖い選手のいないガンバを零封する作戦を取ったところ、もののみごっとに、いきなり失点。前半33分、中盤での競り合いで二川孝広選手からボールを受けた藤春選手が舞行龍選手とのマッチアップから抜け出して鋭いクロスを上げると、飛び込んできた大森選手がピンポイントでヘッド、ゴールネットを揺らして0-1って、この試合で最も怖い武器を持つ相手選手の武器が正確にアルビレックスにぶっささるからこそのあるびれーっくす。もとい、ガンバというものである。しかし、アルビレックスもその直後の36分、その舞行龍選手のパスをPA内で受けた山本康裕選手がフェイントで二川選手を翻弄、見事にこかしてそのままシュート、GKの藤ヶ谷陽介選手も反応できない同点ゴールを突き刺して1-1。やったらやり返すというのは、素晴らしい。その後は、両チームともチャンスもほとんどなく、偶に作り出したチャンスも得点には結びつかないまま前半終了。

と、ここまではいいんだ、ここまでは。

問題の後半。開始直後からアルビレックスが攻撃の密度を上げると、ガンバDF陣は防戦一方となり、セットプレーから大野和成選手の飛び込みや大井健太郎キャプテンの惜しいバイシクルシュートまで飛び出るなど、明らかに勝ちに出たアルビレックスはしかし、真のネタチームであることを高らかに、本当に高らかに宣言することになる。

後半21分、アルビレックスサイドでガンバのMF明神智和選手が接触プレーで倒れている中、ボールを奪ったアルビレックスがカウンターに入ろうとした直後に、なぜだかガンバのFW赤嶺真吾選手も倒れており、なんじゃそりゃ? いきなりの負傷? とピッチが混乱する中で、主審の松尾一氏は線審のところへ行き何事かを確認、そしてピッチに戻ると、レオ・シルバ選手と一言二言会話し、直後、高らかに赤い紙を掲げるときたもんだ。



?



その後、VTRで確認したところ、試合とは関係ない直前の接触で赤嶺選手がレオ・シルバ選手と言い争いとなり、両者が両手で胸を押し合うと、その直後に、ボールに向かおうとした赤嶺選手をレオ・シルバ選手が後ろから交錯、相手の腿裏に膝って、うん、まぁ、なんだ。

れお・しるばのばかあ。心を込めて、名指しで、チームの中心選手にばかと言わざるをえない。けれど、そうしてしかるべき行為であり、文句のつけようもないレッドカードとはこのことだ。というわけで、いきなり心臓が無くなったアルビレックス。ただし、なんだろう。この瞬間に、アルビレックスのチームが1つになったんだから、まぁ、あれだ。1年かけて、動揺しないだけの経験を積んできたってことだわな。その後は、1人少ないアルビレックスに対してガンバが猛攻をかけるものの、しっかりと引いてブロックを作る珍しいアルビの姿にガンバの攻撃も不発。とりあえず、パトリック選手がいない以上はガンバの放り込みも大して怖くなく、パスワークを駆使して崩そうというガンバの攻撃も、ドン引き上等で前線に1人、途中交代で入ったラファエル・シルバ選手を残し、9人で頑強に跳ね返すアルビレックスの前に空を切る。そんな状況の中で、ガンバもさらに輪をかけて連続攻撃をしかけるものの、ガンバにとって不運なことに、2015年シーズンで本当に少ない、数少ない、ほとんど記憶にないレベルでレフェリーのジャッジがアルビに対して味方することになる。まぁそうだわな。報復したほうにレッドは当然としても、挑発した側の心証が最悪になるのは人として当然だ。というわけで、些細な接触、どうってことにないプレーにまでガンバのDF陣にイエローが連発されることになり、その結果、最後の最後でビッグプレーが飛び出るんだ、世の中というものは。

後半46分、中盤でボールを奪った前野貴徳選手からのスルーパスに反応したラファエル・シルバ選手が、3対1の状況を物ともせずに突破。分かりやすく言うと、ガンバのDF陣がイエロー覚悟でとめられない状況の中、見事な個人技で決勝点をたたき出して2-1。その瞬間に、えぇ、もう、うん。なんちゅう試合じゃ。しかも、その後、さらに試合が動き、残り時間1分の段階でもう1度突破しようとしたラファエル・シルバ選手を防ごうとしたガンバDF金正也選手に再度2枚目のイエローが提示され退場となったものの、実は両選手はまったく接触しておらず、正面に入った金選手を避けようとラファエル・シルバ選手がコースを変えてバランスを崩したところ、なぜだかイエロー。退場。10対10。分かりやすく言う。めっちゃくちゃ。試合はそのままタイムアップ。2-1でアルビレックスが逆転勝利を収めたものの、余りにも言いたいことがありすぎる試合である。けれど、せっかくなので一言で留める。

なんて素敵なネタチーム

次の試合は10月11日にアウェイでナビスコ杯準決勝セカンドレグであると同時に、トーナメントの向こうサイドでは、アウェイ鹿島アントラーズヴィッセル神戸を1-2で破っている。

レッドカードの処分内容が発表される[編集]

10月8日、ガンバ大阪戦で退場処分を受けたレオ・シルバ選手に関するプレスリリースがJリーグ機構より発表され、ボールとは無関係な場所での乱暴な行為により1試合の試合出場停止という、関係者一同納得の処分が下されることになる。その結果、10月11日のガンバ大阪戦は出場停止となるものの、14日の天皇杯以降に出場が可能となり、あわせて、17日に行われるホーム松本山雅FC戦に向けた体制を整えることが可能になる。

と、まぁ、ここまではいいんだここまでは。

それに先立ち、同じく10月8日にFIFAからも実に楽しいレッドカード、てゆうか世界のサッカー界を揺るがせたFIFAスキャンダルに対する処分内容が発表され、ゼップ・ブラッターFIFA会長及びUEFA会長も兼務するミシェル・プラティニ副会長に職務停止90日という処分が下される。これにより、FIFAの大スキャンダルは一つの山場を迎えることになる。なお、今回の処分はあくまでもFIFAの組織内部の処分にあたり、その結果、次期FIFA会長として有力視されてちたプラティニ氏も会長選への立候補が不可能となる。もっとも、今回の処分はあくまでもFIFA内部の話であり、FIFAで裁けなかったら、アメリカが嬉々として動くだけの話であり、FIFAが動いても別段、気にしないで動くだけの話である。

あわせて、心から喜ぶべき話として、同じく元FIFA副会長であり世界のサッカー界における脳腫瘍ガンであるチョン・モンジュン氏について、FIFAは6年間の活動停止処分と10万スイスフラン(約1240万円)の罰金が科せられることになり、どう見ても死刑判決ですねさようなら。もっとも、今回の処分については2010年のFIFA会長選挙における900億円もの基金設立の提案が問題視されたものであるけれど、今回の処分の結果になぜだかすでに組織の中心から離れた氏が名指しで処分を受ける時点で、真っ黒どころか暗黒、サッカー界のダークマターである。そして、当然な話として日本にも飛び火する可能性が高く、2002年のサッカーW杯日韓大会に関するもろもろの汚職がどれぐらい表に出てくるかが次の焦点になる。もちろん、どう考えても電通が逃れられるわけがないため、後はどうやって日本サッカーの傷口を小さくするか、ではなく、日本サッカーの膿を出し切るかである。で、そんな情勢の中でなぜだか取りざたされる日本サッカー協会の新会長に、べったり、もしくはどっぷりという言葉が似合う原博美氏を押す声が。分かりやすすぎて分かりやすすぎて。無論、電通が焼けたらサッカー協会もこんがり焼けるため、早めに差し出すイケニエの首実験をするのはいい考えである。と同時に、電通については2020年の東京オリンピックがどうなるかをまず心配しないといけない。

まぁ、どうなるかもクソもなく、関係者から貧乏神扱いされるだけのことだけれど。

ちなみに、今回の処分については、コカ・コーラマクドナルドを筆頭にしたFIFAの大スポンサーたちが度重なる不祥事によって悪いイメージを蒙ることを恐れた結果、一気に話が動いたものである。さて、果たして日本のサッカーに関する大スポンサーがどういった動きをするかが今後の注目であると同時に、こういった不祥事の中で協会からスポンサーが逃げたという話は、日本の歴史上最悪と言われたスポーツ協会、日本バスケットボール協会ですでに行われた話であり、しかも、そのときのスポンサーが、サッカー協会ともつながりの深いキリンビールという時点でもう。結局のところ、こういった1スポーツをとりまく環境を知るには、世情を読むよりもスポンサーの動向を確認するのが一番である。つまるところ、さっさとサッカーを見限ったトヨタ自動車がすごすぎるという話である。

ある秋の日に ナビスコ杯アウェイガンバ大阪[編集]

10月11日、ある意味、新潟が2016年に向けて走り出すための試合。というのも、この試合、なんとスタメン全員が日本人という、ブラジル人至上主義に近いアルビレックスにとって本当に珍しい布陣でスタートすると同時に、チームの大黒柱であり攻守の要であるレオ・シルバ選手のいない、すなわち、4ヶ月前に嫌になるほど実感させられた、中心選手が欠けた状況での試合運びのつたなさ、精神的な弱さという、アルビレックスの根本的な弱点をいかにして乗り越えるか、なおかつ、そこからさらに発展させられるかが勝負となる試合でもある。あわせて、この試合のガンバ大阪はファーストレグでターンオーバーさせた戦力を全部戻し、遠藤保仁選手を筆頭に怖い怖い怖い怖い選手がずらりっと並ぶ並ぶ並ぶ。そのため、まず何よりもチームとしての戦術の徹底、すなわち宇佐美貴史選手のいないガンバで最も怖い武器であるパトリック選手への放り込みと遠藤選手のセットプレーをつぶすようチーム全体の守備意識を徹底させることが勝敗の鍵を握る。

というわけで、始まる前から心臓に悪い前半。幸いなことに、日本代表へ大量に選手を送り出しているガンバにおいては、この試合の入りはまず連携、特に球際のテクニックについて調整が必要となったため、細かいミスが連発、そこにアルビレックスの守備が上手くはまり、アルビとしては珍しく中盤で球際へバチバチくる選手ばかりではない、リトリート(併走して攻撃を遅らせる動き)する選手の判断も交えてのDFがしっかりと機能。大阪の攻撃の基点となるパトリック選手への放り込みも大野和成選手のマークで仕事をさせないで、後はいつもどおり。ただし、攻撃陣のシュートが基本的に枠の上上上をすべるため、こりゃあ相手のミス待ちしか期待できそうにないという話と、でもガンバのGKが藤ヶ谷陽介選手だから何とかなる、という話もままある中で前半終了。

しかしながら、こういう心臓に悪い試合でガンバのベテラン勢が本当にうらやましいという話と、新潟の若さ、安さを思えば納得という話が2つあるため、とにもかくにも、ミスを無くしてこのまま0-0で行こうという話の中で始まる後半。けれども、そんな新潟の思いはガンバの攻撃力の前に雲散霧消するのであった。とさ。後半12分、倉田秋選手が中盤でドリブルを開始すると、そのままドフリーでPA直前まで持っていき、たまらず大野選手がイエローで止めるものの、PA真正面でのFKなんてものは、30%以上の確率で遠藤選手がぶち込むに決まってますがなおいい。それ以前に、なして中盤をがら空きにさせたって、うん、ボランチが端山豪選手と小林裕紀選手である以上、レオ・シルバ選手の動きを求めても厳しいわな。もちろん、ズドンさ。1-0。そして動き出す試合。なお、アウェイゴールの関係でこのままだと新潟が敗退するため、即座に柳下正明監督が動き、平松宗選手に代えてラファエル・シルバ選手を投入。より攻撃陣を厚めにガンバゴールに迫るものの、こういうときに限って、藤ヶ谷選手が大当たり。いや、足元へのシュート対応が上手いことは知ってるから、なるべくならミドルで崩せたらなあという話であったものの、そのミドルは総じて力みすぎか、コントロールしすぎでヘロヘロ。まぁ、後30分あるから何とかなる、と思うのが正しい姿である。

けど新潟だから。と身構えるのは間違った姿である。

が。悲しい話として、新潟の攻撃はなぜだかガンバゴールを脅かさず、前野貴徳選手にフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手のビルドアップも、FW陣がPA内に飛び込めるような状況になく常時ベタ足でガッツリとマンマークを食らっている状況の中では、そらあクロスも厳しく、どこぞの川又堅碁選手のように、PA内に遅れて飛び込むという話のない新潟の攻撃がひどく重くのしかかる。しかも、本来であればレオ・シルバ選手が中盤で無双してショートカウンター気味に相手DF陣が崩れた状態になっているのに、そんな話はまったくなし。訂正。身構えて当然である。その後、試合は淡々と進み、最後の最後。後半ロスタイムに珍しく、新潟が総攻撃を仕掛けて相手陣内でのCKの際に守田達弥選手を前線に上げると、

その上がった隙を突かれて、ガンバのSB藤春廣輝選手に無人のゴールへ向けての距離およそ50mのシュートを打たれるときたもんだ。

最後はてんてんとボールがネットへと吸い込まれていくのを眺めながら、2-0。いい夢を見れた。後、2016年に苦労することもよく分かった。骨身に沁みるレベルでな。試合はそのまま2-0でタイムアップ。アルビレックスは初のナビスコ杯決勝進出を逃すこととなる。敗因は、少数精鋭主義と野戦病院の現実から数え始めるときりが無いので、ファーストレグのレオ・シルバ選手の退場のみとする。むしろ、心臓がない状況でよくやったという話と、17日の松本山雅FC戦へ向けたチームの建て直しが急務である、と同時に、14日に行われるサッカー天皇杯徳島ヴォルティス戦では、再度ターンオーバーを使うか怪我人の状況を試すかで今後の新潟が変わってくる。なんにせよ、対応しやすい攻撃をいなしてセットプレーで一発とかいう必勝、ならぬ必敗パターンはもう見飽きている。

けど、まぁ、ナビスコ杯ベスト4進出で2000万円を獲得できたということは、ことのほか大きい。あのFKを守田選手がしっかりと弾けば、5000万円だったと思うともだえ死にそうになるけれども。

予言 天皇杯3回戦ホーム徳島ヴォルティス[編集]

10月14日、しっかりとターンオーバーを行っての天皇杯徳島ヴォルティス戦。この試合は、前々から予定されていた怪我で離脱した選手の復帰戦であり、まず、春先に膝の大怪我で5ヶ月間ピッチを離れていた松原健選手の復帰戦となる上、1ヶ月ぶりにコルテース選手がスタメンに入り、さらには同じく怪我明けのイム・ユファン選手もベンチ入りするなど、シーズンの最後の最後に、ようやく人数がそろってきた感のある陣容となる。もっとも、若手の酒井高聖選手に2種登録の宮崎幾笑選手、長谷川巧選手がスタメンに名を連ね、2トップが平松宗選手と田中達也選手という時点で、この試合の勝敗についてはまず度外視、復帰した選手の試合勘とベンチ外の選手の休養、何よりもナビスコ杯で醜態を見せたレオ・シルバ選手のネジのまき直しがメインであることはチームもファンもよーく分かる形となっている。

実際、試合内容についてもJ2で堅守で知られる徳島ヴォルティスと同じく堅守が持ち味のアルビの試合は両チームとも守備意識がしっかりと感じられボールホルダーへのチャージが早い早い。お互いに相手に攻撃らしい攻撃をさせない。もちろん、そういったチームを崩すため、勝利を求めるならばまずラファエル・シルバ選手を投入するべきなのだけれど、しっかりとベンチスタートである。しょうがない。そのため、アルビレックスが両サイドからの攻め上がりで徳島DF陣を崩そうとする中で、悲しいかな。決め手というものが存在しない。もっとも、徳島もしっかりと引いてのカウンター狙いという時点で、極端に仕掛けの少なくなるかみ合った試合となり、膠着。となると、そうですね、よーく知ってるアルビレックスの弱点が出てきますよねー。というわけで前半30分、徳島のCKでトリックプレーが飛び出すと一瞬だけ混乱したアルビの若手DFの間隙を縫ってDF石井秀典選手がゴール、なして適当にぶっこいたダボラが当たるんだかという思いと、なしてそこでマークを外すという思いのぶつかり合う中で徳島が先制、0-1。けれども、若手選手が中心のアルビレックスはこういった失点にもめげずに焦らずにしっかりと試合を構築しなおすんだから、まぁ、けっこーな成長速度である。ありがたいけれど、だからっちゅうてJ2を相手にするにはもうちょっと時間が必要である。そいつは重々承知のまま前半は終了。

なお、すでに残留に向けての頭になっている新潟ファンは、負けてもいいから延長戦でレオ・シルバ選手が消耗するのだけは避けて欲しいと、ある意味、ひどすぎる正論を発するけれども、まぁ、気持ちは分かる。

そんな悲しい現実を抱いての後半。立ち上がりからアルビレックスは徳島ゴールに迫るものの、惜しいところでゴールポストに阻まれて得点できない。もちろん、こういう不運なシーンが連続で来る時点でだいたい最終形態ぐらいは予測しておくのが、秋口においてくやむ時間が惜しいサッカーファンの常識である。けれども、試合は新潟が押し気味のままついに新潟が得点するという、滅多にないシーンが飛び出すんだから、書いていて悲しい。実際、ブロックを作る相手に得点するって、いつぶりになるやら。というわけで、後半27分にレオ・シルバ選手のフリーキックが見事壁の間を抜けて、徳島のGK長谷川徹選手も反応できずにアルビレックスは同点に追いつく。1-1。

けれども、さて、困ったどうしようと思い始めようとしたアルビレックスファンに悲しいかな。即座にアルビレックス特有の病気である、なして相手のビューティフルゴールが決まる病が発症するってんだからもう。後半30分、FW長谷川悠選手がPAの角付近で蹴ったバナナシュートは、ふつくしい軌道を描いて黒河貴矢選手の指先をすり抜けて行き、1-2。うん、まぁ、知ってた。あるびれっくすがそういう生き物だってことは。

試合はそのままあるびれっくすが10人で守るヴォルティスを崩せないまま1-2で敗北。けれども、最悪である延長戦を避けられたことがうれしく、そのことがより悲しい。けれど、この敗戦によって10月17日の松本山雅FC戦にフルメンバーをぶつけることが可能となり、なおかつ、試合に変化をつけられる交代メンバーがそろうことになる。残り1ヶ月。泣いても笑っても残り1ヶ月。苦しんでも楽しんでも、1ヶ月。

地べたぴったし小げんか ホーム松本山雅FC[編集]

10月17日、代表戦の影響で2週間ほど間の空いたJ1公式戦。繰り返すけれども、この試合は勝ち点27の松本と勝ち点30のアルビレックスの試合ということで、2015年J1の運命は決めないけれども、2016年のJ2に深く関わる大事な試合である。なお、この試合の直前にJ1で最下位の清水エスパルスがホームでこれまた残留争い真っ只中のベガルタ仙台に0-1で敗れており、もしもアルビレックスがこの試合に勝つか引き分けるかで、名門エスパルスがJ2に降格するという試合になる。あわせて、16位松本が勝ち点を30に伸ばすと、あっという間にアルビレックスはもとよりヴィッセル神戸サガン鳥栖、場合によってはヴァンフォーレ甲府もみんな仲良く残留争いに巻き込まれるため、心を込めて、アルビレックスを応援する人が思いのほか多い試合となる。そのため、雰囲気としてはアルビレックスによるアルビレックスのためのアルビレックスという天下分け目の大決戦、と設定したい試合ではあるものの、山ほどの打算の中だとしても、ほかに応援してくれる人がいる以上は、天下というよりも地べたを足でしっかりと踏みしめて、顔なじみの恩人の率いるチームとボールの蹴りあいっこでもすべえかや、ぐらいで調度いい。

3点差で負けなければ大丈夫という話が、ここに来て大きなアドバンテージとなる。

実際、試合はまさに命をかける山雅を相手に冷静にアルビレックスが対応する試合となり、山雅の、攻撃が、空、回るのをほっとするシーンが続出。実際、哀愁のバクチメガネこと松本の反町康治監督について、大変に、本当に、心から申し訳ないと思いつつ、11日にキープレイヤーであるキム・ボギョン選手を練習試合の怪我で失った時点で、新潟ファンにはおなじみであるここぞのときの不運属性を爆発させちまったなあとしか。結果、クソド不幸に慣れているアルビレックスには珍しい幸運がもたらされる時点でまったく。つまるところ、相手のキープレイヤーがいない、3点差までなら大丈夫な試合という観点で見ると、この試合、松本山雅がどういった戦法を嫌がるか分かってくる。実際、柳下正明監督は、フィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手を右SBに、大野和成選手と大井健太郎キャプテンをCBに置き、松本の主武器であるセットプレーを殺す布陣を選択。その上で、スタメンに指宿洋史選手とラファエル・シルバ選手を置くことで、相手チームの組織だった攻撃を殺す反さんのいつものDFシステムを、個人のガタイもしくはスピードで越えられる選手を起用。その結果、指宿選手への放り込みには必ず2人がかりでつぶしにくるものの、逆に言うとその直後の攻撃の時点では指宿選手のおかげで松本の選手が2人殺されていることになり、必然的に中盤でしっかりとレオ・シルバ選手がお待ちしております、という時間が稼げる。そんなわけで、ある意味、両チームの意図も試合の展開も大変に分かりやすい試合となる中、どちらのミス、どちらの不運が試合を決める典型的な試合となる。

で、そのまま前半は0-0で終了。問題の後半。今シーズン、あるびれつくすが自動的に集中力を欠いて凡ミスぶっこいて勝手に負けやがるか、相手の超絶美技が炸裂してぶべらっとなる後半。しかして、そこで待っていたものは、強烈なド不運バズーカをぶっ放す昔懐かしき恩人の姿だった。

後半16分。組織だった松本の守備を個人技で、という話にはうってつけ、何故だか新規加入選手なのにアルビレックスで最もテクニックがあるとファンから認定された端山豪選手が、左サイドでボールを受けるとそのまま中へと切り込んで足を振りぬくと、これがまた、実にまったくつい3日前の天皇杯徳島ヴォルティス戦で長谷川悠選手が放ったのと同じような軌道を描いて、バナナシュートが、松本のゴールと、この試合のためにわざわざビッグスワンにまで来て応援しに来てくれた松本ファンの子供達の心に突きささる。

そらあ、泣くわ。そして、多くの松本ファンの子供達が、端山という選手が大嫌いになったと思うわ。けど、スポーツの世界では、たとえ子供達に嫌われても、記憶に残るプレーをした選手が正しい。というわけで、1-0。その上で、さらにその直後に松本に、否、反まっつぁんにド不幸がやってくるんだから、世の中はおとろしい。後半19分。アルビがセンターライン付近でFKを得ると、前野貴徳選手が放り込んだ緩いボールに、PA外から上手いことDFのマークを外した大井キャプテンが走りこんでのドンピシャヘッド、ただしキーパーの真正面。

だったんだけど。おもっくそ、GKの村山智彦選手が飛び込んできたラファエル・シルバ選手に釣られた結果、目の前のボールに反応できず、ほぼお見送りのような形になってしまって2-0。とりあえず、なんで新潟県民が反さんを好きなのか、大変によく分かる試合である。ステータス中のラック(幸運)の値が、10段階評価で4だと思っていたら、実は18段階だったというレベルである。試合はその後、冷静にボールを奪い、跳ね返し、そして時間を有効に使う新潟のホームの中、松本ファンの絶叫と、それ以上の新潟ファンの声援が鳴り響くという、仕方なくも心に来る光景が繰り広げられる。結局、そのまま何事もなくタイムアップ。2-0で新潟は勝利し、勝ち点を33に伸ばした結果、鳥栖と神戸を抜いて15位から13位に浮上。そして、仕方ない話として、この試合の勝利を受けて、名門清水エスパルスはJ2へと降格することになる。そして、同じくヴァンフォーレに敗れた勝ち点24のモンテディオ山形もほぼ終戦。残り3試合を全勝してなおかつ対象チームが全敗しなければ残留はできなくなる。けれども、そういった本当に苦しい苦しい現実に負けない悪運をもつからこそ、新潟県民が大好きな反さんである。というわけで。松本山雅は次節にホームで勝ち点33のサガン鳥栖戦、さらにはその次の11月7日にはアウェイでのヴィッセル神戸戦を残す時点で、あいっかわらず、この人の二枚腰というか粘り強さというかなんというか、ドラマチックな瞬間を逃さない人生は異常である。なお、本当に、本当に、新潟がこの残留争いから一歩抜け出したことにほっとする。無論、そのためにはアルビレックスが10月24日にアウェイで行われる名古屋グランパス戦に勝つか引き分けるかが絶対条件である。

慶事×2[編集]

息詰まる残留争いのゴールもようやく見えてきて、アルビレックスの今年のサッカーも残り3試合となった10月20日。そのアルビレックス広報より、10月10日にDF大野和成選手が一般女性の方と入籍したとの情報がもたらされた結果、もし11日のナビスコ杯、ガンバ大阪に勝っていたらこの情報がもうちょっと早くアルビファンに届いてたんだろうなあ+負けたけど入籍翌日にガンバのパトリック相手に気持ちで負けずに立ち向かってたのか+その他もろもろ、いろいろと下種の勘ぐりが一瞬であれのを駆けめぐる。時期的に見れば、そんな、旅に病んでる話も可能だったため、ゆっくりと日を置いて発表するのもちゃんとした広報の勤めである。さらに、そんな慶事+勘ぐりに上書きする形で、なんと翌日の21日にDFのフィッツジェラルド舞行龍ジェームズ選手もこりゃまた一般女性の方と入籍って、こんなん、絶対に感化されたに決まってますやん。無論、もろに勘ぐりであるため、言葉に出来ないしする必要は無い。もちろん、それはファンの話であり、ネタサイトとしては心を込めてするけども。懇切丁寧にするけれども。

あわせて、この入籍の結果、2015年のアルビレックス所属選手の結婚率がやべーやべー。1月の鈴木武蔵選手を皮切りに、7月に指宿洋史選手、そして10月に2人。こういったある意味、ファン獲得に直結する情報について、今後もアルビレックスの公式ホームページの選手紹介における既婚・未婚欄がこれからも大いに役立つものと思われる。もっとも、その内容がいつ変わるかで、現在のアルビレックスにおける人手が足りているか及び情報発信能力が足りているかを把握する大きな鍵となるという話でもある。

とはゆーても、7月に結婚した指宿選手のページが更新されてない時点で、把握もクソもないけどさ。

とりあえず、こういった下種の勘ぐりがどーのこーのという話について、正々堂々逃げることなく佐藤優平MALIA夫妻の話とは無関係である。なおかつ、メンバーじゃなく若手選手の操のほうが危ないNGT48について、10月に新潟に劇場を発足させるという話が、地元の熱気の結果、おもいっきし1月10日に延期した件もあわせて、こちらも×2をしてげげすすののかんかんぐりぐりレベルの話として書き残しておく。てゆーか、慶事であるがゆえにそっち方面から攻めないといけないのがやぱしちょとかあなしい。

およそ20分の悲劇 アウェイ名古屋グランパス[編集]

10月24日、残留と中位へ向けた試合となる名古屋グランパス戦。この試合は勝利及び引き分け以上で、前節で突き放した16位松本山雅FCの試合結果如何で2015年のシーズン残留が確定する。そのため、何としてでも勝ちたいあるびれーっくすであるのだけれども、いかんせん、名古屋と新潟の試合はお互いのホームで勝つことが厳しいどころではない、お互いのホームで惨敗しあうことで知られており、通算の対戦成績もアルビレックスの12勝11敗8分とほぼ互角。しかも、こういうときに限って、名古屋では怪我で外れていた選手が続々と戻ってくるという、実にアルビレックスらしい話が待ち受けており、怖い怖いスピードスター永井謙佑選手やレアンドロ・ドミンゲス選手がこの試合で復帰。さらには、お祭り大好きイケイケドンドンのチームにとって最高の酒のツマミである、10月3日の柏レイソル戦で前人未到のJ1出場600試合を達成した楢崎正剛選手と同じくJ1出場300試合をこの試合で達成した昔懐かしき矢野貴章選手のセレモニーまで行われる時点で、一体何本導火線があるのか数えたくもない。

さらにさらに、この試合、名古屋の西野朗監督は怖い怖い川又堅碁選手をベンチスタート、その上で田中マルクス闘莉王選手がFWのポジションで出てくる時点で、わっかりやすすぎてわっかりやすすぎて泣きたくなるゲームプランである。つまるところ、スタメンで怪我明けだけれども永井選手のスピードで引っ掻き回して、後半にぴっちぴちのワンタッチゴーラー川又選手を投入。出足の鈍った新潟DF陣を切り裂くぐらいは簡単に想像できる上、そもそも、2011年にJ1でMVPに輝いたこともあるレアンドロ・ドミンゲス選手がベンチておい。

あいっかわらずのたわけた選手層である。と同時に、こんなにもイケイケドンドンな才能大爆発なチームのくせに、ついこの前まで怪我人だらけで野戦病院と化してマトモにメンバーすら組めなかった結果、現時点ではまったく見事に中位王。見事すぎるほどに中位王。そのくせ、ピンポイントで新潟戦で復帰。そらあ、あるびれつくすの不運も試合前から爆発ですねえと。あわせて、金が掛かりすぎなぐらい掛かってる分、西野監督も今シーズンで退任せざるをえませんわ。ただし、あるびれつくすにとっては幸運なことに、西野監督の後任がJリーグで監督どころかコーチ経験すらない小倉隆史氏という時点で、他チームながら嫌な予感しかしない。ある意味、ドラガン・ストイコビッチ監督の選手掌握術とモチベーターとしての才能を早くから見出していた名古屋のフロントが、2回目の大バクチに踏み切ったとしか思えない。ただし、経営のタイミング的に見れば、大変に分かってらっしゃるという話になる。ただ、余りにも新監督がイケイケドンドンすぎて確実にボタンを掛け間違ったら服が崩壊するレベルであるため、絶対に経営基盤の弱いチームではマネできないだけである。

というわけで試合。この試合、名古屋が後半勝負で来ることは明確であるため、アルビとしてはなるべくなら早い段階で先制、突き放した後に上手に随時守備的なプレーヤーを投入することでチームを安定させ、層の厚い名古屋を上手にコントロールできれば勝機は見出せる。その上で、相手選手を早めに交代させるか、突発的な交代が名古屋に発生すれば、西野監督のゲームプランも崩れるだろうなどと考えていたら、先にアルビレックスのプランのほうが崩れるところまでがお約束である。前半20分、カウンターからアルビレックスのファーストシュートを放ったラファエル・シルバ選手がマークに突いていた名古屋のDF竹内彬選手と交錯。思いっきり足を踏まれて悶絶。一度はピッチに復帰するものの、プレーすることは難しく、前半22分にいきなり山崎亮平選手と交代するアクシデント。後半15分以降のアルビレックスの前線でのキープがいきなり難しくなる。しかし、前半の名古屋は闘莉王選手とノヴァコビッチ選手による強ヘディングが持ち味の選手たちによるセットプレーがメインだったため、この時点では試合は壊れなかった。さらに、前半45分、アルビレックスのカウンターから、その代わって入った山崎選手が名古屋のDF陣を1人交わし2人フェイントで引っ掛けて、最後は3人に囲まれた状態で得点するというスーパープレーを披露して0-1、アルビレックスが先制して試合を折り返す。

ただ、どうしてここから45分で試合がぶっ壊れた、というか、残り試合時間20分でネタ試合に一直線になっていったかについては、1人の選手の軽率なプレーが全てであった。

後半開始早々から、名古屋はまずMFの磯村亮太選手に代えて矢田旭選手を投入。中盤に厚みを加えると、まずは名古屋が圧を高めていき、その間隙を突いてアルビレックスがカウンターという、まさに見ていて楽しい試合になり、もしここで決めていれば、もしそこでシュートしていればと、後になって後悔するシーンが続出。しかし、悲しいかな。後半21分にノヴァコビッチ選手に代えて川又選手が投入された結果、それまでの名古屋の攻撃が一変。サイドからの崩しとそこに飛び込む川又選手という、2013年後半にJリーグを席巻した試合運びを名古屋がやってくることになる。けれども、基本、勝っている新潟であるため、対応さえ間違えなければ最後の最後で跳ね返せたはず、だったにも関わらず後半26分。慶応大学4年生、2種登録でJ1に出場している端山豪選手が、右サイドのPA直前で軽率なミス、そこを田口泰士選手に掻っ攫われるだけならまだしも、PA内に進入されたところで足を引っ掛けてPK。なんといいますかその、それまで端山選手についていた期待のルーキーという言葉が一瞬にして、まだまだわっけーな兄ちゃん、という言葉に差し替えられる。そして、そのまま永井選手に決められて1-1。しょーじき、今シーズン、何度目だか数えたくねえ軽いプレーでの試合の崩壊である。そして、その直後に端山選手は佐藤優平選手に代えられるのだけれど、とりあえず、お互い対人能力の高いレオ・シルバ選手と佐藤選手の両立には、必然的にスペースを埋める選手が必須であることが徐々に明らかになった中で、守備的な選手というだけで佐藤選手を投入した結果、始まってしまう名古屋得点祭り。

まず、直後の後半29分、こりゃまた左サイドを永井選手に切り裂かれて生まれたギャップに、こりゃまた田口選手が走りこんできれーなミドルが新潟ゴールに突き刺さって2-1、この時点で毎度毎度の名古屋のイケイケドンドンを止める手段が見つからないのが、アルビレックスの選手層の悲しさである。けれども、この時点ではまだ、既存の選手に奮起するだけの要素があり、後半33分、アルビレックスのカウンターで永井選手のイケイケドンドンでがら空きになった右サイドを駆け上がった指宿洋史選手がPA内に突入、狭いスペースから見事にゴールネットを射抜いて2-2の同点。で、ここで名古屋には投入できるジョーカーが残っていたことが実にまったくあるびれつくす。なしてこう、相手のキープレイヤーが復帰した週に限って試合が組まれるやら。というわけで、後半36分、名古屋はMF小川佳純選手に代えてレアンドロ・ドミンゲス選手を投入すると、レオ・シルバ選手と佐藤選手が全力で押さえ込まなければならなくなり、結果、ひだーりさいどで大・虐・殺。後半40分、左サイドを突破した永井選手が、ゴール直前まで切れ込んでクロス、そこに飛び込んだ川又選手が、同期である大野和成選手を巻き込みながら育ててくれてかつおもいっきし契約でもめたあるびれっくすに対して感謝感謝の恩返し弾、それも大変に見慣れたワンタッチゴールをたたっこんで3-2。で、その直後にアルビレックスが最後の交代枠を使うのだけれど、小林悠紀選手に代えてサイドでヘディングの基点が期待できる平松宗選手を投入するしか、わずかな望みがないのが実に悲しい。いや、望みがあるだけマシなのだけれども、選手層の薄さが実に堪える。

その上で、なお、ネタに走るからこそのあるびれーっくす。てゆうか、もうちょっと何とかせいよ。そんな言葉をアルビファンなら誰でもGK守田達弥選手に投げかけたくなったのが後半49分。新潟のパワープレーの中、カウンターで左サイドを駆け上がった、この項目で何回目だか数えたくもない永井選手が中央に切れ込むと、一か八かでPA内を飛び出した守田選手がカットしようとした直前、永井選手がボテボテでも確実にゴールに向かって転がって行く40mのシュートを放ち、呆然と見守る新潟ファンと湧き上がる名古屋ファン。普通、怪我からの復帰戦で2得点2アシストするかあ?てゆうか、2週間前のナビスコ杯ガンバ大阪戦で新潟県民に大きな精神的ダメージを与えた試合終了間際の光景を、まさか、こんな短期間で繰り返すとは、筋金入りのアルビレックスファンですら予測できない。できるわけがない。

けど、今度から予測しておくことにする。なお、試合としては、1人の選手の安易な守備によって与えられたPKによる、いつもの崩れ去った試合である。いつもの。試合はそのまま4-2で名古屋が逆転勝利。アルビレックスの残留も次節以降に持ち越しとなる。あわせて、同時刻に行われていた15位ヴィッセル神戸モンテディオ山形の試合は、3-1で神戸が勝利した結果、山形が降格決定。そして、同じく同時刻に行われていた松本対サガン鳥栖戦も1-2でサガンが勝利したため、アルビレックスは勝ち点33で15位に転落したものの、勝ち点27の山雅が連勝、その上で得点差8(新潟-15、松本-23)をひっくり返すことが松本の残留条件となったため、よっぽどアホなことのない限りは残留がほぼ決定したものの、誰しもがアルビレックスはそのアホなことをやらかすチームであることを知っている。てゆうか、つい今しがた、誰しもがそのことを心に焼き付けられている。お願いだから、もう1度、チームとしてキーパーのPA外への飛び出しの判断についての再確認をしてほしいのと、1点差で勝っている状態からの試合展開の再確認、それも、追いつかれてからの決め事を絶対に確かめてもらわないと、2016年が危ない。やばい。あわせて、PKにいたるプレーをしないことについても本当に。

次節は2週間空いて11月7日にホーム最終戦、湘南ベルマーレとの試合である。

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