AS TIME GOES BY

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AS TIME GOES BY(アズ・タイム・ゴーズ・バイ)は、hiroのソロ1枚目のシングル。SPEEDメンバーのソロ曲では最大のヒット作となったが、一部の人にとっては黒歴史扱いされている曲としても知られる。

概要[編集]

軽快な打ち込みサウンドと間奏のラップ、何の脈絡もなく「ヤリたい!」と突然言い出すエロい歌詞が印象的な曲。

元々はSPEEDのプロデューサー伊秩弘将がSPEED初期まで並行して主宰していた「HIM」が、コギャル系雑誌「egg」と連動した企画物3人組ユニット「HIM-egg」のシングルであった。オリジナル版は1996年8月1日にリリースされ、eggを通じて「デビューシングルは超ゴキゲンな NICE GROOVE!egg系必聴!!」と大々的に宣伝を行ったものの、全く売れずにオリコン初登場97位という悲惨な記録を残していた。

それから2年半後の1999年、オリジナル曲を作る能力を失った伊秩がHIM時代の楽曲を次々とSPEEDや今井絵理子などに歌わせて食いつなぎ始めると、「楽曲の軽快な感じがhiroのイメージ(当時)に合っているAS TIME GOES BYを彼女にカバーさせて欲しい」と多くのファンが同曲のhiroカバーを熱望するようになった。

所属事務所のライジングプロダクションと伊秩はその声に応え、満を持して1999年8月18日にhiroカバー版シングルをリリース。リリース週は浜崎あゆみのシングルリリースと被ってしまいオリコンチャート初登場1位はならず2位に留まったが、当時のアイドルCDとしては異例のロングヒットとなり、最終的に初動枚数(30万枚)の3倍となる90万枚近くものセールスを記録した。同年にSPEEDが発売したCDシングルで同曲より売れた作品はなく、1999年は人気に陰りが見えてきたSPEEDの各メンバーがソロ活動に移行する流れが始まった事を世間に認識させる結果となった。

黒歴史な人達[編集]

しかし、その様子を苦々しく見ている人達が存在した。元HIM-eggのメンバーである。

オリジナル版でメインヴォーカルを務めたMIKI TAOKA(田岡美樹)は、HIM-eggで転んだ翌1997年、後にユニット「the Indigo」を組む市川裕一という人と知り合い、さらに翌1998年にベーシストの高木権一という人を加えて正式にthe Indigoを結成した。その後はメジャーデビューに向けて準備を進めていたが、1999年に突如AS TIME GOES BYのカバーがヒットしたことで「そいえばアズタイ(AS TIME GOES BY)原曲のMIKI TAOKAは何処に行った?」と田岡の存在を探すhiroファンやSPEEDファンが続出した。

この影響があったかどうか不明であるが、1999年に同ユニットが作ったデモテープが多くのレコード会社の目に留まったらしいにも関わらず同年のメジャーデビューは見送られた。翌2000年にようやく「BLUE」という曲でthe Indigoがメジャーデビューすることになったが、その時公表されたthe Indigoのプロフィールでは・・・

『歌うことが好きで、アルバイトをしながらデモテープを作っていた田岡と、コンポーザー/アレンジャー/トラック・メイカーとして活動していた市川がデモ作りを通じて知りあい、これに高木が加わり98年the Indigo結成。』

HIM-eggの活動実績がなかったことにされていた。直後に「the Indigoの田岡美樹=HIM-eggのMIKI TAOKA」ということが名前の同一性と歌声の類似性からあっさりバレ、当時のhiroファンのごく一部がthe IndigoのCDを漁るようになり同ユニットの雀の涙ほどのセールスを下支えするようになるが、the IndigoオフィシャルサイトのBBSでは田岡の過去に触れた書き込みを行うと即刻削除されるようになっていた。つまりHIM-egg時代は黒歴史として扱うスタンスを取っていた。

ある意味斬新なジャケ写

HIM-eggを黒歴史扱いにした理由は一切不明である。汚いコギャル系雑誌に22歳で出演していた過去を抹消したいのか、小汚い写真で満載のCDジャケットの存在を抹消したいのか、当時全く売れなかった曲がロングセラーとなった事に嫉妬したのか、原曲では3人で歌っていたラップ部分をカバー版では無理やりhiroが1人で歌っていた事が癪に障ったのか、それとも何処かに知らない大人の事情が存在したのかは定かではない。が、とにかく過去の事を抹消したいようであった。

しかしウィキペディアによるとthe IndigoのデビューにあたりHIM-egg時代の人脈を使ってレコーディングを行っていたことから、「過去は建前上黒歴史」に過ぎなかったようである。

その「過去は建前上黒歴史」というスタンスはデビューしてから10年以上続き、2010年にウィキペディアにHIM-eggの項目が出来た際も、過去に触れた記述を一斉白紙化するリバート合戦が発生していた。(当時の通常版 / 過去が白紙化された版)

その後[編集]

ウィキペディアの白紙化合戦も落ち着いた頃には肝心の田岡が活動の拠点を日本から韓国にシフトし、カバー曲を歌ったhiroもほぼ表舞台に現れなくなった事で「アズタイ黒歴史騒動」は自動消滅という形で決着がつくことになった。しかしこの記事も後に白紙化される可能性はゼロではなく、いざ白紙化された時はアズタイ黒歴史騒動の再来となるかも知れない。

the Indigoは、1999年~2000年のhiro全盛期の頃に「AS TIME GOES BYのオリジナルヴォーカルが登場」という形で売り出す選択肢もあったはずである。しかしその選択はせずに、過去を黒歴史化して別人として活動する選択をした。それで多少なりとも売れたならまだ良かったが、CDを出しても出してもHIM-egg時代の記録であるオリコン97位近辺をうろうろするだけの状態が続き、遂にはユニットとしての活動すらおぼつかなくなってしまった。

そもそもSPEEDとHIMおよびHIM-eggはプロデューサーが同じであることなどから切っても切れない関係にあり、AS TIME GOES BYカバー版のヒットがなくても遅かれ早かれ過去が明るみに出ることは自明の理であり、それを隠すことの意味はあまりなかったと思われる。実にもったいない話である。

一方、hiroの方もSPEED(第一期)解散後の「動きたい時にだけ動く」という活動スタンスが影響して2007年以降は新譜を出せなくなってしまったが、それでも細々と活動は続けており、年に1度あるかないかのファン向けライヴイベントでは高確率でAS TIME GOES BYを披露している。但し間奏のラップ部分は原則カットしており、黒歴史扱いしている人達に一定の配慮を行った形で歌っている。

関連項目[編集]

Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「AS TIME GOES BY」の項目を執筆しています。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「HIM-egg」の項目を執筆しています。
Wikipedia
ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「The Indigo」の項目を執筆しています。