RPGツクール2000

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RPGツクール2000は、RPG作成ソフトRPGツクールシリーズのひとつ。アスキーから発売された。

特色[編集]

前作のRPGツクール95から様々な機能が追加された。とくに変数の機能が大幅に強化され、複雑なシナリオや複数のエンディングを作ることが容易になった。早い話、本格RPGの作成が可能になったということである。実際にはシナリオを複雑にすると作業量が膨大になるため、時間と根気のあるユーザーにしか活用されなかった。

また本作では初めてランタイムパッケージを導入した。そのため、余計なソフトをインストールしたくないと考えるプレイヤーは、本作が用いられたゲームを敬遠するようになった。さらにマウスによる操作ができなくなったことから、簡単なパズルゲームを楽しんでいたユーザーからは抵抗が大きかった。

代表作品[編集]

花嫁の冠
パッケージに収録されているサンプルゲーム。キャラクターの声には人気声優の声が当てられており、これを目当てに購入する者もいたとか。本ソフトが発売前から評価されていたのは、ひとえにこのサンプルゲームによるものである。
ストーリーやシステムは単純だが、個性的なヒロインが入れ代わり立ち代り現れるため人気が高い。とくにベッドが1つしかない主人公の家で休もうとしたときのヒロインの反応を見るのが面白かったりする。これは戦闘シーンなんてどうでもよく、ヒーローとヒロインの絡みこそが重要であるということを制作者に教えている。なお18禁ではないから濡れ場はない。
デビルソードファーレシア英雄列伝出稼ぎ奮闘記
『TREASURE TROPHY』というサイトで公開していた一連のシリーズ。デビルソードは3部作+おまけ付きで、RPGに慣れている者がプレイしても22時間以上かかるという大作。ファーレシア英雄列伝は1本のソフトに6つのシナリオが入っており、全部クリアしようとすると30時間以上かかる。出稼ぎ奮闘記は単体で標準プレイ時間が18時間程度。こうして制作者の雪桐せいらは「ツクールのゲームは短編ばかり」というジンクスを突破した。
ゲーム自体は女性的な作りになっており、キャラクターは可愛らしさを重視して作られている。とくに前二作はパーティ編成が比較的自由で、女の子だけのパーティ編成にしたりもできる。また可愛らしい女の子は例外なく10代半ばと気が利いている。そのため男女とも長時間飽きずにプレイできるようになっている。このゲームは2ちゃんねるのゲームキャラ板とフェチ板に専用スレッドが経つほど人気があった。男性ファンは作者の雪桐せいらをも萌えの対象とみなし、せいらたんと称していた[1]
聖剣あるのか?物語シリーズ
典型的なクソゲー。キャラチップはサンプルゲームの使いまわし、マップ上では意味不明なキャラクターがくるくる回っていたり、場違いなものが置かれていたり。ゲームバランスも完全に崩れており、戦闘シーンがやたら難しかったり簡単だったり。そして本編はいい加減なのにおまけ編の完成度が高い。
初心者が作るとこのようになるという典型的な作品であるが、唯一の救いは作者がギャグのセンスを持ち合わせていたことである。そのため一部のプレイヤーが熱烈に支持した。このゲームは、ツクール2000のゲームはゲーム性などどうでもよく、萌えるか笑えればそれでよいということを示すこととなった。
Ib
RPGツクールVX Ace時代に作られた最新作。3人が幽霊屋敷美術館から脱出を試みるゲーム。どうみてもスィートホームです。本当にありがとうございました。

評価[編集]

制作者側[編集]

カルロータチップ。制作者・プレイヤーともに萌えた!
マックルストーリーのプレイ画面。良質のゲームだがキャラクターには萌えない、残念。

本作用に様々なキャラチップやボイスが作られたため、RPGでありながらギャルゲーもしくはエロゲー的な要素を出すことができるようになったと評価されている。とくにツインテールの少女のキャラチップ[2]が人気を集め、様々なゲームに使われた。

一方で作業量が膨大であり、気軽に本格RPGを作ることができないという批判もあった。畏れ多くもファイナルファンタジー級のRPGを個人で気軽に作ろうという発想自体が間違っているのだが。

なおアンチツクール派は独自にRPGを制作していた。代表的な例がマックルストーリーである。ただしRPGをシステムからすべて自作するのは並大抵のことではなく、そうした苦労の結晶を無償で配布するのは惜しいということで、ほとんどの作品はシェアウェア化されてしまった。そしてなにより致命的なのは、非ツクール作品では少女のキャラチップ(カルロータチップ)が使えなかったという点であり、多くのファンを獲得できずに終わったものが多い。

プレイヤー側[編集]

本作を気軽に購入した者は多く、下らないRPGを作ってはゲームサイトに投稿するも多かった。それゆえゲームをダウンロードしても高確率で駄作を掴まされることになった。結果として良い作品に出会うことなく飽きてしまった者も存在する。

一方で頭の良いプレイヤーは雑誌で取り上げられたゲームやコンテスト入賞作を選んでダウンロードすることになり、良作に巡り会っている。ただし雑誌やコンテストでは斬新さが評価されることが多く、そういった作品ばかりプレイしていると、ツクール2000はRPG作成ソフトではなくパズルやアクションゲームの作成ソフトだと勘違いしてしまうのであった[3]

正しい利用法[編集]

難度の高い迷路ゲームとして知られるエクセルシア。作者はシステム構築やバグ取りに非常に苦労したそうだが、ツクール2000を使えば簡単だったろう。

さて、改めてRPGツクール2000の正しい利用法を紹介したい。

制作者としてはまずコンセプトを明確にすることである。ただし本格RPGを作ろうとは決して考えないことだ。具体的には萌え系かお笑い系かに絞ったほうがよい。できればその両方の要素を取り入れたい。たとえばキャラチップはカルロータチップにし、セリフやコメントにギャグの要素を取り入れればよい。加えて、RPGだからと戦闘シーンで張り切りすぎないこと。所詮ツクールです、ドラゴンクエストには勝てません。戦闘を通してレベル上げさせることもないように。さらに言えば戦闘シーンは不要です[4]

またダンジョンやマップがいい加減な作品が多いが、RPGツクールの最大の強みはマップである。これを生かして迷路・パズル・宝探しなどを楽しめるようにすればよい。無論、プレイヤーを飽きさせないように適当なところに人(もちろんカルロータチップを使用)や立て札(ギャグを忘れずに)を配置するなどの配慮は必要である。

次にイベントの作成である。マルチエンディングにしても、何度もやるようなコアなプレイヤーはほとんどいないのだから意味がない[5]。またオープニングが長いと飽きる。ゲームの途中に短いイベントをたくさん挿入していきたい。ここでは萌えかつ笑わせる、花嫁の冠のベッドのシーンが参考になろう[6]

そして作品を公開したらサポート体制を作っておく。攻略情報を載せたり、キャラクターのファン投票を実施したり、掲示板を設置したりする。こうした努力によってファンが定着する[7]

脚注[編集]

  1. ^ だがせいらたんは腐女子かつ酒豪である。
  2. ^ せいらたんファンが言うところのカルロータチップである。デビルソードのカルロータ(14歳)を表すのに使われた。
  3. ^ せいらたんの作品は新鮮でありながらもRPGの範疇に入っていたため、彼女のファンは勘違いすることはない。
  4. ^ せいらたんのゲームはボイスがかわいいので戦闘シーンも必要です。
  5. ^ ただしせいらたんの出稼ぎ奮闘記はマルチエンディングでよい。プレイヤー側としては3回くらいはプレイしたい。
  6. ^ せいらたんのゲームにはおまけのイベントシーンが豊富でファンに喜ばれている。
  7. ^ せいらたんはこれらに加えて、ファンの要望に応えてカップリングのイラストなどを描いていた。

関連項目[編集]


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第4回執筆コンテストに出品されました。