UnNews:「首相・島耕作」まで連載決定。問題も…

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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「すったもんだの末、ようやく決まりました」――。講談社で連載されている人気の「島耕作シリーズ」の企画会議を終え、作者の弘兼憲史さん(61)はやや疲れた表情でそう語った。

初代となる「課長・島耕作」の連載(1983年)がスタートしてから早26年、その中で島耕作は、酸いも甘いも噛み分け、恋愛アーン♥♥など、人生も謳歌しながら順調に出世、2009年現在では社長にまで登りつめた。

「島耕作は私のライフワーク」とする弘兼氏と、“読者から好評を続ける作品を手放したくない”との講談社側の思惑が一致、3年3億円・出来高1億円(数値はいずれも推定)の年棒契約とし、さらに今後の作品展開を講談社側と決めることで一致していた。

企画会議は、今後さらにシリーズが続いた場合「会社ではこれ以上のポストが無い。早急に今後の作品を決めておくべき」とした講談社が、弘兼氏を交えて6時間にわたって行われた。

会議中“大統領・島耕作”、“将軍・島耕作”、“首席・島耕作”の案も出されたと言うが「“大統領”では米国を刺激する」「“将軍”では国民感情に照らして反発を招く」「“首席”では国民感情(ry」という理由で却下されたという。

なお「首相・島耕作」までのロードマップは非公開。「今後連載の中で明らかにする」(同氏)といい、こちらはお楽しみといったところだ。

しかし一方で大きな問題も2つはらんでいる。
一点は“そもそも人気が首相まで続くのか”という素朴なもので、もう一点は“仮に首相まで上り詰めた場合はどうするのか”といった問題だ。
最初の問題は、社長から首相にいたる過程が、ほとんど一般には認知されていない点が大きい。
首相はほとんどの場合、政界で政治家を長期にわたって務め、その上でなるもの。大企業とはいえ経済界から首相が輩出された例はない。
さらに弘兼氏自身にも政治家の経験がないことも不安材料だ。今後の展開に弘兼氏の手腕が問われる。

二点目の問題は、一般に日本のトップと認知される首相以上のポストがないことが障害となっている。大統領--、将軍--、主席--は先述の通り。天皇はどこかの国のトップと同じ完全世襲制で、憲法が改訂されない限り“島耕作”が天皇になる事はありえない。また、たとえ空想上の設定で「天皇・島耕作」が誕生した場合は、右翼の街宣車が全国を走り回る事が予測される。現実的に考えられるのは“路線変更”だ。“サラリーマンの出世”路線から脱却、例えば「隠居・島耕作」や「老人・島耕作」として社会派マンガにする事で社会に訴えかけることができる。また、還暦を過ぎ、さらに首相--の頃には喜寿を超えているであろう作者には身近な題材とも言え、現実的と言える。

▽島耕作シリーズ
弘兼憲史氏が、自らの松下電器産業(現:パナソニック)勤務の経験を活かし、1983年から「モーニング」(講談社)で連載しているサラリーマンの日常を描いた人気漫画作品。「島耕作」は課長→部長→取締役→常務→専務と出世し、2008年6月12日からは社長に昇進してシリーズ継続中。
「こんなサラリーマンだったらなりたいなぁ」とNEETに思わせて勤労人口の増加に貢献する一方で「そんなに上手くいくか」とサラリーマンに思わせながらも「続きが気になる」と一度読むとクセになる危険性が受けている。


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