「ウィキって略すな」―ウィキペディア管理者、女性暴行で逮捕
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
【2008年12月4日 アンサイクロペディア新聞千葉支社】
津田沼署は3日、20代の女性に殴る蹴るなどの暴行を加えたとして、千葉県習志野市在住の男 高見安美容疑者(32)を傷害の疑いで逮捕した。高見容疑者はインターネット百科事典「ウィキペディア」の管理者をしており、容疑を認めている。
同署によると、高見容疑者は3日午後9時半ごろ、千葉県習志野市の居酒屋で酒を飲んでいた際、近くの席にたまたま座っていた女性が、知人との会話(趣味談義)中に何度も「ウィキペディア」のことを「ウィキ」と呼んでいたのを耳にして強い不快感を覚え、女性へ「ウィキペディアをウィキって略すんじゃない!」と一方的に抗議を行った。しかし女性に聞き入れられなかったため、腹を立て女性の顔を殴打。さらに床に倒れた女性を数回に渡って蹴り飛ばしたりして、全治2か月のケガを追わせた疑い。
インターネット百科事典「ウィキペディア」の管理者を務める高見容疑者は、日頃から「ウィキペディア」を「ウィキ」と呼ばれることを嫌悪しており、インターネット上のブログや掲示板などで「ウィキ」の文字を見るたびに強いストレスを感じていた。
容疑者は「女性がウィキペディアのことを『ウィキ』と言っているのを聞いてひどく腹が立った。気がついたら既に女性へ暴行を加えた後だった」と供述していることから、警察は容疑者の『ウィキ』に対する積もり積もった怒りが、女性の『ウィキ』使用をきっかけに爆発、暴行に至ったものとしてみている。また、容疑者は逮捕された際に「ウィキペディアの母体はウィキメディア財団だ。間違えた奴は俺が殺してやる」などとわけのわからない、殺害予告ともとれる危険な発言をしていたことから、容疑者が犯行当時、精神病などで責任能力が無かった可能性があるとして、津田沼署は容疑者を精神鑑定する方針だ。
なお、この事件に対しウィキペディアを運営するウィキメディア財団は「まだ事態を把握できていないため、コメントできない」としている。
[編集] 解説 なぜウィキペディアの管理者の男性は『ウィキ』呼称に腹を立てたのか
ウィキペディアは2001年に発足したインターネット百科事典で、2005年を境に日本でも普及。現在では「ウィキ」「wiki」の名前で広く親しまれ、調べ物等に幅広く使用されている。
しかし、「ウィキ」という呼び名(省略形)はウィキペディアの管理者達から嫌われる傾向にある。「ウィキ」がこれだけインターネット上で普及しておきながら、異常なまでに嫌われているのはなぜなのか。現にネットユーザがブログ等でウィキペディアを「ウィキ」と表記したら、頭を真っ赤にしたウィキペディアンから「ウィキって略すな。ウィキペディアと書け」と半ば脅し気味に訂正を求められた、という事例が数多く報告されている。
また、ネット上では「ウィキ」呼称肯定派と否定派による論争が起きており、否定派は肯定派に「ウィキ」呼称使用をやめるべく、右のような画像を使用している。(高見容疑者も自分の利用者ページでこの画像を掲載していた。)
「ウィキペディアをウィキと呼んでいけない理由」について、ウィキペディアには以下のように説明されている。
| ウィキ(wiki)とは、Web上の文章をWebブラウザを用いて書き換えることができるシステムや、そのようなウェブサイトのことを指します。つまり、ウィキペディアだけが「ウィキ」ではありません。いくらウィキペディアがウィキ(wiki)を使用した有名なウェブサイトであっても、ウィキペディアのことを「ウィキ」と略してしまうと、他のウィキを使用したウェブサイトはどうなりますか? |
しかし、「ウィキ」がウィキペディアを表す一つの言葉として定着している以上、ウィキペディアが「ウィキ」と省略されなくなる日は来なそうだ。
[編集] 関連項目
- Wikipedia:Wikiって略すな
- ウィキペディア
- 携帯電話 - かつては「携帯電話を携帯と省略するのはよくない」と言われていたが、現在は「ケータイ」の呼び名で完全に定着している。
- スイカは野菜か?果物か?論争
- 子供の喧嘩
- 無意味なたわごと
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