UnNews:世界初・猫のプロ野球選手誕生へ
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
6月10日午後、関西独立リーグの大阪ゴールドビリケーンズ(浦野聖史代表)広報部は本誌の取材に対し「まる君を代走専用要員として正式獲得に向けて動いている」と認めた。早ければ、この7月にも仮契約を交わす見通し。実現すれば世界初の「人間以外のプロ野球選手」が誕生する事になる。また日本プロ野球機構をはじめとした他の団体への波及も見込まれる。
今回のまる君の獲得には、関西独立リーグが抱える特有の問題が無関係ではない。同リーグは、スポンサー企業からの支給金を選手の給与として分配する予定だったが、スポンサー企業の資金繰り悪化によって期限どおりに支払われず、給与の遅配という事態に発展した。
高校生で(男女混合のチームとしては)女性初のプロ野球選手・吉田えり(17・神戸9クルーズ)ですら年棒は180万円(推定)。集客は当初見通しよりも少なく、リーグ自体の体力がないため、人間の選手の補強によって集客を見込む事は不可能に近かった。
また、大阪ゴールドビリケーンズは神戸の吉田選手の人気に対抗するために様々な知恵を絞り、その中に茨城ゴールデンゴールズの片岡安祐美(22)のスカウトもあったというが、片岡選手は、知名度こそ吉田選手に勝る物の、禁則事項ですが吉田選手より禁則事項でする上、年棒も吉田選手以上になるであろうことから見送ったいきさつがある。まる選手への年棒は、キャットフード(焼津のマグロ缶ほたて貝柱ほぐし身入り)1年分+出来高(銀のスプーン3ヶ月分)で、あわせても10万円にも満たない。
さらに関西で猫の社会進出に先例があった事も大きな理由だ。和歌山電鐵貴志川線貴志駅のたま駅長だ。もともとたまは、同駅の売店で飼われていた飼い猫だったが、同駅の無人化に伴い、2007年1月5日に正式に駅長に就任、乗客を17%増加させるなどの活躍を見せていた。
犬ではあるが、社会進出した動物としては、広島東洋カープのボール犬・ミッキー(故犬)や、日本オラクル社のウェンディ・ウェンディが有名。
猫の社会進出によって、少子高齢化と非就労人口(NEET)の増加という社会問題が一挙に解決する事が期待されている。
▽動物のスポーツ界進出
今回のまる君の入団は、少子化に加えて、スポーツの多様化によって裾野が細くなり、かつ大リーグへの人材流出の悩む野球界には大きな朗報になりそうだ。30年ほど前は、少年の夢といえばプロ野球選手で、現に当時の小学生は、野球をする・しないに関わらず、ほぼ全員がひいきチームの野球帽。しかしその人気はサッカーなどに押され、人材不足が深刻化。そもそも関西独立リーグに先行する四国アイランドリーグ自体が“野球版虎の穴”の意味合いが強かった。
身体能力に優れる動物の進出は今後も続くと見られ、従来から存在した「サルの運転手」「犬のおまわりさん」「めだかの学校」などにも影響を及ぼしそうだ。
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