UnNews:増加する小中学校の高層建築、労働者の安全への疑問も

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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【売買新聞】

「タワー」「ピラミッド」…。こういったモニュメント型の建築物を校庭に設置している小中学校は多い。しかし近年、これらの建築物の高層化・巨大化が進むにつれ、建設労働者の安全に対する疑問も指摘され始めている。

激化する建設競争[編集]

「一生の思い出になる」多くの小中学校が、モニュメント建設に熱を上げる理由だ。とりわけよく採用されるモチーフとして「ピラミッド」「タワー」がある。整った外観は人の目を引き、見た目は確かに美しい。しかし、どこの小中学校でも同じものばかり造っているせいなのか、差別化を図ろうとより大きく、より高くという傾向が近年顕著になりつつある。例えば5段程度が普通だった「ピラミッド」は今や9段、10段にまで高層化が進み、その高さは7メートルにも達する。こうして激化した建設競争が今もなお続いている。

危ぶまれる労働者の安全[編集]

こうした建設競争の犠牲になっているのが現場の労働者である。もちろん、たとえ高所における建設作業であっても、熟練した労働者が適切な装備をもって行えば、危険に陥ることは少ない。しかしこのモニュメント建設事業に限っては、どういうわけかその建設労働者のほぼ全てが、十代前半の年少者で占められているというから驚きだ。未熟な労働者による事故の危険は言うまでもないが、年少者の身体に過剰な負荷をかけることは、将来にわたって医学的な影響を及ぼすこともある。

また、労働安全衛生規則は、高さ2メートル以上の高所での作業について、作業床を設置することその他労働者の安全のための様々な規制を設けている。このような高所における作業の危険性は、一般の建設事業においては十分認識されているところである。ところがこのモニュメント建設の事業においては、労働者は2メートルをゆうに超える高所での作業にもかかわらず、ヘルメットすら装着せず、体操着一枚でこの危険な作業に従事しているという。これは明らかに労働者の安全に関し問題があると言わざるをえない。

しかもそればかりではなく、この建設作業が一種の見世物と化しており、衆人環視のなかで行うことが慣習化しているため、労働者がよけいに緊張して足を踏み外し、転落するなどといった事故が跡を絶たないのである。

規制の動きも[編集]

最近ではその危険性が知られるようになり、行き過ぎた建設競争に歯止めをかけようと、一部の自治体では規制の動きも出てきている。確かに巨大な建築物は、人の心を楽しませるかもしれない。しかしそれを造っているのは現場の労働者である。見ているだけなら「一生の思い出」かもしれないが、現場には「一生残る障害」の危険すら常に存在する過酷な状況がある。そういったことを踏まえて、学校に本当に必要な物は何なのか、考えてみることも大切ではないだろうか。

十大バ科ニュース

この記事は2015年十大バ科ニュースにて第六位を受賞しました。
いや、ただこれを貼っただけなのですが、なにか?

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