UnNews:宮崎牛からユンケルの抽出に成功
【2010年4月20日ナントカセント配信】
20日、東国原宮崎県知事は、宮崎牛からユンケル黄帝液の抽出に成功したと発表した。
元笑い者出身であることを逆手にとった県知事の肝いりで全国展開された県特産のマンゴー、通称「太陽の卵」の大成功によって、マンゴーのみならず県そのものの知名度そして税収までも鰻登りとなった宮崎県だが、一方でこれらの人気と話題性が一過性のものとなる危険性を早期に気づき、県民が浮かれている隙をついて、増えた税収を投入して次世代の特産品開発に着手、そこで白羽の矢がたてられたのが、既にそこそこ知名度のある宮崎牛だった。
一方、単なる高品質さや力押しの宣伝だけでは既存の有名ブランド牛や安い海外牛には勝てないことを見抜いた県知事は従来の食用牛とは一線を画するセールスポイントを生み出すことを指示。マグロのトロ風味の牛刺しなどの商品化を目指す一方で、従来の肉のウィークポイントであるコレステロールや高脂肪など不健康さを排除した正真正銘の健康牛の開発が進められており、総合的な栄養バランスのとれた牛肉を作り出すべく、多種多様な交配や玉蜀黍に頼らない飼料の配合など行われることになり、今回ようやく開発成功そして商品化への目途がたつこととなった。
現在のところ、ユンケルの抽出が確認されたのは牛二頭だけだが、同飼育場の牛16頭からも今後ユンケルあるいはリボビタンD、エスカップ、カロリーメイトなどが抽出される可能性は充分に考えられており、また今後は充分な愛情をかけることによりチオビタドリンク抽出の可能性も生まれたことで、関係者の期待は高まっている。
今回の開発成功をうけて東国原県知事は喜びと興奮を隠しきれない一方で、「IT事業関連からも分かるように、このように話題性と将来性のある商品がでてくると必ず投資絡みの話が浮上してくる。かつて和牛商法という前例があったように、詐欺などの犯罪行為に利用された場合、宮崎牛ひいては宮崎県のイメージそのものが損なわれるだけに畜産業者の皆さんは新規業者との取引には充分に注意してもらいたい。特に県外への牛の販売、移動に関しては事前に県あるいは市などに連絡を入れて欲しい。」とキャラクターに似合わない注意を促している。
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