UnNews:省エネ効果なし? 太陽の消灯見たさに浪費するエネルギーは
ナビゲーションに移動
検索に移動
7月22日、太陽(46億)が日本で46年ぶりとなる自身の完全消灯を行う予定だ。インド北部から日本の南の沖にかけて、およそ4分から8分間にわたって太陽からのエネルギー照射が中断される。このような消灯は以前からたびたび行われてきたが、近年の省エネブームにより俄然注目を浴びている。
しかし昨日20日になって、東京環境エネルギー研究所が「太陽の行う消灯は、太陽のアピール行動にはなっても省エネには貢献しない」との表明を出した。テレビや新聞でも、太陽のこうした率先的な省エネ活動を絶賛しているというのに、これはどういうことなのだろうか。
「太陽が行う行動に注目する人間達のエネルギー浪費が大きすぎます」東京環境エネルギー研究所副所長の物輪教授はこう語る。それによると、問題は太陽よりもむしろ、人間の方にありそうだ。物輪教授が指摘する“浪費行動”はこのようなものがある。
- “太陽が消灯する”という珍しいパフォーマンス見たさに人々が燃料を使って移動する。
- 一度使ったらもう二度と使わない“太陽ファンクラブ特製サングラス”(1200円)が大量に生産され、イベント後に廃棄される。
- 太陽見たさに大挙して南の島に押し寄せた人々と島民が対立し、それをマスコミが煽って無駄にヒートさせる。
特に物輪教授が問題視しているのは最初の問題だ。横浜ではわざわざ太陽が消灯するのを見るためだけに、何も無い海に向けて客船を出航させるという暴挙にでており、太陽の活動に水を差す結果になっていることに気づいていない。
「太陽の行動にも問題があります。大都市で(消灯を)やると混乱が起きることに配慮して海上で行うことにしたのでしょうが、それでは省エネに対する啓蒙活動として十分な効果は得られません。かえって物好きな人間を呼び寄せてしまいエネルギーを浪費させてしまいます。」(物輪教授)
エネルギー研究所は、東京や奈良などの大都市で行うよう場所の変更を太陽に要請しているが、残り少ない時間での変更は難しいとおもわれる。
![]() 本項は第2回誤報コンテストに出品されました。
|
十大バ科ニュース
この記事は2009年十大バ科ニュースにて第1位を受賞しました。 |