UnNews:米国でダーウィン映画上映中止 進化論法規制を米下院で審議か
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
【2009年9月13日 配信】
進化論を確立したことで知られるチャールズ・ダーウィンの生誕200年と、彼の著書『種の起源』の出版150年を記念して作られた映画「クリエーション」。米国では、この上映前の映画に対し批判が集中し、ついには米配給会社が映画の配給を拒否する事態にまで発展した。また、一連の流れを受け、一部の保守系議員の間では米下院に進化論規制法案を提出する動きも見られた。
映画はダーウィンが進化論を発表するまでに、科学とキリスト教への信仰との間で揺れ動く様を描いた内容で、英国を始めとして世界各国で放映される予定である。今年のトロント映画祭などにも出品されている。
しかし、米国民からは批判の声が上がり、「ダーウィンは人種差別主義者」「神が人間を創造したのは確定的に明らか」「映画を放映すれば、配給会社には神とその忠実な僕たるアメリカによる正義の鉄槌が下る」などの意見が多数噴出した。これを受け、米配給会社は映画の配給取りやめた。発表の際、広報担当者は「米国民にとって矛盾が多過ぎる」と理由を説明した。
また、この事態を受けて、一部の保守系議員の間では進化論を規制すべきだという議論が再発し、米下院に法案を提出しようという動きが出ている。現在多数派を占める進化論否定派の意見を酌む形となったが、意見を言わなかった多数のサイレントマジョリティを考慮にいれて決定すべきと法案提出に反対する議員もいるため、米下院では白熱した議論が展開される見通しとなっている。
なぜこのような事態になったのか。ある調査[1]によると、米国で進化論を信じている者は39%に過ぎないという結果が出ている。キリスト教国が多い欧州諸国では、英国や仏国、伊国など進化論者が多数を占める結果が出ているため、単に宗教上の問題ではなく米国独自の国風によるものだと考えられる。もし規制法案が米下院を通過した場合、米社会に深刻な影響が出るものと予想されている。
[編集] インタビュー
進化論についてどう思うか、我々は日米英でインタビュー調査を行った。なお、進化論肯定派は青、否定派は赤で示してある。
- イギリス人1「宇宙はスパゲッティ・モンスターが作った」
- イギリス人2「いや、見えざるピンクのユニコーンが作ったのだ」
- 日本人1「かみならチェーンソーで殺した」
- 日本人2「私が神だ」
- 記者「なんだ、ただの神か」
- アメリカ人1「猿が人間に進化するだって? 貴様は神を侮辱するのか、このぴー!! 貴様らぴーなど以下略」
- アメリカ人2「日本の報道機関? それなら正直に言うけど、進化論は正しいと思うよ。あまり大きな声では言えないけどね」
また、我々は米下院の某共和党議員(保守系勢力が強い某州選出)にもインタビューを行った。
- ――あなたは進化論についてどうお考えですか?
- 議員「私はインテリジェント・デザインを信ずるのが、アメリカ国民として正しいと考えています」
- ――一部の議員の間では、米下院に進化論規制法案を提出しようという動きがあります。これについて、どうお考えですか?
- 議員「私も内容を検討した上で態度を決めたいと思いますが、法案が提出されれば賛成に回るでしょう」
- ――しかし、進化論を規制するのは言論の自由を妨げることにはなりませんか?
- 議員「『規制』というのは語弊があります。単に、学校や政府などの公的機関においては進化論が絶対的に正しいという立場を取ってはいけないというだけです。また、私立の学校でも同様の措置がとられるでしょう」
- ――つまり、個人に対しては特に制限は課されないということですか?
- 議員「ええ。少なくとも、今回の法案ではね」
[編集] 参考文献
- ↑ Public_Acceptance_of_Evolution(pdfファイルにつき注意)