UnNews:112番元素の名称決定 初の日本人名

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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国際純正・応用化学連合(IUPAC)は20日、現在公式に認めている元素の中で最も重い112番元素の正式名に、1960年代に「ケイ素の立身出世物語」などの漫談で一斉を風靡した化学漫談家、故・コペル西さん(本名:西政夫、1943~2002)を記念した「コペルニシウム(Koperunishium)」という名前を採用することを発表した。

これまで112番元素には仮の名称「ウンウンビウム」が与えられていたが、112番元素を人工的に作成し、その物理性質を発表したドイツのGSI(重イオン研究所)が昨年9月に提案した名前「コペルニシウム」がそのまま受理された。元素記号はCnとなる。

名称を提案した研究チームの一人は大の日本通であることで知られ、今回の命名でも日本で化学に関係した人物の名前を考えていたという。元素名に人物名を使う場合は通例、故人の名前に限ることとしているため、京都大学で研究をしていた頃に有名であった化学漫談家の名が浮かんだものと思われる。

コペル西さんは千葉の科学博物館の学芸員であったが、その解説の語り口が人気となり、60年代から化学漫談として全国各地の小中学校で公演するようになった。数ある科学分野の中で化学を選んだ理由は「一番人気がなさそうだったから」だったという。

西さんは「炭素は手は速くて多いがすぐに離れる“ビッチ”」「ヘリウムは孤高を貫く“一匹狼”」など、今で言う“擬人化”を30年前から取り入れて、元素や化学物質の様子をコントのように分かりやすく説明する手法で人気だった。

日本人で、しかも科学者でない人物からの命名ということもあり、地元千葉では大きく盛り上がっている。西さんの家族は「地道な活動がこんな所に残されるなんて信じられない」と話している。

なお、ポーランドの化学者団体が「同名の科学者がポーランドにいるが、こっちにちなんでつけられたのではないか」と主張しているが、彼は天文学者であり化学とは何の関係がないため、多分違うと思われる。

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