UnTunes:残酷な四十路のニート

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残酷な無職のように
青年よニートになれ

むさい奴が今
ハロワのドアを叩いても
男だけをただ見つめて
苦笑する事務員
じっと探してる
求めることに夢中だが
年齢さえまず満たさない
手遅れな男

そしてすぐに気づくでしょう
この男には
遥か未来生きるまえに
職が無いこと

残酷な四十路のニート
ハロワから泣いて飛び出す
ほとばしる寒い冷や汗
収入源が断たれるなら
このanを抱いて彷徨う
壮年よバイトをやれ

ずっと見つめてる
男の嫁の微笑み
二次元が夢の使者に
見えてる日々がある
太い首筋を
ディスプレイがうつしてる
世界中の時を止めて
引きこみたいけど

もしも職に就けぬことに
意味があるなら
男がそう保護を受ける
ための言い訳

残酷な五十路のニート
悲しみがすでに始まる
あきらめた普通の暮らし
現実に目覚めたとき
絶望の光を放つ
中年よ役所へ行け

人はいつも労働して
社会を作る
定職なんて就けないまま
男は生きる

残酷な六十路のニート
ホームからやがて飛び立つ
ほとばしる熱い血肉で
中央線を止めるのなら
この遺書を抱いて羽ばたく
老人よネ申言舌になれ

関連項目[編集]


Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第27回執筆コンテストに出品されました。