Yak-38
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
ソビエト社会主義共和国連邦閣僚評議会付属国家保安委員会認可
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Yak-38は、西側諸国のハリアーに対抗して旧ソ連のヤコブレフ設計局が開発したVTOL機(垂直離着陸機)であり、愛称は「フォージャー(まがい物)」である。
目次 |
[編集] 概要
P-39エアコブラのコピーであるGu-1、Me262のコピーであるSu-9、B-29のコピーであるTu-4、コンコルドのコピーであるTu-144など、西側諸国の航空機に対抗するためにコピー機を開発する事が多い旧ソ連の中において、本機は西側諸国のハリアーに対抗して設計された機体であるにもかかわらず、そのVTOLとしての構造はハリアーとは大きく異なっておりオリジナリティに溢れた異色の存在と言える。
例として、ハリアーがひとつのエンジンと推力偏向ノズルを組み合わせてVTOL機としての機能を実現しているのに対し、本機は推進用のエンジンとは別に二機のリフト・エンジンを搭載しており、これによりハリアーと同等の推力偏向ノズルを搭載し稼動させた場合に発生するであろう機械的な信頼性低下を防ぐ事が実現されている。
またハリアーが陸上からの運用を前提として開発されたのに対して本機は航空母艦に搭載される艦載機として設計され、その大きな一つ目の特徴はやはりVTOL機としての機能であり、垂直離陸時の最大離陸重量はハリアーを上回ると言われている。これに加え、そのVTOL機特有の困難な操作によって発生する危険性への対策としてD-36と呼ばれる優秀な緊急脱出装置を搭載しており、パイロットの安全性が非常に優れた機体となっていた。
装備としては、R-60赤外線誘導短射程空対空射程ミサイル、Kh-23電波コマンド誘導空対地ミサイル、機関砲コンテナ、無誘導爆弾と、様々な兵装が装備でき、その後も改良が続けられ「Yak-38M」と呼ばれるようになる頃には西側諸国のハリアーにも十分に対抗できる搭載量・航続距離を有するまでになっており、母艦であるキエフ級の重武装と相まって西側諸国に対して非常に強い心理的重圧を与える存在であった。 このため、後述するように本機との実戦を交える事について西側諸国が恐れ、その結果として本機は銃砲やミサイルを交えた実戦の経験は殆ど無いものの、しかし心理戦に長けた類まれなる特殊な性能を持った航空機として西側諸国に対して非常に強い心理的重圧を与える事により、結果としてその名に恥じぬ役目を果たしただけではなく、更に次世代のVTOL機開発の礎として大きな役割を果たした。
[編集] 実績
本機は前述の通り旧ソ連のキエフ級航空巡洋艦に搭載され、東側諸国でもVTOL機が運用できる事を証明するための機体として活躍し、その結果西側諸国では「Yak-38はハリアーと違い、超音速飛行も可能なVTOL機なのではないか」等と言う憶測が飛び交い、その性能が徐々に解明されてからも「対潜哨戒機用の戦闘機ではないか」と動揺を続ける事になり、このように本機は冷戦の期間中は非常に強力な「冷たい戦力」となり、長期にわたって西側諸国を恐れさせる脅威の航空機となり恐るべき抑止力として機能したのである。また本機は心理戦だけではなく実際に戦闘にも投入されており、特別な迷彩を施された上でアフガニスタン侵攻では対地攻撃任務に投入されている。故にYak-38はゴーストファイターではなく、この事実は誰にも変えられないのである。
[編集] 派生型
- Yak-38:基本型
- Yak-38M:STOL(短距離滑走)を行う事が可能になり、搭載量を飛躍的に増大させた発展型
- Yak-38U:二人乗り飛行機
[編集] 運用国
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