国鉄キハ40系気動車
国鉄キハ40系気動車(こくてつきは40けいきどうしゃ)は、JR各社が一通り持っていた唯一の車両である。
ドアの形や運転台などの違いで、40・47・48の3タイプに分かれる。
登場時
永遠のエクストリーム・謝罪プレイヤーとして名をはせる日本国有鉄道が開発し、何を狙ったのか888両が製造された。しかし、以下のようなお役所らしい弱点があったため、汚物車とされていた。
- 遅い
- 加減速性能も、最高速度も在来車並みもしくはそれ以下。
- 重い
車体の頑強さ以外に取り柄のない国鉄型車両なので、頑強さにこだわるあまり軽量化を忘れかけていた[1]。- 非力
- 何を思ったかエンジンを本来の出力からレートダウンして使っている。山登りが大の苦手[2]。
- 高燃費
- エンジンの開発費を含めて制作コストをケチった結果、オイルショック後に製造された車両とは思えないほどの高燃費ぶりで国鉄の財政を直撃した。
- 暑い
- 国鉄の台所事情により、冷房をつけることができなかったため、夏場はとにかく暑い。
JR化後
国鉄が爆発解体されて民営化すると、JR各社は大量に押し付けられた使えない車両の処遇に困ることになる。そこで彼らは、車両を魔改造することによりとりあえずは使えるようにしようと考えた。
大体どこの会社も冷房の取り付けとエンジン載換を行ったのだが、これによってより重くなったし、それ以前に車体の重さが致命傷レベルなので…
中には、せっかくあるトイレをわざわざ撤去して、椅子にしてしまった車両もある。しかし、しばらくは屋根上の水タンクを置きっぱなしにしていたので、ただでさえ遅いのに重りなんて付けたら…
とはいえ結果としては多くの派生や、以下の特性が生まれ、ある程度は使い物になるようになった。今では、ローカル線おなじみの車両として今日も空気の運搬に貢献している。と思いきや、この車両にはデッキが付いている物が多いため、空気輸送も出来ないゴミと化している。
登場から40年以上を経て流石にボロさが隠しきれなくなってきたため、東日本や倒壊東海では新型車両を投入してキハ40を駆逐した。しかしあのJR西日本だけは例外で、お得意の「古い車両を末永く大切に(ry計画」でチマチマ延命させている。民営化されたとされる國鐵廣島でもコイツだけは例外なのだ。
特性
- とにかく頑丈
- 車にぶつかられたくらいでは壊れない。初出から30年以上たっても、888両製造された中で、事故で廃車になった車両はわずか2両である。ただし2011年3月11日、何両かが津波に流された。
- どこでも走る
- 北海道から鹿児島まで、どんな場所でも走れる[3]。また、電車ではないので、電気がなくても走る。
- ただし勾配では自転車とデットヒートを繰り広げている[4]。
- 応用が効く
- 普通列車での運用が主であるが、上記の頑丈性を活かして急行や特急にも変身が可能。ただし車体自体は急になり得ないのでぼったくり列車が誕生することもしばしば。
- が、北国の色々な意味でアレな会社によってバケモノエンジンを載せられたやつもいた。俗に言うスーパーヨンマル。
- 乗り心地の悪さ
- 例外なく30年近く前の古い車両であるため、振動がひどい。田舎路線では走っているだけマシなので気にしてはならない。
なぜか先輩気動車キハ31よりも燃費は悪いがトイレがある。
運行路線
田舎にいけば、飽きるほど見ることができる。しかし、東京や大阪名古屋などの三大都市圏で見るのは不可能に近い。
脚注
関連項目
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