扇風機
〜 扇風機 について、銀魂サブタイトル
扇風機(せんぷうき)とは、パーティーグッズのひとつ。扇風機に口を近づけて喋ることで声が変わったように聞こえる仕組みになっている。しかし今日では冷房用機器として使われることが多い。また、毎年約3万人もの人が誤った使用法により木っ端微塵になっている。
構造[編集]
モーターにプロペラ状のファンが付いており、モーターによってファンを回転させる。これによってファンからは風が発生する。しかし構造が明らかになっているものの、声が変わって聞こえるメカニズムは未だ解明されていない。今日までアインシュタインによる相対性理論、大槻義彦によるプラズマ説など様々な説が出ているが、いずれも否定されている。この「解明不可能な謎の技術」という点から矢追純一らは、このメカニズムが宇宙の超文明からもたらされたものだという説を挙げており、注目を集めている。矢追は2006年に「扇風機の前でどんな言葉をしゃべるか」というアンケートを実施し、「アー」「ウー」という単音に続き「我々は宇宙人だ」という文章が3位になったことに着目。これは人類の祖先と宇宙人が扇風機を通じて交流したことの名残だと主張している。
歴史[編集]
世界初の扇風機は19世紀後半、エジソンが発明したとされるが、経緯は不明。しかし同じくエジソンが発明した蓄音器には、エジソン自らが扇風機を使用して変えた声が録音されている。
この扇風機は世界中で爆発的な売れ行きを示すが、それが徒になった。ほぼ全ての世帯に扇風機が普及してしまったため、パーティーグッズとしての物珍しさが無くなり、飽きられてしまった。それでも一部の人間は扇風機を使い続けてパーティーを盛り上げようとしたが、逆に「サムイ」結果になってしまった。
この扇風機=「サムイ」という認識は、現代を生きる人間の深層心理の中に刷り込まれてしまっている。そのことを逆手に取った日本の芝浦製作所が、夏には扇風機を見ることで涼をとるという新たな使い方を提案。扇風機は冷房器具として新たな価値を得た。
また『ドラえもん』が人気になると、子供たちの間では扇風機を頭上に掲げ、空を自由に飛ぼうとする遊びが流行した。無論ただのパーティーグッズである扇風機では空は飛べないが、「モーターの出力を上げると飛べる」「プロペラを大きくすると飛べる」「この間志村けんの番組で、扇風機で空を飛んでいた。あの志村のように顔を白塗りにしてちょんまげを結えば飛べる」といった都市伝説が大流行した。