なりすまし

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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ユーモア欠落症患者のために、ウィキペディア専門家気取りたちが「なりすまし」の項目を執筆しています。

なりすましとは、怪人二十面相のごとく、特定の対象人物であるかのように見せかけて、周囲や不特定多数の第三者を騙す行為のことである。

理論[編集]

ひよこのように動き、ひよこのように鳴き、ひよこの姿をしているのなら、それはひよこである。

アラン・チューリングチューリング・テストの概念で示し、またダック・テストの例でも知られているように、機能主義の立場では、外部から「Aのように見える」ということを、実際に「Aである」ことと同一視する。

ここで、人間でさえもその能力的な特徴に分解でき、かつそれぞれの能力は「再現可能」であるという立場に基づくのであれば、全くの別人が、外から見てある人物Xであるかのように振舞うことは、理論上可能である。

これが、「なりすまし」の生まれる理論的な背景である。

実践[編集]

なりすましを行うためには、対象を徹底的に模倣しなければならない。わずかでも「明らかにその人ではない」挙動が混入すれば、なりすましはあっという間になりすましだと見破られてしまうであろう。

一般的に、なりすまし対象について、模倣するべき情報量が少ないほど、模倣は容易である。

それ故、リアルライフで誰かに長期間なりすますことに成功すれば、人が虎に噛み付くイベントと同程度の確率で、ニュースに出ることができるだろう[1]。メークアップや整形で姿形を似せるのみならず、ジェスチャーや声色、口癖などの、あらゆる挙動を似せない限り、なりすましであることなどすぐにバレてしまうからだ[2]

現に、リアルライフでのなりすましは容易ではなく、個人レベルよりも粗い、特定職業や学歴レベルのなりすましでも、映画化されてウィキペディアデビューできるほどである。

だが、文章だけ模倣すればなんとでもなるアンサイクロペディアなどのオンラインサービスでは、仮になりすましに成功したところで荒らしデビューが待っているだけなので、実践したところで何も面白くない。管理者の手間がかかるだけなので、管理者のハラスメント行為があって抵抗する場合を除き[3]、断じて使用してはならない。

ただし、現代では、文章のみならず、個人情報を盗み出すこともなりすましの常套手段である。アカウントのパスワードを割り出したのち、住所クレジットカード情報などの情報を盗み出し、それによって違法な取引を行うことなどが、実際の例として考えられる。

対策[編集]

なりすまし対策としては、二つの真逆の方針が考えられる。

すなわち、「誰も真似できないようなぶっ飛んだ個性を持つ」アプローチと、「極端に没個性的になることで、なりすましがわずかでも個性を出した瞬間にコトが露呈する」ようにするアプローチである。

なりすましがまかり通るのは、機能主義的な模倣・再現可能性が確保されている条件下であり、そのためには適度な特徴量を持っていることが必要である。極端な個性や極端な没個性は、そのような適度な特徴量の範囲外にあり、カメレオンのように変幻自在な役者でも、そう簡単に演じられるものではない。

なりすましを行う人間は、ただの人間にしか興味がないのである[4]

ただしこれは個人としての性格や挙動をなりすます場合の話で、パスワードを盗んでカード取引を行うなどの経済的ななりすましには、パスワード管理など、別の対策が必要である。

脚注[編集]

  1. ^ ただし、そのためにはある段階でなりすまし行為が発覚する必要があり、完璧すぎて一生発覚しないなりすましであってはならない。その絶妙なバランスをとれるのであれば、インターネット炎上することで、晴れてネット民から称えられる英雄になれるであろう。
  2. ^ 東京砂漠のように、人間関係が希薄な地域では、例外的にうまくやりおおせるかもしれない。
  3. ^ その場合、ハラスメントにハラスメントを返すことで同じ土俵に立つことを十分に認識したうえで、なおそれが良いと思うのならどのみち止めても無駄だ。その手合いはいずれ何かしらやらかすからである。
  4. ^ 一見奇妙に思われるかもしれないが、「すべてが平均的」という普通すぎる状態は、実は異常である。あの画一的なことで知られる日本人でさえも、よく観察すると何らかの個性は持っているものである。

関連項目[編集]