ひぐらしのなく頃にごっこ
ひぐらしのなく頃にごっこ(ひぐらしのなくころにごっこ)は、全国的にポピュラーなエクストリームスポーツの一つである。かくれんぼとは対照的に鬼が子を隠すなど、特異な点が多くルールも細密化されており複雑。地方によっては鬼かくしんぼとも呼ばれる。欧米圏でwhen they cryという同様の遊びがある。
ルール[編集]
ひぐらしのなく頃にごっこは前半と後半に分けて遊ぶが、通常後半は省略されることが多い。また、派生ルールが複数存在し、選択したルールによって遊びの終わらせ方も変わる。一般に遊ばれているルールを総合すると、次のようなものになる。
- 始めにじゃんけんなどで鬼と神(オヤシロさまとも)を決め、鬼と子は自分の腕で目を塞ぐ等して子の行動を見えないようにした状態であらかじめ決めておいた数を数える。尚、子は鬼が数えた数の倍を数えないといけない。
- その間に神は子の一人に祟りを下して消す。そしてカウントを終えた鬼は更にもう一人の子を隠す。
- 鬼の倍の数を数え終わった子は隠された子を探す。
- つまり子も「隠された子」と「探す子」に分かれる。
- 祟りに合って消された子は見つからないので探さなくても良い。
- また鬼が隠した子も探して見つかる保障はない。
細かいルールの違いは以下の通りである。
前半[編集]
鬼隠しルール[編集]
鬼隠しルールは5人以上によって行われ、1人の鬼と1人の神、残りの子に分かれる(人数が多い時は祟りを複数にして鬼隠しを増やす場合もある)。子は隠された子を見つけた時に「圭一君みぃつけた(「見つけた」の意)」と呟いた後、更に高笑いをする。この際、見つけられた子は探す子を突き飛ばして逃げても良いが、探す子はそれを鉈や斧を持って追いかけても良い。また遊びの終了まで隠された子を見つけ出せなかった場合、探す子は電話ボックスに入って自ら首を掻き毟って死なねばならない(実際に死ななくても良い)。
そして見つけ出されなかった子が「どうか見つけて下さい、それだけが私の願いです」と言って遊びの前半は終了する。このルールは後半は罪滅しルールに対応する。
綿流しルール[編集]
ルールの基本は鬼隠しと同様、これに鬼ごっこのバリエーションの中の高鬼の要素を取り入れたもの。このルールは地理的に高低差のある環境で行うのが好ましく、また梯子や脚立等の道具が揃っていると更に良い。鬼は子を高い場所に隠すのが普通であるが裏をかいて低い場所に隠す等、心理戦も綿流しルールの面白味の一つである。綿流しルールの場合は鬼が積極的に探す子の捜索を妨害する事が出来、例えば高い場所を探す為に子が梯子に登っている時に梯子を揺らす等の行為も認められる。 隠された子が見つけ出す事が出来なかった場合は探す子にはペナルティが課される。ペナルティは指に釘千本打ち込むのが伝統である(本当に打ち込まなくても良い)。
そして見つけ出されなかった子が「圭ちゃん、迎えに来たよぅ~」と言って更に探す子の指に釘を打ち込んで遊びの前半は終了する。このルールは後半は目明しルールに対応する。
祟殺しルール[編集]
ルールの基本は共通、これに鬼ごっこのバリエーションの中のこおり鬼の要素を取り入れたもの。このルールでは神(オヤシロさま)は祟るのではなく選ぶ。隠されずに探す子の一人となる。探す子は隠された子を見つけた時に頭を撫でなければならない。隠された子はそれを拒否、相手を突き飛ばしその後激しく嘔吐する。折角見つけてあげたというのにあんまりなリアクションが返ってきた事を絶望して探す子は橋から転落する(近くに橋が無かった場合転落しなくても良い)。
その後、神と鬼と隠された子がガス災害で死ぬ(実際にガス災害で死ななくても良い)。そして橋から落ちても奇跡的に一命を取り留めた探す子が自衛隊に保護されて遊びの前半は終了する(本当に保護されなくても良い)。このルールは後半は皆殺しルールに対応する。
後半[編集]
罪滅しルール[編集]
このルールでは前半での隠された子と探す子の役割が入れ替わる。同じく鬼は子を隠すが、探す子が隠された子を発見した際に自分を信じるよう呼びかける。この際、隠された子はこれを拒否し、探す子の過去を詰って良い。隠された子はこの後ガソリンを撒き、鬼を鉈で殴打するがこれは峰打ちに限る。そして缶けりの要領で探す子は鬼を救出しなければならない。
救出が成功した場合、隠された子は探す子に「どうして圭一君は目覚まし時計なんて持ってるのかな?かな?」と言い、ひゃあああと鉈で襲い掛かる。探す子はこれを返り討ちにし(相手を負傷させてはならない)説得、隠された子が投降したところでカーテンコール。
「これで今宵はおしまいだぜ!!俺達は惨劇に打ち勝った!!もう俺達はお互いを疑わない。だからいつまでも結束している!!だからどんな惨劇が訪れようとも、二度と屈すると思うんじゃねぇ!!悲劇など知るか惨劇など知るか!悪魔達が喜ぶ脚本が、今後どれだけやって来ようとも。俺達が全部、ブチ壊してやるぜえええッ!!!」と叫んで遊びは終了する。
目明しルール[編集]
前半がこおり鬼の要素を取り入れた遊びであったが後半では手つなぎ鬼に代わる。このルールでは前半で鬼だった者が探す子を鬼ごっこで全員捕まえなければならない。隠される子だった者は目を隠した状態で待機しておらねばならず、この間に鬼は捕まえた子を今回は低い場所に隠す。低い場所は地下施設などが好ましい。前半同様必ずしも低い場所と決まっているわけではなく、高い場所でも良い。全ての子を隠し終えると「全部出来た!」と大声で叫び、これを合図に前半の探す子と隠される子の立場の逆転が完了する。尚、鬼は探す子が探索している間、監禁している子に虐待を加えても良い。
探す子が隠される子を全て発見すると(子の安否は重要ではなく状況証拠だけでも良い)遊びは終了。鬼は最後に「生まれてきて、ごめんなさい」と言う。
皆殺しルール[編集]
皆殺しルールでは前半に神(オヤシロさま)だった者とそれが選んだ者が重要な役割となる。前半と同じく探す子と同様に隠された子を探すが、このルールでは鬼も隠れる。隠れされた子と鬼を見つからない場合、選ばれた子が「死ね死ねみんな死ねぇぇぇ!」と言うとお手上げの意思表示となり鬼以外の皆で仲良くガス災害を迎える事になる(本当に迎えなくても良い)。選ばれた子は別に鬼から全裸にされ、神社の境内で生きたまま内臓を引っ張り出される(本当にしなくても良い)。遊戯中、神はずっとあぅあぅ言ってなければならない(本当に言わなくても良い)。
その他のルール[編集]
- 暇潰しルール - ケイドロに近い
- 祭囃しルール - そんな事よりジジ抜きしようぜ!
- 盥回しルール - どのルールにも該当しない場合自動的にこのルールになる
- 憑落しルール - もう全員鬼でいいや
- 澪尽しルール - 鬼が探す子と付き合う
- 鬼曝しルール - 一方興宮では
- 宵越しルール - 夕方から夜明けまでの徹夜ゲーム
ここでは省略するが他にも派生ルールが非常に多いのがひぐらしのなく頃にごっこの特徴である。
誤った遊び方[編集]
上記がひぐらしのなく頃にごっこの正しい遊び方であるが、昨今誤った遊び方が全国的に大ブームになっており社会問題となっている。しかもその誤った遊び方によって死傷者の出る事態が頻発した為に危険視され始め、現在では遊戯自体が規制、禁止される傾向にある。特に危険視されているものが、両親の離婚をトラウマに持った少女が斧を使って敵を殺していくという遊び方であり、これは主に罪滅ぼしルールが下敷きになっている。また、怪物王女ごっことの混同も見られる。誤った遊び方の例としては以下がある。
- 黒い服に着替えて斧で父親をぴーぴー。
- ぴーで父親を殴る。
- 鉈の峰でクラスメートをバキューン!!。
- 検閲により削除
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絶対真似しないで下さい。
関連事項[編集]
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