りア充

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曖昧さ回避 この項目では、社会学的調査に耐えうるリア充について記述しているばい! 世間的に正しいとされる人間につ・い・て・は「リア充」をCHECK IT OUT!! はい!!!

りア充(りあじゅう)とは、実生活においてあまりに忙しい生活を送り、抱えたストレスをネット等で下級扱いする人種、民衆の悪口を書くことで晴らす差別主義者のことである。実際のところ、ネットにおける罵詈雑言の大半は彼らによってつくられている。そんな彼らの肉声に耳を傾けてみよう。

大学生のりア充[編集]

部活充編[編集]

僕は推薦で大学に入学した。入学初日にやるのはもちろん部活登録だ。新歓コンパにも参加して、大学生活を共にする仲間たちができた。あそうだ、空いた時間のために、合コンとかの予定も出来る限り入れておこう。よしあっという間に携帯のメアドが100件以上登録された。さあこの俺には両手で数えられないほどのりア友たちが待っている。何とも充実した生活が送れるはずだ。何といっても予定がすべてりアルに充ちているんだからな。そうそう、ここでいう部活とはもちろん、体育会のことだ。

毎日毎日、部活の練習に励む日々だ。コーチの愛のムチや先輩のかわいがり僕にとっては全てご褒美だ。何、それは今世間で言われている体罰やいじめじゃないかって?馬鹿いうな、そんなことをパワハラだの暴力だの言いがかり付けて通報する行為はすべてリストラへの道なんだぞ。上の人間の命令は絶対服従だ。僕の体は沢山の愛のキズで埋め尽くされている。まさに僕は今りアルに充ちている

え、学業生活はどうしたのだって?アホだなお前は。そんな時間全て部活に捧げばいいんだよ。どうせ大学で学ぶことなんて、実社会じゃ何の役にも立たないんだ。そんなことより、部活で得た忍耐力、向上心、上下関係の大切さの方が実社会においては幾分役に立つんだ。それに大学の授業なんてものは、僕のりア友ネットワークを駆使すればどの授業のノートも全て僕の手に入ってしまう。マジメに授業に出てノートを必死にとる非リア充は実に効率の悪いことしている、時間の無駄だ、愚かな連中だ。そんな効率の悪い人間は実社会でもすぐに捨てられるだろう

いいか言っておくぞ。大学生の真の本分は4年間、日々部活に励み、飲み会に励み、恋愛に励み、社会人としてのりアルな生き方を部活を通して学ぶことなんだ。俺はその規範に従う模範生だ。俺はその規範をりアルに遵守することに充実感を感じている。

そもそも、競争社会において重視されるのは経過じゃない、結果が全てだ。勝負の世界では「勝つ」以外に価値はない。学問だってそうだろう?その人が持つ能力を全て数値化して点数という形で格付けしているじゃないか。いいか、会社では常に「数字」がつきまとう。その「数字」の優劣を競いあい、最も高い人が出世する、つまり会社では毎日が競争だ!ましてや働いたら負けなんて考えは勝負から逃げることだ。そうなったら、見事に非リア充の仲間入りだ。貴様ら、それでいいのか?

おっとあっという間に4年が過ぎて就職活動だ。早速、部活のOBネットワークを駆使して数多くのリクルーターと接触だ、そして体育会頑張りましたアピールで人事のハートをキャッチして簡単に内定ゲット。さあ、俺には勝ち組人生が待っている。

バイト充編[編集]

俺はAO入試で大学に入学した。入学初日にやるのはもちろんバイト先探しだ。よし7日間すべて日程を埋めることができた。あそうだ、空いた時間のために、合コンとかの予定も出来る限り入れておこう。よしあっという間に1か月の予定がすべて埋まった。さあこの俺には1日も休めない忙しい毎日が待っている。何とも充実した生活が送れるはずだ。何といっても予定がすべてりアルに充ちているんだからな。

何、もうちょっと休んだ方がいいだと?馬鹿いうな、そんなことを言って家の中に籠る時間を増やそうとするのはすべて非正規社員への道なんだぞ。自由になる時間の多い人間の方がより充実しているなどというのは全て虚構だ。さあ、俺は今日もりアルでない者共を尻目に、稼いだお金を使って喫茶店で主人扱いされてくるか。

え、学業生活はどうしたのだって?アホだなお前は。そんな時間すべて寝ていればいいんだよ。学問をして新たな発見を行うためには、自由になる時間が多い方が良いだと?とんでもない、多様な解釈とかいう名の下で答えがいくつもあるような空間なんかがあってたまるか?どんな問いでも答えなんかたった一つでいい。多様な解釈を認めろっていうのは、現代日本の若者文化を世界トップクラスに押し上げたジャパンクールの単一文化性を破壊しようとする左翼団体の陰謀なんだぞ。

いいか言っておくぞ。大学生の真の本分は年中無休でバイトに励み、合コンに励み、社会人の非正規社員どもから職を奪い取って、正社員だけで構成される大人社会の理想を支えるのに貢献することだ。俺はその規範に従う模範生だ。俺はその規範をりアルに遵守することに充実感を感じている。

それに比べたら、学問に励むのは100分の1以下の意義しかない。まあ理系の学問は答えが常に一つしかないからその限りでもないがな。経済学を除く文系の学問なんかに今や存在意義なんかない。なぜなら、人文科学の問題はグローバリズムに従属することが唯一絶対の正義ということで決着がついたからだ。人文科学や社会科学に「多様な解釈」はもういらない。そんなのがあったら、商売で感謝の声を挙げるのに雑念が入り込んでしまうではないか!雑念の入った人間は感謝の声が小さくなる。そうなったら、見事に非リア充の仲間入りだ。貴様ら、それでいいのか?

おっとあっという間に4年が過ぎて就職活動だ。早速事前練習で覚えた建前をグダグダしゃべって簡単に内定ゲット。さあ、俺には勝ち組人生が待っている。

社会人のりア充[編集]

僕は山手線内の会社に通勤するりアル生活が充実した社会人です。僕の充実した1日を皆さんに公開してあげましょう。

6:00
妻に叩き起こされて一日が始まります。身支度を整えたらパン1切れとサラダをかじって早速外へ。今日もりアルに充実した一日が始まります。
7:00
いつもの通勤電車です。この電車は前の駅ですべて空席が埋まります。なので東京までの1時間半ずっと立ち通しになります。しかし、たまに空席があっても座ろうとは思いません。東京に勤めるサラリーマンなら、満員状態で通勤するのは基本徳目ではありませんか。僕は今日もその徳目を果たすことができてりアルに充実しています。
9:00
始業時間です。会社の社長からいつもの指令がありました。「労働者の働く自由」を拡大するために、それを妨げる労働法規を解体するビラを駅前で配れという命令です。30分社員一同でネット上のブログに労働法規の不当性を訴える書き込みを行ったら、早速駅に出て街宣です。
10:00
ビラ配布開始です。次から次へと人がやってきます。みんな、僕たちの主張に賛同してくれているようです。ありがとうございます。働く者をあげつらう法規は、日本人を怠けさせ、特定アジアの反日主義者をのさばらせるためにできたのです。そんなものは即刻廃止されねばなりません。僕はそんなお客様のための歴史的闘争に参加できてりアルに充実しています。
あ、左の方から変な批判文句が飛んできました。市民を無視して大学の人文系学者にしか分からないだろうことを口走っています。どうやらこの妨害者たちはあの悪名高き労組国労の後釜組織のようです。やれやれです。市民たちがこの妨害者たちを冷ややかな目で見ています。なのに妨害者たちはその視線に気付けないようです。所詮は頭の固い人たちです。恐れることはありません。笑顔測定器で鍛えた僕たちの顔と声の前に、彼らの声はやがてかき消されていきました。
13:00
15分の昼ご飯が済んだら、営業会議の時間です。早速部員の先月の成績が貼り出されました。しかし、どうでしょう。僕の成績は平均より下ではありませんか。僕はさすがに「どうしたのだろう、あれだけやったのに」と嘆きました。しかし、ここで部長様は厳しくも温かい言葉をかけて下さいました。
「お前は何もしていない。だから売れなかった。やった者は必ず売れる。しかしお前は売れてない。だからお前はやらなかった。売れないモノは存在しないのだからな!」
部長、心からのお言葉ありがとうございます。僕は先月半ばの1日、家庭内で確かに15分間ネトゲに興じ、貴重な時間を自主労働に回すことを怠りました。15分間の怠慢を見抜かれる部長はまことの辣腕部長にございます。まさに部長様こそ真のりア充といえましょう。部長様はそんな僕のために、ネット上の非リア充どもを罵倒するよう命令なさいました。
15:00
それにしても午前中に駅前にいた人たちは普段一体何をしているのでしょうか?あんな時間に駅前をうろつく社会人などどうせ非正規社員か、バイトという大学生の本分を果たさず社会秩序を乱す学者まがいの学生のどちらかに決まっています。僕がこんなに忙しく働いているのに遊ぶなどけしからぬ人間です。僕の会社は休日出勤が前提だというのに許せません。僕はそんな彼らを蔑視する言葉を社内のインターネットからあちこちの掲示板に書き込みます。他の社員も少しでも暇ができたら同じことをやっています。僕はそんな三流の者どもの悪口を書いて、りアルに充実しています。
17:00
怠け者の会社はここで退社するようですが、僕の会社は皆働き者なので退社する者は一人として存在しません。厚生労働省の命令により残業手当を出すことが制度化されているようですが、そんな制度は「労働者の働く自由」を崩壊させる社会主義者の陰謀でできたものなので、適用を申請する社員は誰一人いません。あ、前に一人いたような気がしますが、彼はその場で僕を含む社員一同から制裁され、懲戒処分になりました。当然のことです。僕は制裁に協力してりアルに充実し、社員の名を忘れ去ってやりました。
21:00
僕はここで退社です。本当をいうともっと長い時間働きたいのですが、家族生活も大事にせよとの社長命令なので仕方がありません。ちなみに、家が僕より近い人はもっと長い時間働いています。コンビニ弁当を買ったら、不埒にも泥酔した客の嫌がらせをいなしつつ立錐の余地もない列車に乗って帰路につきます。
23:30
家にたどり着きました。妻はもう寝ています。僕は今日も満員電車の中で芸術的に造形された弁当をかじります。そして風呂に入ります。そうしたら0時半になったので寝ることにします。自分にお疲れ様。今日もりアルに充実した一日でした。

参考項目[編集]

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この記事「りア充」は何故か「リア充」とネタや題材がダブっています。どちらが真実なのかは神のみぞ知ります。