ウェディングケーキ

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ウェディングケーキとは、「最大級の祝辞」と「果てしない絶望」の双方を表す得意な洋菓子である。

概要[編集]

ウェディングケーキは分類上「大型菓子」としてカテゴライズされる菓子であり、果物や洋酒をふんだんに使ったスポンジケーキを何段も高く積み上げたところに生クリームでコーティングしたのちマジパン・ドライフルーツやシュガーペーストで色とりどりに飾って作る見目麗しい姿が特徴となる。

その名前通り結婚式で振る舞われる事が多いケーキであり、新郎新婦が切り分けて列席者に配膳するのが習わしである。英国式の場合は下の段のみを振る舞い、上の方は当日来れなかった人へとお裾分け。登頂部は厳重に保管し人生の記念日を祝して後日夫婦が食する。それ以外の状況で食したり破棄したりすると結婚の女神ジュノーの呪いを受けるとされ、離婚へつながるため厳に戒められている。アメリカ式の場合は普通に切り分けて普通に食べる。何故ならアメリカ人は合理主義だからである[要出典]。またフランスでは何故か、小さなシュークリームを堆く積み重ねてをかけたクロカンブッシュなるものを「ケーキ」と言い張って食べる風習がある。

女性にとってのウェディングケーキ[編集]

ウェディングケーキは女性にとって最大の栄光を示す、謂わば人生を輝かせる究極のモニュメントである。希望に満ちた顔で列席者に切り分けたケーキを配る姿は女性の憧れであり、それに肖ろうと多くの女性列席者が我先にとケーキを求め群がる。新婦はそれを見て更に満足感と優越感で笑顔を輝かせ、次の新婦を招くと言われるブーケを満面の笑みで放り投げるのである。

ただ一つ難点があるとすれば、実は新婦はケーキを殆ど食べられないという事であろう。自分自身の分も一応取り分けるが、美観優先で着心地を考えない構成のドレスを着たままでは胃の腑に落ちていかないのである。披露宴の間だけは、新婦とて我慢しなければならないだ。

男性にとってのウェディングケーキ[編集]

誠に遺憾ながら、これは「人生終了のお知らせ」に他ならない。大勢の列席者の前で結婚を披露する以上逃げ道は一切無くなり、この先続く苦難の道しか見えはしない。あの大雑把でモノを考えないアメリカ人でさえ「ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である」と恐れるほどの絶望である。涙のしょっぱささえ打ち消す甘い甘いケーキを前に、自分の首に枷が嵌まった事を痛感しなければならない。

唯一の救いは、隣にいる暴君が披露宴の間だけは大人しいという事だ。披露宴の間だけは、ケーキが目の前にある間は、まだ貴方は最低限度の自由を許されている。死刑台への十三階段のようなものでしかないが。

関連項目[編集]