サイリウム投げ

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動先: 案内検索

サイリウム投げエクストリームスポーツの一種である。光る棒であるサイリウムなどをアイドルなどの演者に投げつけ、その飛距離・美しさ・被害などを競う。

発祥[編集]

とあるライブにおいてあるオタクサイリウムを使って応援した際、うっかりそのサイリウムを舞台に向かって投げてしまったことが発祥と言われている。幸いそのサイリウムは演者と離れた方向に飛んだのだが、その宙を舞うサイリウムの美しさに興奮したキチガイ観客たちは次々とサイリウムを投げ始めたそうだ。当然ライブは中止、演者の女の子はファンから物を投げつけられたショックから立ち直れずほどなく芸能界を引退したらしい。だがそんな被害を出したにもかかわらず、サイリウム投げはその興奮だけが人から人へと伝えられいつしかアイドル声優のライブにおけるエクストリームスポーツとして定着した。

サイリウム投げ発祥のライブが誰のライブかは分かっていない。だが、サイリウムによる応援をよく行っているアイドルのライブか声優のライブであるという説が非常に有力である。アイドルオタ声優オタは新たなエクストリームスポーツ生みの親という名誉を非常に上品な言葉と共に押し付け合っている。

また2012年には福岡ソフトバンクホークス、翌2013年には横浜DeNAベイスターズが野球界にもこの競技を取り入れようと奮起したが、どちらもこの年限りで終了となっている。

競技内容[編集]

前提[編集]

芸が退屈な際に抗議として芸人に物を投げつけるという習慣は各地で見られる。だがこの場合は投げつけたものがサイリウムであったとしても評価されない。競技を行おうという意思の元サイリウム投げを行った場合のみ評価の対象となる。

投擲物[編集]

『サイリウム投げ』という名前の競技ではあるが、実は投げるものは暗闇で光りさえすれば何でも構わない。懐中電灯・工事現場用の誘導棒・発煙筒…暗いところで光るなら何でもOKである。

だが投擲物の選定は慎重に行わなければならない。サイリウムなど小型なものは投げやすく飛距離も出やすいが発光が弱い。工事現場用の誘導棒などの大きいものは強く発光するが投げにくく飛距離が出ない。投擲内容や自分の肩と相談して投擲物を決めることになる。また後述する会場の影響も考える必要がある。

会場[編集]

ライブであればどこでもいいのだが、応援用と称して投擲物を持ち込みやすいアイドル声優のライブが選ばれることが多い。

どの会場を選ぶかも重要だ。マイナーな演者・小さな会場なら荷物チェックが甘いので応援用とは思えないもの(発煙筒など)の持ち込みが容易だがライブをぶち壊した際のインパクト点が低い。逆に有名な演者・大会場ならをぶち壊した際のインパクト点が高いが入り口で空港並みの持ち物検査を受けるので投擲物が限られてくる。投擲する物を選ぶ際には選んだ会場についてもよく考える必要があるだろう。

試技[編集]

用意した投擲物を演者に向かって投げつける。試技回数は1回である。複数回の投擲を許していた時期もあったが、2回目以降の試技評価が1回目に比べ大きく劣ることがほとんどであったため1回とされた。投擲物が競技者の手を離れ、演者もしくは舞台の床壁に当たるまで、そしてサイリウム投げにより起こった影響を評価する。

評価[編集]

各項目を点数で評価し総合点を競う。点数が高いほど評価が良いが逮捕起訴される確率が上がる。

飛距離[編集]

投擲物の飛距離が長いほど評価が高くなる。例えば東京ドーム上段からグラウンドの演者にぶつけられれば高得点になる。もっともそれができるならこんなスポーツでなく他のスポーツをやるべきだが。飛距離評価を捨て投げにくい投擲物を至近距離で演者にぶつけるという戦術もあることはあるのだが、この戦術では投擲物の光が確認できず『前提』にある『演者への抗議』とみなされ評価対象外となる恐れがある。

芸術点[編集]

光るサイリウムが美しい軌道を描き演者へと飛んでゆく…その芸術性こそがサイリウム投げの原点であり魅力である。投擲物の光量・色・速さ、放物線の美しさなどが総合的に評価される。芸術なのでセンスもあるが、とりあえず光を強くする・投擲物が山なりを描くようにするといったところに気を付けるとよいだろう。

被害[編集]

演者・ライブへの影響が評価される。簡単に言えば投擲により有名演者に大きな怪我を負わせ、日産スタジアムライブを中止させれば高得点である。怪我の結果演者に身体的・精神的な後遺症が残ればなお良い。サイリウム投げがきっかけで引退してくれれば最高だ。『飛距離』の項目でリスクを説いた至近距離投擲だが、近いと思い切りぶつけやすいのでこの被害評価を上げやすいというメリットがある。

アピール[編集]

サイリウム投げを行ったこと・美しい投擲を行ったのが自分であることを強くアピールすることで高い評価を得ることができる。簡単なのは友人にサイリウム投げの様子を撮影してもらうことだろう。動画に撮って動画共有サイトなどにアップデートするのもいいが、一番評価が高いのは生放送サービスを用いて生放送中にサイリウム投げを行うことだ。ただし撮影にはカメラが必要であり、警備の厳しい会場ではカメラが使えないこともあるので注意が必要だ。その他にはSNSにサイリウム投げを行ったことを書き込むという方法もある。書き込みの際には自分がいかに美しいサイリウム投げができたかを描写し、サイリウム投げについて何の反省もしていないことをはっきりと書き込むことによって高い評価を得られる。

その他[編集]

サイリウム投げの後それを見咎めた警備員や周囲の客と喧嘩することにより、自身の無反省をアピールすることができるため評価が上がる。また高笑いする・奇声を上げるなどの奇行もアピールとなる場合がある。

競技の妨害[編集]

発祥以来流行が広がるサイリウム投げだが、流行するにつれ競技への妨害が激しさを増している。特に大きいのが手荷物検査の厳格化だ。有名な演者・大会場でのライブでは前述したとおり空港並みの手荷物検査が行われるようになり、発煙筒などの明らかに問題がある物の持ち込みが非常に難しくなった。さらに所持品の制限ルールも厳格化され、応援道具の大きさが制限されるようになった。ついには一部のライブにおいて『サイリウムの持ち込み禁止』がルールとされてしまう事態が発生した。この最も厳格なルールは数件確認されたのち見られなくなったが、有名演者のライブにおける手荷物検査が簡易化されることはもはや期待できないだろう。競技者は投擲物を見直すと同時に、演者や会場のランクについてもより慎重に選ぶ必要がありそうだ。

余談[編集]

サイリウム投げは『演者に向かって物を投げよう』と一瞬でも思って投げれば成立し、評価される。たとえその投擲が周りの空気に感化されたものであったとしてもそんな言い訳は通用しない。競技をする雰囲気かどうかではなく、自分が本当にやりたいのかを一瞬でもいいので考えてから競技に参加していただきたいものである。

関連項目[編集]