サムライうさぎ
〜 サムライうさぎ について、ダウンタウン
サムライうさぎは、江戸時代に阿保呂計画で月に行こうとしたサムライ、宇田川伍助の事である。この事実を元に、福島鉄平氏により漫画化され、週刊少年ジャンプで2007年14号から2008年33号にかけて連載、赤マルジャンプ2008SUMMERに特別編が掲載された。
概要[編集]
15才の若さで夫婦となった伍助と志乃のバカップルぷりとトンデモバトルへの激変を楽しむラブコメ時代劇である。詳細は阿保呂計画を見てください。
物語[編集]
時は僕らが生まれてくるずっとずっと前の江戸時代、武士であった父親と兄を切腹によって失った宇田川伍助は、毎晩寂しい独りの夜を過ごしていた。そんな伍助を見かねた先輩である摂津正雪は、妹の志乃を半ば押しつける形で嫁にあげた。嫁をもらった伍助は幸せについて本気出して考えてみた。考えてみたら、志乃はうさぎ好きなことに気づいたので、なぜ好きかを聞いてみた。
「うさぎはねぇ、ピョンピョン跳ねて月まで飛ぼうとがんばってるヤツラだからね!!」その言葉に触発された伍助は、志乃のために月に行けるよう跳ね馬のように乱暴だけど頑張るのだった。
月に行く為には人手が必要だと言うことで、「うさぎ道場」を立ち上げて人夫を募集したが、月に行くなんてみんなに無理だと笑われたので、最後に残ったのは、志乃の兄とマロと千代吉の3人だけであった。残った3人を引き留めるために、なな菜をプロデュースしたり、しゃちほこ兄弟らと天下一武道会もどきに参戦したり、寺子屋「私立うさぎ学園」を創立して学園ドラマごっこをしたりしているので、最近では月へ行く最初の目的を忘れかけてた。だが、一周年記念のセンターカラーでは「これからも月を目指して飛んでいきます!!」と意気込みを見せた。だったら、天下一武道会もどきをやってる場合じゃないだろ!!
そして、テコ入れのはずだった天下一武道会もどきで、「風雲! ななな城」を建造するなどの読者の斜め上を行く超展開をしたために、ジャンプの掲載順が痛い立ち位置にまで落ち込んでしまった。ジャンプ漫画的な意味で、後のなくなった伍助は「志乃にも……目指す月があるという事だろうか……」と思案した。思案したら伍助も志乃も月を目指すうさぎである事に気づいたので、今度の十五夜(赤マルジャンプの特別編)には二人して月を目指して飛び立つと思ったら、娘が生まれてたよ。
本編と特別編のミッシングリンク[編集]
その後、うさぎ道場が講武館に勝利したことによって、士農工商の身分がなくなり職業・結婚・服装の制限がなくなった。流人であっても刑に服せば社会復帰できるようになり、頭が禿げても職を失う事が無くなった(力士を除く)。これらの事から、伍助はのちょげ様として皆から称えられるようになった。
そんなある日、ななな村に帰っていた千代吉から一通の手紙が届いた。お礼をするためにななな村に来て欲しいという。
うさぎ道場一行とななな村に行くとそこには風雲! ななな城がそびえ立っていた。嫌な予感を感じながら城に入ろうとすると、ななな村村長が現れて「難攻不落のななな城、これを突破すれば褒美を与えよう」と言う。仕方なく、国境の壁、竜神池、鳴門海峡の難関を次々と突破、最後の騎馬戦はななな村村長を集中攻撃して突破した。
ななな村からのご褒美は宇宙船であった。なな菜をバイオ燃料に換える技術を加代が発明した稼ぎで作ったらしい。「村長、これはどうやって」「我がななな村のなな菜栽培力はァァァァァァァアアア世界一ィィィイイイイ」
そして伍助と志乃は念願の月へ新婚旅行に行くことに。月には無事到着したものの、そこは無人の砂漠であった。うさぎがいなかったことに絶望する二人。しかし運命は二人を見捨てなかった。偶然にも地下都市から散歩に出たうさぎと二人は出会ったのだ。そして、志乃が月電波でうさぎと会話して、二人とうさぎは仲良くなりましたとさ。
うさぎに見送られながら二人は月から無事帰還した。そして、志乃のお腹には新しい命が。特別編に続く。
画風[編集]
代表作『サムライうさぎ』では、劇中に鉛筆描きの絵をしばしば挿入している。漫画原稿では線がきれいに印刷されないため一般的には下書き以外に鉛筆は使用しないが、写真仕様のコピーを取ることで鉛筆で薄く書いた部分がドット処理され、これによってスクリーントーンでは不可能な微妙な濃淡を表現している。『サムライうさぎ』単行本おまけページもこの方法で描かれており、ぶっちゃけ沙村広明の技法をまねているだけである。
登場人物[編集]
宇田川家[編集]
- 宇田川 伍助(ごっちん)
- この物語の主人公。妻に釣り合う夫となるために月へ行くことを決めたかなり無謀な男。
- 見た目なんかは真剣とほとんど変わらねぇが、あえて斬れない様に鋭く研がない分硬度と重量をかなり増加させ、斬るより破壊を目的とした玄人好みのあつかいにくすぎる刀”兎咬”を扱う。百舌九との決戦での「うさぎは飛ぶんじゃーーー!!!」は名言。
- 宇田川 志乃
- 伍助の嫁。バツイチで非処女。月に行こうとする夫のために、ウサギのお面を作る内職で家計を支えている。
- 月のウサギが人口問題に悩んでる事とか、十五夜には地球のウサギが月に飛び立つとか、月に関する知識が現代人よりも詳しいのが謎である。月に一度、月の日に、月から電波を受け取っているからだとする説が有力である。
- 第六十五羽でようやく「今夜だけは、一緒に寝てもいいよね」をやってのけた。この回では貧乳だけど素敵な胸の谷間を見せてくれた。「早く孫の顔が見たいねえ」(正雪談)(だが孫でなく甥か姪のはず)
- 伍助の母(仮称)
- 押しかけ姑。横読み、斜め読み、たぬき言葉、エニグマなどの暗号を駆使して手紙を書く才女。ぶっちゃけ、母なら物干し竿一本で講武館を倒せると思う。
- 宇田川 ミツキ
- 伍助と志乃の娘であり、人類初のスペースチルドレン(宇宙で生を受けた者)でもある。ロマン級の芸術センスを持っている。
うさぎ道場[編集]
- 摂津 正雪
- 志乃の兄。幼なじみでお手玉使いの遊女である薄雲を目当てに吉原遊廓に入り浸っていたり、伍助に使用済みの春本をあげたりした。伍助はそれを燃やしたが、摂津はなかなかのエロ男爵である。
- 剣術の腕はからっきしの三級品であるが、ちくわを使って笛を吹くじゃなかった、敵をなぎ倒すちくわ使いである。この間、うさぎ道場を辞めるか辞めないかでもめた。
- 本間 魯山(マロ)
- しゃちほこ兄弟の兄の方。お母さん似。趣味はゴミ漁り。腐ったカツオ・なな菜・砂の付いた魚など何でも食べる。
- 「ちゅるーん!!」と摂津の懐の中に滑り込むのが特技。だが、そーゆー趣味はないはず。「…………」(スズメのロリ巨乳に滑り込みたい。)
- 本間 良成
- しゃちほこ兄弟の弟の方。お父さん似。ブラコンキャラでスズメがライバル。こっちが兄に見えるのはお察しください。
- 千代吉(ちよっち)
- ななな村の神官。なな菜を売ると剣を取るためなぜか伍助に弟子入りした。ななな丸の発明者(詳しくは後述)。
- なな菜で築いた一財産で、ななな村に巨大遊園地「風雲! ななな城」を建造した。こけら落としでは、自ら「モグラたたき」のモグラ役を演じた。
- 穂波 多助(ほなみん)
- 車田正美御大の時代からパーティには必ず居る女の子みたいなキャラ。
- 「神足の居合い」と呼ばれる剣技を生かして髪結所を経営しており、刀で髪を切ったり、刀で入れ墨を彫ったり、刀で贅肉を切り取ったりする。伍助の同僚も多助に頼んだら怪我しないで済んだのに。
- 風間 反蔵(ふーさん)
- じゅんじゅんするキャラ。「風雲! ななな城」のこけら落とし当日に寝過ごすうっかりさん。
ななな村[編集]
- 加代姉ちゃん
- 千代吉の姉でななな村の巫女さん。なな菜サマーガールでポルノグラフィティなキャラには全国の読者がゲロ萌えした。ななな酒の発明者(詳しくは後述)。
- 村長
- 巨大カラクリ人形「ななな~なん」を操り、なな菜をゲロクソまずいという輩を懲らしめて食育の大切さを訴える。しかし、巨大カラクリ人形を作る技術力があるのだから、なな菜に頼らなくてもななな村は繁栄すると思えるが。実は影で、この技術力を使い江戸幕府の転覆を謀ってるとの噂もある。
- 実は「風雲! ななな城」にも某家庭用エレキテル式カラクリ遊具に匹敵する仕掛けを勝手に作ったらしい。一度は村人全員に全裸緊縛プレイをされるまでに落ちぶれたのに(村長の趣味の可能性もあり)、今では風雲! ななな城主にまで成り上がったので調子こいている。ななな城はウズラによってあっさりと陥落したけど、「ななな城は滅びぬ。何度でも甦るさ!」
その他[編集]
- 羅漢組
- 伍助から月へ行くロケットを発注されたのに、月面のセットを作った大馬鹿野郎ども。
- 松山 桐之進
- 志乃の元旦那だったが、月はウサギなどいなく一面の砂漠であるという考えを持っていたので、志乃とソリが合わずに逃げられた。この間、志乃とヨリを戻そうとしたが伍助にあっさり返り討ちにあった。
- 阿部 定之丞
- 月にはウサギではなくネコがいるとの説を唱えている男。伍助と口論になったのをきっかけに天下一武道会もどきをする事になった。恋人のサユキと人前で堂々と口吸いをしたり、決闘の場に布団を用意するなど、伍助もビックリのニャンニャンぶりである。
- 田丸 広之進
- だるま使い。だるまを使って借金をなかったことにしたり、幼女を誘拐したりする大江戸一の大悪党。
- 華屋 キク
- 札差華屋加四郎の娘で生米使い。米米弾の使い手。生米を使ってロケットとか決闘の手付け金とかで積もりに積もった伍助の借金二百両を取り立てようとした。
- 流人
- 百舌九、ウズラ、スズメ、鶴屋、鳳の五人組。連兵館から検閲により削除により「風雲! ななな城」挑戦権を奪い取った。ウズラのななな丸ダイエットによって「風雲! ななな城」を陥落したので、ちよっち涙目。
- 清木 清左衛門
- 講武館で一番エラい人。打ち切りのせいで最大の見せ場を割愛された可哀想な人。その正体は宇宙が一巡した世界の逸刀流統主「天津影久」パラレルワールドらしく、武士の体面などクソ食らえと言って農民や浪人を集め、あらゆる流派の垣を取り除こうとする無限の住人の時と違い、武士道を護る事を第一に考えてる真逆のキャラになっている。しかし、武士道を護るための方法がおかしく、廊下を直角に曲がらなかっただけの武士を不作法だと言って斬ろうとしたり、町人女と話しただけの武士を門下生に殺させたりとこいつこそ武士道に背く大犯罪者のはずだが誰もツッコまない。
- 白虎屋 マサツネ
- ミツキに逆おとなりさんパニックを仕掛けた。けしからん。
うさぎ[編集]
「うさぎはねぇ、耳が長くて、目が赤くて、なんかフカフカしてて超カワイー、うんこ!! うんこコロコロしてる!!」世の中の印象はこんなものだ。
しかし、「うさぎはねぇ、耳がたれてて、目がほそくて、ヒゲがちりちりで、よだれたらしてて、うんこ!! うんこコロコロしてる!!(ここだけは同じなのか)」「でも、うさぎはねぇ、ピョンピョン跳ねて月まで飛ぼうとがんばってるヤツラだからね!!」そう言うのはオレの妻志乃。
最近の志乃は「十五夜には地球に済むうさぎが月に飛ぶ」「月が狭すぎるからうさぎは人口問題で苦しんでる」とか言い出している。そもそも、突然解説に乱入するアゴの外れたうさぎの正体は何なんだ!?
というか、志乃の正体は? もしかしてかぐ ?
なな菜[編集]
なな菜とは江戸郊外にある「ななな村」で栽培されている雑草薬草の一種である。しかし、なな菜を生で食べた為に腹痛を訴える消費者が急増しており、近々奉行所から厳重注意を受けるかもしれない。
そして、なな菜村の巫女加代によってクソマズいなな菜を改良して、三合で酔いつぶれる強烈なお酒ななな酒が発明された。これは幕府の許可を得ない密造酒なので、近々奉行所からの強制調査が入るのも時間の問題である。最近では、痛みを和らげる薬と称してなな菜村の神主千代吉によってななな丸が発明されたが、これまた、ななな丸を飲んで眠気や幻覚、激やせを訴える消費者が急増しており、やっぱり奉行所の強制調査が入るのも時間の問題である。
しかし、余りにもななな村が田舎過ぎて、最初の強制調査では奉行所の誰もがななな村にたどり着けなかった。しかし、千代吉が調子に乗って「風雲! ななな城」まで建造したために、次回のななな村への強制捜査は、奉行所の威信をかけて大江戸八百八町総力戦で今度こそ成功させようとの動きがある。
うさぎ道場が講武館に勝利したのち、ななな村は強制捜査を受けることなく、ななな酒とななな丸の生産地としてそこそこ繁盛した。その後、新たに加代はなな菜をバイオ燃料に変える技術も開発した。この技術とほぼ同時に南蛮から輸入されたエレキテルの技術が相まって、江戸の地に産業革命を引き起こした。それから十五年後には江戸は電力の供給が完備されて、電柱におしっこをする犬やゲロを吐く酔いどれオヤジの姿も一般的になった。これらの功績により、晩年、加代はノーベル賞を受賞した。
そして、千代吉と加代の功績により、ななな村が江戸一番の大きな村になったことで、さらに調子に乗ったななな村村長が将軍の座を狙うと妄言を吐いたのであった。本当にいいかげんにして下さい。
関連項目[編集]
- 月
- アポロ計画
- うさぎ
- ポルノグラフィティ
- ビートまりお:本作品を愛するがあまり、自分の曲の最後で「サムゥラァァイうーさーぎィィィ!」と叫んでしまうという凶行に出た。
- magico:本作と同じくバカップルの物語。
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