シャコ

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シャコとは、海のボクサーである。

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概要[編集]

海老と類似した外見だが、最大の特徴は前脚がダイヤモンドをも粉砕する鉄拳になっていることである。二本の前脚から驚くべき迅速さで放たれるパンチは2tタンカーをも軽々と粉砕する。海における船舶の沈没の原因の3割はシャコのパンチによって船体に穴を開けられたためだという統計が出ている。

生態[編集]

海の砂底に棲息しており、普段は大人しいものの、獲物を見つけると凶暴化、二本の前脚を使って獲物をタコ殴りにし、跡形も無く粉砕してから食する。主な獲物は貝や蟹の他、時には人間にすら襲いかかることもある。シャコに比べれば遥かにサイズの大きい人間だが、シャコの鉄拳は身体の大きさなど歯牙にもかけず、人間の骨、肉を粉砕する。そのためシャコの分布している海域ではダイバーや漁師に対して警告がしばしば呼びかけられている。

なお、英語名はMantis shrimp(カマキリエビ)と呼ぶ。前足がカマキリの鎌を彷彿とさせるのも理由の一つだが、別の理由として、メスが性的に興奮するとカマキリのようにオスを食べてしまうという行動にも由来している。ただし、メスの方が圧倒的にオスよりでかくて強いカマキリと違い、シャコはオスとメスにそこまで体格の差異がない。そのため一方的にオスが食い殺されるというケースは稀で、大抵の場合殺し合いになる。愛する伴侶と殺しあわなければならない悲しみを背負った生き物、それがシャコである。オスとメスで殺しあうため、天敵がいなくても勝手に個体数は減って行き、近年では絶滅が懸念されるほどまで個体数が減少傾向にある。

なお、シャコの英語名がガレージであるという話は間違いである。正しくは寿司ネタとなった場合の英名である。

海老との違い[編集]

最大の違いは前脚の鉄拳だが、シャコはその他の海老に比べて全体的に身体が頑丈である。これはシャコ同士が争う際に金剛石をも砕く鉄拳で容易に身体を破壊されないように進化した結果だと推測されている。一方で、硬くなりすぎた鎧の身体は素早さを奪うため、海老のような海老逃げは出来ない。逃げる時は前足ほどではないにしろシャベルのように硬質化した尻尾で穴を掘って逃げるが、そもそも海の闘士たるシャコは敵を前にして逃げるような真似はしない。敵が目の前に現れたら、彼らは拳を構えて強烈なコークスクリューをその顔面にぶち込むだけだ。

そもそも、シャコはエビと違って尻尾を逃げる目的で使うことは殆どない。シャコの尻尾は海底の砂泥ごとき容易に掘削できる万能のシャベルだが、もっぱら掘削ではなく相手を撲殺する鈍器として用いられるケースが殆どである。サメの牙と顎の骨ぐらいなら尻尾の一撃で軽々と粉砕することが可能である。無論人間の掌の骨などひとたまりもない。後ろから捕まえればパンチを浴びることもなく安全と思っていたら大間違いである。

名前[編集]

シャコという名前は花の石楠花(シャクナゲ)に由来する。餌を摂取して成長し栄養をふんだんに含んだシャコはシャクナゲのように美しい桃色を帯びることに由来しているのだが、自慢の前腕で敵を殴り殺して生きてゆくうちに身体が返り血に染まって変色しているのではないかという見解もある。なおシャクナゲの花言葉は「危険」「警戒」だが、これはまさに海のボクサーとして畏怖されるシャコを形容したものである。

人間との関わり[編集]

シャコと人間は互いに喰う喰われるの関係にある。例えば海で溺れた人間の溺死体などは真っ先にシャコの餌食になる一方で、人間もシャコを食べる。ただし、シャコはその辺の海老や蟹に比べるとかなり硬く、生で被りつこうものなら歯が破壊される。美味しく食するには十二分に茹でる必要がある。また十二分に茹でたとしても前脚の鉄拳部分はとても食べられたものではないので捨てるのが望ましい。

シャコの甲羅はその固さが重宝されて、鎧や盾、兜の材料として需要を高めた。しかしながら、海の生き物だけあって、シャコから作った鎧兜は磯臭く、武士達からは敬遠されていた。

シャコガイ[編集]

の一種にシャコガイという貝がいる。重量200kgをも越える大型の貝だが、シャコはなんとこの貝の貝殻を得意の鉄拳で粉砕して食べてしまう。シャコに食べられる貝であることからこの重量級の貝はシャコガイと呼ばれるようになった。

生息数[編集]

鉄拳であらゆるものを粉砕するシャコは海の生態系の中でも上位に位置漬けられる生き物である。しかし放って置くと海の生き物が手当たり次第に喰われてしまうため、漁師達によって中世から近代にかけて大量に乱獲され、茹でて喰われた。その結果、現在では希少な生き物となってしまい、シャコは高価な食材となっている。